ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

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川 ゚ -゚)は絶対の絶対にポケモンマスターになるようです 第二話

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 14:19:28.82 ID:sCJwYHPG0


○○ぼうけんノート○○

すなお くーる (10さい) は ニート せいかつ を している!

クー 「そろそろ いかなくっちゃ !」

クー は たびにでた!

クー は はぐれポケモンはかせ の ドクオ に であった!

クー は ドクオ と たびを すること に なった!

クー は ポッポ を ゲット した !

クー は キキョウ・シティ に ついた !

クー は ハヤト に まけた…

ドクオ は ごそう された…


クー は キキョウシティ を とびだった!


↓こちらで前スレが読めます。ありがとうございます

ttp://potenta.blog13.fc2.com/blog-entry-22.html

2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 14:23:36.52 ID:sCJwYHPG0


~コガネシティ~


从 ゚∀从「ふう、コガネについたぞ」

川 ゚ -゚)「うむ、助かったぞ、ハヤト」

从 ゚∀从「やっぱりコガネは都会だな!いt

川 ゚ -゚)そんなことより早くジムに帰ったほうがいいよ

从 ゚∀从わかった、またな



川 ゚ -゚)……

川 ゚ -゚)「コガネは久しぶりだ」

テク川 ゚ -゚)テク(町並みやすれ違う人を見て懐かしいと思えないのは
       この町が変わってしまったからか、それとも
       私が幼かったからか)

テク川 ゚ -゚)テク(幼かったっていっても数年前の話だけどね)

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 14:25:05.17 ID:sCJwYHPG0

川 ゚ -゚)ピタッ

川 ゚ -゚)(しかし、コガネのこのゴミゴミした感じは記憶に残っている)

川 ゚ -゚)(このかんじでブラブラしていては
     いつまでたっても目的地にはつけそうも無いぞ)


ウロ川 ゚ -゚)ウロ「はかせが護送された……コガネ精神病院、だっけ。
       こっちかな、それとも、いや。こっちか」


川 ゚ -゚)あ

川 ゚ -゚)「いかん、町から出てしまったぞ」

川 ゚ -゚)「マップによるとここは34番道路……」

川 ゚ -゚)……

川 ゚ -゚)「なんだこの景色、心臓がドクドク、そわそわする」



川 ゚ -゚)更年期かしら?

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 14:27:03.10 ID:sCJwYHPG0


川 ゚ -゚)「そんなことより、早くドクオはかせを……」


    「む?僕がどうかしたかな!?」


川 ゚ -゚)!!

('A`)「ういす」

川 ゚ -゚)はかせ!

川 ゚ -゚)「どうしたんですか、もう退院できたんですか?」


('∀`)「ハッハッハ」

('A`)b「カイリキーが3秒でやってくれました」

カイリキー「ぐわっ!!」

川 ゚ -゚)?



( <●><●>)ぎゃーぼくのびょういんがー (*‘ω‘ *)ひなんするっぽー

      (;><)かべがくずれるんです!

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 14:40:57.44 ID:sCJwYHPG0


('A`)「つーか、おまえこそどうしたんだ。こんなところまで」

川 ゚ -゚)「べ、べつにはかせを迎えにきたわけじゃないからね!」

('A`)「そんな真顔で言われてもどうリアクションしたらいいか」

川 ゚ -゚)テヘ

川 ゚ -゚)「いやね、はかせを迎えにいくついでに
     久しぶりにコガネに来たかっただけなんだ」

川 ゚ -゚)「もうほとんど覚えていないくらい小さい時の話だが
     コガネに住んでいてね」

('A`)「へー、都会っ子だったのか」

川 ゚ -゚)「まあな」

('A`)「お前って、いつからそんななの?」

川 ゚ -゚)そんな?


( <●><●>)あのマジキチぜったいゆるさないんです (*‘ω‘ *)うわぁ~

      (;><)ぽっぽちゃーん!

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 14:44:02.08 ID:sCJwYHPG0

('A`)「喋り方や態度がスレてるっつーか、年齢相応じゃないな、って
    いや、お前の年齢知らないけどさ」

川 ゚ -゚)「10歳だ」

('A`)

(;'A`)「え!?」

川 ゚ -゚)「今の年齢。10歳」


(;'A`)じゅ、じゅう……!?


