ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

デートはいつもこうなようです(閲覧注意)

824:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:00:58.87 ID:UmUH74zO0
朝の食事の支度をしていた私は、相変わらず血色の悪いドクオの顔を見て、
その背後に忍び寄り、後頭部めがけて包丁を突き出した。
もちろん極めてソフトに、ではあるが。

川 ゚ 々゚)「ねえドックン~」

川 ゚ 々゚)っ━lニニフ(;'A`)ツンツン

(;'A`)「おい!包丁で人の事をつつくな!」

川*゚ 々゚)「え~大丈夫だよ~先っちょは刃を落としてあるから…」

(;'A`)「そういう問題じゃないのよ…それでなんだよ?」

川 ゚ 々゚)「うん…どこかであそばない?
      久しぶりにテーマパークとかドライブとか…」

('A`)「そうだな…最近羽を伸ばす時間もなかったし…よしいこうか」

川*゚ 々゚)「で…どこ行こうか!寄生虫博物館?蝋人形館?」

(;'A`)「選択肢がおかしすぎるだろ…うーん」

めんどくさがりながらも、ドクオは中空を睨んで何か考えてくれている。
私は、こういう彼の真面目なところに惹かれて…結婚したのだ。
ドクオと結婚。もう二ヶ月も前のことだけど、未だにその事を考えるとニヤニヤが止まらない。

川*゚ 々゚)「どぅふふ…」

(;'A`)(なんか今日のクルウ特に気持ち悪いな…)

826:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:03:49.21 ID:UmUH74zO0
('A`)「じゃあ、夢ネズミ王国は?平日だし空いてるだろ」

ネズミ王国…最近の不況でもうすぐ潰れると話題のテーマパークだ。
きっとドクオは、私が人ごみを極度に嫌うの知っていてこのチョイスをしてくれたのだろう。
ドクオの優しさが心にしみる。

川*゚ 々゚)「いいね~じゃあネズミ王国で…何時に出る?」

('A`)「あ~じゃあ十時には出ようか、昼前に着きたいし」

川*゚ 々゚)「分かった…嬉しいよ…ドックン」

(;'∀`)「…ああ、ていうかそのドックンってのやめて恥ずかしい」

久しぶりのお出かけだ、私は足取りも軽やかに台所に戻った。
さっさと朝ごはんを作ったら、急いで準備しなければ。

川*゚ 々゚)「~♪~♪~~♪」

(;'A`)(なぜ鼻歌が暗い日曜日なんだ…)

私は手早く料理を作り、テーブルまで運ぶと自分は寝室に向かった。

828:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:06:36.31 ID:UmUH74zO0
('A`)「おい、食べないのか?」

川*゚ 々゚)「もう食べたから大丈夫、それより支度しなくちゃね!」

('A`)「あと二時間はあるぞ?それより一緒に食おうよ~まだ新婚だしさ~」

…ゴメーンキコエナーイ …バタン



('A`)「…」



('A`)「ドックン寂しい…」

831:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:09:08.40 ID:UmUH74zO0

*――――数時間後――――*

(;'A`)「ふ~、ようやく着いた…俺ちょっとトイレ行ってくるわ」

川;゚ 々゚)「うん行ってらっしゃい…うわ…すごい人…」

(;'A`)「…どこが?閑散としてるけど…やば…漏れそう」

ゲートをくぐると、ドクオはいままで我慢していたのか小走りにトイレを探しに行った。
驚いたことに、ネズミ王国は平日だというのにカップルや家族連れでごった返している。
本当に経営難なのか?見渡しただけでも6人も人がいる。その中にはカップルの姿もちらほら…。

川*゚ 々゚)「ふふっ…」

だが、私たち夫婦より幸せそうなカップルはいない。
まあ、当然ではあるが。

835:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:14:19.17 ID:UmUH74zO0

川 ゚ 々゚)「…ん?」

視界の端に、なにやら不穏な動きを感じた。
そこに目を移すと…ドクオが男に絡まれているのが見えた。


(;'A`)(゚Д゚#)


川 ゚ 々゚)(なんだ…?)

