ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

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( ^ω^)が意味のある死をするようです

768:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/30(日) 20:13:31.35 ID:g/YSlvLA0
長い長い夜が終わり新しい朝が来る
人の心には感情があり、無い人などいない
このお話は神様とあるゲームをした少年のお話

( ^ω^)が意味のある死をするようです

( ´∀`)「おきるモナー」

( ^ω^)「うるさいんだお だれなんだお?」

( ´∀`)「モナは神様モナ 1つゲームをしたいモナ」

( ^ω^)「ゲームかお?ブーンは強いお!何のゲームで勝負するのかお?ぷよぷよかお?」

( ´∀`)「ちがうモナー時にブーン何か欲しい物はあるかモナー?」

( ^ω^)「うーん・・・お金も欲しいし大きい家も欲しいお・・・決めたお
       ブーンが昔無くしちゃったカーチャンの婚約指輪がいいお!」

769:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/30(日) 20:15:14.39 ID:g/YSlvLA0
  昔々 
       
あるところに川д川 と( ^ω^)がいました
2人はとてもなかよく暮らしていました
あるとき大きな地震が起きました。

川д川の上に棚が倒れてきました
( ^ω^)「川д川あぶないおっ!」
( ^ω^)は川д川の代わりに棚に押しつぶされてしましいました
      そして( ^ω^)は死んでしまいました
      そして川д川は( ^ω^)に「感謝」して一生を過ごしました


( ´∀`)「理解できたモナ?この場合、君は感謝をゲットしたわけだモナ」

( ^ω^)「分かったお・・・で何種類感情を集めればいいのかお?」

( ´∀`)「君に集めてもらうのは 感謝 喜び 悲しみ 困惑 罪悪感 虚しさ 憎しみ 
       の7つモナこれを15回の死の中で手に入れてほしいモナ」

( ^ω^)「もしブーンが負けたらどうするお?」

( ´∀`)「君のお母さんの婚約指輪はモナが貰うモナ」


( ^ω^)「それはだめだお!意地でもブーンがかつお!」

( ´∀`)「そうそう良い忘れてたけど同じ感情を3つ集めた時点でゲームオーバーだモナ」

( ´∀`)「じゃあゲームスタートだモナ」

770:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/30(日) 20:19:12.15 ID:g/YSlvLA0
 J( 'ー`)し「おきなさいブーン遅れるわよ」

( ^ω^)「大変だお!いそぐお!」

ブーンは走った、急いでいたブーンは信号を見ていなかった真横からくる
トラックの存在に通勤、通学していた23名は「困惑」した
         げぇむおぉばぁ


( ^ω^)「まままま待ってくれお!

( ´∀`)「どうしたモナ?」

( ^ω^)「こんなのってないお!もうワンチャンスくれお!」

( ´∀`)「うーんしょうがないモナ神様は優しいからヒントをあげるモナ
       感謝についてモナ、君の知り合いの( ´ー`)のところに行くモナ」


( ^ω^)「( ´ー`)?なんでだお?」

( ´∀`)「いけば分かる少年よ次はないモナ」

771:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/30(日) 20:21:54.37 ID:g/YSlvLA0
( ´ー`)「俺はしらねーよ何もしてねーよ」

ミ,,゚Д゚彡「お前がやったんだろ吐いちまえよ楽になるぜ」

( ´ー`)「しらねーよっていってるだーよ!」

( ^ω^)「シラネーヨが殺人!?そんな馬鹿な・・・」

\(^o^)/「そうなんだブーン・・・あいつ・・・俺をかばって!」

( ^ω^)「!いいことおもいついたお!オワタ凶器を貸すお!」

\(^o^)/「警察に突き出されて俺の人生オワタ?」

( ^ω^)「いいから!貸すお!」

\(^o^)/「分かったよぉ」

774:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/30(日) 20:26:03.79 ID:g/YSlvLA0

    VIP警察署

( ^ω^)「すみませーん」

( ^Д^)「んーなんですかー落し物ですかー?」


( ^ω^)「( ´_ゝ`)殺人事件についてなんですけど・・・」

( ^Д^)ガタッ「目撃者か!見た場所は!何時ご( ^ω^)「犯人ですお」

( #^Д^)「は?ひやかしか?公務執行妨害で逮捕するぞ]

( ^ω^)「本当に犯人なんだお ほらブーンの指紋たっぷりの包丁」

( ^Д^)「これ鑑識に回しとけ」

( ><)「手袋をつけるんですかわかりません」

( ^ω^)「死刑にするんなら早くしてくれお」

( ^Д^)「いいだろう」

         ガヤガヤ         ガヤガヤ
 〃∩ ∧_∧           ガヤガヤ    ガヤガヤ
   ⊂⌒(  ・ω・)「せーしゅくにブーン君は死刑ね」
     `ヽ_っ⌒/⌒cカンカン

776:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/30(日) 20:28:11.82 ID:g/YSlvLA0
( ´∀`)「モナーこんなのずるいモナー一気に感謝喜び悲しみ困惑罪悪感虚しさ憎しみ
       全部ゲットなんて嘘モナーずっこいモナー」

( ^ω^)「なんでだお?ブーンはシラネーヨから感謝されるだけのはずだお?」

( ´∀`)「今から説明するモナー 
       感謝 シラネーヨ 
       喜び 弟者
       悲しみ カーチャン
       困惑 ドクオ
       罪悪感 オワタ
       虚しさ ツン
       憎しみ 母者」

 ( ^ω^)「おーラッキだおーとりあえずブーンの勝ちだお?」

( ´∀`)「うーん・・・しょうがないモナーこれどうぞモナー」

( ^ω^)「これでカーチャンを喜ばせられるお!