川 ゚ -゚)vイエーイ

(;'A`)……

川 ゚ -゚)「どうしたんだ博士、そんなに絶望に満ちた顔をして」

('A`)「なんでもねえよ……」



川 ゚ -゚)変なの

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 14:54:57.21 ID:sCJwYHPG0

川 ゚ -゚)「さて、これからどうしようか」

川 ゚ -゚)「ここまではハヤトに送ってもらえたが」

('A`)「ハ?」

('A`)「ハヤトって、あのキキョウジムのハヤト?」

川 ゚ -゚)コクリ

('A`)「何お前、いつどこでハヤトと知り合ったんだよ」

川 ゚ -゚)「いやなに、ちょっとジム戦をね」

(;'A`)

川 ゚ -゚)「今では私がこおりのぬけみちの氷で冷やしたサイコソーダが飲みたいと言えば
     40秒で用意してくれるくらいの仲だ」

(;'A`)「なにそれこわい」

(;'A`)(つーかこのここわい……何より異様なコミュ力の高さがこわい……)


川 ゚ -゚)「はかせ?」

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:00:26.71 ID:sCJwYHPG0

('A`)「あ、あぁ、すまない
   なんかちょっと衝撃的な事が続いて心がついていかなかった」

('A`)「まー、あれだ。
    今のお前じゃどこでジム戦挑んでもまともに
    取り合っちゃくれないと思うしな。ここは一旦休息っつーことで」

('∀`)「コガネ観光でもしませんか!」


川 ゚ -゚)!!


('∀`)「いやー、若い頃はよくやったんだよ、スロット!!
    さっき通ったら見かけてね!!」

('∀`)「何を隠そうこのドクオ、スロットにかけては
    プロを目指すくらいの腕前で、一時はコインを買う金を作るために内臓を……


川; - )

('A`)?「ん?おい、どうし……」


('A`)!

('A`)「あ、あれは……… サイホーン?」

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:06:07.63 ID:sCJwYHPG0

('A`)「やせいのサイホーンか……!?」

('A`)「いや、このあたりにせいそくするなんて聞いたことが無い
   誰かが逃がしたのか。それとも……」

川; - )……違う

('A`)「え?」

川;゚ -゚)「町に戻ろう、はかせ
     私、コガネデパートに行きたいぞ」クイッ

('A`)「え、あ、おい。引っ張るなよ」

サイホーン「……」


……

テク('A`)……

川 ゚ -゚)テク……


サイホーン「……」

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:07:15.94 ID:sCJwYHPG0

('A`)おい

川 ゚ -゚)……

('A`)「おいってば」

川 ゚ -゚)はっ

川 ゚ -゚)なんだ

('A`)「いや、何でじゃなくて。

    ついてきてるだろ、さっきのサイホーン」

サイホーン「……」


川 - )……

('A`)……

('A`)「お前、もしかしてあのサイホーンを知ってるんじゃないのか」

川 ゚ -゚)知らん!!

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:08:06.79 ID:sCJwYHPG0

('A`)……

川 ゚ -゚)あ……

川 ゚ -゚)……

('A`)「……」


('A`)「よし!スロットしよう!!」

川 ゚ -゚)?

('∀`)「僕がお前にスロットの勝ち方を教えてやる!いくぞ!」


川 ゚ -゚)……はかせ

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:16:38.92 ID:sCJwYHPG0

~コガネゲームコーナー~


('A`)「くっそ……あれ……おかしいな、あれ……またハズレ……」

川 ゚ -゚)はかせーデパートいきたいよー

川 ゚ -゚)そんなに頭ガシガシしたらハゲるよー

('A`)「ま、まって、台があったまってきたから、そろそろ出るから」

('A`)「あとハゲるっていうな」

('A`)(つーか)

サイホーン「……」


('A`)(中にまでついてきてるし……何なんだこいつ)

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:18:26.88 ID:sCJwYHPG0

サイホーン「……」

川 ゚ -゚)……

('A`)(どう見ても、不自然……だよな)

('A`)「あ
   「あれっ、もしかして、ドクオじゃないか?」

('A`)?

