ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

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( ^ω^)内藤修理センターのようです2/2

434:( ^ω^)内藤修理センターのようです :2010/07/02(金) 22:05:33.30 ID:frBrcc7u0


「どうだお?」

「この基盤はまだ生きてるみたいだ」

「マジかお! 良かったお!」

「あと使える部品は……これぐらいか」

「これだけあれば大丈夫だお! さっそく修理するお!」

「ちょい待て。ここがこうだから……あれ? これ下手すると全体の形変わるぞ?」

「そこはドックンの腕の見せ所……お? これはこっちの方が良いんじゃないかお?」

「ドックン言うなや……よし。おい、ブーン。向こうの棚から半田ごて取ってくれ」

「あいあいさーだお」

…………

……



437:( ^ω^)内藤修理センターのようです :2010/07/02(金) 22:12:47.44 ID:frBrcc7u0
「すいませーん。どなたかいらっしゃいませんかー?」

( つω-) 「……んん? なんだお?」

どうやら作業の途中で寝てしまったらしい。僕は自分の机に突っ伏していた。
ぼんやりとした頭で、眼を擦りながら壁の時計を見る。
時刻は13時10分。

( つω-) 「13時って……」

そこまで言って気付く。

(; ゚ω゚) 「約束の時間過ぎてるおーー!!」

バッと入り口を見る。
そこには見覚えのある乗用車と着物姿の女性。

(; ゚ω゚) 「ド、ドクオッ! テープレコーダーは――」

ドクオを探すと、彼は床の上で寝ていた。しかしその近くにテープレコーダーは無い。
慌てていつもドクオが使っている机を見てみると、

『出来た。動く。寝る。』

と書かれた紙の上に、探していた物はあった。
その間にも声は聞こえてくる。
急いで手に取り、入り口へ向かう。

440:( ^ω^)内藤修理センターのようです :2010/07/02(金) 22:18:59.97 ID:frBrcc7u0
('、`;川 「すいませ――きゃあ!?」

(;^ω^) 「ああ、これはすいませんでしたお!」

勢い良く引き戸を開けたせいで、ペニサスさんを驚かせてしまった。

('、`;川 「あの、それで、テープレコーダーは……」

( ^ω^) 「直りましたお! どうぞですお!」

手に持っていたテープレコーダーをペニサスさんに渡す。
彼女はそれを大事に抱え込み、愛しそうに撫でた。

('ー`*川 「良かった……。ありがとうございます。本当になんとお礼を申したら良いか」

( ^ω^) 「いえいえですお。僕達は直すのが仕事ですお」

('、`*川 「そうですか……。あの、それでお代の方は」

( ^ω^) 「そうでしたおね。三千円になりますお」

ペニサスさんは、右手に持っていた巾着から財布を取り出す。

('、`*川 「こちらでよろしいですか?」

( ^ω^) 「はいですお。それでは丁度、お預かりいたしますお」

('、`*川 「本当にありがとうございました。それでは、これで」

( ^ω^) 「お気をつけて、ですお」

445:( ^ω^)内藤修理センターのようです :2010/07/02(金) 22:24:48.86 ID:frBrcc7u0
僕がそう言うと、ペニサスさんは一礼して車に乗り込む。

( ^ω^)ノシ 「ありがとうございましおー」

そうして一昨日、彼女が来たときと同じように、車が見えなくなるまで見送った。

( ^ω^) 「さて、と」

仕事場に戻ると、寝ていたはずのドクオが上半身を起こして頭を掻いていた。

( ^ω^) 「お? 起きてたのかお?」

('A`) 「ちげーよ、お前の声で起こされたんだよ。それより、お客様来てたのか?」

( ^ω^) 「ペニサスさんが。たった今帰ったトコだお」

('A`) 「……そうか。ああ、腹減ったな。素麺茹でるが、お前も食うか?」

( ^ω^) 「食べるおー」

('A`) 「おk」

言いながらドクオは立ち上がり、キッチンへと消えた。

448:( ^ω^)内藤修理センターのようです :2010/07/02(金) 22:30:05.74 ID:frBrcc7u0
( ^ω^) 「……」

がらんとした仕事場で僕は一人、先程のペニサスさんを思い出す。
無事直ったテープレコーダーを見て微笑むその姿は、とても綺麗で美しかった。
僕が、僕達がその笑顔を引き出せた。
そう思うと、自然と笑顔になる。

(*^ω^) 「ドクオー」

「なんだー?」

(*^ω^) 「お客様に喜んでもらえるのは、やっぱり嬉しいことだおね!」

「どうしたー? 突然そんな事言い出してー」

(*^ω^) 「ね!」

「……。ああ、そうだな」

キッチンにいるから見えないが、彼も今、笑みを浮かべているのだろう。
声のトーンが、そう教えてくれた。

450:( ^ω^)内藤修理センターのようです :2010/07/02(金) 22:33:09.56 ID:frBrcc7u0
ドクオの返事を聞いて、窓から空を眺める。
天気は相変わらず快晴。太陽が燦々と輝いている。


( ^ω^) 「どんな故障でも、僕らが直してみせるお」


そこにお客様の笑顔が待ってるから――


僕の呟きは、どこまでも広がる青空に吸い込まれて消えた。






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  1. 2010/07/05(月) 00:24:16|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<(゚、゚トソン海に行くようです( ・∀・) | ホーム | ( ^ω^)内藤修理センターのようです1/2>>

コメント

面白かったけど伏線わかりやすすぎwwww
  1. 2010/07/05(月) 17:08:48 |
  2. URL |
  3. 名のある名無し #TtFliHjk
  4. [ 編集 ]

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