ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

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( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです

101:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:09:47.95 ID:7HQ082gR0

高く積み上げられた積み木も、ほんの少し踏み外しただけで壊れてしまう。
積み木だけじゃない。規則正しく回転を続けていた歯車や
一寸の狂いも許さない時計の針だって、少し中身をいじれば簡単に壊れる。

この世界はとても脆く、いつなくなってしまうか分からない。
そんな事を思う反面、心のどこかで明日がずっと約束されているような錯覚にも襲われる。

('A`)「あぁあああん! オムさん! オムさん!
    オムさんの中あったかくて気持ちいいよ!
    温かくて、柔らかくて!俺、俺……うわあああぁぁ」

( ^ω^)

('A`)「出して良い? 俺のおちんぽミルク出していい?
   オムさんのケチャップを真っ白にしたおちんぽミルクライスにしていい?
   ねぇ、オムさん!? 出しちゃうよ! もうかけちゃうよ!」

( ^ω^)

('A`)「オッムさあぁあああああああああ!」

まあ、今僕が何が言いたいかといえば、ただ一つだけ。
人間危機的状況になると奇妙奇天烈な事をしでかすという事だ。

( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです

103:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:11:49.97 ID:7HQ082gR0

('A`)「あぁ……俺、なんて事しちゃったんだろう……」

( ^ω^)「ドクオ……お前オムライスに何欲情してんだお」

('A`)「だってそこにオムライスがあったから……」

もはや黄色と白でぐしゃぐしゃになってしまったオムライスを見て涙が出て来た。
あのオムライスも本来ならばドクオの腹の中に入っていたのかもしれないのに。
オムライスとしてはそれが本望のはずだろう、まさか欲情されるなんて予想外だっただろう。

('A`)「どうすんだよこのオムライス……」

( ^ω^)「こっち見るなお」

('A`)「ブーン、遠慮しないで食えよ」

( ^ω^)「 だ が 断 る 」

ですよねー。なんて言いながらドクオはオムライスの片付けに取りかかった。
流石の僕でも知人のアレが掛かった好物を食べろと言われても困る。
困るというか、鳥肌が立つ。一億積まれても全力で断る。

105:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:13:15.11 ID:7HQ082gR0

( ^ω^)「後でオムさんに全力でごめんなさいするんだお」

('A`)「賢者モードになっちまってからはずっとそればっかりだよ……」

でもよ、とドクオが言葉を続ける。

('A`)「もう2ちゃんはなくなっちゃうんだろ?
   ごめんなさいも何も、見てくれる可能性なんてないんだぜ」

( ^ω^)「ドクオまでそんな事を言うのかお?」

('A`)「……ブーン、もうここらじゃお前だけだよ。2ちゃんはまた復活するなんて言ってる奴は。
   伊達にお前より長くここにいねぇぞ。空気で分かる。これはもう駄目だ」

( ^ω^)「古参乙」

('A`)「何とでも言え。俺は最期に自分の欲求を満たしにいくぜ」

そう言って僕の前から去るドクオの背中が寂しそうに見えたのは気のせいじゃない。
いつもなら僕と一緒に幼女スレに入り浸っては「来いよ、アグネス」なんて言うのに。

( ^ω^)「ドクオは心配性なんだお。まだまだ2ちゃんは元気だお」

106:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:14:49.30 ID:7HQ082gR0
たった一つの綻びが目について、そこから崩れていった2ちゃんねる。
組織内は大荒れで、今じゃ閉鎖説なんてものも飛び交っているらしい。

けれど僕は思う。騒ぎが治まればまたみんなとバカやれるって。
積み木が崩れればまた積めば良い。歯車が狂ったなら動くように直せば良い。
時計の針が止まったなら、時を刻むように手を加えれば良い。

( ^ω^)「大丈夫だお。その内また元通りだお」

そんな事を思いながら歩いていると、目の前で車が爆発した。

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                   \
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   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙      .'                            ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
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107:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:16:52.12 ID:7HQ082gR0

( ゜ω゜)「おおおおおおおお!?」

一瞬何が起きたのか分からなかった。
寸での所で俊足を活かして逃げ切れたから良かった物の、危うく爆発に巻き込まれる所だった。

幸いにも爆発が起きた所には人もいなくて、怪我人も出なかった。
爆発の発生源はガソリンを乗せたタンクローリーだろう。車がメラメラと燃えていた。

(;^ω^)「びっくりしたお……」

冗談にしては度が過ぎる。
これも、閉鎖騒動に紛れた愉快犯の仕業なんだろう。
怪我人が出なかったから良かった物の、もし怪我人を出していたら大惨事だ。

( ^ω^)「何も無かっただけましと思えばいいのかお?」

一人呟いても、誰も答えてはくれない。
いつも一緒にいたドクオも、ツンも、いない。
それが少しだけ寂しかった。

108:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:19:53.86 ID:7HQ082gR0

どこへ行っても喧嘩や罵倒の言い合いで人が集まる中を歩いていた。

喧嘩騒動の中の一角。
野次馬の中央には見慣れた顔の内である流石兄弟がいた。

( ^ω^)「おお、久しぶり」

一体何をしでかしたのだろうか、兄弟は母者の魔の手にひねり潰されていた。

(;´_ゝ`)「いだいいだいいだいいいい!」

(´<_`;)「母者! 頼む今回だけはどうか!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「最期まで往生際が悪いねアンタらは!」