(-@∀@)「久しぶりだねぇ。僕だよ!
      カントーでいっしょだった!」

('A`)「……あぁ」

(-@∀@)「思い出してくれたみたいだね!
     いやぁ、懐かしいなぁ!元気だったかい?」

('A`)……

川 ゚ -゚)はかせ?

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:21:18.95 ID:sCJwYHPG0

(-@∀@)「僕は今研究でジョウトに来ていてね!
      君はこっちに住んでるのかい?どこの研究所に?
      優秀な君の事だから成果をあげているんだろうね!」

('A`)……

(-@∀@)「おや、そのかわいい女の子はもしかして娘さん?」

川 ゚ -゚)ペコッ

('A`)……

(-@∀@)「……」

(-@∀@)「あ、じゃあ僕はそろそろ行くね。
      研究でしばらくこっちに留まっている予定だから、よかったら遊びにきてね」

(-@∀@)じゃ

('A`)……

川 ゚ -゚)はかせ!

('A`)!?

川 ゚ -゚)いっぱいコインが出てる!

(;'A`)!!あ、い、いつのまに、うわわ!

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:27:11.96 ID:sCJwYHPG0

……

川 ゚ -゚)「おー!ポッポ、そのシルクのスカーフ
     よく似合ってるぞ!」

ポッポ「ポ!」(キリッ

川 ゚ -゚)「よし、はかせにありがとう言いなさい」

ポッポ「クルックルッ」バサバサ

('A`)「ハッハッハ」

('A`)


テク川 ゚ -゚)……

('A`)テク……


('A`)「僕ね、十数年前まで
   カントーにあるわりと大きな研究所にいたんだ」

川 ゚ -゚)ぬ?

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:30:20.42 ID:sCJwYHPG0

('A`)「さっきの奴は同期で研究所に入ったアサピーっていうやつで」

川 ゚ -゚)「いやなやつなのか?」

('A`)「え?」

川 ゚ -゚)「無視していたじゃないか」

('A`)「ああ、いや……あいつは良い奴だよ。ただ」

川 ゚ -゚)「……」

('A`)「……」

川 ゚ -゚)「まあ、あれだよな
     40年も生きてると話したくないことくらいあるよな」

('A`)「よ、40って……そんなにか……老けてて悪かったな……ちくしょう」

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:36:12.84 ID:sCJwYHPG0

('A`)「ところで、いつまで無視するんだ、こいつ」

サイホーン「ぐあー」

川 ゚ -゚)「はて、なんのことか」

('A`)「いや、ずっと見てるぞお前のこと。
   ほら、いい加減ちゃんと見てやれって」グリッ

川 ゚ -゚)「イタイイタイ!首がもげる!」

サイホーン「がう」

川 ゚ -゚)……

('A`)「……まーいいや、
   僕は今日泊まるとこと探してくるから
   お前はそいつとここで待ってなさい」

川 ゚ -゚)「は?私もいっしょにいくぞ」

('A`)「この人通りの多い街中で
   これ以上そんなデカいの連れ歩けるのかお前は」


川;゚ -゚)「それは……」

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:39:52.62 ID:sCJwYHPG0

……

川 ゚ -゚)「はかせ、本当に一人で行ってしまった」

サイホーン「……」

川 ゚ -゚)……

川 ゚ -゚)……

サイホーン「……」

川 ゚ -゚)「あ、ポケットの中に飴玉が」

川 ゚ -゚)「……」

サイホーン「……」

川 ゚ -゚)「」ホイッ

サイホーン「」パクッ


サイホーン「」ガリガリ、ゴクッ

サイホーン「がぅ」


川 ゚ -゚)ニッ

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:47:46.48 ID:sCJwYHPG0

('A`)(……ふう、なんとか泊まるとこと飯は確保できた)

('A`)が、

('A`)(例のごとく、アイツがいません)

('A`)(まあ、正直この展開は予想できたが。やっぱり放っておくのはマズかったかな)


('A`)「あのー、すいません」

('、`*川「あらぁ、何かしら」

(*'∀`)ハァゥ!(お……おとなのおねえさん1!!)