( ´∀`)「じゃあまた遊ぶモナー」

( ^ω^)「ばいばいだお」

ドタドタドタ( ^ω^)「カーチャン!カーチャン!これ!これ!」

 J( 'ー`)し「あらこれ・・・どこにあったの?」

( ^ω^)「神様がくれたお!」
     はっぴーえんど
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  1. 2011/01/31(月) 02:54:29|
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( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです

614:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/29(土) 23:40:19.78 ID:TCGqpJtT0

ボクらはキセイされている。

(((( ^ω^)

決められたように決められた道を歩く。

('A`)

嫌なことだってやらなければならない。
泣きたいときも泣いてはいかない。
泣くことはキセイされている。

( ^ω^)ムシャムシャ

食べたい物なんてとうの昔に消えた。

川д川

あちらも、こちらも、あそこも、ここもキセイだらけ。
こんなつまらない世界になってしまったのは何故なのだろう。

昔の話を聞いたことがある。
自由で、何でもできて、楽しい世界だったらしい。

615:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/29(土) 23:42:24.22 ID:TCGqpJtT0

息苦しい生活が続いていく。

( ^ω^) ('A`)

顔をあわせても声は出さない。
視線だけで挨拶を交わす。
体は勝手に彼から遠ざかる。

( ^ω^)

ズキズキと頭が痛む。
体の奥の方が疼く。
それでも病院にはいかない。

キセイされているのだから当然だ。

ξ゚⊿゚)ξ

ずっと思いを寄せている彼女がいても、何も話さない。
手と手を触れさせることもできない。

( ^ω^)

とても寂しい。
キセイは長い。

619:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/29(土) 23:45:44.05 ID:TCGqpJtT0

誰も話さない。
誰も交流しない。
誰も触れない。

キセイで溢れたこんな世界をずっと見てきた。

昔は漫画というものがあったらしい。
時々、視界の端に映るものがそうだ。
ボクはまだ読んだことがない。

この世界はボクが生まれたときからキセイされている。
ボクは生まれてこのかた自由だったことがない。

( ^ω^)

両親だって知らない。
全部キセイが悪い。

頭が痛むのも、体の奥が疼くのも、すべてキセイが悪いのだ。
吐くはずもないが、吐き気を抑えこむ。

( *^ω^)

鼻歌でも歌いたい気分なのだ。

621:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/29(土) 23:47:17.51 ID:TCGqpJtT0

キセイの世界でボクらは視線だけで言葉をおおよその意思を伝える。
大人達が心を躍らせているのがわかるのだ。

(*'A`)

視線だけで交友を深めてきた彼も嬉しそうだ。


もうすぐキセイが解ける。


( *^ω^)

ξ*゚⊿゚)ξ

ちらりと見た彼女も嬉しそうだ。
ちなみに、彼女と目をあわせるなんて恥ずかしすぎてできない。
ゆえにボクは彼女と意思の疎通をしたことがない。

キセイされていなければ、ボクはスキップを踏んで、彼女に近づくだろう。
そして手をそっと差し出して、愛を囁くのだ。

('A`)

あ、彼が嫌な目を向けてる。

622:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/29(土) 23:49:25.56 ID:TCGqpJtT0

( ^ω^)「あ、ああ……」

口が動く。
これはボクの意思だ。

ボクはキセイされていたけど、言葉は知っていた。

('A`)「は、は……初めまして」

キセイされていたボクらに名前はない。

( ^ω^)「初めましてだお」

それでもしっかりと握手を交わす。
生まれてはじめての人の温もりだ。

( ^ω^)「おめでとう!」

('A`)「ああ、おめでとう!」

今日がボクらの本当の誕生日だ。
今日、この瞬間にボクらは生まれた。

慢性的な頭痛からも解放され、体の疼きも取れている。

625:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/29(土) 23:51:21.64 ID:TCGqpJtT0

ξ゚⊿゚)ξ「ああ、これが私の声……」

彼女が嬉しそうに顔を綻ばせている。

('A`)「おい、お前あの子のこと好きだろー?」

( *^ω^)「な、何でだお?」

('A`)「だって、お前あの子のこと好きーって目が言ってたぜ」

( //ω//)「キャー」

('A`)「……キメエ」

ほら、と背中を押される。
わかっている。

ずっと思い描いていた。
好きなように動けるのならば、声をかけて、握手をして、一緒にずっといるんだ。

川д川「……あなた達」

('A`)「え? は、はい!」

川д川「解除は始めて?」

( ^ω^)「そうですお」

628:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/30(日) 00:00:18.35 ID:5meKdXFs0

川д川「……なら、早く好きなことをしなさい」

( ^ω^)「お?」

川д川「どうせまたすぐに規制よ」

( ^ω^)「……」

予想はしていた。
大人達がこの時のことを予測できているということは、以前にも似たようなことがあったからなのだろう。

('A`)「……次は、いつ?」

川д川「さあ、それはわからないわ」

女の人がボクと彼の背中を押す。

川д川「早く。少しでも、この自由を謳歌して」

( ^ω^)「……はい、ですお」

('A`)「オレ、漫画って読んでみたいんだ!」

ボクらは走りだした。
やりたいことをするために。

ξ゚⊿゚)ξ

631:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/30(日) 00:03:19.51 ID:5meKdXFs0

( ^ω^)「あ、あの!」

ξ゚⊿゚)ξ「え、はい?」

( ^ω^)「あ……あの!」

ξ゚⊿゚)ξ?

ドキドキする。
いつもの頭痛よりも、心臓が痛い。
こんなのは始めてだ。

( ^ω^)「ボ、ボク……」

ξ゚⊿゚)ξ「……私、ずっとあなたのこと見てたのよ」

( ^ω^)「お?」

ξ゚ー゚)ξ「あなたはすぐに目をそらしちゃうけどね

( ;^ω^)「そ、それは申し訳ないお……」

ξ゚ー゚)ξ「いいの」

( ^ω^)?

ξ*゚⊿゚)ξ「先に話しかけてくれたもの」

632:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/30(日) 00:05:36.31 ID:5meKdXFs0

( ^ω^)!

ξ゚⊿゚)ξ「ね、何処かに行きましょう」

( ^ω^)「何処に行くお?」

ξ゚⊿゚)ξ「どこでも良いわ。キセイされていないんだから」

( ^ω^)「わかったお」

手を繋いでみた。
心臓はもっとドキドキした。
このままだと爆発してしまうかもしれない。
でも、それでも良かった。

ξ゚⊿゚)ξ「……ねえ、アレ」

( ^ω^)「お?」

彼女が指さす方向を見る。
そこはビルの屋上で、人がいた。
明らかにフェンスを越えている。

( ;^ω^)「お? お? おお?!」

気がつけば走りだしていた。

633:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/30(日) 00:07:24.50 ID:5meKdXFs0

(-_-)

( ;^ω^)「早まっちゃいけないおおおおお!」

(-_-)「ん? 誰?」

彼は生気のない目をしていた。

( ^ω^)「ボ、ボクは……」

名前がない。

(-_-)「ああ、そうか名前なんてないか」

彼は空を仰ぐ。
青く、吸い込まれていきそうだ。

(-_-)「……死なせてくれよ」

ξ゚⊿゚)ξ「どうして……」

(-_-)「どうせすぐキセイさ」

( ^ω^)「それでも、生きていれば」

635:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/30(日) 00:09:37.73 ID:5meKdXFs0