母者の肘が兄者の背中に直撃する。アレは痛そうだ。
その下では弟者が母者の踵落しを額で受け止めていた。
もうどっちが痛そうとかそんな次元じゃない。どっちも痛そうだった。

111:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:21:24.63 ID:7HQ082gR0

(;´_ゝ`)「俺たち…ここで、最期だとしても…」

(´<_`;)「…流石……だったよ…な……」

( ^ω^)「そんな事言っていつも母者に締め上げられているのは誰だお」

( ´_ゝ`)「おお、ニヤケ顔じゃないか。久しいな」

(´<_` )「流石だな兄者、復活が早い」

暴動が収まった頃に兄弟に声を掛けると、ギャグ漫画のような治癒力を発揮した。
毎度毎度母者の鉄拳を浴びているだけある。ちょっとやそっとじゃ死ななさそうだ。

( ´_ゝ`)「それじゃあ、ソニンたんにさよならを言いに行くか」

(´<_` )「俺も秘蔵画像フォルダ削除しないとな……」

( ^ω^)「二人も閉鎖騒動を気にしているんだお?」

( ´_ゝ`)「別に興味本位でスレ開いてブラクラ踏んだりしてねーよ」

(´<_` )「流石だな兄者、ブラクラだけじゃなくて墓穴も踏むとは」

( ^ω^)「踏むじゃなくて掘るだお。上手い事言ったと思うのは大間違いだお」

112:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:23:05.39 ID:7HQ082gR0

( ´_ゝ`)「気にしない奴の方が少ないんじゃないか?」

(´<_` )「被害に遭っている板は思っていたより多いしな」

( ´_ゝ`)「まあ閉鎖はなくとも、2ちゃんはもう長くないだろうな」

( ^ω^)「何でだお?」

閉鎖しないのなら2ちゃんはずっとそのままじゃないか。
そう思っていた僕の考えに、兄者は鋭く突っ込みを入れた。

( ´_ゝ`)「今回の騒動で少なくとも大規模規制は起きると予測出来るからだ」

(´<_` )「ただでさえ近頃は規制が激しい。
      今回のことがきっかけで巻き添えを食らう奴も出て来るだろう」

( ´_ゝ`)「さて、ブーンに質問だ。
      規制で人がいなくなった2ちゃんを、2ちゃんと言えるか否か」

途端に何も言えなくなる。
これじゃあ例のコピペみたいに、自分以外はひろゆきだけしか
書き込んでいない世界になってしまうじゃないか。

113:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:25:30.88 ID:7HQ082gR0

( ´_ゝ`)「ま、あくまで予想だがな。大規模規制も、閉鎖も」

(´<_` )「しかし混乱が起きてしまえば人は何をしでかすか分からない。
      俺も、兄者も。ブーン、お前にも言える事だ」

厳しい二人の声が僕を突き刺す。
同時に先程のドクオの姿が思い浮かんで涙が出て来た。
またどこかで変態行為でもやらかしているのだろうか。

それでも、僕が返す返答はただ一つだ。

( ^ω^)「それじゃあ規制が終わったらまた遊ぼうお!」

(´<_` )「閉鎖したら?」

( ^ω^)「閉鎖するはずが無いお!
      兄者も弟者も考え過ぎだお!」

( ´_ゝ`)「お前はこんな時でも相変わらずだな。暢気なのか、何なのか」

二人が笑う。微妙な違いはあるけれど、それでもどこか似ている笑みだ。
又会う日まで。そう言って二人は背中を向けてどこかへ行ってしまった。

114:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:26:57.08 ID:7HQ082gR0



( ^ω^)「すっかりひとりぼっちになっちゃったお」

短い時間の間で色々な事があったと思う。
つい最近まではこんな明日があるなんて思いもしなかった。
積み木が一つ抜けた世界は、崩壊までのカウントダウンをもう始めている。

それでも僕は、まだ明日があると信じていた。

( ^ω^)「ツン、ひとりは寂しいお。部屋から出て来てくれお」

この騒動が始まって、一番最初に精神的にやられてしまったのはツンだ。
ドクオのように奇怪な行動に走らない代わりに、ツンは部屋に引きこもってしまった。
何度声をかけてもツンのいる部屋からは何も聞こえて来ない。