(;'A`)「って、今はそれどころじゃないって!」

('A`)「サイホーンをつれた女の子見ませんでした?」

('、`*川「さいふぉーん?……ん~、ああ」
    それならさっきそこで……」

('、`*川「サイホーンに乗って
     ポケモンマーチ歌いながら街中を練り歩いてる子なら見たわよぉ」


('A`)「」

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:49:24.17 ID:sCJwYHPG0


……


('A`)「もう僕お前と別行動しない」

川 ゚ -゚)「え?」

('A`)「だってわけわかんないもん……ハヤトのこともそうだし」

('A`)「合流するたびに混乱してる気がする」

('A`)「寿命縮まってる」

川 ゚ -゚)はかせがすねた

サイホーン「がう」

('A`)「いいからサイホーンから降りなさい」


川 ゚ -゚)ハーイ

44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:54:46.75 ID:sCJwYHPG0

……

川 ゚ -゚)「さて、もうそろそろ暗くなってきたわけだが」

('A`)「あー、そうだな」

('A`)「じゃあ、ポケモンセンター行くか」

川 ゚ -゚)

('A`)「なんだその顔は」

川 ゚ -゚)「まさかとは思うけど、今日はポケモンセンターに泊まるわけじゃないだろうな?」

('A`)「そのまさかです」

川 ゚ -゚)ゲェー

('A`)「その顔やめなさい」

川 ゚ -゚)「ひゃめないれすー」

('A`)イラッ

('A`)「じゃあいいよ、サイホーンとポッポと仲良く野宿してろ」

川 ゚ -゚)「」

サイホーン・ポッポ「がうー」「ポ!」←まんざらでもない

47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 15:57:55.87 ID:sCJwYHPG0


~ポケモンセンター~


川 ゚ -゚)「これはひどい」

川 ゚ -゚)「なんという狭さ。まるで留置場」

('A`)「寝るだけなんだ。
   個室を確保できただけでもありがたいと思え」

川 ゚ -゚)「そうは言ってもこんな狭い部屋に
    ヘンタイと二人で一晩を過ごすなんて……」

('A`)「あーそうかいそうかい。
   そう言うなら大部屋にでもいきやがれ」

('∀`)ニヤニヤ「大部屋はいいぞー。

      広いし、両隣や真上には
      寝息のうるさい数ヶ月風呂にも入っていない
      恰幅の良いやまおとこがいてくれるから
      さびしくなんてないしな。

      ただし、安眠は保障できないがね」


川 ゚ -゚)「」

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 16:01:00.99 ID:sCJwYHPG0

('A`)「おい、大部屋に行かないのか?」

川 ゚ -゚)「うるさい」

('∀`)ニヤニヤ

川 ゚ -゚)「ポッポ、砂かけ」

ポッポ「ポ!!」ザッ

('A`)ギャー!!その砂はどこから!!