(-_-)「ずーっと生きてきてわかったんだ」

彼は涙も流さない。
感情もないのかもしれない。

(-_-)「無意味なんだ。この世界は」

ξ゚⊿゚)ξ「そんな……」

(-_-)「キミ達はまだ何も知らない」

( ^ω^)

ボクらは何も知らない。
自分がどのように言葉を紡ぐのかすら、今日始めて知ったのだ。

(-_-)「束の間の幸せをせいぜい楽しむがいいさ」

止める間もなく彼は落ちた。
下から聞こえたのは悲鳴だ。

ξ゚⊿゚)ξ「う……そ」

( ^ω^)「…………」

636:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/30(日) 00:11:33.96 ID:5meKdXFs0

どうせすぐにキセイされるのだ。
何度も、何度もキセイされるのだ。

そんな世界で、一瞬の解除だけを楽しみに生きていくのだ。
彼は何年生きたのだろう。
何度解除を味わったのだろう。

ボクは彼女の手をギュッと握った。

ξ゚⊿゚)ξ「大丈夫?」

( ;ω;)

涙が止まらない。
何て虚しい世界なのだろうか。

ボクはいつまでこの手を握っていられるのだろうか。
今は幸せだ。けれど、同時に恐ろしい。
次のキセイはいつなのだろうか。

ξ゚⊿゚)ξ「……ねえ」

( ;ω;)「お?」

ξ゚⊿゚)ξ「早くどこかに行きましょう」

640:( ^ω^)キセイ、キセイ、キセイのようです :2011/01/30(日) 00:13:04.73 ID:5meKdXFs0

彼女も怖いのだ。
ボクらには時間がない。

キセイは確実にやってくる。
この世界にいるかぎりそれは絶対なのだ。

その証拠に、悲鳴は聞こえたのに、誰もあの人の死体を片付けない。
ボクらがキセイされても、彼はあのままなのだろう。

( ^ω^)「そうだおね」

ボクらは歩く。再びキセイされる前に、どこまで行けるのだろうか。
キセイの前に何ができるのだろうか。

ξ゚⊿゚)ξ( ^ω^)

一緒に歩いていられる時間はどれくらいなのだろうか。




( ^ω^)キセイ、規制、寄生のようです 完
  1. 2011/01/30(日) 02:53:31|
  2. 総合作品まとめ
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(゚A゚* )のーちゃんはカレーをつくるようです

319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:13:22.99 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「カレーをつくるんだ!」

(゚A゚* )「イイコだから、おいしいカレーもつくるんだ!」

(゚A゚* )「まずは、おかいものなんだ!」

(゚A゚* )「のーちゃんはお金もってるんだ!」

(゚A゚* )「おかあさんにおサイフかってもらったんだ!」

(゚A゚* )「イイコだから!」


のーちゃんは、歩いてスーパーにいきました。

321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:15:58.43 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「・・・」

(゚A゚* )「なにをかえばいいの」

(゚A゚* )「カレーこと・・・おいもと・・・」

(゚A゚* )「にんじんもはいってるんだ!」

(゚A゚* )「・・・でも、のーちゃんはにんじんキライなんだ・・・」


从'ー'从 『のーちゃん、好き嫌いはダメよ。良い子はなんでも食べるんだから』


(゚A゚* )「!」

325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:18:42.15 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「すききらいしたら、わるいこなんだ」

(゚A゚* )「にんじんもたべるんだ!」

(゚A゚* )「おいもと・・・にんじんと・・・」ガサゴソ

(゚A゚* )「あと、カレーこだぁ」

(゚A゚* )「・・・わわ。いっぱいあるんだ」

(゚A゚* )「どれをかえばいいの・・・」

(゚A゚* )「・・・」

(゚A゚* )「からくないのがいい」

326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:21:19.86 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「あまいやつ・・・あま・・・あまカレーだ・・・」

(゚A゚* )「・・・」


(゚A゚* )「すいません!」

( ・∀・)「ん、なんだい?」

(゚A゚* )「あまいカレーのやつください」

( ・∀・)「ぼくは店員じゃないんだけど・・・カレーの甘口がほしいのかい?」

(゚A゚* )「そう!あまくち!ほしい・・・ほしいんです。ください」

329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:24:18.10 ID:nwX/3SNq0

( ・∀・)「おつかいかい?偉いねえ」

(゚A゚* )「うん!のーちゃんはイイコなんだ!」

( ・∀・)「カレーの種類はどれがいいのかな。バーモンドとかでいい?」

(゚A゚* )「・・・?」

( ・∀・)「うん。じゃあ、バーモンドで。はいこれ」

(゚A゚* )「ありがとうです!」

(゚A゚* )「これでぜんぶかな・・・」

( ・∀・)「カレーの材料かい?」

330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:26:42.90 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「そう!」

( ・∀・)「なら、お肉とかはいらないのかな?」

(゚A゚* )「おにく!わすれてた」

(゚A゚* )「おにくもほしいです」

( ・∀・)「お肉ねぇ。豚肉とか鶏肉とかあるけど・・・」

(゚A゚* )「おいしいおにく、ください」

( ・∀・)「・・・じゃあ、普通に豚肉でいいかな」

(゚A゚* )「ください!」

331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:29:52.14 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「あとは~?」

( ・∀・)「玉ねぎが無いみたいだね」

(゚A゚* )「ネギ・・・?カレーに入ってないよ」

( ・∀・)「煮る過程で溶けちゃうからね」

( ・∀・)「でも、カレーなら玉ねぎはいるんじゃないかな」

(゚A゚* )「じゃあ、ください!」

( ・∀・)「はい。2タマくらいでいいのかな」

(゚A゚* )「か・・・かんしゃのきもちで・・・が、いっぱいです」

333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:31:36.36 ID:nwX/3SNq0

( ・∀・)「あとは、レジにもっていってね」

(゚A゚* )「ありがとう!」トタタ


( ^ω^)「いらっしゃいませー・・・ おや、のーちゃんじゃないかお」

(゚A゚* )「うちのちかくの、おにいちゃん!」

( ^ω^)「何回言っても名前は覚えてくれないようだおね」

( ^ω^)「おつかい出来るようになったのかお?」

(゚A゚* )「うん!おねがいします」ガタン

335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:34:35.91 ID:nwX/3SNq0

( ^ω^)「はい」ピッピッ

( ^ω^)「お会計、764円ですお」

■と(゚A゚* )「これで!」


( ^ω^)「・・・」

( ^ω^)「のーちゃん。20円しかはいってないお」

(゚A゚* )「お・・・お・・・?」

( ^ω^)「お金が足りないんだお。これしか持ってないのかお?」

339:さるってしまった :2011/01/27(木) 01:43:42.73 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「おサイフあるよ・・・」

