ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

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('A`)ミッションインポッシブルのようです

9:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 13:26:05.41 ID:UEA4Ia680
カタカタカタカタ

カタカ……バチーン、パチ、カタカタ

カチッ、スー、パチ、カ…………

    
('A`)(……あれ? 画面が暗くなった
    電源おしてねえのに)
    
(;'A`)(つかねえ……なんだこれ? )

ブォン

(´・ω・`)

(;'A`)(画面の中に人が!? )

(´・ω・`)「おはよう、ドクオ君
       突然だがこのパソコンはジャックさせてもらった
       話をきいて――おい、消しても無駄だ」
       
(;'A`)「電源を押してるのに消えねえだと……)

(´・ω・`)「電源も何もかも全て我々の管理下だ       
       とにかく、無駄だ」

10:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 13:29:04.11 ID:UEA4Ia680
('A`)「んー、テレビ電話みたいな感じか? 」

(´・ω・`)「そういうことだ
       なかなかいい理解力だ」
       
('A`)「あんたいったい何者だ」

(´・ω・`)「私の名前はショボンだ」
       
('A`)「ショボンさんね」

(´・ω・`)「あー……偽名だ」

('A`)「嘘つけ」

(´・ω・`)「本当だ。信じてくれ
       信じてくれなきゃ私はヤバい」
       
('A`)「もうちょい具体的に言えねえのかよ」

(´・ω・`)「無理なんだ
       なんたって私は――」
       
(´・ω・`)「ス・パ・イ だからな」

12:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 13:32:03.08 ID:UEA4Ia680
('A`)「…………」

(´・ω・`)「驚かないのか」

(;'A`)「いや、なんといっていいのやら
    仮にそうだとしても普通名乗らねえもんじゃないか? 」
    
(´・ω・`)「やれやれ、昔の子どもたちは
      『俺がジェームズ・ボンドだ』というとキャーキャー騒いでくれたというのに」
      
('A`)「個人名じゃねえか、しかも作中の
    つーか話反らしたろ今」
    
(´・ω・`)「君が昨今話題となっている三つのRということはよくわかった」

('A`)「たぶん三つの無だな。無気力・無責任・無関心ってやつ」

(´・ω・`)「話を反らすな」

(;'A`)「お前が言うなお前があ」

(´・ω・`) 「とにかく改めて言おう」

(´・ω・`)9m「ドクオ君、君にミッションを言い渡す」

13:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 13:35:01.35 ID:UEA4Ia680
('A`)「ミッション・インポッシブルかよ」

(´・ω・`)「違う。スパイ大作戦だ」

('A`)「どっちでもいいだろ」

(´・ω・`)「よかねえんだよ屑が
       ぶち殺すぞ」
       
(;'A`)(なんで俺こんなに怒られてるんだ)

(´・ω・`)「さて、ミッションの内容を説明する」

(´・ω・`)「まずは君の家の向かいにあるファミマで」

('A`)「ちょっと待ってくれ」

(´・ω・`)「むう、なんだ? 」

('A`)「まさかそれはうちを出たところにあるファミマじゃないだろうな? 」

(´・ω・`)「まさしくそれだと思うんだが」

('A`)「…………悪いな       
    やっぱりこれはミッション・インポッシブルだ」

15:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 13:38:01.49 ID:UEA4Ia680
(#´・ω・`)「てめえ、まだ言いやがるのかこの」

('A`)「まてまて、そういう意味じゃない
    無理なんだよ、不可能なんだ」
    
('A`)「俺はもう何年も家から出たことがないんだ」

(´・ω・`)

(;´・ω・`)「はあ? 」

('A`)「部屋からも出てねえ」

(;´・ω・`)「え、ええ? 」

('A`)「そういうことだから、ミッションは無理だって」

(;´・ω・`)「まあ待て、落ち着こうか」

('A`)「落ち着いてるつもりだ」

(´・ω・`)「自分に言い聞かせたんだ。さて……」

(´・ω・`)「お前ばっかじゃねーの? 」

16:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 13:41:02.95 ID:UEA4Ia680
('A`)「なんだよ今度は」