川 ゚ -゚)pgr


……

('A`)バシャバシャ

('A`)ふう

('A`)「大変な目にあった。
    某大佐の気持ちが痛いほどわかったわ……」

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 16:03:13.63 ID:sCJwYHPG0

('A`)「くっそ……顔は洗ったが
    まだ目に砂が残ってる感じがして気持ち悪いぜ」

川 ゚ -゚)クスクス

(#'A`)カチン

('A`)「ポケモンのわざを人間に向かってやっちゃいけません!」

川 ゚ -゚)「でもワタルさんははかいこうせんを……」

('A`)「そ、それはまた別の話だろが。

   大体、部屋がせまいのは、お前のサイホーンのせいだろう!」


川 ゚ -゚)「」ガーン

サイホーン「」ガーン

ポッポ「」ガーン


('A`)「いやごめん言いすぎた。謝るからお前らその顔やめて」

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 16:25:09.69 ID:sCJwYHPG0

('A`)「それにしてもよ、そんだけなついてるなら
    モンスターボールに入れてもいいんじゃないのか?」

川 ゚ -゚)「それはできない」

川 ゚ -゚)「こいつは、私のポケモンじゃないし
     私のポケモンにするわけにはいかないんだ」

('A`)「……どういうことだ?」

川 ゚ -゚)……


川 ゚ -゚)「私が数年前ここに住んでいたとき
     この内向的な性格のせいか、全く友達ができなくてね」

('A`)ここはスルーしとこう

川 ゚ -゚)「で、当時ポケモンが好きだった私は
     家から近い事もあって、毎日のようにそだてやさんに通っていた

     たまに、簡単な仕事を手伝わせてもらうこともあったよ」


川 ゚ -゚)「サイホーンは、その時に預けられていたポケモンなんだ」

66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 16:40:01.55 ID:sCJwYHPG0


川 ゚ -゚)「そだてやのおじいさんには何度も言われていた」

川 ゚ -゚)「あずけられている特定のポケモンに
     情がわいてしまうと、別れがつらくなるよ、と」

川 ゚ -゚)「そのときの私は、その意味をきちんと理解していなかった」

川 ゚ -゚)「私はいつしかサイホーンとまるで弟か、親友のようにどんどん仲良くなって。

     サイホーンに会うためだけにそだてやにかようまでになった」


川 ゚ -゚)「いつか私は、サイホーンを自分のものにしたくなっていた」


('A`)「……」

川 ゚ -゚)「寝ているときも、ごはんを食べているときも
     ずっとサイホーンといっしょにいたくなった」


川 ゚ -゚)「そして、ついに私は
     昼間のうちに育てやの入り口のあいカギをこっそり持ち出して
     真夜中の育てやに勝手に入こんだんだ」


('A`)!

72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 17:12:35.11 ID:sCJwYHPG0

川 ゚ -゚)「きつく言われていた、勝手に庭カギを開けてはいけない
     自分たちが見ているとき以外にここにきてはいけない。
     ポケモン達に会いに来てはいけない、と」

川 ゚ -゚)「だが。私はそれをわかっていて……それでも何も考えられなくなっていた」

川 ゚ -゚)「庭の側まで来て、柵越しに寝息を立てるポケモンたちを見てはっ、と目が覚めた。
     同時に、自分がしようとしている事に怖くなった。

     もう帰ろう、そう思って庭に背を向けたとき、脆くなっていたカギが壊れて

     錠が落ちて、その音と私の気配に驚いた数匹のポケモン達が飛び出してきて、私はこわくて」

川 ゚ -゚)「その場で倒れこんでしまった。この間のように」

('A`)「そうか……だから、ポケモンが怖かったんだな」


川 ゚ -゚)「……目が覚めたときは、私は家のベッドにいた」

川 ゚ -゚)「そうして、その日母親から聞いたよ。
     そだてやからポケモンが数匹逃げ出した。と」

川 ゚ -゚)「ただ、野生になれていないポケモン達はそう遠くへは行けなかったようで
     逃げ出したポケモンは数日のうちに捕まったらしい。


     このサイホーンを除いては」

74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 17:18:42.97 ID:sCJwYHPG0

川 ゚ -゚)「当時それは大きな騒ぎになった。
     その話題がのぼる時、なぜか私はいつも被害者だった」

川 ゚ -゚)「そだてやの管理不行でポケモンが逃げ出し、子供が襲われた、
     しかも預けられていたポケモンのうち一匹は未だ見つからない。と」

川 ゚ -゚)「誰も、そんな悪評が立ったそだてやにポケモンを預けなくなった
     やがて、あることないことでたたかれるようにもなっていた」

川 ゚ -゚)「そのそだてや夫婦ですら私を責めなかった。
     それどころか、何度も、何度も私に謝った。そして
     ポケモンをきらいにならないで、と言って
     泣きながらしわしわの手で私の手を握った」


