ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

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('A`)魔法少女どくお☆マギカのようです

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:14:58.09 ID:feoMURYO0
('A`)

こんにちわ!よいこのみんな!
僕は魔法少女ドックンだよ!
僕はある日なんでも願いを叶えてくれる精霊(( <●><●>)←こんなヤツ、臭い)と契約して魔法少女になったんだ!
僕は生活保護を受給するという願いをかなえてもらってウキウキだよ!
今日も元気に悪い奴らをやっつけてやる!





3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:17:13.26 ID:feoMURYO0




第一話 もう何も怖くない





6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:19:45.99 ID:feoMURYO0
( <●><●>)「大変だドックン!魔女が出たよ!」

('A`)「やだよ、ダルイし。ほら、今日そういう気分じゃないし」

( <●><●>)「駄目だよドックン!死人が出る前に止めようよ!」

('A`)「俺の人間ランキングがまた一つ上がるな」

('A`)「うーん」

('∀`)+「メシウマ!」

( <●><●>)(あ~死なねーかな~コイツ)


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:22:37.22 ID:feoMURYO0
('A`)「とにかく今は駄目なの」

('A`)「今vipしてるし」

( <●><●>)「だめだよドックン!契約したじゃないか!」

(`A')「今忙しいんだよ!今日も実質2時間しか寝てないし!」

('A`)「あー、つらいわー」

('A`)チラッ

( <●><●>)「電気止めるぞ!」

('A`)「敵はどこだ!ぶっ飛ばしてやる!」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:24:53.38 ID:feoMURYO0
一方その頃町では……

( ・∀・)「魔女なんだからな!」

( ・∀・)「病院で成長してやるんだからな!」

( ・∀・)「グリーフシード!!」←決め台詞

クスクス… ナニアノヒト キモーイ オチンポ! オカアサンナニアレー シッ!ミチャダメデショ

( ・∀・)「……」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:27:38.35 ID:feoMURYO0
('A`)「えー?病院に行くのー?」

( <●><●>)「急ぐんだドックン!早くしないと大変だよ!」

('A`)「どうでもいいけどお前目キモイな」

( <●><●>)(今の言葉覚えとけよ若ハゲ)

( <●><●>)「ほらドックン!あそこだ!」

('A`)「ちょっと家から近すぎる感はあるよね」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:29:36.97 ID:feoMURYO0
( ・∀│魔女の巣 ニュルーン

( <●><●>)「あ!魔女が巣の中に入っていくよ!急ごう!」

('A`)(あれ……?これそういうシステムだったっけ)

ホラ、ハヤク!( <●><│魔女の巣 デュローン

('A`)「あ、うん」

('A`│魔女の巣 チュルチュル

('∀│魔女の巣 チュルチュル

(^│魔女の巣 トゥルトゥル

│魔女の巣 スポン


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:31:53.39 ID:feoMURYO0
('A`)「どこだ魔女め!ぶっ飛ばしてやる!」

(`A')+ キリッ

( <●><●>)(何なのコイツ……キメェ)

( <●><●>)「何なのコイツ……キメェ」

('A`)「えっ」

( <●><●>)「あ、ゴメン」

('A`)「え、あ、う、うん」

(´'A``)ショボーン

( <●><●>)(やっぱりキメェ)


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:33:37.15 ID:feoMURYO0
( ・∀・)「出たな魔法少女ドックン!」

( ・∀・)「モララー様が相手なんだからな!」

( ・∀・)「グリーフシード!!」←なんかカッコイイ掛け声

( <●><●>)「ナニアノヒト」

( ^ω^)「キモーイ」

('A`)「オチンポ!」

( <●><●>)( ^ω^)('A`)クスクスクス

( ・∀・)「……」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:36:53.37 ID:feoMURYO0
('A`)「悪いが倒させてもらうぜ!」

('A`)「ヒデオ!」

( ・∀・)「……」

( <●><●>)「変身だ!ドックン(笑)」

('A`)「プリキュアオープンマイハート!!」

('A`)デデーン

( ・∀・)「なんていう威圧感だ……」

( <●><●>)「ほう……なかなかやるようだな」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:38:46.74 ID:feoMURYO0
('A`)「喰らえ!必殺!」

コブシ!('A`)つ)・∀・)ゲキツー!

( ;∀;)「いてーよー」

('A`)「余裕過ぎワロタ」

( <●><●>)「また俺たちの大勝利か……敗北を知りたい」

( ^ω^)「MITとかどこのFランだよ」

( ;∀;)イイハナシダナー「マジイテー…完全に心折れた」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:40:58.29 ID:feoMURYO0
(♯・∀・)「もう絶対に許さないんだからな」

('A`)「へへっ、上の口ではそういってても下のお口は正直だぜ」

(♯・∀・)「うおおおおおおおおおおおおお!」

( ・∀││・)カパッ

( ・∀│( ^ω^)│・)タラーン

( ^ω^)「これが僕の本当の姿なんだかr……なんだお!」

('A`)「脱皮するとか聞いてないわ」

( ^ω^)「それはごめん」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:43:39.94 ID:feoMURYO0
('A`)「なら俺も本気で戦ってやる!」

( <●><●>)「な、馬鹿な。今までのは本気ではなかったのか!」

('A`)「キャストオフ」

('A`)キャストオウフ

('A││`)モキュ

('A│('A`)│`)ベジュ

('A`)「これが俺の真の姿だ」

( ・∀│( ^ω^)│・)「パネェ」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:45:46.15 ID:feoMURYO0
('A`)「身体が軽い、こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて……」

(`A')キリッ「もうなにも怖くない」

( <●><●>)「あ、こいつ死んだな」

( ^ω^)「こりゃ勝ったなじゃねえや勝ったお」

('A`)「ヘイヘーイwwwびびってんのかタコwwwwwwww」

('A`)「お前の母ちゃんウェルカムトゥアンダーグラウンド」

('∀`)ニコ

( ^ω^)「マジ死なす」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:48:13.91 ID:feoMURYO0
('A`)「お前じゃ勝てねーぜ」

(`A')「今の俺にはな」

( ^ω^)モグモグ
  (`A')  ムシャムシャ

( ^ω^)=3ゲプッ

( ^ω^)「ご馳走様」

   「あれ、俺の首は?」

( <●><●>)「ざまああああああああwwwwwwwwwwwwww」

( <●><●>)「クズ死んだああああああああああああwwwwwwwwwwwww」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:50:43.76 ID:feoMURYO0
( ^ω^)「ざまあみろだお!」

( ・∀│( ^ω^)│・)シュイーン

( ・∀・)ピターリ

( <●><●>)「メシウマwwwwwwwwwwwwww」

( ・∀・)「次お前な」

( <●><●>)

(<●><●> )

(<●><●>)

   「こっち見んな」




43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:52:43.73 ID:feoMURYO0
(´●ω●`)「どうでしたか皆さん」

(´●ω●`)「これらの物語をあなたは関係ないものだと思っているのでしょうか」

(´●ω●`)「しかし、忘れないで下さい。」

(´●ω●`)「物語の主人公たちもあなたと同じように、最初はただの一般人だったのです」

(´●ω●`)「そして、次の物語の主人公は」

  ●-● メガネクイッ
(´・ω・`)9m「あなたなのかもしれませんよ」

デケデケデーン デケデケデーン デケデケデンデンデケデケデーン

世にも奇妙な物語・終












47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/19(土) 22:55:26.99 ID:feoMURYO0
あとがき

この作品は後に神々の果実として伝説になるので今のうちに記憶に残しておいてください






('A`)魔法少女どくお☆マギカのようです
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1298121298/
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  1. 2011/02/19(土) 23:12:34|
  2. 短編まとめ
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('A`)に彼女が出来たようです

587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:15:06.81 ID:sN+ADSYKO [sage]
('A`)「なあブーン」

( ^ω^)「どうしたおドクオ」






('A`)「俺、彼女出来た」








( ゚ω゚)!!?






588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:16:39.99 ID:sN+ADSYKO [sage]
('A`)「落ち着け」

( ^Ω^)「落ち着けません」

('A`)「口間違えてるぞ」

( ^ω^)「おっと」


('A`)「お前の言いたい事はわかる。
ただな、」

( ^ω^)「いやちょっと待って」

('A`)「なんだよ」

( ^ω^)「まず先に質問させて」

('A`)「分かった」

592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:18:44.02 ID:sN+ADSYKO [sage]
( ^ω^)「妄想だおな?」

('A`)「いや違うよ」

( ^ω^)「……彼女は出来たものの、画面の中から出てこない~みたいな」

('A`)「実在してるよ」

( ^ω^)「…………ドクオが勝手に勘違いしてるだけとか」

('A`)「告白されたからそれは無いよ」




( 'ω”)「告白された!?」

594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:21:24.81 ID:sN+ADSYKO [sage]
('A`)「目、目」

( ^ω^)「すまんお。……なんて言って告白されたんだお?」

('A`)『私、ドクオ君の事が好きなんです。もし良かったら付き合って下さい』


( ^ω^)「ふ、普通だおな」

('A`)「普通だよ」




( ^ω^)「あ、アレだお」

595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:22:32.37 ID:sN+ADSYKO [sage]
('A`)「なんだよ」

( ^ω^)「罰ゲーム的な……」

('A`)「残念だがそれは無いな……Bまでは済ませたし」


( ¨*゚)「B!!!!???」


('A`)「そろそろ別人になってきたぞ」

( ^ω^)「Bって……あのBかお……?」

('A`)「……ああ、アレだな。ABCのB」



(('(゚∀゚∩ 作者の地元では通じたけどもしかしたら世間的に通じないかもしれないから一応解説するよ!A=キス、B=愛撫、C=セックスだよ!)


( ^ω^)「おお……なんと言う……」

('A`)「……」

597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:24:15.68 ID:sN+ADSYKO [sage]
( ^ω^)「分かった」

('A`)「なんだ」

( ^ω^)「不細工」

('A`)「えっ!?」

( ゚ω゚)「どうせ不細工なんだろお!!!!ドクオに告白するくらいなんだから不細工に決まってるお!!!!」



(;'A`)「お前……どんだけ失礼、ってかどんだけ酷いんだよ」

( ゚ω゚)「うるさいお!!!!な、なんなら写メの一つや二つ見せてみろお!!!!」



('A`)「うー……分かったよ。見せるよ」

( ^ω^)「えっ!?」

('A`)「恥ずかしいからあんま見せたくなかったんだけど……」

600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:26:19.50 ID:sN+ADSYKO [sage]
( ^ω^)「う、うるさいお。さっさと見せろお」

('A`)っ□

( ^ω^)「お」






ζ(゚ー゚*ζ







( ゚ω゚)「可愛いいいいいいぃbmいいいcぃぃppp」


('A`)「な?可愛いだろ?」


( ^ω^)「こ、これは可愛いと認めざるを得ないお……」

('A`)「信じてくれた?」

603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:27:32.43 ID:sN+ADSYKO [sage]
( ^ω^)「悔しいけど信じるお」

('A`)「まあ俺にだって彼女くらい出来るって事だよ」

( ^ω^)「憎たらしいお。リア充なんて滅んでしまえば良いお」


('A`)「……それでな。実はお前に聞いて欲しい事があるんだ」

( ^ω^)「なんだお……?先に言っとくけどノロケならお断りだお」


('A`)「実はな……」










('A`)「この話、実は嘘d」ξ゚⊿゚)ξ「ブーンくうううううん!!!!」





( ゚A゚)……!?

606:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:29:51.11 ID:sN+ADSYKO [sage]
( ^ω^)「おお、どうしたおツン」

ξ///)ξ「あのね、あのね!今日は学校がいつもより早く終わったから、会いに来ちゃったの……!」

('A`)「えっちょっと」

( ^ω^)「あははw連絡くらいしろっていつも言ってるお?」

ξ///)ξ「だって、一秒でも早くブーン君に会いたかったんだもん……!」

( ^ω^)「全くツンはしょうがない奴だおwまあそこが可愛いんだけどおな!」

('A`)「あの、」

ξ///)ξ「もうっ!ブーン君のばかぁ!」

( ^ω^)「あははw」

('A`)「あの」

( ^ω^)「ん、どうしたおドクオ?」

608:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:32:03.93 ID:sN+ADSYKO [sage]
('A`)「えっと……その子ってもしかして」

( ^ω^)「彼女に決まってるじゃないかおw
あ、ドクオにも彼女が出来た事だし今度ダブルデート行こうお!」

('A`)「えっ、あ、いや、アレ嘘」

ξ゚⊿゚)ξ「うんうん楽しみ!皆で行こっ!」

('A`)「いやだから」

( ^ω^)「あ!もうこんな時間だお。
じゃあ僕達はデートに行ってくるお、バイバイドクオ!」

ξ゚⊿゚)ξ「じゃねー!」


('A`)「あ、バイバイ」




('A`)「……」


('A`)「メイド喫茶でも行こう」

終わり
  1. 2011/02/15(火) 03:46:46|
  2. 総合作品まとめ
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('A`) 見つからないようです

389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 22:20:03.60 ID:XCoGGHJoO
( ・∀・) 「知っているかい?」

('A`) 「知ってるよ、そのくらい」

分かっている、彼の言っている意味なんてとうの前に。
それでも僕はまだ分からないのは、何故なんだろう。

( ・∀・) 「全部、君だろ?」

('A`) 「そうだけど、そうじゃないんだ」

創り出したのはたしかに僕だし、その全てが僕から生まれているのも分かっている。
この黒で塗りつぶされた空間も、目の前にいる相手も、そして僕も。
それなのに、分からないんだ。

('A`) 「どれが本当の僕なのかは、いまだに分からないんだよ」


('A`) 見つからないようです

390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 22:22:12.90 ID:XCoGGHJoO
( ・∀・) 「へーぇ」