(´・ω・`)「どうして外に出ないんだ? 」

('A`)「そりゃあお前、外が怖いからだろ
    おっかねえんだぜ」
    
(´・ω・`)「具体的にどんな感じだ」

('A`)「そうだなあ
    人々の目線を避けて、なるべく人の迷惑にならないようにして
    容姿に対する言葉に耳を塞いで寝たふりをして過ごす毎日」
    
('A`)「もう二度と経験したくないね」

(´・ω・`)「それで社会からドロップアウトしたってわけか」

('A`)「ああ、もう俺を邪魔するものはねえ
    面倒くせえことともおさらばよ」
    
(´・ω・`)「……ホントにそうかな」

('A`)「ああ? 」

17:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 13:44:01.98 ID:UEA4Ia680
(´・ω・`)「とにかく、君は逃げてるだけだ
       そうだろ? 」
       
('A`)「よしてくれ
    そんな言葉はもう聞きあきた」
    
(´・ω・`)「もう誰の言うこともきかない、と」

('A`)「そういうことだ」

(´・ω・`)「…………」

('A`)「そういうわけだからミッションは他の人に言ってくれ」

(´・ω・`)「外は楽しいぞ」

('A`)「そんなの知るか
    怖いんだ。それでいい」
    
(´・ω・`)「よくはない
       確かに怖いこともあるが、楽しいこともあるんだから
       そしてその楽しいことの大半は、苦しみの後に来るものだ」
       
('A`)「そんなもの、いくら口で言っても信じられねえよ
    あんたの場合はどうなんだ? 」

18:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 13:47:03.69 ID:UEA4Ia680
(´・ω・`)「私か?
       そうだな……まず仕事の日はボスからの指令で始まる」
       
(;'A`)「まさかそのボスともこんな通信を? 」

(´・ω・`)「そこら辺はボスの趣向による
       例えば巨大企業、VIP運輸の拳銃密輸現場を発見するミッションだったとしよう」
       
('A`)「お、らしくなってきたな」

(´・ω・`)「私はまずVIP運輸本社の内部関係について調べる
       自分の力でも、情報屋伝い、内部に仲間のスパイがいればなお容易い」
       
('A`)「おお……」

(´・ω・`)「ある程度調べたら、隙が見えてくる
       騙せそうな相手を見つけることだ。偏った趣向や、弱みを握ったり
       そして密輸の情報を聞き出し、どこで行われているか、護衛はどれくらいかを知るわけだ」
       
(´・ω・`)「そして行動を始める
       といっても相手も大企業、こっちの存在がばれることはよくある
       護衛もそのつもりでいるから、いざとなったら暗殺も行わなければならない」
       
('A`)「暗殺…………」

(´・ω・`)「あくまで危ないときだけだ
       隠密行動がスパイの本分だからね」

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/02/22(月) 13:51:06.27 ID:UEA4Ia680
(´・ω・`)「私は数多くの罠を避け、死線を潜り抜けなければならない
       奴らはスパイ相手に容赦することはない
       俺らは影の存在……殺されたら存在を消されるだけだ」
       
(´・ω・`)「そして無事に現場写真を撮り、戻ろうとしたらまた戦う
       何故か今度は強敵が現れてくる
       とにかくスパイらしく、迅速に対応しなきゃならん」
       
(´・ω・`)「そうしてようやく一日は終わる
       帰ってきたら束の間の休息
       まさに至福の時ってやつだ」
       
(´・ω・`)「どうだ、わかったか? 」

('A`)「まあ……うん」

(´・ω・`)「外に出たくなっただろう? 」

('A`)「全然ならん」

(;´・ω・`)「え!? なんで、どうして! 」

(;'A`)「いやあ、だって……」

('A`)「どう考えても危険じゃねえか」

21:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 13:54:02.39 ID:UEA4Ia680
(;´・ω・`)「ぐっ……!? 」

('A`)「そんなエライ目にあうくらいなら部屋から出ない方がましだってのjk」

(´・ω・`)「小癪な……」

(´゚ω゚`)「小癪なガキめええええ!! 」

(;'A`)「怒るなよ、事実じゃねえか」

(´・ω・`)「ああ、そうだな
       思わず我を見失った」
       
('A`)「だいたい、そんな危険な仕事どうしてやってんだ?
    もっと安全な仕事があっただろうに」
    
(´・ω・`)「ふ……スパイになりたかった
       それだけだ」
       
('A`)「かっこいいようでかっこよくないぞ」

(´゚ω゚`)「夢追っかけてるだけでお前より上なんだよバーカwwww」

(;'A`)「うるせえな
    比べた覚えはねえし
    どっちにしろ落ちるとこまで落ちてんだよ」

23:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 13:58:21.31 ID:UEA4Ia680
('A`)「さて、もういいだろ
    俺には無理だ。他を当たれ」
    