私は二の腕に鳥肌がたつのを抑えきれなかった。
ドクオが、男に、絡まれている。

その事をいま一度認識した途端、顔がちょっと引き攣るのを感じた。

川#゚゚ 益゚゚ )ギギギギギ

839:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:17:39.95 ID:UmUH74zO0
少し離れていたので、会話の内容などは分からなかったが、
見ているとどうやらドクオがぶつかったらしい。
頻りにドクオは頭をさげ、男に謝っている。

……若い男だった。子供と言ってもいい年齢だろう。

(,,゚Д゚)つ('A`;)

さらに傍若無人留まるところを知らない男は、
ドクオの胸ぐらを掴むと前後に体を揺すった。


川#゚゚ 益゚゚ )(私のドックンに…私のドックンに…なんてことしやがる…)

川#゚゚ 益゚゚ )(私だってまだソフトSMくらいしかやってないのに…!
        あのガキ…あのガキ…!!)


川*゚ 々゚)(はぁ~でもドックンのあの怯えた顔…可愛すぎる…。
      いじめたい!いぢめたい!包丁で!ノコギリで!
      ドックンの色白ボディを蹂躙したい!!!)


川;゚ 々゚)(いやいやいや、妄想に浸っている場合じゃ…)

私は、ドクオにつけた傷を優しく舐めるところで妄想を一時ストップした。
危うく、人ごみに紛れたドクオとクソガキを見失うところだ。

840:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:22:50.83 ID:UmUH74zO0
そこに一人の女が慌てた様子で、二人の間に割り込んでいった。
どうやら若い男の彼女らしい。
彼女は男をドクオから引き離すと、ドクオに頭を下げた。


(;゚ー゚)(゚Д゚,,) ('A`;)

(゚ー゚*)(゚Д゚,,).... ('A`;)


女は男の手を引くと、足早にどこかへ去っていった。
…どこかへ去る?いやいやいやいや。
この私が?ドクオを傷つけた人間を?…逃がす?


川# 々 )(に が さ な い !!!)


私は鞄を脇に強く挟みこむと、彼らのあとを猛然と追った。
こんな時に備えて、私は家で支度を整えてきてあった。
どれも番手の細かい砥石で、丁寧に研ぎ上げたものばかりだ。

川 ゚ 々゚)(生まれてきたことを後悔させてやる…)

チャラチャラと、金属が触れ合う音が鞄から漏れる。
……待ってろよ。クソガキ。

841:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:24:34.49 ID:UmUH74zO0
(;'A`)「ふい~まったくひどい目に…あれ…くるう?」

(;'A`)

('A`;)


(;'A`)「え……ドコニイッタノ?」

844:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:26:50.04 ID:UmUH74zO0
(,,゚Д゚)「ごめ、ちょっとションベン行ってくる。待っててな」

(*゚ー゚)「うんなんか買っとく?」

(,,゚Д゚)「ああ…ポップコーンとか頼むわ」

(*゚ー゚)「は~い」

川 ゚ 々゚)「…」

トイレに入ったのを確認すると、私は入り口の前に立った。
いまや男はその無防備な背中を、こちらに惜しげもなく晒している。

(,,゚Д゚)「…」チョロチョロチョロ…


川#゚ 々゚)「…」イライライライラ


やるときに小便をかけられても困るので、終わるまでじっと待つ。
男がぶるっと身震いして、ジッパーを閉める。
そして下を向いて数歩こちらに歩いたあと、ようやく奴は顔を上げた。

845:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:29:21.28 ID:UmUH74zO0
(;゚Д゚)そ「うおっ…びっくりした…」

川 ゚ 々゚)「…なにに?」

(;゚Д゚)「なににって…ここ男子トイレだぞゴルア」

驚いたようなかおしても許さない。
ドクオを怖がらせやがって。

気の弱い彼のことだ…死ぬほどビビっただろうに。

川 ゚ 々゚)「知ってるよそんなの…それはいいからさ…」

私は、背中に隠していたナイフをおもむろに取り出してみせる。
トイレの貧弱な照明でも、このガキを威圧するのには十分だ。
男は最初、私の脇を抜けて逃げようとしたがそう簡単には逃がさない。

じりじりと角まで追い詰めてから、私は個室を顎でしゃくった。

川 ゚ 々゚)っ━lニフ「そこに入れ」

(;゚Д゚)「……え、えっと」

川 ゚ 々゚)「あ?聞こえなかった?早く入れよ個室に」

(;゚Д゚)「あ、はい……すみませんちょっと待って」

男は何を勘違いしたのか、
ヒップポケットに差していた長財布を、こちらにつきだしてきた。
ブランド物の低劣なコピー品。センスまでゴミクズなのか?お前は?

848:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:33:34.72 ID:UmUH74zO0
(;゚Д゚)「すみません…いま五しかないんですけど…」

川 ゚ 々゚)「…ああ、そういう事?買収?」

川 ゚ 々゚)「…なめてんのかおまえ」

私は腰からスローイングナイフを引き抜くと、
思い切り勢いをつけて男の太ももに突き立てた。

(,, Д )「っ…ああああああああああ!」

川 ゚ 々゚)「…あーうるせえなー…」

(,, Д )「てめえぇ!何しやがる!」

川 ゚ 々゚)「だからうるさいって言ってるでしょ?」

痛みに前かがみになった男の髪を掴み、無理やりこちらを向かせると、
持っていたナイフを喉元にグイと押しこんでやった。

(,, Д )「があっ!」

喉の軟骨をぶちぶちと引き裂く感触、実に久しぶりだ。
なにか言おうとした男の口からは、言葉の代わりに血混じりの泡が醜く噴き出る。

(; Д )「ヒュ…グ……ブブダズゲ…」

私に喉を刺された男は、助けを求めるようにこちらに手を伸ばす。
毎回思うのだが、なぜ刺した本人に助けてもらおうとするのか?
まあ、どうでもいいテーマか。

853:デートはいつもこうなようです :2010/11/15(月) 00:36:43.91 ID:UmUH74zO0

とりあえず、ワックスでテカテカの男の髪を撫でながら、
やさしい私は彼に気休めを言ってやることにする。

こうすると捕虜は命令に忠実になる場合が多い。

川 ゚ 々゚)「ダイジョブだよ…それだけじゃすぐには死なないから…」

気管に入った血で溺れるまではな。
そう思うと、クッと勝手に私の喉が鳴った。

川 ゚ 々゚)っ━lニフ「個室に入ればそれ…抜いてあげるから…ほら」

(; Д )「ヒーグ…ワカ…ゲホッ…」

予備用のナイフを新たに取り出し、先で開いている個室を指すと、
男はようやくおとなしく個室に入る。
私はその後を追って、後ろ手に扉を閉めた。

川 ゚ 々゚)「…」

(; Д )



857:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 00:39:37.75 ID:UmUH74zO0
*―――――――――*

(*゚ー゚)(ギコくん遅いな…)

ギコくんがトイレに行ってからしばらく経った。
彼が初めての給料で私を連れてきてくれた、
念願のユメネズ(夢のネズミ王国の略称)だったが、私は早くも後悔し始めていた。

(;゚ー゚)(来て早々に男の人に絡むし、公衆の面前でギコハハハって笑うし…もう)

遊園地デートはこうした相手の欠点を浮き彫りにする。
いつか、そんな事を雑誌で読んだような気がする。

(*゚ー゚)(…まあでもはしゃいでるからこそ、彼もあんな風なのよね)

初めてのユメネズ。
ちょっとくらいはしゃいで、人に迷惑を掛けても…仕方ないことなのかもしれない。
なんといっても私たちは若いのだ、きっと周りも許してくれる。


そうしてベンチでギコくんを待っていると、突然女の人が私の隣に掛ける。
彼女の長い黒髪が、風に煽られて私の頬をくすぐった。

(*゚ー゚)「っ…」

川 ゚ 々゚)「…あら、ごめんなさい」

858:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 00:41:56.55 ID:UmUH74zO0

女の人はそう言うと、少し私から距離を取った。

気まずいな…と思ったけど、私は構わず声を掛けた。
こういう空気の時は、こうするのが一番だ。

よくよく彼女を見てみると、妙なことに気がつく。
こんなにキレイな人なのに、なんで上下ともに黒ずくめなんだろう?