どうだっていい。
そう込められた無気力の返事を渡し、彼はケラケラと笑う。

( ・∀・) 「じゃ、僕の目の前の君はだぁれ?」

('A`) 「僕だよ」

( ・∀・) 「そして僕だねー。もちろん僕も君だ」

普通の人が聞いたら、頭がおかしいと思われるだろう会話が続く。
ここに来てからはずっとこの調子だ。

( ・∀・) 「僕はね、そう"キャラ付け"されたからさ」

('A`) 「……ゴメンね」

395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 22:24:21.16 ID:XCoGGHJoO
腕を広げて、見下すように僕を見つめる相手。
罪悪感の受け箱として作られた、その場を荒らすことに快感を覚え、罪悪感も感じない僕。

ちなみに、産み出しておいてなんだが彼は本当にヒドイ。
その場の空気を壊すことが快感で、そのためならば無関係な人でも巻き込んでしまうのだ。

( ・∀・) 「そうしたのは君だよ君ィー」

('A`) 「……うん」

( ^ω^) 「全く……」

('A`) 「……うん?」

気づけば小太りの男が、僕の横に座っていた。
彼は、彼は――。

('A`) 「えーと……どんなキャラで、なんて名前だっけ……?」

399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 22:26:28.71 ID:XCoGGHJoO
( ・∀・) 「あ……」

( ^ω^) 「……」

('A`) 「ん……?」

あぁ、まさかとは思うが、違っていてほしいと思うが、おそらくそうなのだろう。
男は勢いよく立ち上がると地団駄を踏み始めた。
先ほどまで真っ白だった顔は、急に熟れたトマトのように。

( #゚ω゚) 「あぁぁぁぁぁ!? ざっけてんのかお! テメェェェェェェェッ!!」

('A`) 「うっわ……」

( #゚ω゚) 「うっわじゃねぇんだが! そうやって俺を差別する! 忘れられるような空気だって言いやがる!!」

( ・∀・) 「あーあ、知ーらねー」

( #゚ω゚) 「こうして格差を生みやがったんだが! オリジナルはいいよなみんなが知っていてよぉぉぉぉ!!
       だが俺みたいな空気はお前にすら差別され蔑まれる! 憎い憎い憎い憎い……」

405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 22:28:10.19 ID:XCoGGHJoO
そのままブツブツと言い出してからは、何と言おうとも答えはしないし、答えても的外れなことばかりだ。
どうしてこんな面倒くさいキャラを産んでしまったのだろうか、この世界には不必要でしかないのに。
そのクセに名前だけは何故だか王とか付いている、ギャンギャンと吠えることしかできないのにも関わらず。

(´・_ゝ・`) 「っつーかデレとジョルジュがセックスしたってマジライス?」

从 ゚∀从 「マジライス、rixiやbreeに書いてたからな」

また一人、二人と僕が増えて行く。
出てくる僕が喋る度に、それがどんな僕なのかが分かってしまうのが悲しい。



結局、僕を含めその全てのどれが本当の僕なのかは、分かりはしないのだが。

409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 22:30:16.04 ID:XCoGGHJoO
( ・∀・) 「だっからさー、全部お前だっつーの」

('A`) 「そんなハズない!」

( #゚ω゚) 「そうだ! そんなハズはない! 俺は戦うぞ! この腐った世界を潰して、ユートピアを作るんだが!」

从 ゚∀从 「協力するぜ文王!」

(´・_ゝ・`) 「アイツらは最低な野郎だからな、がんばれよ」

( #;ω;) 「おぉ…おぉ……」

何だこの三文芝居は。
ヘドが出る。

( ・∀・) 「この豚どもはおいといて、全部お前なんだよ」

おい、止めろ。

( ・∀・) 「意地っ張りで強情、ワガママな上に情緒不安定と来て更に楽して有名になって自己顕示がしたい怠け者」

止めろ止めろ止めろ。

( ・∀・) 「その為にはコミュニティー内で迷惑をかけ、嫌われていると知りながら引くに引けなくなって嘘を重ねる」

(#'A`) 「止めろぉぉぉォォッ!」

( #・∀・) 「止めないね! 結果、自分が誰かすらも分からなくなり相手もいなくなったから
       また今日も自作自演をして自分を相手に楽しくお喋りをしてる、そんなお前だ―――……・・・ ・ ・ ・



413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 22:32:12.36 ID:XCoGGHJoO
('A`) 「……」


('A`) 「もう朝か……」


('A`) 「……あー、8時……」


('A`) 「……よし」


('A`) 「牙狼でも打ちに行くか」


('A`) 見つからないようです 終わり


('A`) 「また一万勝てればいいなー」
  1. 2011/02/15(火) 03:39:05|
  2. 総合作品まとめ
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('A`)「セックスしたい」

64:◆ySC1ANsSA6 :2011/02/11(金) 22:17:57.61 ID:eoBk2VMaO [sage]
('A`)「セックスしたい」

ξ゚⊿゚)ξ「なら私としましょ!」

('A`)「このクソビッチが!!」

ズガーン

ξ゚⊿゚)ξ「頭が吹っ飛んだ」


ピーポーピーポー


( ゚∀゚)「警察だ」


('A`)「なんやねんお前」

( ゚∀゚)「逮捕しにきますた」

('A`)「クックック」

( ゚∀゚)「何がおかしい」

('A`)「セックスしたいだろ」

( ゚∀゚)「うん」

('A`)「この女犯そう」

67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/11(金) 22:18:54.78 ID:eoBk2VMaO [sage]
( ゚∀゚)「えーでもなー」

('A`)「ビビってんのかテメェ」

( ゚∀゚)「いやほらさあ、立場的にさあ」

('A`)「ええやん」

( ゚∀゚)「うーん」

('A`)「死姦良いよ死姦」

( ゚∀゚)「勃ってきた」

('A`)(作戦通りッッ)

69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/11(金) 22:20:01.41 ID:eoBk2VMaO [sage]
ξ゚⊿゚)ξ「あっあっ」

('A`)「こいつ……死んだ癖に感じてやがる!」

( ゚∀゚)「へへへ……筋金入りのビッチだな」

('A`)「あっイくわ俺」

ξ゚⊿゚)ξ「把握した」



ドピュ



('A`)「キモティー」

( ゚∀゚)「クックック」

('A`)「?」

( ゚∀゚)「この時を待っていた」

('A`)「何っ」


ガシャ

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/11(金) 22:22:48.03 ID:eoBk2VMaO [sage]
('A`)「これは……手錠!?」

( ゚∀゚)「現行犯逮捕だ」

('A`)「えっ待ってや」

( ゚∀゚)「待たれへん」

('A`)「そんなんセコいやん」

( ゚∀゚)「しゃーないやん俺警察やし」

('A`)「暴動じゃ!」



ワーワー



( ゚∀゚)「なんやコイツら」

76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/11(金) 22:25:23.52 ID:eoBk2VMaO [sage]
('A`)「クックック……コイツらは俺の意思に共鳴した同士達だ」


( ^ω^)オウボウジャー

(´・ω・`)ユルサレヘンデー

( ´_ゝ`)コロセー


( ゚∀゚)「殺された」グハッ


('A`)「はあっ、はあっ……」

(´・ω・`)「僕達は……勝ったんだ!僕達を縛り付けていた運命、狂った“意思”に一一!」

('A`)「嗚呼……これが、これこそが……死んだ仲間が言っていた“絆の力”なのか……」

( ^ω^)「ドクオ、そんな事よりも宴を始めるお!僕もうお腹が減って減って仕方が無いおw」

('A`)「お前は相変わらず食う事しか考えてねぇなw……まあ、確かに腹が減った。おい兄者!」

( ´_ゝ`)「ああ。準備はとっくに出来ているよ、街の皆も待ってる」

('A`)「ハハハwそうか。……じゃあ行くか!」

78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/11(金) 22:29:07.53 ID:eoBk2VMaO [sage]
一一戦は終わり、やっとこの国にも平和がやってきた。
民と兵は歓喜し、部隊長達は安堵の息を漏らしている。
……しかし、本当にこれで良いのだろうか?我々は、我々なりの正義を掲げて戦った。だが、その正義は……本当に「正しい正義」なのか?
敵も敵なりの正義を掲げて戦った筈だ。


……我々は、結局武力に物を言わせ気に入らない相手を潰しただけなのかも知れない。





終わりです。
見て下さってありがとうございました。
  1. 2011/02/12(土) 00:17:57|
  2. 総合作品まとめ
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('A`)さがすようです

188:('A`)さがすようです :2011/02/06(日) 23:39:49.04 ID:UCLvmHpgO [sage]
('A`) はぁ…

('A`) 腹へったなぁ…


これはどくおです


('A`) グーッ

('A`) ごはん、獲りにいこうかなぁ


どくおはおおかみです


('A`) 今日はなんのサラダにしよう


どくおはベジタリアンなおおかみでした

190:('A`)さがすようです :2011/02/06(日) 23:41:46.81 ID:UCLvmHpgO [sage]

(,,゚Д゚) お前も肉をくえ


なかまのおおかみはどくおにニクをすすめました


('A`) いやだよ、おいしくない

(,,゚Д゚) 変なやつ

('A`) うん


それでもどくおはベジタリアンなおおかみでした

あるひ


('A`) 僕はいくよ


どくおはむれをでることにしました

191:('A`)さがすようです :2011/02/06(日) 23:43:49.83 ID:UCLvmHpgO [sage]

(,,゚Д゚) かなしい

( ´∀`) かなしい

(*゚∀゚) かなしい

('A`) かなしいけど僕はいくよ


むれのなかまはどくおがさるのをかなしみました

それでもどくおは、ありのままのじぶんをうけいれてくれるばしょをさがしました


('A`) 僕も肉が食べれたら良かったのになぁ

('A`) ガサガサ

('~`) マグマグ


どくおはザッソウをたべながらなんにちもあるきつづけました

193:('A`)さがすようです :2011/02/06(日) 23:46:52.65 ID:UCLvmHpgO [sage]

しかし
えいようのないザッソウばかりたべて、どくおのからだはよわりきっていました

しだいにあしもとがふらつき、いしきがとおくなってきます


('A`) あたまが痛い

('A`) ああ、僕は、死ぬのかなぁ

('A`) 死ぬのはこわいなぁ

(-A-)


とうとうどくおはそのばにたおれてしまいました

しばらくすると
どくおはふわふわ、ふわふわ、ふしぎなかんかくでつつまれました

195:('A`)さがすようです :2011/02/06(日) 23:48:54.57 ID:UCLvmHpgO [sage]

(-A-) (あたたかいなぁ、ふわふわ、きもちいい)

(-A-) (むれのみんなの毛も、あったかかったなぁ)


どくおはむれのなかまがこいしくなりました


(-A-) (僕は死んだのかなぁ)

(-A-) (死んだら、こんなにふわふわ、ふわふわ……)


どくおはしあわせでした
ずっとこのふわふわにつつまれるのだったら、しんでもいいとおもいました

しかし

197:('A`)さがすようです :2011/02/06(日) 23:50:09.11 ID:UCLvmHpgO [sage]

ガツン!

(゚A゚) 痛い!


どくおはきゅうにしっぽがいたくなってとびおきました

しっぽをみると、いしがうえにのっていました

どくおはしっぽをひとふり
いしをよこへどけ、やさしくしっぽをなでます


('A`) ああ、痛いなぁ

ミセ*゚ー゚)リ あれ起きた

('A`) きみは?

ミセ*゚ー゚)リ あーし?あーしはみせりだよ

201:('A`)さがすようです :2011/02/06(日) 23:51:31.58 ID:UCLvmHpgO [sage]

どくおのめのまえにはいっぴきのこひつじがいました
なまえはみせりです

みせりにはふわふわなけがたくさんはえていて、そのせなかのけがすこしへこんでいました


('A`) ああ、僕は

ミセ*゚ー゚)リ あーしの体ふかふかだった?

('A`) うん、ふわふわ、きもちよかったよ

ミセ*^ー^)リ えへへぇ


みせりはしあわせそうにわらって、どくおのまわりをくるくるまわります

どくおもなんだかしあわせなきぶんになって、いっしょにわらいました

203:('A`)さがすようです :2011/02/06(日) 23:53:00.21 ID:UCLvmHpgO [sage]

('A`) きみは、怖くないの?

ミセ*゚ー゚)リ どうして?

('A`) だって、僕はおおかみだよ

ミセ*゚ー゚)リ 怖くないよ。ニオイがちがうもん

('A`) ニオイ?

ミセ*゚ー゚)リ 怖いニオイがしないもん


どくおは、くんくんとじぶんのからだをかぎました

でも、みせりのいうようなニオイはしません

208:('A`)さがすようです :2011/02/06(日) 23:55:06.28 ID:UCLvmHpgO [sage]

('A`) それって、どんなニオイなんだい?

ミセ*゚ー゚)リ 嗅いでわかるニオイじゃないんだよ


そういってみせりはころころわらいました


ミセ*゚ー゚)リ ねえねえ、あーたの名前は?

('A`) どくお

ミセ*゚ー゚)リ どくおは、どうしてこんなところにいるの?

('A`) それは…


それからどくおは、みせりにじじょうをはなしました

ありのままのじぶんでいれるばしょをさがしている

212:('A`)さがすようです :2011/02/06(日) 23:57:37.88 ID:UCLvmHpgO [sage]

すると


ミセ*゚ー゚)リ じゃあ、あーしと一緒だね!

('A`) え?

ミセ*゚ー゚)リ あーしも、さっき、むれからでてきたの!

('A`) どうして?君は、まだ子供じゃないか

ミセ*゚ー゚)リ あーしは、くろいから

218:('A`)さがすようです :2011/02/07(月) 00:00:01.30 ID:kU2D9dviO [sage]

むれのなかで、くろいけをもったひつじはみせりだけでした

みせりは、まいにちむれのなかまからいじめられていました


( ・∀・) やーい、まっくろみせりー

( ^ω^) へんないろー

ミセ*゚―゚)リ

( ´_ゝ`) こら、やめないかおまえたち

(´<_` ) おまえたちの体までくろくなるぞ

ミセ*゚―゚)リ

( ・∀・) げぇーさいあくー

( ^ω^) もういいおー、あっちであそぶお!