(´・ω・`)「そいつはできない相談だ
       この機能はこのパソコンにしかついてないからな」
       
(;'A`)「いつ付けたんだよ」

(´・ω・`)「ス・パ・イ だからな」

(;'A`)「ちい……最初から俺を狙ってたのか? 」

(´・ω・`)「ああ、こっそり入らせてもらったよ。誰の家でもよかったんだが
       これ以上ないってくらいたまたまだ」
       
(;'A`)「すっげえ運が悪かったんだな俺
    つーか誰でもいいってのかよ」
    
(´・ω・`)「なあ、たまたまってすばらしい言葉だと思わないかい? 」

('A`)「知らんがな」

(´・ω・`)「ふふ、冗談はさておき
       運が悪かったのは君のお母さんだろう
       息子はこんな奴なんだからな」

24:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 14:00:08.53 ID:UEA4Ia680
('A`)「かーちゃんは……悪くねえよ」

(´・ω・`)「ほう……そりゃまたなんで? 」

('A`)「それは…………」

(´・ω・`)「ふん、こんなときだけ親孝行ってか? 」

(#'A`)「……るせえ」

(´・ω・`)9m「こんなところに引きこもってる時点で貴様は親不孝者なのだよ」

(#'A`)「……ぐぅ」

('A`)「へ、悔しいがその通りだよ」

('A`)「俺が親不孝だなんて、最初からわかってんだ
    でもだからってどうすることもできねえ」
    
(´・ω・`)「ただ部屋から出るだけでもか」

('A`)「そうさ」

(´・ω・`)「…………」

('A`)「…………」

25:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 14:03:02.03 ID:UEA4Ia680
ガチャ
タダイマー

(´・ω・`)「おっと、ボスが来たようだ」

('A`)「ただいまって……同じ家にいるのかよ」

(´・ω・`)「ああそうだ
       とにかく今替わる」
       


J( 'ー`)し




('A`)「…………」

Σ(゚A゚)「って、かーちゃん!? 」


27:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 14:06:03.36 ID:UEA4Ia680
J( 'ー`)し「そうよ、ドクオちゃん」

(;'A`)「なんで……はぁ? 」

J( 'ー`)し「ミッションは失敗しちゃったみたいねえ
      ごめんね、ドクオちゃん」
      
(;'A`)「…………」

(´・ω・`)「ドクオ君
       お母さんから話はきいているんだよ」
       
(´・ω・`)「生まれたときから母子家庭で、そのせいで虐められて
       それでも自分が忙しかったから何もしてあげられなかった
       だから引きこもってしまった、とね」
       
(;'A`)「……やめてくれ」

(´・ω・`)「君は虐められた頃のショックで人が怖くなった
       だから家から出られなくなった
       そのうち母親とも会いづらくなった」
       
(´・ω・`)「これが、君が部屋から出てこない本当の理由なんだろ? 」

(; A )「…………」

29:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 14:09:04.35 ID:UEA4Ia680
J( 'ー`)し「ドクオちゃん
      私は今このショボーンさんの家に来ているの
      だから今夜はご飯がつくれない」
      
J( 'ー`)し「ドクオちゃんは私と話したがらないから、こうして伝えるしかなかったの
      ファミマでお弁当買ってね、って」
      
(; A )「……ショボーンって」

(´・ω・`)「あれは偽名だと言ったろう」

(; A )「大差ねえよ……」

J( 'ー`)し「いい、ドクオちゃん
      私がこの人の家に来ている意味、わかるでしょ? 」
      
( A )「…………」

J( 'ー`)し「もうドクオちゃんを悲しませたくなかったのよ
      だから父親を探していた」
      
(´・ω・`)「私は少し嘘をついてしまった
       本当は狙って、お前が寝ている間にパソコンを細工させてもらった
       あまり好ましくない話だと思って出まかせを言ったんだが、もういいだろう」
       