(;゚ー゚)「さ、寒いですね~」

川 ゚ 々゚)「ええ、もう11月だもんね…誰か待ってるの?」

(*゚ー゚)「…はい、彼トイレに行ってて」

川 ゚ 々゚)「そう…」

女の人がふと顔を上げる。
私がその方向に目を向けると、
さっきギコくんにぶつかった男の人が、こっちに走ってくる。

一瞬身構えたが、隣の女の人は彼に向かって小さく手を振っている。
なるほど、あの人が彼氏なのか。

861:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 00:43:42.18 ID:UmUH74zO0

(;'A`)ハアハア「やっと…見つけた…どこ行ってたんだよ…くるう…」

川*゚ 々゚)「ゴメ~ン!ドックン!私もトイレに…」

(;'A`)「そうじゃなくて…携帯の電源切ってどっかいっちゃダメでしょ!」

川*>々<)「…てへっ☆」

(#'A`)プンスカ「そんなんじゃごまかされないから…ほら行くぞ。
        イリタトリカルパレードがそろそろ始まる頃だ」

川*゚ 々゚)「わー!それわたし見たことないの!」

男の人はこちらに目もくれず、女の人を引っ張っていく。
さっきまでクールだった女の人が恋人の前では(それともダンナさん?)
ぶりっ子に変身…やっぱり女って怖い。

(*゚ー゚)「ふう…」

二人が去っていくと、私の周りには誰もいなくなってしまう。
私は、なんだか寂しくなって携帯をポケットから取り出して時間を見た。
ギコくんがトイレに行ってから、もう三十分になろうとしていた。

さっきまで熱々だったポップコーンは、もう冷め切っている。

863:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 00:46:20.92 ID:UmUH74zO0

(*゚ー゚)「ん…?」

私は、トートバッグの端に赤いものがついているのに気がついた。
指で拭うととりあえずきれいにはなったが、指にねっとりとした嫌な感触が残った。

(*゚ー゚)(ケチャップかなんかかな…?)

ギコくんが、ここにきてからすぐ買ったフランクフルトに、
べったりとケチャップを塗っていたのを思い出した。
確か、その時ティッシュを出して拭いてあげたっけか。

(;゚ー゚)(その時ついたのかな…。
     まったく、ギコくんはホントに子どもなんだから…。)

たまに彼のそういうところを見ると、かなり幻滅する。
でも母性本能を刺激されるからなのか、どうしても嫌いになれない。

(*゚ー゚)(まあ、そういうとこもチャームポイント…なのかな?)

まだ時間はある。もうちょっと彼を待とう。
きっと、すこし迷っているだけなのだ。
肩の力を抜けば、すぐ彼は来てくれるはずだ。

私はふーっと体に残っていた息を吐くと、ベンチに身を預けて目を閉じた。

865:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 00:49:33.73 ID:UmUH74zO0
*―――――――――*


川*゚ 々゚)( *'A`)

二人で恋人つなぎ。
本当に久しぶりだった。

パレードを見たあと、私たちは近くのレストランに入った。
やっぱり、そこも多くのカップルで溢れかえっている。

(*'A`)

川*゚ 々゚)

ドクオとおんなじものを頼んで、おんなじものを飲む。
そこにあるものは何でも良かった。
彼がいれば、私は満足。

人生でいまが一番幸せな時なんだろうな…きっとそうだ。

だからこそ邪魔は絶対に許せなかった。

866:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 00:50:26.45 ID:UmUH74zO0
ミセ*。д。)リ

ドクオに近づきすぎたウエイトレス。
事務所で休憩していたところに行って、喉を掻っ切ってやった。
死体は側にあったロッカーに押し込んだ。

若くてちょっと可哀想だったけど、
ドクオが彼女の胸を覗き込もうとしていた気がする。
申し訳ないけど、生かしておくわけにはいかない。

868:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 00:54:16.06 ID:UmUH74zO0
ξ ⊿ )ξ

ポップコーンスタンドの売り子。

ドクオに楽しげな笑みを振りまいた。
なんていうことをするのだろうか…。
ドクオが、もしクラクラっときちゃったらどうするの?

近くのトイレに誘いこんで後ろから心臓を一突きにした。
狙いが若干外れたせいで、申し訳ないことにそれで死ぬことはなかった。
ブーン、ブーンと耳障りな断末魔をあげているのを見かねて、首の骨をへし折った。

870:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 00:58:02.76 ID:UmUH74zO0
l从∀ノ!リ人

私たちにまとわりついてきたガキ。

迷子?中学生にもなって?嘘つき。
ドクオが迷子センターに連れていこうとしていた。

危ないところだ…私以外の女と二人きりにさせるなんて絶対無理。
代わりに私が彼女の手を引いて、案内してやることにした。

脳天にナイフを突き立てると眼を丸くして死んでいった。
死体は、その辺の茂みに押し込んでおいた。

親に見つかるまでそこで腐ってろよ。

874:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 01:01:40.82 ID:UmUH74zO0
(*'A`)「…いやー久々にあそんだな」