ミセ* ― )リ

221:('A`)さがすようです :2011/02/07(月) 00:02:28.53 ID:kU2D9dviO [sage]

ミセ* ― )リ


みせりは、むれをでていくことにしました

むれのなかまは、ただはなれていくみせりのせなかをみつめていました




きがつけば、あたりはゆうひのいろにそまっていました


('A`) 僕と一緒にいかないか?

ミセ*゚ー゚)リ え?


みせりはめをおおきくみひらいて、どくおにききかえしました

227:('A`)さがすようです :2011/02/07(月) 00:07:03.81 ID:kU2D9dviO [sage]

('A`) ちょうど、ひとりでさみしかったんだ

ミセ*゚―゚)リ いいの?一緒にいっても

('A`) どうして?

ミセ*゚―゚)リ だって、あーし、くろいし


どくおは、まえあしをみせりのあたまにのせました


('A`) 僕だって、みせりといっしょのくろいけだよ

ミセ*゚―゚)リ

('A`) 僕と一緒はいや?


ミセ*゚―゚)リ

ミセ*゚ー゚)リ ううん!


ふたりはおたがいにほほえみあうと、ならんでみちをあるきはじめました

ゆうひのひかりが、いつもよりもかがやいてみえました
  1. 2011/02/07(月) 00:32:18|
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( ^ω^)とある放課後のようです('A`)

938:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 17:35:37.31 ID:+8qUF9WiO

キーンコーンカーンコーン

( ^ω^)「待ちに待った放課後だお!自由って素晴らしいお!
ドクオ、いつものコース行くおっおっ」

('A`)「ブーンは大げさだなぁ。ランドセルに教科書詰めるから、待ってて…」

( ^ω^)「はぁ…全くドクオは何のために机があると思ってるんだお…
机は教科書を入れるためにあるんだお?」キリッ

('A`)「うん、そうだね…。そしてブーン、ランドセルは教科書を持ち運ぶためにあるんだよ…」

⊂( ^ω^)⊃「ブwwwwwーーーーーwwwwンwwwww」

('A`)「あっ、ちょっと待ってよブーン!」





( ^ω^)とある放課後のようです('A`)

939:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 17:39:14.05 ID:+8qUF9WiO

ξ゚⊿゚)ξ「いらっしゃい…ってあら、ブーンとドクオじゃない」

('A`)「あ、ツンだ」

( ^ω^)「おっおっ、ツンおいーす。またペニサスおばちゃんに代わって店番かお」

ξ゚⊿゚)ξ「そんなとこ。まぁゆっくり見てってよ」

( ^ω^)「ふっふっ、ブーンが買うものはもう決まってるお!」

( ^ω^)「ツン、うまい棒コンポタ味とたこやき味、チーズ味くれお!」

ξ゚⊿゚)ξ「はいよ。ドクオは?」

('A`)「うーん、キャベツ太郎…いつも食べてるし、ウメトラって気分じゃないし…。
うーんうーん…」

ξ゚⊿゚)ξ「…まだみたいね」

940:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 17:43:01.17 ID:+8qUF9WiO

( ^ω^)「ドクオ遅いお!ブーンはうまい棒食べ終わっちゃったお!」

( ^ω^)「ツン、うまい棒チョコ味一本チェイサーだお!」

ξ゚⊿゚)ξ「はいはい、毎度」



('A`)「よし決まった。僕はカステラ串にする!」

ξ゚⊿゚)ξ「はい、毎度。ていうかアンタが悩んでる間に、ブーン待ちきれなくて先に行っちゃったわよ」

('A`)「えぇっ?嘘!?」

<ブwwwーーーwwwwンwwwww

('A`)「ほんとだ!ブーン待ってよー!ツン、またね!」

ξ゚⊿゚)ξ「やれやれだわ…」

942:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 17:47:18.31 ID:+8qUF9WiO

( ^ω^)「公園に着いたお!」

(;'A`)「ゼー…ハー…ゼー…ハー…」

( ^ω^)+「おっ、公園のVIPルゥームッッ!ブランコが空いてるお!」

( ^ω^)「突撃ーーー!」

(;'A`)「や、やった、休憩出来る…」



( ^ω^)「立ち漕ぎ楽しいお!向かい風が火照った体に気持ち良いお!」

キィーキィー

('A`)「↑猿の鳴き声とかじゃなくブランコ漕いでる音だよ!」

( ^ω^)「?何の話しだお?」

('A`)「ううん…なんでもない」

943:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 17:52:04.84 ID:+8qUF9WiO

('A`)「ブランコ漕ぎながら食べるカステラ串ウマー」

( ^ω^)+

( ^ω^)「おっ…!俺の右腕が…!暴れやがる…!」

( ^ω^)「ていっ」

('A`)「あっ、僕のカステラ串!」

≡( ^ω^)「ハハハ!返してほしくば…力づくで奪ってみるがよい!」

≡ヽ('A`)ノカエセーカエセー!!

≡( ^ω^)「へへーん、遅いおドクオ!こっちだお…」

≡(⊃^ω^)⊃「あっ」コケッ

ボテッ…

(;^ω^)「しまったお!こけてカステラ串落っことしちゃったお!」

945:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 17:54:18.23 ID:+8qUF9WiO

('A`)「あっ…」

('A`)「僕のカステラ串…」

(('A`))

(;A;)ブワワワッ

(;^ω^)そ

(;A;)エッ…グスッ…ブヒッ…

((;^ω^))オロオロオロオロ

(;A;)ヒドイヨマダチョットシカタベテナカッタノニ…グスッ

((;^ω^))オロオロオロロン

( ^ω^)!

( ^ω^)ガサゴソ…

(;A;)ウェッ…ウェッ…

(;^ω^)「ドクオ!ごめんだお!ブーンが悪かったお!」

(;A;)「………」

946:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 17:57:58.42 ID:+8qUF9WiO

( ^ω^)「カステラ串落っことしちゃったから、コレ…」

(;A;)「…うまい棒チョコ味?」

( ^ω^)「カステラ串の代わりにならないかもしれないけど…ブーンにはこれしか出来ないお」

( ^ω^)「調子に乗って本当にごめんだお」

(;A`)「…ブーン」

('A`)「ありがとう…」



ブーンは、せっかちですぐ僕のこと置いていこうとするし、こんなふうに調子に乗っていたずらするのもしょっちゅうだ。

けど実は、本当に置いてったりしないで先に行ったふりしてのろまな僕をいつまでも待っていてくれたりする、すっごく良い奴なのだ。

948:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 18:00:06.42 ID:+8qUF9WiO

('A`)「半分こして食べようよ」

( ^ω^)「おー…いいのかお?」

('∀`)ニコッ

ポケットに入れっぱなしだったチョコは溶けかけていてなんだか暖かかったけど、二人で分けて食べたらすごくおいしかったんだ!




ξ゚⊿゚)ξ「…凸凹コンビは今頃何して遊んでるかしら…」

<ただいま~。ツン、店番ありがとうねぇ

ξ*゚⊿゚)ξ「…!おかえり!おばーちゃん、公園で遊んできていーい!?」



( ^ω^)「次は何して遊ぶかお!?」

('∀`)「んーとね…」

<ブーン、ドクオ~!あたしも混ぜて~



おわり
  1. 2011/02/06(日) 22:35:53|
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('A`)は迷うようです(仮題)

877:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 06:12:13.27 ID:WWFgC27T0
 茹だるような暑さが遠のいてから暫く経ち、

 本格的に季節は秋を迎えていた

 そんな頃の事だった

 私は珍しく遠方まで出かけることになった

 理由はもちろん仕事関係であるが、

 移動には社用車を使うよう言われており、新幹線や飛行機を利用する事は出来なかった

 結果、私は道中で一泊しつつ二日がけで目的地へ向かう事になった

878:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 06:20:16.49 ID:WWFgC27T0
('A`)「はぁ・・・・」

 私は深夜にもかかわらず、車を走らせていた

 先ほど、聞いた事のない地名が書かれた看板の傍を通過した

 暗い山中を当てもなく彷徨っている

('A`)「くそ・・・」

 完全に迷ってしまった

 生来、方向音痴ではないのだが、

 カーナビに完全に欺かれてしまったようだ

879:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 06:30:22.54 ID:WWFgC27T0
 私がこんな状況に陥っているのも、

 このカーナビが古いせいだろう

 最近のはだいぶ賢くなったと聞くが、今はそれすら信用したくもない

 そもそもこの社用車は外観からして気に食わない

 普通の自家用車の塗装を変更してステッカーを張り付けただけのようだが、

 妙に目立つストライプが入っている

 よくある無機質なストライプではなく、

 気分の悪い曲線を描いている

 それでいてシンメトリである点は維持している

 鳥よけになりそうだ

880:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 06:53:30.69 ID:WWFgC27T0
 同じような不満をぶつぶつと並べながら、

 延々と繰り返すカーブと山々を抜ける

 どんどんと苛立ちが募っていく

 とりあえずは何処かの町に出なくては

 そして、現在位置を確認するのだ

 明日、いや今日の仕事に障るようなら睡眠時間もなくなるかもしれない

 私は数十回目の溜息を吐きだした

881:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 07:02:21.84 ID:WWFgC27T0
('A`)「・・・・・・」

 単調な運転が続いているせいか、

 私は少し眠気を感じ始めた

 それは次第に強くなり、抗いがたい物へ変わっていく

 眠気覚ましにとガムをポケットから取り出そうとした時だった

 ドゴッ

 かなり大きな音だった

('A`)「わ!」

882:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 07:12:02.09 ID:WWFgC27T0
('A`)「・・・・狸でも轢いたか・・・・?」

 或いは

 もしそうなれば最悪なのだが

('A`)「人・・・?じゃないよな・・・」

 軽傷で済むスピードではないはずである

 私は胃が冷たく縮みこむのを感じた

884:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 07:19:35.40 ID:WWFgC27T0
 しかし、音がした時、私はガムを取り出そうとはしていたが

 正面を見ていたはずだ

 音がした瞬間の事を思い返してみると、

 根本的に勘違いをしている事に気付いた


 あの時、音がしたのは私の上だ

 私は車の上に何かが落ちてくるような音を聞いたのだ


 そして、私はそれが地面に叩きつけられる音は聞いていない

886:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 07:31:28.07 ID:WWFgC27T0
('A`)「・・・・・・」

 私はおぞましいものを感じ、

 全力でアクセルを踏んだ


 しかし、

 どうにもスピードが出ない

 速度計を見た

 30km/hしか出ていないようだ

888:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 07:43:27.00 ID:WWFgC27T0
 ギッ ギギッ

('A`)「ひっ!?」

 突然車がギシギシと軋みだした

 車全体が揺さぶられているのだ

 間違いなく上に乗った物のせいだ

 一体何がこの車に乗ったというのだろう

('A`)「いいぃぃ!!いいぃー!!」

 私は気を取り乱し、アクセルを力の限り踏みながら狂ったようにクラクションを鳴らした

889:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 07:54:34.43 ID:WWFgC27T0
 エンジンも妙な音を立て始めた

 このまま故障して止まってしまえば絶対に危険だ

 そう確信した

 しかし、だからと言ってアクセルを踏む以外に出来る事は無いのだ

 のろのろと暗い夜道を進んでいるうちに

   ガンッ!

 またしても激しい音が響いた

 それと同時に、私は座席に強く押しつけられた

892:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 08:09:50.55 ID:WWFgC27T0
 車が突如加速し始めたのだ

('A`)「う、うおおっ」

 気付けばもう車は揺れていない

 どうやら、上に乗っていた何かがいなくなったようだ

 トンネルに入ると同時の事だった

 まさか、このトンネルの天井にぶつかって振り落とされたのだろうか

 だとすれば、さっきまで上に乗っていた物は恐ろしく巨大な物ということになる

893:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 08:24:37.85 ID:WWFgC27T0
 私は後ろを確認する事もせずに、

 出来る限りの速さでトンネルを進んだ

 そして十分走ってからトンネルの入り口が見えない程離れているのを確認して、

 一度車を止めてみた

('A`)「・・・・大丈夫か・・・?」

 遠くから何かが来る様子もなく、

 車の上に何かがいる気配もなかった

 私は、車から出て状態を確認する事にした

895:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 08:43:44.07 ID:WWFgC27T0
 恐る恐るドアを開け

 車を見ると、

 妙な物が二つ刺さっているのに気がついた

('A`)「何だこれ・・・・?鎌か?」

 鎌――のように見えるその物体は、

 たしかに刃物のようなものがあり、それが車のボディーを切り裂いて突き刺さっていた

 ただ普通の鎌と違って二股の刃物である上に、

 持つ部分であると思われる箇所はやたらと角ばっている

899:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 08:55:53.46 ID:WWFgC27T0
 そして一番奇妙なのは、

 刃と逆の側に付いている棒状のものである

 これがあるせいで、一層ただの鎌には見えなくなっている

 柄より太いそれには、均等な間隔で小さめの刃が数個付いていた

 車に突き刺さったその二つの妙なものは、遠目からみればさながら破損したレーシングカーのウイングだ

 刃は深く突き刺さっており、抜くどころか動きもしない

 無理をすれば手を怪我しそうだ

 私は一体何に襲われたのだろうか

900:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 09:06:21.18 ID:WWFgC27T0
('A`)「とりあえず・・・警察に電話するか」

 ――圏外だった

 そういえば、迷い始めたころから圏外だった気がする

 トンネル内にも連絡に使えそうな設備は無い

('A`)「・・・・・・・」

 このまま、トンネルを出るしかないのか

 とにかく、こうして悩んでいても埒が明かない

 私は車に乗り込み、トンネルの中を再び進み始めた

901:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 09:11:48.33 ID:WWFgC27T0
 このトンネルを出た途端、再びあの何かに襲われるようなことにならないのを祈りつつ、

 トンネルの出口まで走った


 結果的に、その願いは叶えられた



('A`)「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!」

904:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 09:19:03.75 ID:WWFgC27T0
 車がトンネルを出る直前

 私を襲った物が再びその姿を現した

 それはトンネルの外に突然落下してきたのだ

 ようやくそれと対面した


 私はその物に見覚えがあった

 確かに私の記憶の中にはそれと同じ姿をした物があるのだ

 しかし、こんな巨大なものではなかったはずだ

 それは広げた傘程の頭など持っていないし、

 バスケットボール程の眼を持ってなどいない

905:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 09:23:45.82 ID:WWFgC27T0
 ―――

   ボンッ!!