( ^ω^)「お母さんはいないのかお?」

(゚A゚* )「ひとりできたんだよ!えらいから」

( ^ω^)「偉いお。でもお金が足りないお」

(゚A゚* )「・・・かえないの?」

( ^ω^)「うーん、そうだお・・・」

(゚A゚* )「・・・」

(゚A゚* )「・・・グスン」

341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:47:03.48 ID:nwX/3SNq0

从'ー'从『のーちゃん。良い子は、泣かない強い子よ』


(゚A゚* )「!」

(゚A゚* )「なかないよ!」

( ^ω^)「えらいお、のーちゃん」

(゚A゚* )「これどうしてもください!」

( ^ω^)「ええ・・・」

( ^ω^)「・・・」

344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:50:07.03 ID:nwX/3SNq0

( ^ω^)「・・・わかったお。ブーンのポケットマネーで出しておくお」

( ^ω^)「長岡さんちにはお世話になってるし」

(゚A゚* )「ありがとう!」

( ^ω^)「その代わり、お母さんにちゃんと言っておくんだお」

(゚A゚* )「わかった!」

( ^ω^)「じゃあ、これ一応レシートね」

(゚A゚* )「なにこれゴミ?」

346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:54:08.27 ID:nwX/3SNq0

( ^ω^)「ゴミじゃねーお。きちんとお母さん渡すんだお」

(゚A゚* )「うん。イイコだからできるよ」

( ^ω^)「重いから、気をつけて持って帰るんだお」

(゚A゚* )「うん!」


(゚A゚* )「・・・よいしょ、よいしょ」

(゚A゚* )「ふぅ」

(゚A゚* )「・・・よいしょ、よいしょ」

(゚A゚* )「ふぅ」

348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 01:57:53.47 ID:nwX/3SNq0


のーちゃんは、家にかえりました。


(゚A゚* )「カレーつくるよ!」

(゚A゚* )「・・・」

(゚A゚* )「おなべに水をいれて・・・」

(゚A゚* )「・・・」

(゚A゚* )「いいのかな」

(゚A゚* )「・・・」

350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 02:01:12.17 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「カレーのはこ・・・つくりかた!」

(゚A゚* )「・・・わかんない」

(゚A゚* )。o○( おかあさんのつくりかた・・・  )モヤモヤ


从'ー'从『まず、さいしょに具を切るのよ』


(゚A゚* )「!」

(゚A゚* )「ぐをきる!」

353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 02:05:16.37 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「きる・・・」

(゚A゚* )「でも・・・」

(゚A゚* )「ほうちょうはあぶないから、もっちゃダメなんだ・・・」

(゚A゚* )「・・・」

(゚A゚* )「・・・まず、皮むこう」

(゚A゚* )「皮むきのやつ・・・あった!」ピューラー


(゚A゚* )「おいもと・・・にんじん・・・」カリカリ

354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 02:07:33.02 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚*;)「・・・ぜんぶむけた!」ハァハァ

(゚A゚* )「玉ねぎのかわも・・・はがしたんだ」

(゚A゚* )「・・・」

(゚A゚* )「どうしよう」

(゚A゚* )「・・・」


(゚A゚* )「!」

(゚A゚* )「かなづちでこわそう!」

355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 02:10:12.56 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「えい」バグォッ

(゚A゚* )「えい、えい」ボゴォッ メギャンッ

(゚A゚* )(ほうちょうはダメ・・・だからこれでこわせば、エラいこ!)ドグォッ ドバァッ


(゚A゚* )「できた・・・!あとは、全部なべにいれて・・・」

(゚A゚* )「火をつける!」カチッ ボッ

(゚A゚* )「カレーこもいれる!」ポイポイ

(゚A゚* )「これでよし!」

356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 02:14:56.67 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「かじにならないように・・・なべをみる!」

(゚A゚* )「わすれてた!にくもいれる!」ドババァ!

(゚A゚* )「これで・・・おいしいカレーができる・・・!」

(゚A゚* )「・・・ウフフ」


(゚A゚* )「これで、イイコ!」


鍋は、グツグツと煮えていきました。

357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 02:17:42.04 ID:nwX/3SNq0



从'ー'从「・・・ただいまぁ~、のーちゃん」

(゚A゚* )「おかあさん!」トタタ

(゚A゚* )「みて!のーちゃんカレーつくったよ!」

从'ー'从「えっ?」

(゚A゚* )「これ、ひとりでつくったの!」

从'ー'从「カレー?ひとりで?」

358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 02:20:02.25 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「そう!」

从'ー'从「・・・まあ!」

从'ー'从「これ、材料はどうしたの?」

(゚A゚* )「ドクマートいってかってきた!」

(゚A゚* )「あ・・・あと、ちかくのおにいちゃんが、このゴミわたせって」カサ

从'ー'从「あらあら・・・」

从'ー'从(どうやら、ブーン君に買ってもらったみたいね)

361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 02:23:11.30 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「たべて!たべて!」

从'ー'从「はいはい、じゃあ頂くわ」

从'ー'从「ズズ・・・」

从'ー'从「・・・うん、おいしい!なんというか、野性味溢れる味わいね」

从'ー'从「具もしっかり煮込まれて、柔らかいわ」

(゚A゚* )「いっぱい、にたの!さんじからにてたの!」

从;'ー'从(え、三時・・・?ガス代が・・・)

362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 02:24:47.12 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「ぐは、かなづちでこわしたの!」

(゚A゚* )「ほうちょうはきけんだから!」

从'ー'从「あらー・・・どおりで、まな板がベコベコな訳ね」

从'ー'从「おいしいわ、のーちゃん。ありがとね」

(゚A゚* )「えへへ!」

(゚A゚* )「イイコでしょ!?」

从'ー'从「そうね、良い子ね、のーちゃん。ありがと!」

(゚A゚* )「やった!!」

363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/27(木) 02:27:40.13 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「イイコにしてたら、おとうさんかえってくるんだよね!」