川*゚ 々゚)「たのしかったね~」

帰り道、ぼんやりと夢の中にいるような気分でいた。
幸福感で全身が麻痺する感覚。ドクオとの初デート以来だ。
暖かな春の陽だまりにいるような幸せを、私とドクオは噛み締めていた。

…あの不愉快な放送の前までは。

「(-@∀@)『速報が入ってきました』」

カーナビの小さな画面から、
夕方のニュース担当のアナウンサーが若干興奮したような口調で、
ある取るに足らない男の死を伝え始めた。

「(-@∀@)『先程、午後四時頃、ビップ市にあるテーマパーク、夢のネズミ王国で、
        男性が顔などを鋭い刃物のようなもので、めった刺しにされているのが見つかりました』」

(;'A`)「え…」

ドクオの視線は、テレビに釘付けになる。
ドックン…そんなのはどうでもいいでしょ?
どうせどこかの汚い学生が死んだだけでしょ?

「(-@∀@)『被害者は都内に住む男子高校生で、病院に運ばれましたがザッががが、…ザッ死亡が死亡が確認されました。
       高校生は両目ともにザザッ―――えぐりえぐり取られており、このことから警察は殺人事件とみて、捜査を…』」

(;'A`)「まじかよ…ついさっきじゃんこれ」

875:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 01:04:39.60 ID:UmUH74zO0
ああああああああ!
どうでもいいでしょうがそんなの!
それよりも私をみて!私を!

川 々 ) 「…」

私はナビに手を伸ばすと、テレビをOFFにした。
突然のことにドクオは私を睨んだ。

(#'A`)「ちょっと!なにすんだよ!いま…」

何か言いかけたドクオの口を、唇で塞ぐ。
彼の口の中は緊張しているのか、ひどく乾いている。

(; A )「いきなりなにすんだよ…あぶないだろ…運転中に」

川* 々 )「…なんか私…したくなっちゃった」

( A )「こんなとこで…」

878:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 01:08:29.43 ID:UmUH74zO0
私は、構わず彼のジッパーに手をかける。
そのままするりと布地をくぐり抜けて、私の指が彼に届く。

川* 々 )「いいでしょ…」

私は、シートベルトを外して彼の膝にしなだれかかった。
ここから、上目づかいすれば…いつもドクオは簡単にオチる。

( A )「…うん」

困ったような彼の茶色い目が、まっすぐ私を捉える。
そういえば、と私はいまさらのように思った。


川*゚ 々゚)(あの子…トートに…入れてあげたの気づいたかな…)


私とドクオを乗せた車は夕さりの高速を滑るように走っていく。
見えるものすべてがオレンジ色に染まり、まるで古いトンネルの中にでもいるようだ。

ドクオと二人だけで走る、どこかの山の中にあるトンネル。
そこはどこにも辿りつかない、私達夫婦の二人だけの特別な場所。

ああ、このまま永遠に家に着かなければいいのに。
なんとなく、私はそう思っていた。

880:デートはいつもこうなようです 閲覧注意 :2010/11/15(月) 01:09:28.37 ID:UmUH74zO0

   \ヽ, ,、
     `''|/ノ
      .|
 _    |
 \`ヽ、|
   \, V
      `L,,_
      |ヽ、)
     .|
    /           ,、
    /        ヽYノ
   .|       r''ヽ、.|
   |        `ー-ヽ|ヮ
    |            `|
   ヽ,          .|
    ヽ , -―  、 ノ
    /       丶
   /          ヽ
.  i   _,,_ル,,rョュ 、 i
  |  ィ rっフ , 弋ミア |r,
  _|  "''"~ ハ   ハ   .i;{
  } ;    / " '  ヽ   |j
 λヽ    r―\\''"入  | 
  `"i    廷廾ニツ  j   
    i、      ̄   .ノ    おわり
     ` ー ,,___,,. ノ

スポンサーサイト
  1. 2010/11/15(月) 01:09:28|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<近づきたいようです | ホーム | 川 ゚ -゚) 告白するようです('A`)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://potenta.blog13.fc2.com/tb.php/357-ed40044d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。