ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

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( ^ω^)変態だけど強いようです、変態だけど

168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 10:43:29.02 ID:Ztgifxak0

草原を一人の男が歩いている。
ボロボロのマント、革の手袋、差している刀は細く、頼りない。

だが彼の目に映る光は、とても澄んでいた。
顔立ちと、綺麗な瞳からは、
のんびりとした中に何かやってくれそうな心強さがあった。



男が歩みを止める。

「……君からでいいお、かかっておいでお」

後ろを向くことなく男は言った。

170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 10:45:31.13 ID:Ztgifxak0

ヒュンッ


カンッ


男は飛んできたナイフを鞘で弾き飛ばし、

ザッ

敵は後ろに回りこみナイフで切りつけてくる。

172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 10:47:08.80 ID:Ztgifxak0

男はナイフを両手で受け止める。
右手で2本のナイフを素早く投げ捨て、左手で女の両手首を掴み女の顔を引き寄せた。


(*^ω^)ζ(゚、゚;ζ


しばらくの沈黙。

そして、男の右手の指がくねくねと動き出したかと思うと、

ζ(゚、゚;ζ「なっ」

男の右手は、女の胸を揉んでいた。

ζ(////ζ「なああああああああああああああああああああっ?!!」



( ^ω^)変態だけど強いようです、変態だけど

175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 10:49:48.90 ID:Ztgifxak0

(*^ω^)「柔らかい……」

男は余韻に浸っていた。

ζ(////ζ「離せっ」

女は両手を掴まれている。

(*^ω^)「んじゃもう一回」


ζ(゚皿゚♯ζ「いい加減にしろっ」

女が腕を振り解き、懐からナイフを取り出す。

2、3歩後ろに下がり腰を低くして、男を睨む。

176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 10:51:48.18 ID:Ztgifxak0

( ^ω^)「この近くでナイフ使いは珍しいお」

確かこの辺りは視野が狭くなることは無いので、弓使いが多い。

( ^ω^)(この娘も旅狩人か)

( ^ω^)(迂闊に近寄ると、ナイフが飛ぶお)

ポケットに手を突っ込み、中のものを探る。
先ほど拾った小石があった。

( ^ω^)「それっ」

ζ(゚、゚;ζ「!!」

179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 10:53:27.94 ID:Ztgifxak0
女がナイフを構え、そしてまた、後ろに下がる。

( ^ω^)(だいぶ、神経が敏感になってるお。………敏感?)

(*^ω^)「何それエロスwwwwwwww」

ヒュンッ

(*^ω^)「おおっと」

ナイフが4本飛んできたが、男は軽くかわす。

ζ(゚、゚;ζ「何で……?」

181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 10:54:52.86 ID:Ztgifxak0

( ^ω^)「ナイフの筋が甘いお」

ζ(゚、゚;ζ「うるさい!」

( ^ω^)「気配の消し方も甘いお」

男が消える。

「僕の友人なら――――」

ζ(゚、゚;ζ^ω^)

「これくらいはできたお」

女の後ろに突如現れた〝気配〟は、
女の体に〝感覚〟として現れた。

ζ( 、 ;ζ「人の尻を勝手に―――」

「触ってんじゃねええええええええええええええええええっ!!」

女の叫びが、草原に響いた。

184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 10:56:29.12 ID:Ztgifxak0

それからの戦いはパターン化した。

女がナイフを飛ばす。

男が避ける。

その隙を見て死角から女が切りかかる。

男がナイフを止める。

そして男は触る。

触る。

揉むように、撫でるように。

188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 10:58:15.19 ID:Ztgifxak0

ζ( 、 ;ζ「ハァ………ハァ……」

分からなかった。
何人もの人間を翻弄してきたこのナイフ捌きが、全く通用していない。

しかも、相手は変態行為以外の行動を全くしていない。

相手は強い。

ζ( 、 ;ζ「………クソッ」

( ^ω^)「悔しがってる姿めっちゃ萌える」

そして、変態だ。

192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 11:00:59.23 ID:Ztgifxak0

ζ( 、 ;ζ

だから、

ζ(゚ー゚♯ζ「………抜け」

( ^ω^)「え?何をだお?」

ζ(゚ー゚♯ζ「刀を、だよ」

男に本気で相手をしてもらいたくなった。

194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 11:03:27.48 ID:Ztgifxak0

(*^ω^)「抜け、とか……ちょっと……ヤバイ」

ζ(゚ー゚♯ζ「いいから刀抜けよ」

(*^ω^)「いや、もう僕の雷光丸はビンビn

ヒュンッ

( ^ω^)「おわわ」

ζ(゚ー゚♯ζ「五月蝿い」

ナイフが飛んでくる。
女も通用しないことは分かっていた。

( ^ω^)「嫌だお」

ζ(゚ー゚;ζ「何で?」


( ^ω^)「生憎、綺麗な女に向ける刀など持ち合わせて無いのでね」

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 11:05:46.83 ID:Ztgifxak0

( ^ω^)「家に帰れお」

ζ(゚ー゚;ζ「子供扱いするな」

( ^ω^)「えー、本気だすのヤダー」

ζ(゚ー゚;ζ「何だよそれ」

( ^ω^)「顔をペロペロさせてくれるなら」

ζ(゚ー゚;ζ「絶対嫌」

203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 11:07:19.91 ID:Ztgifxak0