 鈍い音がした

 衝突は免れなかった

 車はそれの顔面に向かって突っ込み、

 数メートル程それを押して停止した

('A`)「ぎぃぇえええええ!!!!!!」

 私は車が停止しても尚、アクセルを踏み続けた

906:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 09:28:02.90 ID:WWFgC27T0
 水っぽい音が響く


 何かが散っていた

 黄緑色


 車の前輪に巻き込まれ、巨大なそれの体は少しずつ削られていった



 そして、いつの間にか辺りは静かになっていた

 ――――

908:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/06(日) 09:33:54.57 ID:WWFgC27T0
( ^ω^)「まじ?」

('A`)「まじだってばもー!!」

( ^ω^)「で、結局何だったのその大きい奴って」

('A`)「飛蝗」

( ^ω^)「は?」

('A`)「だからバッタだよッ! これがその死骸だよ」

( ^ω^)「え~ 何これ ただの小っちぇミイラじゃん」

('A`)「死んだらどんどん萎んで、そうなったんだよ」

( ^ω^)「ふ~ん、で、なんでそんなに大きかったの?何なの?」

('A`)「良く分らんが蟲毒がどうとか知らない爺さんが言ってたな 地元じゃ伝承に残ってたらしいが、将軍飛蝗とか言うでけーバッタだって」

( ^ω^)「ないわ~」





( ^ω^)「つか、FFでよかったね」
  1. 2011/02/06(日) 12:06:36|
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( ・∀・)楽しい食事のようです

815:( ・∀・)楽しい食事のようです :2011/02/05(土) 23:34:56.29 ID:uvp3bU0aO
彼女が作る料理は おいしい

普通においしい

ただ、普通においしいなんて口を滑らせた日にはもう大変

特急列車のごとく、鋭い視線を僕に向け、

膝蹴り、アッパー、かかとおとし

そんな必殺技がいくつも飛んでくる

816:( ・∀・)楽しい食事のようです :2011/02/05(土) 23:35:54.38 ID:uvp3bU0aO
( ・∀・)今日はカレーか おいしそうな匂い


カレーか……これは難しい

ありふれた料理こそ感想は難しい

前に辛くておいしいね なんて言ったら

あなたの口にあわせて甘口にしたんだけど って練乳かけられたっけ

818:( ・∀・)楽しい食事のようです :2011/02/05(土) 23:38:11.77 ID:uvp3bU0aO
( ・∀・)いただきます


一口含んでもぐもぐもぐもぐ
この時、僕は口よりも頭をフル回転させている

グルメリポーターでさえ こんなに考えてないと思う

むしろ僕がグルメリポーターになったほうがいいんじゃないかとさえ思う

819:( ・∀・)楽しい食事のようです :2011/02/05(土) 23:40:00.39 ID:uvp3bU0aO
( ・∀・)


彼女はじっと僕を見る
僕は彼女をじっと見る


そろそろ時間ぎりぎりだ


( ・∀・)いやあ、おいしいね
野菜の甘さと肉の旨味とスパイスの辛さが絶妙だ


我ながら当たり障りのない感想だ
でもそれが彼女を満足させる唯一の道

821:( ・∀・)楽しい食事のようです :2011/02/05(土) 23:41:34.08 ID:uvp3bU0aO
ζ(゚ー゚*ζ


( ・∀・)



ζ(ー*ζ



(;・∀・)




823:( ・∀・)楽しい食事のようです :2011/02/05(土) 23:44:54.93 ID:uvp3bU0aO
( ・∀・)






ζ(^ー^*ζよかったあ!お野菜たくさん炒めたから!!


うん 大当たり


きっと この瞬間がたまらないから僕は彼女と一緒にいるんだと思う


食事は楽しくなきゃね

  1. 2011/02/06(日) 02:37:17|
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夢風船のようです

715:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:12:34.17 ID:efMNyASC0
チュンチュン…チュチュンチュン…チュンチュリーノ…


('A`) ・・・もう朝か

('A`) 今日も仕事か・・・行きたくないな

('A`) でも行かなきゃ・・・怒鳴られるのは嫌だからなあ

('A`) はぁ・・・

ゴソゴソ

('A`) いってきますおさん・・・


駅まで徒歩通勤中

('A`) テクテク


(*゚ー゚) 待ってよー

(,,゚Д゚) 待たないよーだ


('A`) 小学生は元気だな・・・俺の苦しみを分けてやりたいぜ

720:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:16:43.55 ID:efMNyASC0
('A`) ん?あのガキども、なに持ってんだ?


    ( )     ( )
    ζ      ζ
(*゚ー゚)つ  (,,゚Д゚)つ


('A`) ・・・なんだ、風船か。どこかでイベントでもやってるのかね

('A`) 子供は無邪気でいいぜ、あんなもので喜べるんだから

('A`) はぁ・・・




駅のホームに到着


< 二番線 ラウンコ行きがまいりまーす

< 白線の内側まで下がるかもしくはブリッジしながらお待ちくださーい


プワァァアアアアアアアン…

723:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:20:22.49 ID:efMNyASC0
('A`) あの高校生も風船を持ってるな

('A`) 流行ってるのか。流行も分からないなんて、俺も歳をとったな

('A`) あの人も、あの人も。俺より年上の人も持ってるぞ

('A`) じいちゃんやばあちゃんまで

('A`) よく見れば、持ってない人の方が少数派だ

('A`) わけわからん・・・テレビの企画かなんかか?


< ドアが閉まりまーす・・・ご注意くださーい・・・

プシュー…


ガタンゴトン ガタンゴトン


(;'A`) くそ、今日も座れなかったぜ。死に損ない共がドヤ顔で座りやがって

(;'A`) 社会のために身を削る若者の身も、少しは労れってんだ

724:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:22:57.90 ID:efMNyASC0
ガタンゴトン ガタンチンチン


(;'A`(( ) くっ・・・電車内も風船だらけとは
    ζ

(;'A`(( ) 顔にひっついてうぜえ・・・マナー違反だろうが
    ζ


('A`) 叩き割ってやろうか・・・・・んん?

('A`) なにやら風船に字が書いてあるな。なになに? 『盆栽世界一』・・・ぬぐっ

('A`) このジジイ、盆栽マニアなのか

('A`) こんなの書くなんて、恥というものを知らんのかね。電車内で危うく吹き出すところだったぜ


('A`) ・・・よくよく見ると、どの風船にも文字が書いてあるな

('A`) この学生風の男は・・・『弁護士』 あのおっさんは『億万長者』

('A`) このOL風の女性は『ジャニーズJrと結婚』・・・ちょっとまてよ、これって


('A`) 自分の『夢』を書いてるのか?

727:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:25:04.00 ID:efMNyASC0
('A`) 恥ずかしい流行もあったもんだな。こりゃあ黒歴史化決定だ

('A`) ・・・夢は寝てから見ろよ。叶うわけないんだから




会社に到着



('A`) おはようございまーす・・・


シーン…


('A`) 返事なし・・・挨拶なし・・・

('A`) そのくせ人の粗を探して怒鳴りつけるんだからな・・・嫌な会社だ

731:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:28:12.33 ID:efMNyASC0
( ・∀・) ちょっと

('A`) ・・・はい?

( ・∀・) はい?

('A`) あ、すいません・・・何でしょうか?

( ・∀・) なんでしょうか?

('A`) ・・・すいません

( ・∀・) いや、謝られてもw 脳みそダイジョウブ?

('A`) ・・・はい

( ・∀・) はいじゃねーよ。今月ぜんぜん契約取ってねーじゃんかよ

('A`) すいません・・・

( ・∀・) だから謝られてもしょうがねーんだよ。イラつく奴だな

( ・∀・) もう辞めたら?お前のツラだったら、サラリーマンよりニートのほうが似合ってるよ?

734:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:32:27.11 ID:efMNyASC0
('A`) ・・・

(;'A`) !?


( )
ζ( ・∀・) 


(;'A`) あ、あの・・・

( ・∀・) あ?なんだよ

(;'A`) そ、その・・・ベルトに括り付けてる・・・風船

( ・∀・) ?

( ・∀・) なんだ?何かおかしい事でもあんのか?

(;'A`) いえ・・・あの、そうじゃなくて

( ・∀・) チッ、腹立つなてめーは・・・もういいや、ムカつき過ぎて吐き気がしてきた

( ・∀・) 月末までに契約取れなかったら、問答無用でクビだからな。覚えとけよクズ

736:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:34:33.94 ID:efMNyASC0
昼休み

('A`) 社会に出てまで一人飯・・・

('A`) 今日も公園のベンチで貧相な手作り弁当か・・・んん?

     ( )
      ζ
ミ,,゚Д゚彡つ

('A`) あのホームレスのおっさんも、風船持ってるぞ。何て書いてあるんだ・・・ううむ

('A`) ・・・

('A`) 『家族』・・・か


定時

('A`) お疲れ様でした・・・


シーン

('A`) 返事なし・・・挨拶なし・・・

('A`) そりゃそうだ・・・成績悪いくせに残業もしないんだから・・・

('A`) もう俺の社会人生活も長くないだろうな・・・

739:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:37:47.64 ID:efMNyASC0
帰宅中

テクテク

('A`) 


(*゚ー゚) 待ってよ~

(,,゚Д゚) 待たないよー


('A`) 相変わらず元気だな・・・小学生は

('A`) まだ風船持ってんのか

('A`) このままじゃ、帰っても眠れそうにないな

('A`) 聞いてみるか


(*゚ー゚) ねえ待って・・・・・

(#゚ー゚) おいちょっと待てっつってんだろさっきからよォッ!

(,,#゚Д゚) んだとゴラァッ!誰に口聞いてんだボゲッ!

(#゚ー゚) やんのかあ゛あ゛!?

742:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:39:32.17 ID:efMNyASC0
('A`) ちょっといいかな、キミたち

(*゚ー゚) ん?なあにおじさん

(,,゚Д゚) おい、返事するなよ。きっと誘拐犯だ

(*゚ー゚) おじさんロリコンなの?

('A`) 違うよ。ロリコン顔してるけどロリコンじゃないよ

(,,゚Д゚) 怪しいぜ


('A`) 聞きたいことがあるんだ

('A`) 皆が持ってるその風船は何なんだい?

(*゚ー゚) これ?

('A`) うんそれ


(,,゚Д゚) 夢に決まってるだろ

744:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:41:51.17 ID:efMNyASC0
('A`) 夢ねえ・・・キミは『大統領夫人』になりたいのかい

(*゚ー゚) うん!ファーストレディになって、エアフォースワンでテロリストに遭遇するの!

('A`) 映画の見過ぎだよ・・・そっちのキミは『サッカー選手』か。いい夢だね

(,,゚Д゚) 世界大会で、日本を優勝に導くぜ!

('A`) でも、どうしてみんな、夢を風船に書いて、持ち歩いてるんだい?

(*゚ー゚) うーん・・・そんなこと言われても

(,,゚Д゚) 夢は持つもんだろゴラァ!当り前のことだゴラァ!

('A`) 確かにそうだけどさ・・・

(*゚ー゚) なんでおじさんは持ってないの?


('A`) え・・・

('A`) な、なんでって・・・それは・・・

(*゚ー゚) なくしたの?どこかに置き忘れたの?


(*゚ー゚) それとも――――破れたの?

745:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:45:03.21 ID:efMNyASC0
('A`) ・・・

('A`) ちがう・・・持ってるよ

('A`) 俺はちゃんと・・・夢を持ってる

('A`) どこかにしまい込んだまま・・・忘れちゃったんだ、きっと


(*゚ー゚) じゃあ、帰って探したほうがいいよ

('A`) でも・・・ずいぶん長いこと放っておいたから・・・

('A`)、しぼんじゃってるかもね・・・はは


(*゚ー゚) ばっかだなあ

(*゚ー゚) また、ふくらませればいいよ

(*゚ー゚) 夢なんだから


('A`) ・・・

('A`) そうだね。ありがとう

(,,゚Д゚) なんでお礼言ってんだ?このおじさん

(*゚ー゚) さあ

747:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:49:19.95 ID:efMNyASC0
('A`) じゃあ、おじさんはもう行くよ。気をつけて帰ってね

(,,゚Д゚) あばよロリコン!

(*゚ー゚) 見つかるといいね

('A`) なにが?

(*^ー^) 夢風船!



テクテクテクテクテクリーノ

('A`)

( ;ω;) オーン オーン

('A`) ん?

( ;ω;) オーン オエオーン

('A`) ど、どうしたんだ少年

749:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:52:28.16 ID:efMNyASC0
( ;ω;) お?誰だお、おじさん

('A`) 通りすがりのサラリーマンさ。単身赴任のね!

( ;ω;) たんしんふにん?

('A`) ごめん、言ってみたかっただけ

('A`) 普通のサラリーマンだよ。キミはどうして泣いてるんだ?

( うω;) ぼ、僕の風船が、木に引っかかったんだお。あんな高いところ、僕じゃあ届かないお

('A`) ・・・よしわかった。おじさんにまかせなさい

(;^ω^) 本当かお?でもすっごく危ないお

('A`) 余裕さ。ちょっと待ってな


ヨジヨジ ノボノボ

(;'A`) やべ・・・マジで高いぞ・・・

(;'A`) だがこれくらい・・・!

751:夢風船のようです :2011/02/05(土) 19:55:06.43 ID:efMNyASC0
      ( )
(;'A`)つ ζ


('A`) よし、掴んだ!