从'ー'从


(゚A゚* )「おとうさんのびょうき、よくなるんでしょ!」

(゚A゚* )「のーちゃん、イイコにしたよ!」


从'ー'从


(゚A゚* )「はやく、おとうさんとあそびたいの!」

从;ー;从「・・・・・・のーちゃん・・・」

371:さるさん支援ありがとう :2011/01/27(木) 02:43:11.77 ID:nwX/3SNq0

(゚A゚* )「カレー、おとうさんにもとどけよう!」

(゚A゚* )「びょういんいこう!」

从;ー;从「のーちゃん・・・」

(゚A゚* )「これたべれば、ガンもよくなるよ!」

(゚A゚* )「イイコの、のーちゃんがつくったんだ」


从;ー;从「ありがとう・・・ありがとう・・・」

从;ー;从「世界で一番・・・エラい子よ・・・」 続きを読む
  1. 2011/01/27(木) 02:52:23|
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从'ー'从渡辺さんのパンツが佃煮になるようです

113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 21:38:22.87 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「あのぅ~・・・ドクオ君・・・今なんて?」

('A`)「渡辺さんのパンツが欲しい」

('A`)「そしてそれを佃煮にしたいんだ」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・もう一度言おうか?」

114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 21:40:45.85 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「うん・・・」

('A`)「渡辺さんのパンツが欲しい。そしてそれを佃煮にしたいんだ」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・もう一度言おうか?」

从'ー'从「・・・うん」

('A`)「渡辺さんのパンツが欲しい。そしてそれを佃煮にしたいんだ」

115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 21:43:03.74 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・佃煮にしてどうするの?」

('A`)「渡辺さん、俺は君の彼氏だ」

从'ー'从「はい」

('A`)「俺の頼み・・・聞いてくれないか?」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 21:45:38.17 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「・・・佃煮にして・・・どうするの?」

('A`)「渡辺さん」

从'ー'从「はい」

('A`)「俺達、付き合ってるんだよね?」

从'ー'从「はい」

('A`)「いつからだっけ?」

从'ー'从「二日前です」

('A`)「そう、二日前」

118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 21:48:21.74 ID:rkSlO4yl0


('A`)「君が告白してくれた」

从'ー'从「はい」

('A`)「俺の事、本気で好き?」

从'ー'从「うん。本気で好き」

('A`)「俺もだ、渡辺さん」

从*'ー'从「ドクオ君・・・」

('A`)「渡辺さんのパンツが欲しい。そしてそれを佃煮にしたいんだ」

从'ー'从「・・・」

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 21:51:07.77 ID:rkSlO4yl0


('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・渡辺さん」

从'ー'从「はい」

('A`)「君のおパンツを」

('A`)「佃煮に・・・いいかな?」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 21:53:42.04 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・たべるの・・・?」

('A`)「おねがいだ」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「たのむ」

122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 21:56:20.81 ID:rkSlO4yl0


('A`)「こんなこと、恋人同士でしか頼めないだろう?」

从'ー'从「・・・うん」

('A`)「いいね?」

从'ー'从「・・・」

('A`)「だめかい?」

从'ー'从「いえ・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・たべれないですよね?」

123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:00:44.76 ID:rkSlO4yl0


('A`)「渡辺さん」

从'ー'从「はい」

('A`)「佃煮に。君のパンツを」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从(どうしよう)

127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:03:41.44 ID:rkSlO4yl0


渡辺さんは迷った。

彼女はドクオを愛している。心の底から愛していた。

パンツを佃煮にするかどうか、心の底から迷った。

そして思った。

佃煮にしてどんな意味があるのだろうと・・・

甘辛く煮付けたそれを一体どうするのかと・・・

醤油味の基本的な味付けの佃煮なのだろうかと・・・

鷹の爪は入れるタイプの奴なのかと・・・

ぶっちゃけ気持ち悪いと・・・

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:06:24.32 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「ドクオ君・・・あの」

('A`)「なんなら、渡辺さんのパンツの中に佃煮を入れてもいい」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:09:32.53 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「それは・・・あの・・・」

('A`)「もちろん」

从'ー'从「・・・」

('A`)「君の考えている通りだ」

从'ー'从「・・・」

('A`)「穿いたままの状態でだ・・・」

('A`)「パンツだけ穿いた状態で」

从'ー'从(パンツだけは考えてなかった・・・)

133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:11:43.87 ID:rkSlO4yl0


('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「だめかい?」

从'ー'从「・・・いえ・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・もう一度言おうか・・・?」

从'ー'从「いやいいです・・・」

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:14:56.18 ID:rkSlO4yl0


('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・わかりました」

('A`)「!」

从'ー'从「ドクオ君が言うなら・・・」

从'ー'从「いいよ」

('A`)「渡辺さん・・・」

135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:18:52.82 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「わ・・・わたしのおパンツ・・・」

从'ー'从「佃煮にして良いよ」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「渡辺さん・・・」

('A`)「愛してる」

从'ー'从「わたしも・・・ドクオ君」

从*'ー'从「だい、だい、だいすきだよ」

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:28:13.28 ID:rkSlO4yl0


二人は、いっしょに渡辺さんのパンツを佃煮にした。

愛の人生初の、共同作業である。

レシピは以下に記載するので参考にして貰いたい。


1 昆布を細切りにし、ショウガはみじん切りにする。
2 鍋に、酢・醤油・砂糖を加え、沸騰させる。
3 鰹だし、ショウガと鷹の爪を切ったものと
  渡辺さんのパンツ(二日穿き洗濯していないもの)を入れる。
4 全体を柔らかく煮詰めて、ごま・鰹ぶしを振り入れる。

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:33:30.14 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「できた・・・」

('A`)「できたな・・・」

('A`)「渡辺さんの・・・パンツの佃煮・・・」

从'ー'从「・・・ドクオ君」

('A`)「・・・渡辺さん」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

('A`)「渡辺さ

从'ー'从「これどうするの?」

140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:35:47.01 ID:rkSlO4yl0


('A`)「もちろん・・・つけるんだ」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「はくんだよ」

从'ー'从「・・・」

141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:38:15.48 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・穿くの?」

('A`)「ああ・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「もちろん、君が想像している通り・・・」

('A`)「そのパンツだけだ・・・」

从'ー'从「・・・」

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:40:15.77 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・うん・・・」

('A`)「そして・・・町中を歩くんだ」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・そういうプレイなの?」

('A`)「そうだ」

143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:42:20.84 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・どうしても、やるの?」