( ^ω^)「まあ……刀は抜けないから……」

男が革手袋を外した。


( ^ω^)「腕のー力を抜いてー、指先にー力を込めてー」

そしてゆらりと体を揺らしたかと思うと、

ζ(゚ー゚;ζ「!!」

( ^ω^)「しゃいにんぐふぃんがぁぁぁぁー」


女の首をトンと手刀で叩いた。

( ^ω^)「手を抜かせてもらった……ってあれ」

ζ( д ;ζ

206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 11:09:29.99 ID:Ztgifxak0

ζ( д ;ζ

(;^ω^)「もしもーし」

息はしているが、反応が無い。

( ^ω^)「これがシャイニングフィンガーというものかお」

ちょっと指に力を込めすぎたようだ。

ζ( д ;ζ

(;^ω^)「さぁ、この子をどうするかお」

誰かに襲われてもいけない。
襲ってもいけない。

(;^ω^)「おー、仕方ないから隣町まで連れて行くお」

212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 11:12:52.95 ID:Ztgifxak0

――――――――――

「 ドクオへ

  元気ですかお?

  綺麗な女の子に首を切られそうになったけど

  僕は元気ですお

  そろそろ、ドクオの居る街の近くに行くお

  今度皆でチーム組むお!
  
  きっと世界一のチームになるお!
  
                       ブーン」


('A`)「何コレェ……」

('A`)「ブーンは俺に首を切って欲しいのか、そうかそうか」

冴えない男が、手紙を読んでいる。

('A`)「あいつも俺もアレから10年か」

216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 11:15:00.09 ID:Ztgifxak0

○。 10年前

( ^ω^)「ぶーん」

('A`)「おい、そこのお前」

( ^ω^)「ん?僕かお?」

('A`)「そうだよ、………良い事教えてやるよ」

( ^ω^)「なんだお?教えて欲しいお」

('A`)「この街で鎧とか売ってるハゲのアラマキじーさんいるじゃん」

( ^ω^)「ワシは核爆発をこの目で見たんじゃー、って言ってるおじいさんだお」

('A`)「放射能のせいで禿げたと言われているアラマキじーさんだが」

('A`)「……ハゲたのは放射能のせいじゃないよ、ワトスン君」

(;^ω^)「ええっ!」

222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 11:17:57.68 ID:Ztgifxak0

('A`)「本当は、あれがカツラで、下はフッサフサなんだ」

(;^ω^)「なんと!」

(;^ω^)「確認しに行って来るお!」


<ジーサンッテホントハフサフサナンデスカオ?!

<トシヨリヲバカニスルノモイイカゲンニセェ!

<ゴ、ゴメンナサイダオ!

<……


<ドクオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!


┌( '∀`)┘「騙されるほうが悪いんだバーローwwww」

これを機にドクオとブーンは親しく(?)なった。

231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 11:22:24.11 ID:Ztgifxak0

('A`)「それにしても」

('A`)「綺麗な女の子ねぇ……」

足元に目をやる。

川 - -)

女が眠っている。
正確には気絶させたわけだが。

('∀`)「いやー、よござんした」

ブーンと同じ刀使いの女の子。
腕は良かったが、ブーンと練習していたドクオには敵ではなかった。

('A`)「寝てる女に手は出さない、これは俺のルールだ」

この男もブーンのように、
余裕のあるときでも無いときでも変態紳士を貫く男だ。

('A`)「起きてるときじゃないと反応が楽しめないからな」

変態である。

239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/21(月) 11:28:32.79 ID:Ztgifxak0

('A`)「馬鹿で単純だったブーンが、ここまで来るとはなぁ」

馬鹿馬鹿しかった会話を懐かしむ。


('∀`)「ブーンめ、強くなりやがって………へッ」

悪態をつきながらも、ドクオが空に突き出した親指は、
真っ直ぐに上を向いていた。



この二人の変態が、これから多大なる人に迷惑をかけ、
世界を救うのはまた別のお話である。




  ( ^ω^)変態だけど強いようです、変態だけど

              完
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  1. 2011/03/21(月) 11:45:11|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

短ぇwwwwwwwwwww
  1. 2011/03/23(水) 16:42:31 |
  2. URL |
  3. 名のある名無し #-
  4. [ 編集 ]

強キャラで変態主人公…期待してる。
  1. 2011/03/23(水) 01:17:37 |
  2. URL |
  3. 名のある名無し #-
  4. [ 編集 ]

続くのかしら
  1. 2011/03/22(火) 06:23:27 |
  2. URL |
  3. 名のある名無し #-
  4. [ 編集 ]

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