(;^ω^) あ、あぶないお!

('A`) え?

バキバキ!

ガサ!

ドシーン!


(;^ω^) ・・・す、すげえ!首から落ちたお!おじさん大丈夫かお!?

(;'A`) いってえ・・・でも風船は無事だぞ

( ^ω^) ありがとうお!

('A`) その夢風船、もう手放すんじゃないぞ

(*^ω^) わかったお!

('A`) 『パイロット』になりたいなら、あのくらいの高さで泣くんじゃないぞ

(*^ω^) お!

753:夢風船のようです :2011/02/05(土) 20:00:42.54 ID:efMNyASC0
( ^ω^) ・・・でも、おじさんの夢風船は、どこにいっちゃったんだお?

('A`) 心配するな、どこかに置き忘れてるんだ

('A`) 今から見つけに行くよ





―――アパートの玄関を開け、部屋に駆け込む。

俺は思い出しかけていた。

いつか自分の風船に描いた、自分だけの夢を。


(;'A`) どこだ・・・どこだよ・・・

(;'A`) ちくしょう・・・どこにいったんだよ、俺の・・・


(;'A`) 俺の夢は・・・

755:夢風船のようです :2011/02/05(土) 20:03:08.94 ID:efMNyASC0
散らかった部屋の中をひっくり返す。
躓き、転び、それでも俺は探し続けた。

やがて見つける。

1人暮らしをするときに自分の家から持ち込んだ、思い出深い学習机。
一番下の引き出しの、奥深く。

ペラペラに萎んだ風船を手に取る。


( A ) そうだ・・・思い出した・・・

( A ) みんなに見せるのが恥ずかしいって・・・照れくさいって・・・


(;A;) 自分で・・・しまいこんでたんだ・・・


溢れた涙が、俺の『夢』の上に落ちる。

『親孝行』。

子供の頃からの俺の夢。

なぜ忘れてしまっていたのだろう。

756:夢風船のようです :2011/02/05(土) 20:04:34.11 ID:efMNyASC0

(;A;) カーチャン・・・おれ

(;A;) もう少し頑張ってみるよ・・・


元通りにするには、時間がかかるかもしれない。

だけど大丈夫。

俺はもう、諦めない。

.                     ユ メ
ありったけの力を振り絞って、この風船をふくらませてやるんだ。









おわり


  1. 2011/02/06(日) 02:36:25|
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('A`)は帰るようです(仮題)

639:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 05:03:47.90 ID:wFxRyp4p0
 あれもまた、暑い夏の夜の事だった

 苦手な飲み会に付き合わされた私は、

 幸い、終電を逃す事なく帰宅する事が出来た

 それでも自宅の前にたどり着いた時には日付が変わっていたように記憶している

 私の自宅はかなり年季の入ったマンションであり、外観もお世辞にも綺麗とは言えず、

 くすんだ蛍光灯が余計にみすぼらしさを演出している

 昼間はさほど気にならないのだが、夜になると誤魔化しが効かず、

 こうして醜い姿を晒してしまう

640:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 05:05:12.04 ID:wFxRyp4p0
('A`)「ふぅ・・・」

 しかし、それも疲労には力負けするらしい

 仕事から帰ってきたときにはこのマンションも温かく迎えてくれている気がするのだ

 エントランスを通り抜けた時には体が軽くなった気さえする

 このマンションの1階にはオートロックの自動ドア等の設備はなく、

 防犯上、些か不安もあるのだが、こうして疲れて帰ってきたときには

 煩わしさが軽減されるとも思える

 私は心地良い解放感を味わいながら、4階の自室へと向かおうとしていた

641:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 05:07:10.50 ID:wFxRyp4p0
 私は足をとめた

('A`)「・・・・・」

 そう、このマンションにはオートロックがない

 居住空間以外なら、住民以外でも来る事は出来るのだ

 だからこれもあり得ない事ではなかった

('A`)「・・・・・」

 エントランスを抜けてすぐの廊下に、見覚えのない女がいた

 廊下の壁に鼻先が付く位に顔を近づけて、直立不動の姿勢である

 それが女のように見えたのはその汚らしい蓬髪によるもので、その認識が正しいかは分からなかった

 髪の隙間から見える横顔は灰色で、黒と言ってもよい程であり、生気がない

 着衣は最早襤褸切れで、形容不可である

642:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 05:09:37.37 ID:wFxRyp4p0
 階段へつながる廊下は一つしかなく、

 自室へたどり着くにはどうしてもあれの背後を通過しなければならない

('A`)「っ・・・」

 何も起こるまい 過ぎてしまえばそれで終わりだ

 そう思い、私は息をとめ、心を無にして歩き出した

('A`)

 あの女のまさに真後ろを通り過ぎる

('A`)「・・・」

 思った通り

 何も起きなかった

 私はため息の代わりに軽く息を吐いた

643:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 05:12:53.07 ID:wFxRyp4p0
 その女から数歩離れて、私は少し振りかえり、女を見た

 女は先ほどと全く変わらず、まだ壁を見つめていた

 私は私の体が微かに震えるのを感じたが、もう通りすぎる事は成功したのだ

 怖れが安堵に変わるのを僅かな時間味わった

 ただ、自室まで向かうのにエレベーターを使うのは躊躇われた

 万一にも乗り合わせたら発狂するかもしれない

 私はそそくさととすぐそばの階段を駆け上がった

645:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 05:16:33.06 ID:wFxRyp4p0
 2階に着いた

 そろそろ覚める頃だろう、そう思った

 いつもはこういう展開になれば、さっさと離脱してしまえる

 そう、夢なら

 私はその状況を非現実と判断するに至ったのだ


 女がいた

 それも、1階にいた所の丁度真上にあたる地点で、同じように立っていた

 今度は目の前には胸の辺りまでしか壁がなく、遠くを見ているような体勢だ

646:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 05:19:31.12 ID:wFxRyp4p0
 1階にいた女と同一のものだろうか

 ここからでは1階の様子は確認できないが、複数人が同じ格好で珍妙な事をしている可能性はあるのかもしれない

 私はそう思い込むようにして、足を動かした

 1秒も早くその場から離れたかった

 私は暑さからくるものではない汗を感じつつ、

 階段を駆け上がった


 もはや私の意のままにならない、溢れ出る予感を感じていた

647:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 05:22:51.72 ID:wFxRyp4p0
 ――――

 予感の通りであった

 私はその時点でようやく気がついた

 私の自室の位置からすると、4階に着いた後、再びあれのそばを通り過ぎなければならないかもしれないという事に

 3階にいた女は、やはり薄汚い格好で、

 今度はコンクリートの壁から手をついてやや身を乗り出す形で、遠くを見ている

 影になっているが目が見開いているように見える

 私は子供のように泣き叫びそうになった

 その場にうずくまりたくなった

648:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 05:26:00.93 ID:wFxRyp4p0
 1歩、2歩、階段を力無く下る

 階下へ戻ってもきっとあれはいるのだ

 もはやこのマンションから出ること私には出来そうにない

 私は震えを抑える事が出来なくなった

 そのとき

 ふと2階の様子が目に入った

 あの女はいなかった

 僥倖だった

 常識を放棄する必要があるが、どうやら、あの女は1人しかいないようだ

 つまり、今3階にいる女が4階に来る前に自室に駆け込んでしまえばいいのである

649:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 05:29:08.41 ID:wFxRyp4p0
 私は何とか体を奮わせ、4階へと急いだ

 まだあの女は3階で遠くを見ている

 間に合えば、あの女と接近する必要もなく自室へたどり着けるのだ

 何度も足を踏み外しそうになりながらも、

 私は4階へ着いた

 女はいない

 来る気配も物音もない

 私は安堵し、自室への廊下を進んだ

651:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 06:01:48.00 ID:wFxRyp4p0
 あの女がいた所の真上に差し掛かる

('A`)「・・・・・」

 動いた気配はないが、まだ3階にいるのだろうか

 そんな事気にする必要は無いのだ

 テレビの怪談番組でも、再現VTRを見る限り

 恐怖体験者は、行かなくてもいい所に行き、開けなくてもいい扉を開け、覗かなくてもいい所を覗くのだ

 私も、そんな彼らを愚かだと笑う人間だった

 壁からやや身を乗り出して3階の様子を窺う私は愚か者の王だろう

652:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 06:11:50.04 ID:wFxRyp4p0
('A`)「・・・・!!!」

 女はいなかった

 私は何を期待していたのだろう

 上からあの女を見てみたかった?

 そんな事はない

 今では動機も分からない、愚かな行為だった

 そして、この時予感する

 その予感に従って体が動いてしまうのが、やはり愚か者たる証だ

654:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 06:19:41.61 ID:wFxRyp4p0
 私は、身を乗り出した体勢のまま、

 上を見上げる


 5階


 女が遠くを見ていた


('A`)「いぃっ!」


 とうとう声を上げてしまった


 その時、初めて女が動くところを見た

655:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 06:27:11.78 ID:wFxRyp4p0
 もっさりとした動きで、頭が動いた

 顔は陰になって見えないが、こちらを向いたのだ

 2つの黄色い眼が私を捉えた


 それが突然、消えた


 女がこちらを向いて、私を見て、消えるまで、2秒もかからなかったのだと思う

 私には酷くゆっくりとした出来事に感じられたのだ

 どたどたと音が響いた

('A`)「え・・・?」

657:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 06:36:18.70 ID:wFxRyp4p0
 女が消えた理由

 それすらもゆっくり理解している余裕はなかった

 音が響く

('A`)「こっちに来てる!?」

 階段の陰から襤褸切れの端が見えた時、私は人ならざる声を上げ走り出した

('A`)「ひえええぇぇぃいぃあああああ!!!!!!」

 女は声を出さず、聞こえてくるのは大きい足音だけだった

 それが近づいてくる

659:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 06:46:51.48 ID:wFxRyp4p0
('A`)「鍵ィィィいい!!鍵ィィ!!」
 
 自室の前まで来て、ポケットから鍵を取り出す

 財布に付けていたら鞄の中に入っていたところだった

 そうなれば終わっていただろう

 愚か者の割に、鍵を落とさず解錠出来た

 玄関に飛び込み、力の限り扉を閉める

 扉が閉まりきる直前、女の姿が微かに見えた

('A`)「~~~~~~~!!!!」

 激しい音を立てて扉を閉めると、即座に鍵を閉めた

 さらにチェーンも掛けた

660:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 06:51:49.74 ID:wFxRyp4p0
 ドッドッドッドッドッドッドッドッドッド

 心臓が聞いたこともないような音を立てている

 足が立たない

 震えが収まらない

 私は嗚咽を漏らし始めた

 その時

 扉が轟音を立てた

661:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 06:59:40.87 ID:wFxRyp4p0
   ドン!!


('A`)「いっ!!!!」

   ドン!! ドン!!


   ドン!! ドン!!  ドン!! ドン!!  ドン!! ドン!!
   ドドドドドドドドドドドドドドドドド
('A`)「あああああああ!!!」

 もうやめてくれ

 心から願った


 音が

 止んだ

662:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 07:04:10.40 ID:wFxRyp4p0
('A`)「・・・・・・」

 ガチャリ

('A`)「は」

 3回目の、鳴ってはならない音がした


 ドアノブが回り

 扉が開いた

('A`)「あ、あ、あ」

663:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 07:13:33.14 ID:wFxRyp4p0
 ガチッ

 チェーンで、扉は僅かな隙間を開けるだけで止まった

 その隙間から、黒い物が伸びてきた


 女の手だ


('A`)「ばあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

 発狂した

 私はキッチンへ駆け込み、包丁を取りだした

 限界を超えた私の本能は、攻勢へと向かったらしい

 私は黒い物へ向かってめちゃくちゃに切りつけた

('A`)「たえあ!!さえっ!!!ああ!!ああぁ!!たあさいぃぃぃ!!」


 そして、気付いた時には扉は閉まっていた

 ―――――

664:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/05(土) 07:22:23.24 ID:wFxRyp4p0
( ^ω^)「まじ?」

('A`)「まじだって!!」

( ^ω^)「え~ 今回は怪我とかしてないんでしょ?証拠とかあんの?」

('A`)「怪我してたほうが良かったのかよッ 証拠ならあるよ ほら 落ちてたやつ」

( ^ω^)「何この黒いの」

('A`)「多分指だな」

( ^ω^)「えええ~~ ないわ~いろんな意味で 呪われそうだからこっち寄せないで」

('A`)「血は出てなかったからな、本物だと思うぞ」

( ^ω^)「やっぱりお化け?」

('A`)「管理人の爺さんが言うには、天眼鬼女とか言う妖怪らしい 遠くを見るのを邪魔すると襲ってくると」

( ^ω^)「ないわ~」





( ^ω^)「終わりなの?」
  1. 2011/02/06(日) 02:35:06|
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('A`)は蹴るようです(仮題)

500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 03:48:22.96 ID:OG6JY8Xw0
 あれは、暑い夏の昼の事だった

 営業で外に出ていた私は、昼食を取ろうと近くの飲食店に向かう途中で、

 とある小学校の前を通りかかった

('A`)「・・・ん?」

 ふと校庭に目を向けると、何かが動いているのに気がついた

('A`)「白い・・・子供か?」

 ひらひらと動いていたそれは、良く見るとこちらに向かって手を振る子供だと分かった

 この時間なら、小学生も給食を取る時間だろうに、校庭で一人、何をしているのだろうと思った

 とにかく、その子供が手を振る理由は分かった

('A`)「おっ」

503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 03:50:09.98 ID:OG6JY8Xw0
 サッカーボールだ

 私のそばにサッカーボールがあった

 どうやら、こちらによこせ と言いたいらしい

('A`)「なるほどな、この暑さだ 自分で取りに行きたくない気持ちは分かるぜ」

 何だか私は昔に帰ったような気分になって、

 どうせならこのボールを蹴ってよこしてやろう

 そういう気分になった

505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 03:54:13.91 ID:OG6JY8Xw0
('A`)「よし・・・」

 私は完全に、思い切り蹴り飛ばすため、

 革靴を脱いだ

 傷が付くのも困る

 さらには靴下も脱いだ

 砂で汚れた靴下は臭う、そんな経験則だ

 足に付いた砂は払えばいい

 準備はこれくらいでいい

('A`)「行くぜッ」

507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 03:55:51.78 ID:OG6JY8Xw0
 ボールが校門を飛び越えてあの少年の元に届くように、

 私は多めに助走をつけ

 ボールを蹴る体勢に入った

 上体のしなりが、蹴る足にスピードと力を与える

 この時点で会心のキックになる

 そう確信できる

('A`)(こりゃ飛び越しちまうかな)

 だがもう遅い

 私はそのボールを力強く 力強く蹴った

 素足で

508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 03:57:22.60 ID:OG6JY8Xw0
 熱い 熱い 熱い

 その言葉しか浮かばない

 何が?