川 ゚ -゚)「次に訪れたときに、そだてやは無くなっていた」



('A`)「……」

川 ゚ -゚)「……」

80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 17:41:36.47 ID:sCJwYHPG0

('A`)「……サイホーンのトレーナーは?」

川 ゚ -゚)「カントーの少年だった。

     年は私と同じくらいで、私をおねえちゃんと慕ってくれていた。
     サイホーンと私とで、3人で遊んだことも何度かある」

川 ゚ -゚)「彼もまた、サイホーンを私と同じように一番の親友だと思っていた」

川 ゚ -゚)「思えば、私を唯一責めてくれたのは彼くらいで
     私は不謹慎な事に、彼の言葉に救われていたかもしれないな」

('A`)「……」

川 ゚ -゚)「まあ、そんなことがあって、私は家から出ることができなくなった」

川 ゚ -゚)「言ったとおり、あんなに大好きだったポケモンが怖くなった」

川 ゚ -゚)「親は気をつかって私のために田舎まで引っ越してくれたが
     結局、毎日何もせずただ引きこもっていた

     で、今に至るってわけさ」


('A`)「……何で僕にそこまで話してくれたんだ?」

81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 17:43:28.58 ID:sCJwYHPG0

川 ゚ -゚)「他意はない。ただなんとなく話したくなったからだ」

川 ゚ -゚)「だが確かにこんな話をまだ出会って間もない
     はかせに聞かせるなんてどうかしてるな。

     今まで、誰にも話したことが無いのに」

('A`)「いや、……謝るのはこっちだ」

川 ゚ -゚)「……」

('A`)「よし、明日はカントーに行くぞ」

川 ゚ -゚)え?

('A`)「行って、その少年とやらに会ってちゃんと話しつけて来い」

川 ゚ -゚)!!

川;゚ -゚)「そ、そんなことできるわけ

('A`)「じゃないと、サイホーンがかわいそうだ」

川 ゚ -゚)「!」


サイホーン「zzz」

83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 17:46:58.53 ID:sCJwYHPG0

川 ゚ -゚)「で、でもカントーのどこに住んでいるかもわからないし
     いまさら私が訪れたところで……」

('A`)「だからって、サイホーンをこのままボールにも入れてやらないで
   仲間だ、と認めてやらないまま連れ歩くのか?」

('A`)「サイホーンはきっとお前のこと、ずっと待っていたんだぞ」

川 ゚ -゚)「……!」

川 ゚ -゚)……


川 ゚ -゚)「……いく」

('A`)「ああ」

('∀`)ニッ「お前ならそう言うと思ったよ」ナデナデ

川 ゚ -゚)「ポッポ、砂かけ」

ポッポ「ポ!」ザザッ

('A`)「ギャー!!なんで!!?」

85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 17:53:40.15 ID:sCJwYHPG0

('A`)バシャバシャ

('A`)ふぅ……

('A`)(あんな小さい子が僕なんかにあそこまでうちあけてくれたのに
    僕は何も言えなかった)

('A`)(ただ、お前のせいじゃない、不幸な事故だったのだ。というのも
   違う気がした。あの子もそれを望んではいない

   そんな事を言ってもらいたくて、僕に話したんじゃないはずだ)

('A`)(……)

('A`)(しかし、あんな偉そうなことよく言えたもんだ

   この体を覆った醜いアザも、あの失敗も、誰かに話すどころか
   自分ですらずっと向き合えずにいる、僕が)

('A`)「……ハハ」

86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/19(土) 17:59:13.29 ID:sCJwYHPG0

この話はここで一区切りってことで、次からはカントーが舞台になります
びみょうに長くなりましたがお付き合いありがとうございました





川 ゚ -゚)は絶対の絶対にポケモンマスターになるようです 第三話へ

川 ゚ -゚)は絶対の絶対にポケモンマスターになるようです 目次へ
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  1. 2009/12/19(土) 19:17:58|
  2. 長編まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<ヤンデレな('A`)に死ぬほど愛されて眠れないようです | ホーム | ('A`)冬の花火のやうですミセ*゚ー゚)リ>>

コメント

この作品面白い!
まとめ乙です
  1. 2009/12/20(日) 18:09:56 |
  2. URL |
  3. 名のある名無し #-
  4. [ 編集 ]

ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
ドックンに暗い過去が…
  1. 2009/12/20(日) 15:31:42 |
  2. URL |
  3. 名のある名無し #-
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