('A`)「ああ」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「はずかしいよ・・・」

('A`)「はずかしくてもだ」

145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:46:03.19 ID:rkSlO4yl0


渡辺さんは迷った。

彼女はドクオを愛している。心の底から愛していた。

佃煮を穿いたまま、街に繰り出すのかどうか、心の底から迷った。

そして思った。

佃煮にしたのはどんな意味があるのだろうと・・・

別にそのままでも良かったんじゃないかと・・・

よく考えたら全然良くはないんじゃないかと・・・

ヌチョヌチョして気持ち悪いのではないかと・・・

ぶっちゃけこいつ頭おかしいんじゃねえのと・・・

146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:48:30.33 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・ドクオ君」

('A`)「うん」

从'ー'从「わたしのこと、好き?」

('A`)「ああ」

从'ー'从「本当に?」

('A`)「もちろんさ」

147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 22:51:03.33 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「・・・どのくらい好き?」

('A`)「牡蛎の佃煮の20倍は好きさ・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从'ー'从「・・・」

('A`)「・・・」

从*'ー'从「・・・ドクオ君・・・わたしも好き」

('A`)「ああ」

150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 23:00:06.57 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「ドクオ君のためなら・・・」

从'ー'从「わたし、なんだってできるよ」

从'ー'从「前から、ずっと好きだったの」

从'ー'从「告白、OKしてくれたとき・・・」

从'ー'从「本当に嬉しかった」

从'ー'从「夜も眠れなかったの」

从'ー'从「あなたに嫌われたくない・・・」

从'ー'从「佃煮のパンツを穿いて外に出るくらい・・・」

151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/24(月) 23:03:21.63 ID:rkSlO4yl0


从'ー'从「わたし・・・あなたのためなら・・・」

从'ー'从「なんだってでき



ドクオは、佃煮を穿き夜の街へ消えた。


渡辺さんは、明日別れよう、と思った。


ちょっぴり切ない涙の味が、佃煮の隠し味になる日。


そんな切ない、ラブストーリー。


  1. 2011/01/25(火) 02:49:04|
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从 ゚∀从の桃色世界のようです