ツンはこの部屋にいるのか。いたとしても生きているのかどうか。
その確認すらも出来なかった。

115:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:28:23.43 ID:7HQ082gR0

( ^ω^)「ツン! いるのは分かっているんだお! 返事をするお!」

それでも聞こえない。

( ^ω^)「僕お腹空いたお、ツンのご飯が食べたいお」

それでも聞こえない。

( ^ω^)「ツーンちゃん。あーそびーましょ」

それでもk

「うるさい! 帰って!」

良かった。部屋にいた。少なくとも元気になりかけているんだろう。

116:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:29:58.56 ID:7HQ082gR0

( ^ω^)「ツン、心配したお」

「……ごめん」

( ^ω^)「大丈夫だお、2ちゃんはなくならないお。
      だからツンも出て来るといいお。
      一緒にブーンしようお」

「……嘘よ」

( ^ω^)「本当だお」

「ソースは?」

( ^ω^)「お?」

「そんなにはっきり言えるなら情報ソースはあるんでしょう?」

( ^ω^)「ないお」

「無いなら出ない。出ても楽しい事なんて無いわ」

( ^ω^)「でもそれなら明確な閉鎖ソースもないお。
      誰が言ったのかも分からないソースなんて
      まぜまぜに混ぜたプリンくらい見れたもんじゃないお」

「わかってるわ……わかっているわよ!」

117:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:31:55.21 ID:7HQ082gR0

悲痛とも言えるツンの声が、ドア越しに響いた。

「でも、あの事態を見て閉鎖騒動とか言われたら嫌でも信じるじゃない……!」

( ^ω^)「ツン……」

ツンの気持ちは分からない訳じゃない。
あの騒ぎは正直異常だった。

今までも何度か閉鎖騒動はあった。
けれど今回ばかりは現実味を押し付けられてしまったように思う。

「ブーン、帰って。これ以上私の情けない所見せたくない」

帰って。もう一度呟いたツンの声はとても小さかった。

( ^ω^)「分かったお。それじゃあツン、また会いにいくお」

閉鎖予定日は明日。
けれど僕が思い描いている明日は閉鎖じゃない。
閉鎖はしない。何だ嘘か。そんな祭りが開催されているに違いなんだ。

118:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:34:05.12 ID:7HQ082gR0

結局本当に一人になってしまった。
日付が変わる直前、皆それぞれ違う事をしている。

更に騒ぎを大きくする人、最期を過ごす場所を決めた人。
楽しそうな人もいるし、どこか悲しそうな顔を浮かべている人もいる。

そんな人達を遠くに見ながらdatの山の上に座って
一人これからの事をぼんやり考えていた。

( ´ω`)「そりゃあ僕だって凄く怖いお」

( ´ω`)「やり残している事もいっぱいあるし」

( ´ω`)「やればよかったって後悔していることもいっぱいあるお」

( ´ω`)「明日もツン会いたいし、ドクオと馬鹿やりたいし」

( ´ω`)「兄者や弟者と突っ込み合ったりボケ合ったりしたいし」

( ´ω`)「とにかくたくさんやりたかった事が残っているお」

119:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:35:19.96 ID:7HQ082gR0

それでも、それでも。
言い聞かせるように呟いた言葉に続いたのは、ネガティブな言葉じゃない。

( ^ω^)「分からない未来に怯えているよりも、楽しい事考えた方がいいお!」

明日もツンと会って、ドクオとくだらない事で笑って。
誰かと出会って、喧嘩して、泣いて、怒って、楽しんで。




そんな誰もしてくれない明日を思いながら、僕は辺りの景色が少しずつ薄れていくのを感じた。



120:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:36:55.07 ID:7HQ082gR0

視界に靄が掛かったようにぼやけていく。
自分の手に視線を落としても、手すら見えない。
視界だけじゃない。自分の意識すらも靄掛っているような気がした。

( ´ω`)(これが終わりの合図かお?)

まるで物語の最後を告げるような靄だと思う。
それでも心は不思議と怖くなかった。

この靄が終わりの合図とは限らない。
騒動を収める為に発生した一過性の物なのかもしれない。

( ´ω`)(大丈夫だお、この靄が晴れればまた会えるはずだお)

徐々に意識が遠ざかっていくのを感じる。
大好きな人の顔を思い浮かべながら、この世界の事を考えながら

( -ω-)

僕は、明日の事を考えながら瞼を閉じたのだった。
明るい、楽しい明日を期待しながら。
ふざけ合える居心地の良い場所を思い馳せながら。



その向こう側にあるのが例え、無の世界だとしても。


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  1. 2011/01/08(土) 22:10:42|
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