 何が熱いのか?

 何処が熱いというんだ


 私の足だ

 私の足が


 奇妙な色をしている


 そして漸く

 激痛が走った

511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 03:58:47.26 ID:OG6JY8Xw0
 ボールは未だうずくまる私のそばに転がっている

 いや、殆ど転がりもしなかったのだ

 私が蹴ったもの

 それはボールの姿をした 岩 だった


 校庭に居たはずの少年が消えていた事にも、私には気付く事は出来なかった

 私はそのまま意識を失った

513:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 04:00:29.04 ID:OG6JY8Xw0
( ^ω^)「まじ?」

('A`)「大まじよこれ」

( ^ω^)「え~ どれ?みせて?足」

('A`)「ほれ」

( ^ω^)「うっわ、やだわーこりゃ~ 痛い?」

('A`)「痛えよッ」

( ^ω^)「で、犯人はだれなん?」

('A`)「病院の爺さんが言うには、蹴鞠童子とかいう妖怪だって」

( ^ω^)「ないわ~」





( ^ω^)「え?終わり?」
  1. 2011/02/06(日) 02:32:17|
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(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです

471:(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです :2011/02/04(金) 01:13:56.62 ID:cP+n2hgVO


最後に、最後に一度だけ―――。


そうして伸ばした手は虚しく空を切り、するりと貴方は消えてしまった。


私にはそれを言う、勇気も何もないのに。


ただ一つだけ、砂糖の様に甘い、甘ぁい恋心しか残っていない。


そんな夢を見て、あの日のことを思い出した。

473:(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです :2011/02/04(金) 01:15:11.54 ID:cP+n2hgVO
( ФωФ)

(゚、゚トソン

お互いに一言も発することはなく、目の前のカップを手で包みながら静寂の中。
何かを言うべきだ。しかし、何を言うべきか。
きっと二人ともそんなことを思いながら、ただただ流れる時に身を委ねます。

( ФωФ) 「そう言う、ワケである」

(゚、゚トソン 「そう言う、ワケですか」

意を決した彼が言葉を紡ぎますが、私には何も言うことが出来なくて。
彼の言葉をオウムの様に返すだけで、胸が押し潰されそうでした。

本来であるのならば、喜ぶべきその報告。
しかし彼はその良い報せと共に、私を突き落とします。

474:(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです :2011/02/04(金) 01:16:47.26 ID:cP+n2hgVO
( ФωФ) 「夢が叶うのである、その為に……と言う選択しか出来なかった我輩は、愚かであるな」

(゚、゚トソン 「いえ、仕方がありませんよ。目を付けられたりすると、その道を閉ざしてしまいかねませんから」

彼の、CDデビューが決まった。
夜中にアコースティックギターを掻き鳴らし、誰もいないバス停で歌っていた彼の。
その見た目とは合わないハイトーンボイスに、センチメンタルな曲調の彼が、認められたのです。

恋人としてこんなに嬉しいことはありません。
報された時は、その感情を抑える為にくるくると紅茶を掻き混ぜていました。
なので、彼の笑顔に罪悪感が隠れていたことなんて、気づける訳もなく。

( ФωФ) 「わかって、くれるか……?」

(゚ー゚トソン 「えぇ、別れましょうか」

あくまでも普段通り、淡泊な私を演じて気丈に笑ってみせます。
最後くらいはいい彼女を演じましょうか。

( ー *トソン 「本当に、よかったです」

( ФωФ) 「……」

477:(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです :2011/02/04(金) 01:22:32.88 ID:cP+n2hgVO
鼻の奥がツンとして、私を責めます。
"本当にいいのか?"、"今ならまだ間に合うぞ?"
言葉たちがぐるぐると私を囲み、ずっと回りながら。

( ー *トソン (いいのですよ)

きっと彼の彼女として――いえ、もう彼女ではないのかも知れませんね。
彼のファンとして、これが正しいのです。

( ФωФ) 「お前のことである。どうせ、何が正しいのかなどと、考えているのであろう」

( 、 トソン

流石、と言ってよいのでしょうかね。
彼には私のことなどお見通しであったようです。

478:(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです :2011/02/04(金) 01:24:06.85 ID:cP+n2hgVO
( ФωФ) 「無理をするでない。お前がツラいのならば、我輩は……」

フッと、紅茶の水面に波紋が起ちます。
何となく今、わかってしまったから。

(;ー;トソン 「いえ、気にしないでください」

彼に何を言っても、もしそれで彼の決心が揺らいでも。
いずれ私たちは、そうなってしまうのだろうから。

( ФωФ) 「お前、泣い……」

(ぅ、゚トソン 「貴方が、最後まで言葉を紡げなかった」

いつも自信に満ちていて、自分の発言こそが絶対だと信じているような、彼の口調。
だからこそ気づけた。途中で言葉を止めたのは、その自信がなかったから。



つまり、この恋が終わってしまったから。

479:(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです :2011/02/04(金) 01:26:14.59 ID:cP+n2hgVO
(゚、゚トソン 「頑張ってくださいね」

( ФωФ) 「あぁ……スマンのである……」

(゚ー゚トソン 「謝らなくていいですよ」

どのくらいの時間包んでいたのかわからないそのカップを持ち上げ、中身を口に含む。
そう言えば先程、中に涙が落ちてしまったのでしたっけ。

(゚、゚トソン (関係ありませんがね)

口に含んだ冷めた紅茶は苦くて、思わず顔をしかめてしまいます。
漂っていた香りも、想像していたこれから先の彼との時間も、湯気となって消えてしまった。
その全てがこの恋が終わっていることを告げているようで、思わず苦笑いを浮かべてしまいます。

やはり最後だけ抱き締めてくれと言おうかと思ったが、何となく今更な気がして。
苦い紅茶と共にその言葉を飲み込みます。

480:(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです :2011/02/04(金) 01:28:03.52 ID:cP+n2hgVO
(゚、゚トソン 「私は、待っていますよ」

( ФωФ) 「……」

甘い砂糖を入れながら、甘い夢を望んで、甘い言葉を吐く自分は、きっと何よりも考えの甘い、ワガママな人なのでしょう。

(゚、゚トソン 「貴方が、大丈夫だと言えるその時まで、いつまでも」

いくら掻き混ぜてみても、砂糖は溶けきる様子もなく。
まるで、待つと告げている自分と重なっているようです。

( ФωФ) 「わかった…」

きっとこの約束は、果たされることもなく溶けずにカップの底に残ってしまうでしょう。
私は約束を抱いたまま眠り、いつまでもいつまでも訪れることのない夢を見るのです。

そしていつかは、ブラウン管の中に映る彼の活躍に喜び、訪れない約束に寂しさを覚えるのです。

何となく、そう思うのです。

482:(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです :2011/02/04(金) 01:30:17.73 ID:cP+n2hgVO
(゚、゚トソン 「では、私はこれで」

飲み干した紅茶のカップの横に五百円玉を残して、席を立ちます。
彼からは何とも気のない返事だけが聞こえ、舌には溶け切らなかった砂糖の甘ったるさが残っています。

"何処にも行かないで"
頭を過るのは、そんな言葉。

浮かぶ言葉とは裏腹に、立ち上がったのは自分なのが少しおかしく感じてしまいました。

伸びを一つ、太陽へと手が届くくらいにと思いながら大きく。
一人になったなぁと、空へ小さく呟いてみます。

風が言葉もなく、私の横をすり抜けて行きました――。


484:(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです :2011/02/04(金) 01:35:04.98 ID:cP+n2hgVO
(゚、゚トソン 「あれが、三年前でしたっけ」

あの日と同じように紅茶を啜りながら、ぼーっと部屋のテレビを見つめています。

デビューからの彼は凄い勢いで有名になっていきました。
ドラマや映画、CMなどに曲が使われて、瞬く間に雲の上の人です。

今もテレビに映る彼とそのドラマの主演女優の姿を見て、笑みを漏らします。



右上に貼られているのは、"熱愛発覚"の四文字。

何だか全てが下らなく思えてしまいそうです。

488:(゚、゚トソン 溶けずに残った砂糖のようです :2011/02/04(金) 01:43:58.09 ID:GdmhY9Qr0
ふぅと息を吐いて、目を閉じます。

(-、-トソン 「私は、馬鹿なのでしょうかねぇ」

何たって、いまだにカップの底で、溶けずに残っているのですから。

テレビの中で慌てている彼を観て、一層笑みが深くなってしまいました。

(゚、゚トソン 「私は待ってますよーっと」

まだ暖かい紅茶が柔らかい風味で、口を満たしました。

ロマネスク。
私はまだ、ここで待っています。
貴方の愛が戻って来ることを信じて、いまだに。


まるで溶けずに残った砂糖のように、まだここで―――。
  1. 2011/02/06(日) 02:29:44|
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( ^ω^)へんたいさんのつくりかた3レス講座のようです

443:( ^ω^)へんたいさんのつくりかた3レス講座のようです :2011/02/03(木) 22:59:36.98 ID:r8eGIcENO
('A`)「みなさんこんばんは」

('A`)「なに?変態?好物ですwwww」

('A`)「略してNHKの変態講座、本日は構成を変更して『おっぱい~人の辿り着きしエクソダス~講座』をお送りいたします」

('A`)「講師の長岡さんよろしくお願いいたします」
  _
( ゚∀゚)「よろしくお願いします」
  _
( ゚∀゚)「一口に変態と言っても多種多様。その心情を知るには自身もその環境に身を置かなければなりません」

('A`)「なるほど、一理ありますね」
  _
( ゚∀゚)「それでは鬱田アナ」

川;゚ □゚)フガー!
  _
( ゚∀゚)「とりあえず逸脱してみてください」

(;'A`)「そそそそんな!逸脱だなんて……!東邦大首席卒業の私がそんなこと……!!」
  _
( ゚∀゚)「これも学問なためですから」

('A`)「いいの?マジで?俺中途半端とかできないよ?ドッキリじゃないんだよね?」
  _
( ゚∀゚)" コクリ

('A`) ゴクリ

444:( ^ω^)へんたいさんのつくりかた3レス講座のようです :2011/02/03(木) 23:02:15.30 ID:r8eGIcENO
(;'A`)「ンンッ!では失礼してお胸を拝借……」

川;゚ □゚)フンガー!

(*'∀`)「くーーーーーにゃーーーーーーーーーん!!!」

(*'∀`)「クンカ!クンカクンカ!くーにゃんのおっぱいもにゅもにゅ!にゅにゅにゅにゅにゅ~っ!!!」

(*'∀`)「むぎゅううううううう!!!!」

(*'∀`)「ぽんっっ!!!」
  _
( ゚∀゚) ジーッ

(*'∀`)「ペロペロ!ペロローンロンロンロン!!くーにゃんのオッパイでござんす!!ペロペロペロローンンッ!!」

川 ;□;)ヒックヒック

(*'∀`)「あかんて!ドクちゃんの一番ドクちゃんらしいとこがドクドクいうてまっとるて!!」
  _
( ゚∀゚)ジーッ

(;*'∀`)「エ、エクソダスゥ~ッ!このままじゃドクちゃん遺伝子がくーにゃんエデンにエクソダスしてまうよ!?」

(;□;川彡川;□;)ブンブン

(;*'∀`)「んっ……ああっ!んっ……、んっ……ああいあああああっっっ!!!!」
  _
( ゚∀゚) ジーッ

445:( ^ω^)へんたいさんのつくりかた3レス講座のようです :2011/02/03(木) 23:03:50.79 ID:r8eGIcENO
  _
( ゚∀゚)「はい、今回は責任転嫁しやすい環境を設けた上で使命感を刺激しました」

川 ゚ -゚)「そうですね」

  _
( ゚∀゚)「こうすることで、素質がある方のタガを容易に外すことができます」

川 ゚ -゚)「SAWですね?」
  _
( ゚∀゚)「ええ素直アナ。しかし、内藤アナにはかわいそうなことをしましたが……」

川 ゚ -゚)「これも学問のためですから」

川 ゚ -゚)「な?」

川 ;ω;)「違うって……、イヤって言ったのに……」

(*'q`)「ヌポぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ!!!」
  1. 2011/02/06(日) 02:28:50|
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満足するようです(仮題)

378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 19:54:45.77 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
 果てなき夜空 その先の 数千光年先の星雲 この目でみたい

 不可知なるものを 知りたい

( ^ω^)「まあ動機っていうのはそんなもんだおね」

( ^ω^)「んっ?反省?それなりにはしてるお」

( ^ω^)「僕には科学技術の進歩を待つ程の辛抱はできんかったお フッ」

(;^ω^)「べ、別にかっこつけてないお」

( ^ω^)「第一、僕はこの目で直接見るっていうのが好きなんだお」

( ^ω^)「ロケットで飛んでいけるようになっても、宇宙服着てなきゃいけないなら意味ないお」

('A`)「なるほど」

379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 19:56:43.45 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
('A`)「で、如何でしたか?」

( ^ω^)「ん?知りたいか?知りたいか?」

('A`)「お聞かせいただければ」

( ^ω^)「じゃあおm」

('A`)「お話だけで結構ですので」

( ^ω^)「なんだお、つまらん」

( ^ω^)「まあ、満足だおね」

('A`)「はぁ~」

380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 20:00:38.99 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)「あぁ~」