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:40:12.96 ID:/4E2WuA70

 二月も中盤になったと言うのに今年の寒気はまだまだ健在なようで、
 寒いのが嫌いな僕にまだ嫌がらせを続けている。

('A`)『寒いなぁ』

 僕はいつものように始発電車の椅子の端っこに腰をかけると、おもむろに鞄に手を入れた。
 取り出した雑誌は【週刊少年魔ヴィップ】。

 通っている専門学校の間でも流行っている漫画雑誌だ。

 週初めの月曜日はこの本を読みながら電車に揺られるのが日課になっている。
 好きな漫画をあらかた読み終わると、電車の中はいつも通り満員になってた。

 視線をななめ上に移し、少し泳がせ、彼女を探した。

从 ゚∀从

 いた。

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:41:20.25 ID:/4E2WuA70

 綺麗な茶髪のショートカットに 猫のような綺麗な目が特徴的な少女が、いつものように困ったような顔をしている。
 その表情の理由はわかる。

 ボサボサの髪に無精ひげを生やしたガラの悪そうな男が、痴漢をしているのだ。
 回りの大人も、それに気付いているが、何も言わない。

 ドクオも何も言わなかった。
 友達なら、『電車の時間を変えたほうがいい』位の警告はするが、
 あいにく話をしたことすらないのだ。

 いきなり話しかけられても迷惑だろう。

 しばらくすると、乗り換えの駅に到着した。
 彼女も降りる駅だからすぐにわかる。
 ちなみに、痴漢の男もいつもこの駅で降りている。

('A`)『なぜ誰も助けないかね』

 自分のことは棚にあげ、そんなことを言いながら、
 もうすっかり慣れた駅を歩き、目的の電車に滑り込んだ。

30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:42:26.03 ID:/4E2WuA70

 いつもの場所に座ると、ドクオは携帯電話を開いた。
 この時間は痛いニュース、ハム速などのサイトを見て過ごしている。

('A`)『……更新なしか』

 定期巡回してるサイトを一通り眺め、ドクオは携帯電話をポケットにしまった。
 もう一度鞄から【週刊少年魔ヴィップ】を取り出し、再読を始めた。

 そうこうしているうちに電車はニューソクシティへと到着した。

 * * *

 ニューソクシティ。
 この国で最も犯罪の多いこの街に、ドクオの通う専門学校はある。

 しかし、ドクオが向かうのは、専門学校とは逆の方向。
 風俗街と言われる"眠らない場所"にドクオの目的地はあった。

 辿り着いたのは古い喫茶店。
 店の看板には【バーボンハウス】とある。

('A`)『あいつ、いるかな?』

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:43:59.08 ID:/4E2WuA70

 独り言を言いながら、店へと足を踏み入れる。
 店の奥で、友人は手を上げたのを見て、ドクオも右手を友人に向けた。

(´・ω・`)『いらっしゃい』

('A`)『あ、モーニングセットB、カフェオレアイスで』

 そう言ってドクオは、500円玉をカウンターに置いた。

(´・ω・`)『いつもありがとうね』

('A`)『いえ』

 いつも同じ時間に同じ物を注文しているうちに、
 ドクオが来る少し前に準備を初め、すぐに料理を出してくれるようになっていた。

 受け取った料理を持って、いつもの席に座った。

( ^Д^)『おはよう』

 この、顔面に笑顔が張り付いたような男の名前はプギャー。
 入学当初は笑顔が不気味だと思っていたが、付き合って見ると本当にいい奴だった。

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:46:09.42 ID:/4E2WuA70

('A`)『おはよう』

('A`)『今日も電車であの子いたな』

( ^Д^)『だから助けてやれってwwフラグ立つかもよww』

(*'A`)『助けてあげたいんだけどさ~』

 そんな馬鹿話をしながら、学校の始まる時間まで時間を潰す。
 それが僕の日課で、ささやかな楽しみだ。

( ^Д^)『んじゃ、そろそろ行くか』

('A`)『だな』

(´・ω・`)『まいど』

 【バーボンハウス】を後にした僕達は、のろのろと学校へ向かう。

( ^Д^)『そういや知ってるか?』

('A`)『何が?』

( ^Д^)『モララーがまた内定取ったらしい』

33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:47:21.08 ID:/4E2WuA70

('A`)『マジかよ?まだ二月だぜ?』

 モララーとはクラスメイトで、一言で言うとなんでも出来る奴だ。
 勉強も運動もでき、誰とでも仲良くなれる。

 性格も……悔しいがとてもいい。
 よく課題を見せてもらったり、まぁとにかくすごい奴だ。

('A`)『ああいう奴はどうせ全部受かるんだから
   普通に第一希望だけ受ければいいのにな』

( ^Д^)『ハハハハハ』

( ^Д^)『でも、あいつ言ってたぜ、もう何個も落ちてるってさ
     やっぱ専門ってのは結構ネックらしいぜ』

('A`)『……』

('A`)『マジか』

(;^Д^)『なんだよ、今の嫌な間は?』

 モララーが落ちるってのが、正直信じられなかった。
 その原因が"専門卒"にあるのなら俺みたいな凡人、
 いや、どちらかというと落ちこぼれはどうなるんだろう。

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:48:32.46 ID:/4E2WuA70

('A`)『いや、なんでもねぇよ』

('A`)『プギャー』

( ^Д^)『ん?』

('A`)『おまえさ、就活とかしてんの?』

(;^Д^)『……ドクオは?』

('A`)『全く、二年になってからやろうと思ってた』

( ^Д^)『だよなw安心したよ』

('A`)『ってか専門入ってまだ一年も建ってないぜ?
   この状態で就活とか高校卒業と何が違うんだよ』

( ^Д^)『ハハハハハハ』

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:49:32.80 ID:/4E2WuA70
 * * *

 二ヶ月建って、俺達は2年になった。
 そして、兼ねてから噂のあった【卒業制作】が始まった。

 情報処理の学科だから、情報処理のシステムを作る。
 どんな情報処理システムにするかは生徒に任せる。

 また、作成メンバーも生徒が自由に決めていい。
 高校までと違うのは【一人でもいい】ということだ。

('A`)『一緒にやろうず』

( ^Д^)『おう』

 本当はモララーも誘いたかったが、いや、モララーにやって貰いたかったが、
 モララーは大人気のようでそれはできそうになかった。

 とりあえず作成班は決まり、大方の予想通りモララーの班は人がたくさんいることになった。
 メンバーを見たが……能力が高く、断り切れない性格が良く出た班になっていた。
 まぁモララーならなんとかやるのだろう。

(;^Д^)『出来が悪くて良かったぜ』

(;'A`)『本当にご愁傷と言いたい』

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:50:27.74 ID:/4E2WuA70

 翌日から、朝のバーボンハウスメンバーが一人増えることになる。
 モララーである。

(;'A`)『大変だな』

(;・∀・)『まさか誰もいないとはね』

(;^Д^)『ハハハハハ』

 なんでも、班作成の時にモララーを利用しようとしなかったのは俺達二人だったとか、
 班のメンバーは結局モララーに全てを押し付け、放課後は遊び回っているのだと言う。

 今回はどんなシステムにするか決める話し合いを放課後しようと言ったら
 トイレから戻った時には誰もいなかったそうな。

( ・∀・)『ドクオ君たちの班はどんなの作るんだい?』

('A`)『んー、映画のチケット予約システムみたいなの』

(;・∀・)『ん?』

 何を隠そう!
 これは授業でやった(正確にはモララーにやってもらった)
 劇場チケット予約システムを多少改変するだけのものなのだ!

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:51:26.42 ID:/4E2WuA70

('A`)『お察しの通りだ。
   まぁあんま凝って、去年みたいなことになるのも考え物だからな』

(;・∀・)『あー、あれはひどい事件だったね』

(;^Д^)『ハハハハハ』

 去年、ある班では、卒業制作発表に間に合わないという理由で、
 卒業制作発表に出れなかったばかりか、卒業後も学校へ通ったのだ。

('A`)『そういや、最近モララーの内定取った話聞かないな』

( ・∀・)『あー、とりあえず一区切りついたし、
      今は卒業制作をやらないとね』

(;^Д^)『あの人数抱えた班じゃ、先生からの期待もあるしな』

 卒業制作は人数に比例して、大きいシステムを作るのが普通だ。
 モララーの班は一番人数が多いのだから、大きいシステムを作らざる得なくなる。

( ・∀・)『そこが厳しいところだね』

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:52:14.39 ID:/4E2WuA70

('A`)『あー、俺も一年の内に内定取っとけば良かった
   そろそろ就活始めないとな』

( ・∀・)『え?』

('A`)『え?』

(;^Д^)『ハハハハハ』

('A`)『あー、俺らまだ内定はおろか
   就活すらしてないんだ』

( ^Д^)『そろそろやろうとは思ってたんだよ』

(;・∀・)『始めたほうがいいよ!絶対!
      出来る事なら手伝うから』

 それからモララーに就活のコツを伝授して貰い
 俺達は就職活動に挑む決意を固めた。

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/23(日) 20:53:25.19 ID:/4E2WuA70
 * * *

('A`)『おかしい』

 ついさっきまでリクナビを見てたはずなのに、なぜか2chを開いてしまっている。
 あわててリクナビにアクセスするが、また気がつくと2chへアクセスしてしまっている。

('A`)『ん?』

('A`)『ヴィップ高校生の援○○ックス動画流出』

('A`)『魂が、見ろと命じている』

('A`)カチカチ

 * * *

( ,,^Д^)ギシギシ
从* ゚∀从アンアン

 * * *

('A`)『これは……!ってか相手痴漢の男じゃん』

('A`)ooO(やばい、抜いたらどうでもよくなっ……)

 遅いくる闇に抗う力はもうドクオには残されていなかった。 続きを読む
  1. 2011/01/24(月) 02:45:47|
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( ^ω^)マジで肛門が緩む5秒前のようです

651:( ^ω^)マジで肛門が緩む5秒前のようです :2011/01/22(土) 00:14:33.23 ID:RvYIpzL3O
朝の通勤ラッシュ。
そこでは半径2mの中に喜び、悩み、憤り、許し、希望に胸を膨らませ、絶望に肩を落とす人がひしめく。
実に多様な感情や思惑が入り交じる哀愁交差点だ。

そしてここ、京急通勤快速羽田空港行きの中にも人生最大の問題を抱える男がいた。
彼の名は内藤ホライズン。商社勤務、中間管理職、46歳、二児の父。彼の人生を狂わす一大事。それは――――

(;゜ω゚) うんこ漏れそうだおおおおおおおおおお!!!!!

一大事である。

昨晩ワイフのおニューなネグリジェ姿に張り切ってアナル舐めをしたのが原因だろうか?
下腹部を押さえつつ内藤は己の浅薄を後悔した。
彼が気を紛らわすため忍者でも走らせようかと外の景色へ目を移そうとした、その時である。

あっ……、と吐息混じりの嗚咽が聞こえた。
窓際に立つ少女が脚を捩り肩を奮わせている。
注視すると、少女の後ろから手が延びていることに気づいた。

(;゜ω^)そ (ち、痴漢かお!?)