( A )
~~~~~~~~~~~~~~~~

30:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 14:12:03.88 ID:UEA4Ia680
「やーい、捨て子のドクオ」
「どうしてとーちゃんいないのーww」

(;A;)「うるせー、とーちゃんは出かけてんだよー」

「女々しい奴だなー」
「かーちゃんにしか育てられていないから」

(;A;)「かーちゃんを馬鹿にすんな!! 」

「……あのこ、お父さんいないらしいわよ」
「逃げられたらしいわね……借金かかえて」

(;A;)「…………」

(;A;)(みんな違う、みんな嘘だ
     みんなで嘘をついてるんだ)
     
(もう誰の言うこともきくもんか)

「あいついっつも寝たふりしてるよなー」
「友達いねーからなww」

「無愛想よねー、顔もキモいし」
「うわ、今こっち見た……ねえあっち行こー」

('A`)

31:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 14:15:02.95 ID:UEA4Ia680
「え! あの人が……そうですか」

「いえ、もうずっと、何年も会っていないので
 葬式にはちょっと」
 
ガタッ

J(;'ー`)し「!! 」


('A`) 


('A`)「誰か死んだの?
    親戚なんていたっけ……」
    
J(;'ー`)し「遠縁の人よ。気にしないd('A`)「とーちゃん? 」

J( 'ー`)し「…………違うわ
      あの人はずっと遠くに行ってしまったから」
      
(嘘だ……かーちゃんも嘘をついた
 もう誰も信じられない。かーちゃんも信じられない
 みんな嘘つきだ……世の中みんな嘘つきだ)
 ~~~~~~~~~~~~~~~~

32:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 14:18:01.71 ID:UEA4Ia680
( A )「信じられねえよ……世の中なにも」

( A )「みんなすぐに嘘をつくから」

(´・ω・`)「ふむ、そうだろう
       現に私は今一つ、嘘をついている」
       
(´・ω・`)「ドアを開けてみなさい」

('A`)「…………」

(´・ω・`)「私はス・パ・イ――嘘つきのプロだ
       だから素人とは違う
       嘘ってものの正しい扱い方くらい、わきまえているさ」
       
('A`)(…………ショボンが画面から消えた)

('A`)

クルッ 

ト、ト、ト……

ガチャ

J( 'ー`)し (´・ω・`)

33:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 14:21:01.90 ID:UEA4Ia680
(´・ω・`)「お母さんが私の家に来たのは事実だ」

J( 'ー`)し「でも、心配だったから帰ってきちゃったの
      せっかくだから計画通りに通信を行ってみたんだけどね」
      
('A`)「……つまり二人は最初っから家にいたってことか」

(´・ω・`)「そうだ」

J( 'ー`)し「ドクオちゃんのお弁当、ちゃんと買ってきたわよ
      お腹すかせちゃ悪いでしょ」
      
('A`)「…………」

(´・ω・`)「もちろんこれは本当だ
       いくら ス・パ・イ でもな」
       
('A`)「嘘の正しい使い方ってか……なるほど」


( A )「……全く、俺がこんなに感d」

ピーーーーーッピーーーーーッ

J( 'ー`)し「あなた、指令よ」

35:('A`)ミッションインポッシブルのようです :2010/02/22(月) 14:25:46.29 ID:UEA4Ia680
(´・ω・`)「なんと、今度はEメールでか
       ……お母さん、次はあなたも一員として出動みたいだ」
       
J( 'ー`)し「ふふふ、久しぶりに腕が鳴るわね
       最近は実戦に出てないから腕がなまったかもしれないわ」

(;'A`)「か、かーちゃん!? どうしたってんだいったい」

J( 'ー`)し「よかったわね、ドクオちゃん
      とうとう両親揃ってスパイなんですから
      もうお父さん逃げないわよ」
      
(´・ω・`)9m「そして君もその卵なのだよ、ドクオ」

(;'A`)「ちょっとまてよ、待ってくれ」








「それも本当だってのか? 」

「もちろんこれも本当だ」

~~完~~
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  1. 2010/02/22(月) 18:06:13|
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  4. | コメント:1
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コメント

ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
次は特攻野郎Aチームで
  1. 2010/02/24(水) 00:01:59 |
  2. URL |
  3. 名のある名無し #-
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