( ^ω^)「今思い出してもぉ、お、おおお!おおお!」

('A`)ピッ ジジジジジ

( ^ω^)「お、お 取り乱したかお?失礼しますたお」

('A`)「いえいえ」

( ^ω^)「昔から憧れだったお」

( ^ω^)「あんた馬頭星雲って知っとる?」

('A`)「罵倒星雲でしょうか」

( ^ω^)「そういう趣味かお?かまわんお 違うがな」

382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 20:04:45.00 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)「これだお」ピラ

('A`)「ああ、見た事はありますね、これは没収しますね」

( ^ω^)「ああ~ん ひどいお~」

('A`)イラッ

( ^ω^)「で、どうだお?」

('A`)「綺麗だとは思いますね」

( ^ω^)「ふふふ」

('A`)「何です?」

( ^ω^)「こんなもんじゃねえんだお」

('A`)「は?」

384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 20:07:39.75 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)「こんな写真、精々人間の可視光の範囲しか描かれてないんだお」

('A`)「それもそうですね」

( ^ω^)m9っ「こんなもんを綺麗だと言ってんのかお?プギャー、だおっ」

('A`)

(;^ω^)「お、おい、スイッチ押そうとすんなお」

('A`)「そろそろ発端を教えていただきたいのですが」

( ^ω^)「そうだおね」


( ^ω^)「あのお方が、路上で僕を待っているところを見かけたんだお」

385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 20:10:01.56 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
数週間前

( ・∀・)ニヤニヤ

(;^ω^)(なんだおこいつ・・・路上で胡坐かいてニヤニヤとは、上級者だお)

( ・∀・)ギロリッ

(;^ω^)「ひいっ」

( ・∀・)「君知ってる?」

( ^ω^)(何をだお・・・)

( ・∀・)ペラ

( ^ω^)「あ、馬頭星雲だお。アンドロメダ銀河もあるお。オリオン大星雲だお」

( ・∀・)ニヤッ

( ・∀・)「来なよ」

( ^ω^)「おっおっ」

386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 20:15:26.23 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)「ここあんたの部屋かお?きったねー」

( ・∀・)プスッ

( ^ω^)「んぎぃー」

(;^ω^)「な、なにすんだお」

( ・∀・)「共にゆこう」

(;^ω^)「何言ってんだお・・?」

( ^ω^)ドクン

( ^ω^)「おっおっ、ん、ん、おおお」

( ^ω^)「んばあああああ」

387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 20:17:50.21 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)「な、なにしたお・・・」

( 。∀゚)ビクビクビクビク

(;^ω^)「やっべぇお、こりゃあ」

( ^ω^)ゲェー

( ^ω^)「僕もおかしいお・・・手が真っ赤に見えるお・・・血管が・・・」

( ^ω^)「こんなとこもう逃げ出すお!」

( ^ω^)ササーッ

( ^ω^)「動きが速いお!なんだお!?」

401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 21:05:35.73 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)「飛ぶように動けるお!つーか浮いてるお!すっげえお!」

( ^ω^)「すげー すげーー! すげーよお すっげーーーおお! すごいーー・・」

( ^ω^)「飛ぶぅうううううう!!!!!」

( ^ω^)むん!

( ^ω^)「大気圏突破!」

( ^ω^)「やべぇよ、こりゃあいけるお」

( ^ω^)「月の石ゲーット」

( ^ω^)「んふぅ」

402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 21:07:43.20 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
(;^ω^)「ハァーハァー」

( ^ω^)「むっ」

( ^ω^)「フヒヒ、前々から木星はエロいと思ってたんだお こりゃあいいチャンスだお」

( ^ω^)ずっぷし

( ^ω^)「うひょー 木星を文字通り貫通してやったお」

( ^ω^)「あの目が萌えだおねーやっぱり それに案外マグロだったお」

( ^ω^)スッ

( ^ω^)「・・・・いけるか?夜空の向こうっ・・・宇宙の果てっ・・・!」

( ^ω^)「ふっ、まかせておけ」

404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 21:09:45.30 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)ビューン

( ^ω^)「むっ、おまえは」

( ´∀`)ヌッ

( ´∀`)つ10点

( ^ω^)「ありがとう」

( ^ω^)「行くぜ前人未到の・・・ぜんじ・・ぜんんじ・・・何処かへ!」

406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 21:13:00.59 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)ドキューン

( ^ω^)「もうついたのか、はやい」

( ^ω^)「これがあの・・・」

  馬 頭 星 雲

( ^ω^)「突入!」

( ^ω^)「青黒赤青青橙黒黒白白白黒黒白青・・・んぎぃぇぇええええ!!」

( ^ω^)「銀河、上も下も右も左も前も後もキラキラだお・・・」

( ^ω^)「これがLove&Peaceかお」

( ^ω^)「恥ずかしい~!!」クネクネ

407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 21:15:01.44 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)「そろそろ帰るか」

( ^ω^)「・・・マグロ食うか」

( ^ω^)「そういえば深海魚のマグロって食ったことねーお」

( ^ω^)ブルブル

( ^ω^)「思い立ったがダイビング!」

( ^ω^)ザッブーン

( ^ω^)「海底は良く分らんお・・・ とりあえずこいつでいいか」

川 ゚ -゚)ビチビチピチピチ

( ^ω^)「よいしょ」

( ^ω^)「じゃーブーンは帰るお!失礼!」

( 。∀゚)ビクビクビクビク

409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 21:17:29.51 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)「ふぃー ひさびさに娑婆の空気を吸った気がするお」

( ^ω^)「お!」

( ^ω^)「緑の悪魔が女の子を襲おうとしているお!」

ξ゚⊿゚)ξテクテク

( ^ω^)「あぶなーい!!」

ξ゚⊿゚)ξ「えっ!?い、いやあーーー!!」

410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 21:18:56.97 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
('A`)「そして今に至るわけですね」

( ^ω^)「そうですな」

('A`)「後悔はありませんか」

( ^ω^)「ねーお」

( ^ω^)「それより、あんな楽しい事を知らない奴らがかわいそうだお」

('A`)「哀れな」

( ^ω^)「哀れって何だお」

( ^ω^)「僕は悟ったお 普通の生き方なんてつまらんお それじゃ何も知る事は出来ないお」

('A`)「偉そうなことを言いますね、あなたが見たものはあなたの頭の中で起こった事だけですよ」

( ^ω^)「そんなもん誰でも同じだお」

('A`)「なっ」

411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/03(木) 21:20:11.45 ID:cG7Vp1Im0 [sage]
( ^ω^)「頭の中で起こる事だけがすべてだお だったら」

( ^ω^)「君もどうだお?」

('A`)「・・・・」

('A`)「わ、私は・・・」

('A`)「・・・・」






 数日後

( 。∀゚)ビクビクビクビク

('A`)「う、う、うおおおおお!!!」

('A`)「土星のわっかで輪投げしてぇぇぇぇえええ!!!!!」


( ^ω^)m9っ「satisfactionだお」



 終わる
  1. 2011/02/06(日) 02:27:39|
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( ^ω^)突然の電話のようです

351:( ^ω^)突然の電話のようです :2011/02/03(木) 17:58:10.52 ID:eWjkRN4Q0 [sage]
プルルル、ガチャ
( ^ω^)】 もしもし?どうしたんだお?

('A`)】 『…何から言うべきか迷うがとりあえず体を鍛えていたら大変なことになった』

( ^ω^)】 骨でも外れたかお

('A`)】 『外れたには外れた。骨じゃなくて筋肉が』

( ^ω^)          】

('A`)】 『なんか言えよ』

( ^ω^)】 いみがわからねえ

('A`)】 こう、二の腕の筋肉がぽこっと。今はなんとかはめ直してるが、ちょっとした拍子にポロっと取れる

( ^ω^)】 出来の悪いフィギアかよ

('A`)】 『出来が悪いとか言うな、あ、ふくらはぎも取れた』

( ^ω^)】 病院行けよ

('A`)】 『あ。(ぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこ)』

( ^ω^)】 …ドクオ?

( A )

( ^ω^)】 ドクオ?
  1. 2011/02/06(日) 02:24:42|
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( ´_ゝ`)ばらしてなおして、のようです(´<_` )

316:( ´_ゝ`)ばらしてなおして、のようです(´<_` ) :2011/02/03(木) 17:38:25.68 ID:FCxO7wfQO
きっかけは姉者の人形だったように思う。
くるくると自在に動く関節が、幼かった俺たちには不思議でならなかった。

(*´_ゝ`)「どうなってるんだろうな、おとじゃ」

(´<_`*)「なんか丸いのがみえるよ、あにじゃ」

回して伸ばして捻って曲げて。
実力行使に至るまで、そう時間はかからなかった。

(*´_ゝ`)「バラして、みようか」

後のことなど考えもせず、兄者は人形の手足を引っ張りはじめた。



( ´_ゝ`)ばらしてなおして、のようです(´<_` )

318:( ´_ゝ`)ばらしてなおして、のようです(´<_` ) :2011/02/03(木) 17:39:33.29 ID:FCxO7wfQO
力を入れれば肩が、肘が、膝が腰が首が。
少女のかたちをした人形が、ただの部品になっていく。

(´<_`*)「丸いのがくっついてる」

(*´_ゝ`)「きゅーたいかんせつってやつかな?」


∬*´_ゝ`)「あ、いた。あんたたちも来なさいよ、父者が」

∬*´_ゝ`)

(*´_ゝ`)「?」(´<_`*)

∬´_ゝ`)

姉者は修羅と化した。

まずは手近な位置にいた兄者から。
母者のそれを模倣した怒濤のコンボに、罪人は地に伏すことすら許されない。

迫り来る死の恐怖の中、俺は必死になって部品の組立を試みた。

323:( ´_ゝ`)ばらしてなおして、のようです(´<_` ) :2011/02/03(木) 17:40:42.68 ID:FCxO7wfQO
結論からいえば、俺も兄者と同じ運命を辿った。
けれど部品は人形としての体裁を取り戻し、少々の歪みを残しつつも、再び姉者の部屋に飾られたのである。


それからだ。
兄者がばらして俺がなおす、この奇妙な“趣味”が定着したのは。


人間の好奇心とは罪深いもので、対象は次々に移り変わり、そのたびに大きく複雑になっていった。

ミニ四駆。
故障した家電。
デスクトップ型パソコン。

326:( ´_ゝ`)ばらしてなおして、のようです(´<_` ) :2011/02/03(木) 17:41:35.04 ID:FCxO7wfQO
仕組みが知りたい。中身が見たい。
“趣味”が高じて進路は医学部。

そうして、兄者はヒトの解体に手をかけた。



(´<_` )「…………」

ぶつん。ずるずる。どさり。

ミセ* ー )リ

ごりっ。

( ´_ゝ`)「ふむ、やはり男女の違いは大きいな」

部屋の床には、ヒトだったものが――部品が、散らばっている。
絨毯が汚れないようブルーシートを敷き詰めてはあるが、今回も始末には苦労しそうだ。

329:( ´_ゝ`)ばらしてなおして、のようです(´<_` ) :2011/02/03(木) 17:42:26.57 ID:FCxO7wfQO
(´<_` )「なあ、兄者」

( ´_ゝ`)「こっちは……どうした、弟者」

両手をべったりと汚した兄者が顔を上げた。
指からどす黒い液体が滴り落ちる。

(´<_` )「こいつで最後にしてくれないか」

そう、言った。
しばしの沈黙の後、兄者は首を傾げる。

( ´_ゝ`)「どうして」

(´<_` )「調達も処分も手間がかかるし、単なる“趣味”にしてはリスクが大きすぎる」

333:( ´_ゝ`)ばらしてなおして、のようです(´<_` ) :2011/02/03(木) 17:43:42.03 ID:FCxO7wfQO
( ´_ゝ`)「路地裏に転がってる奴を拾ってきて、終わったら裏山に埋めるだけじゃないか。夜なら人目につく心配もない」

(´<_` )「つい先週警察に見つかりそうになったばかりだろう。それに」

足元に視線を落とす。

ミセ* ー )リ

金髪の少女の虚ろな眼窩が俺と兄者を見つめている。

(´<_` )「俺に、こいつらはなおせないよ」

335:( ´_ゝ`)ばらしてなおして、のようです(´<_` ) :2011/02/03(木) 17:45:01.76 ID:FCxO7wfQO
( ´_ゝ`)「やっぱり無理なのか。どうしても」

(´<_` )「ああ。さすがにヒトは複雑すぎるよ。だいたい――」

兄者の服にひっかかっていたそれをつまみあげる。

銀色に煌めく、それを。



(´<_`#)「こんなバネが50個は入ってるんだぞ。しかも見た目が同じで材質や強度しか違わないものもある。
       あげくに機関(ユニット)レベルならまだしも、きっちり部品(セル)レベルまで分解しやがって!」

340:( ´_ゝ`)ばらしてなおして、のようです(´<_` ) :2011/02/03(木) 17:46:59.93 ID:FCxO7wfQO
(;´_ゝ`)「だって、人型ロボットは直せてたじゃん」

(´<_`#)「人型ロボットとヒトじゃ次元が違うの! 作業ができればいいモノと人間らしさを極限まで追求したモノを比べない!」

(;´_ゝ`)「ごめんなさい!」

(´<_` )「ったく……片づけるぞ」

部品を集め、シートを丸め、オイルをこぼさないように外に出て。

 <_(@)>
(´・ω・`)「君たち、ちょっといいかい?」

(;´_ゝ`)「最後の最後で流石だな、俺ら」(´<_`;)

まあ――その後は推して知るべし、というやつである。
変な“趣味”なんて持つもんじゃないね、全く。


end.
  1. 2011/02/06(日) 02:23:39|
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( ^ω^)は癒すようです

203:◆dOKfgIN.m6 :2011/02/03(木) 03:01:00.78 ID:Y56+aKhtO [( ^ω^)は癒すようです]

――突然だった。

自分の世界が、音を立てて壊れていく。

日常だった現実が、非日常へと変わる。

苦しい。嫌だ。認めたくない。逃げたい。

誰か私を……どこか遠くへ……

204:◆dOKfgIN.m6 :2011/02/03(木) 03:04:36.44 ID:Y56+aKhtO [( ^ω^)は癒すようです]
ξ ⊿ )ξ「……いらない」

( ^ω^)「ツン、ダメだお。しっかりご飯食べないと」

ξ ⊿ )ξ「……構わないで」

ξ ⊿ )ξ「一人にしてほしいの」

( ^ω^)「……わかったお」

そう言って、彼は椅子から立ち上がり、病室のドアへと歩いていく。
そして、ドアに手を掛けたままゆっくりと振り返り、もとから笑っているその眼を、更に細めて話し掛けた。

( ^ω^)「でも、何かあったらすぐ呼んでほしいお」

そのまま返事を待たず、彼は病室を出ていった。
遠ざかっていく足音を聞きながら、彼女は溜め息をつく。

――どうして私だけ。

ベッドの横に備え付けてある引き出しから、一枚の写真を取り出す。
写っているのは、ひまわりのような笑顔の彼女。
隣には、幸せそうに笑う彼。
その周りには、楽しそうに河原で遊ぶ数人の男女。

205:◆dOKfgIN.m6 :2011/02/03(木) 03:06:08.35 ID:Y56+aKhtO [( ^ω^)は癒すようです]
『仕方ないよ、あれは事故だったんだ』

『怪我大丈夫?早く良くなってね』

『毎日お見舞いに来るお』

友人逹の言葉がリフレインする。

――本当に心配してくれる人なんていないよ。

憐れむような眼。まるで自分達には関係無いと言いたげな仕草。
彼女は引き出しにある手鏡を取り、ゆっくりと顔を覗き込んだ。

ξ ⊿ )ξ「みんな嘘ばっかり」

ξ ⊿ )ξ「友達だって。看護婦さんだって。家族だって」

ξ ⊿ )ξ「優しい声を掛けてくれるけど。心配してくれるけど」

ξ ⊿ )ξ「“私”を見てくれてない」

ξ ⊿ )ξ「……ブーン」

涙が溢れる。
手に持った写真に雫が落ち、少しずつ染み込んでいく。
まだ綺麗だった頃の顔が、涙でふやけていった。

206:◆dOKfgIN.m6 :2011/02/03(木) 03:08:05.21 ID:Y56+aKhtO [( ^ω^)は癒すようです]
( ^ω^)「呼んだかお?」

いつの間に戻ってきたのか、彼はドアを背にして彼女を見ていた。
そのままベッドのほうへと歩いていく。

( ^ω^)「僕は君に笑っていて欲しいんだお」

ξ ⊿ )ξ「……笑えないよ、こんな顔じゃ」

( ^ω^)「ツン……」

ξ;;⊿゚)ξ「……もう、昔みたいに笑えないよ」

( ^ω^)「大丈夫だお。僕がいるお」

( ^ω^)「毎日お見舞いに来るお」

いつか聞いた言葉だった。
嘘や憐れみだけの言葉だと、顔に傷痕が残る自分への慰めだと、そう思っていた。
だが彼は、そんな傷などなかったかのように、いつもと変わらない笑顔で彼女を見つめていた。

207:◆dOKfgIN.m6 :2011/02/03(木) 03:09:06.03 ID:Y56+aKhtO [( ^ω^)は癒すようです]
( ^^ω)「顔面福笑いwwwなんつってwww」

ξ;;⊿゚)ξ「……面白くないわよ、ばか」

――眼を見てくれる。顔を見てくれる。

ξ;;⊿゚)ξ「でも、ありがと」

――ブーンとなら、私も笑える気がする。

(*^ω^)「照れるおw早く元気になってほしいお!」

ξ;;ー゚)ξ「うん!」

――今はまだぎこちないけれど、いつかまた昔みたいに……
  1. 2011/02/03(木) 14:07:38|
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ノパ⊿゚)は問いかけるようです

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/02(水) 22:37:17.33 ID:gAeYBMlnO

――ノパ⊿゚)は問いかけるようです――



('∀`) 「帰ってきたら結婚しよう」

ノハ*゚⊿゚) 「ああ、必ず。待っているぞ」

―――そう私と約束し、彼が戦場に向かったのは、丁度2ヶ月前のことだ。

そして今、私の目の前に帰ってきたのは。

ノハ;⊿;)

汚れと血にまみれたドッグタグと、黒焦げになった、彼の左腕。

それだけだった。

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/02(水) 22:39:27.21 ID:gAeYBMlnO

( ´_ゝ`)「…あいつは前線で砲弾の直撃を食らいました」

(  _ゝ )「即死だったと…苦しまずに死ねたと。俺は、そう信じています」」

彼の友人と名乗る男の言葉を背に、
私は彼の一部を、ゆっくりと胸に抱いた。

ノハ-⊿-)

彼の亡骸と呼ぶには余りにもお粗末なそれに、もはや温もりは残っていない。

彼の友人曰わく、「原型が残っていた部位はこれだけだった」らしい。

だとしても、これは私が愛していた彼なのだ。
そう、どんなに悲惨な姿で帰ってこようと、これは間違いなく、彼なのだ―――。

132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/02(水) 22:43:42.43 ID:gAeYBMlnO

('A`) 「万が一俺が死んで、遺体がお前の下に届いたら」

('A`) 「その時は、骨になるまで焼いてくれ」

2ヶ月前、冗談だと思って聞き流していた言葉が、まさか本当になるとは思っていなかった。

目の前で揺らめく炎、その中で焼けてゆく彼を見つめながら、私は呟く。

ノパ⊿゚) 「なぁドクオ。お前は本当に、苦しまずに死ねたのか…?」

当然ながら、答えは帰ってこない。
それでも、問いかけずには居られなかった。

私は、彼は唯一の遺品であるドッグタグを握り締め、彼に黙祷を捧げる。

ノハ-⊿-)

―――将来を約束した男の焼けてゆく臭いと、
微かな灰色の煙が、真っ青な空にゆっくりと溶けていった。


おわれ
  1. 2011/02/03(木) 00:23:52|
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('A`)には嫁がいるようです

811:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:06:14.10 ID:7BEtYhP50
俺は毒尾たかし。今を時めく零細ベンチャー企業
VIPの社長である。

俺の日課は秋葉電気街で安い部品探す事なんだが

川 ゚ -゚)「おや。奇遇だな」

久しぶりに素直空に出会った。

川 ゚ -゚)「何年ぶりかな?」

大学を辞めて以来だから十年ぶりだ。

川 ゚ -゚)「素っ気ないんだな。元カノに対して」

お前と付き合ってた覚えはない。

俺が付き合ってたのは


俺が好きなのは

813:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:07:16.48 ID:7BEtYhP50







('A`)には嫁がいるようです





815:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:08:57.72 ID:7BEtYhP50
田舎の駅弁大学、それも工学部なんかになると女なんていない。
そしてたまにいるそれが物凄い美人だと、男達は盛る。


川 ゚ -゚)


( ^ω^)「うはwwwwwwwクーちゃん可愛すぎ」

(´・ω・`)「もう精子かけるしかないよね」


彼女は俺の大学の院生で名前が砂押空。
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花とはよく言ったものだ。
彼女の一挙手一投足に俺達は夢中になっていた。

そんな女子に


川*゚ー゚)「あ…あの、付き合って下さい…毒尾さん!」


なんて言われた日にはそりゃ毎日がエブリデイよ。

818:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:10:27.27 ID:7BEtYhP50
俺と空は大学が終わると、いつも一緒に飯を食べに行った。


川*゚ー゚)「わぁ!美味しい!」

どんな物でも大抵初めて食べた様に顔を変化させる彼女が大好きだった。


川 ゚ -゚)



( ^ω^)「うはwwwwwwwクーちゃんまじクール」

(´・ω・`)「無表情なまま踏まれたいよね!」


大学では彼女は周りから誤解されていると思った。


川*゚ー゚)「どっくん次の休みどこ行こっか!」

川*>ー<)「どっくん!ゴメン、車傷付けちゃった!」


俺だけが彼女の本当の姿を知っていると得意げになったものだ。

821:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:12:46.00 ID:7BEtYhP50
だが、付き合い始めて半年。問題が生じた。


川*゚ー゚)「ゴメンね、どっくん…」


彼女は一緒に泊まるのを拒否した。
つまり俺は初めて彼女が出来たのに半年経ってもHの一つも出来ない童貞だったのだ。

俺は堪えた。数週間は堪えに堪えた。


(´・ω・`)「おい、ヘルス行こうぜ。シベ街のハインちゃん本番出来るってよ」


こんな誘惑も耐え抜いた。

だがもう限界だった。

俺は彼女に聞いた。

俺が嫌いなのか?好きならSEXさせて下さい、と。

フライング泣き土下座なら誰にも負けない自信もあった。

822:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:14:48.74 ID:7BEtYhP50
川*゚ー゚)「………」

彼女は困惑していたと思う。

だが、最後は俺に向かって頷いてくれた。





わっふるわっふるry

824:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:16:01.43 ID:7BEtYhP50
事を終えた翌日の朝、ホテルの寝室。動かない彼女が横にいた。
いくら呼んでも起きず、揺らしても応えず、心臓の音もしなかった。

動転し、救急車を呼ぼうと携帯を出した時


川 ゚ -゚)「ふむ。帰って来ないと思ったらこんな事になっていたとはな」

何故か素直空が部屋の扉の前にいた。
俺は問いただした。

君は誰だ、何でクーが二人もいるんだ、と。


「彼女を助けたいんだろ?ついて来たまえ」


そう言った素直空に言われ、俺は従った。

クーを背負って辿り着いたのは砂押空の家であった。

827:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:18:32.08 ID:7BEtYhP50

「私はね、ドクオ君。今、人口知能を研究していてね。たまたま秀逸な学習機能と感情起伏のパターンを身につけさせる事に成功したんだよ」


そう言って素直空は俺に自身の人工知能研究、そしてその研究の成果がクーである事を話した。


「まあまだ途中だがね」

素直空の話によると、人としての思考回路がまだ完璧ではなかったらしい。


「だが、君のおかげで良いサンプルが取れたよ」

828:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:19:32.98 ID:7BEtYhP50
無表情で俺に語り続ける砂押空のを後ろ姿を俺はなんとなく見ていた。

俺は砂押空にクーは治るか尋ねた。


「いや、実験は終わりだ。君がクーと呼んだAIはデータを抜き取り、今後の開発に使わせてもらうよ」

「君も協力ありがとう、思春期の男女の恋愛程感情の機敏が現れるものはないからな」


そんな話はどうでもいい。クーは治るのか。俺の恋人は治るのか、治らないのか、どちらなんだ。


「安心してくれ。相応の謝礼は出そう。それに君も嬉しかっただろう?」

川 ゚ -゚)「君みたいな男が私と付き合えたんだから」

829:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:21:09.19 ID:7BEtYhP50
砂押空が振り返った瞬間、俺は彼女を殴りつけていた。
倒れたところを更に蹴り飛ばす。


('A`)「クー!!クー!!」


俺は作業台に寝せられたままのクーに呼びかける。
動かない。


川 - )「クソッ…警察…警察…」

畜生。死なせたくない。死なせるもんか。

彼女を覆っていたコード類を剥ぎ取ると、髪に隠れた頭部に何かを入れる場所が見えた。

何かのチップが出てきた。なんとなく、これがクーなんだって分かった。

835:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:30:55.38 ID:7BEtYhP50
どうする。
警察が来る。
どうする。

俺は部屋を飛び出した。

走った。
走って、大学に来た。

着いたのは大学の、クーに初めて告白された場所。


警察が飛び込んできたのはそのすぐ後だった。

839:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:36:33.98 ID:7BEtYhP50
ζ(゚ー゚*ζ「どっくんごめんね!買い物に手間取っちゃった!」

('A`)「遅ぇよ、馬鹿」

川 ゚ -゚)「おや?」

ζ(゚ー゚*ζ「あ、どっくんのお知り合いですか?私秘書で社員でVIP社第一号製品アンドロイドのデレです!」

ζ(゚ー゚*ζニコッ

川 ゚ -゚)「これはこれは…」

('A`)「………」

840:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:37:52.80 ID:7BEtYhP50
川 ゚ -゚)「君が警察に捕まった後、何度探してもクーの思考回路チップが見つからなかったが」

('A`)「……埋めといたんだ。大学の裏に。クーが俺に告白した場所に」

('A`)「会社立ち上げの際はあんたの作ったクーの思考回路チップの技術を大分利用させて貰ったよ」

川 ゚ -゚)「君もなかなか悪党だな」

('A`)「うるせぇ」

ζ(>ー<*ζ「どっくん!お知り合いにそんな口聞いちゃ駄目ですよ!」

川 ゚ -゚)「……。それじゃ、また会おう」

843:('A`)には嫁がいるようです :2011/02/02(水) 01:39:42.49 ID:7BEtYhP50
ζ(゚ー゚*ζ「あ……行っちゃった。誰だったんです?あの人」

('A`)「シラネ。俺を逆ナンしてきたんだよ」

ζ(゚ー゚*ζ「え~。冗談は顔だけにしてくださいよ。それに嫁だったらここにいるでしょ?」

ζ(゚ー゚*ζ「あ」 ガタン

ζ(゚ー゚*ζ プシュー


('A`)「あーあ充電切れちゃった。買い物したのにはしゃぐから……」

('A`)「事務所まで俺が運ぶのかよ…」


('A`)゚ー゚*ζヨッコイセ


俺には好きな人がいる。学生時代からずっと好きだった人だ。
たまに動かなくなったり、背負うと重かったりするが、やっぱり俺の嫁は彼女だけなのだ。


おわり
  1. 2011/02/02(水) 02:56:02|
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