内藤には少女と同年代の娘しぃがいる。最近はすれ違いが多くあまり顔を会わせていないが心の優しい自慢の娘だ。
おそらく窓際の少女は泣いているのだろう。
内藤の目には、少女の小さな背中は娘からのSOSのように写った。

こうなっては最早他人事ではない。
内藤は気を引き締めて、脂汗で緩みかけたアナルをキュッと引き締めて、窓際へと進路をとった。

652:( ^ω^)マジで肛門が緩む5秒前のようです :2011/01/22(土) 00:15:03.07 ID:RvYIpzL3O
内藤は正義感の強い男である。
曲がったことは絶対に許せない。社内では堅物課長として敬遠されている。

家庭でもその事で長男と上手くいっていない。
受験を控えた身でありながら毎夜PCに向かい如何わしい画像を収集する息子を、彼は許せないのだ。

( ^ω^) (ほらジョルジュ。真面目に生きなきゃこの男みたいになっちまうんだお)

内藤は少女の後ろに立つ男の隣に移動した。
残念なから帽子で男の顔は見えない。まったく卑怯な奴だ。
息を忍んで便意を誤魔化し、男が手を伸ばすのを待つ。

急カーブに合わせて、男の手が少女のスカートに伸びた。
相手の手を掴み内藤は威圧するため、男に踏み寄っていく。

(;゜ω゚) ちょっと君ィィ!?ちかちかんはあぁぁああ!?

そのときである。
突然電車が逆カーブへと突入した。
内藤の踏み出した足はそのまま空をもがき、何かにふんばろうとするもその度に足は虚空を切る。
そして内藤は宙を舞った。

(;゚∀゚) うわぁ!?お、親父!?

(*//ー//) え……ハァハァ、おとう……さん……?ハァハァ

::( ゜ω゚)::

5秒後、内藤は茶色い海に沈んだ。
母なる海、それは昨晩のワイフの臭いに似ていた。
  1. 2011/01/22(土) 02:42:54|
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ξ゚⊿゚)ξ女子高のいじめはそれはそれは醜いようです

632:ξ゚⊿゚)ξ女子高のいじめはそれはそれは醜いようです :2011/01/21(金) 22:48:06.99 ID:GHN8CisuP
( ^ω^)「おら!でてこい!」

(,,゚Д゚)「こんなとこに隠れて何とか思ってるのか!」

('A`)「すんません!勘弁して下さい!」

( ^ω^)「甘えんな!」

('A`)「すんません!本当にすんません!」

(,,゚Д゚)「おら!無駄だ!」

('A`)「うわ見つかった!」

( ^ω^)「てこずらせやがって」

('A`)「勘忍して下さい!今日、世にも奇妙な物語を録画してないんです!」

633:ξ゚⊿゚)ξ女子高のいじめはそれはそれは醜いようです :2011/01/21(金) 22:49:06.39 ID:GHN8CisuP
( ^ω^)「ショボンさんがお前のことを呼んでるよ!」

(,,゚Д゚)「俺達の仲間のちんこをフェラしやがって!ただで済むと思うなよ!」

('A`)「すんません!俺爪噛む癖があるんです!」

( ^ω^)「言い訳するな!おら!こっちに来い!」

('A`)「お願いします!ジャスコのポイントカード上げるから見逃してください!」

(,,゚Д゚)「ショボンさん!連れてきました!」

(´・ω・`)「1年3組の鬱田ドクオだな」

('A`)「違います!2組です」

(´・ω・`)「舐めやがって」

('A`)「すんません!舐めました!」

634:ξ゚⊿゚)ξ女子高のいじめはそれはそれは醜いようです :2011/01/21(金) 22:50:18.71 ID:GHN8CisuP
(´・ω・`)「この学校で俺のちんこを舐めて生きていた奴はいねぇ…」

('A`)「すんません!助けて下さい!」

(´・ω・`)「駄目だ!おいてめえら!」

( ^ω^)「へい!」

(´・ω・`)「こいつの服を脱がせ!」

('A`)「駄目です!人体の不思議展が開催されるまでは非公開です!」

(,,゚Д゚)「おら!とっとと脱げ!」

('A`)「やめて!いやだ!」

( ^ω^)「抵抗するな!おら!」

('A`)「いやだ!」

635:ξ゚⊿゚)ξ女子高のいじめはそれはそれは醜いようです :2011/01/21(金) 22:51:43.05 ID:GHN8CisuP

(´・ω・`)「ふん!なんてひょろっちい体だ!2か月前に死んだじいちゃんを思い出すぜ!」

(,,゚Д゚)「ショボンさんの悲しい過去を思い出させてただで済むと思うなよこら!」

('A`)「すんません!炭水化物ダイエットに凝っててつい!」

(´・ω・`)「こいつのちんこにデコピンをしろ」

( ^ω^)「へい!」

('A`)「誰か!誰か助けて!PTA!!」

(,,゚Д゚)「デュクシ!」

('A`)「痛い!」

( ^ω^)「デュクシ!デュクシ!」

('A`)「痛い!」

637:ξ゚⊿゚)ξ女子高のいじめはそれはそれは醜いようです :2011/01/21(金) 22:53:16.06 ID:GHN8CisuP

(´・ω・`)「デュクシ!デュクシ!」

('A`)「痛い!もう勘弁して下さい!門限6時までなんです!」

(´・ω・`)「命乞いか!2ヶ月前に死んだじいちゃんを思い出すぜ!」

(,,゚Д゚)「斎場で出た寿司の味を思い出させておいてただで済むと思うなよ!」

(´・ω・`)「おい、こいつの乳首に息吹きかけろ」

( ^ω^)「へい!」

('A`)「誰か!誰か助けて!与党!」

(,,゚Д゚)「この学校にはもう俺らしかいないぜ!ひゅー!」

('A`)「くすぐったい!」

( ^ω^)「ひゅー!ひゅー!」

638:ξ゚⊿゚)ξ女子高のいじめはそれはそれは醜いようです :2011/01/21(金) 22:54:46.91 ID:GHN8CisuP

('A`)「くすぐったい!」

(´・ω・`)「ひゅー!ひゅー!」

('A`)「くすぐったい!やめてください!デリヘル呼びますよ!」

( ^ω^)「ここには誰もこないぜ!ひゅー!」

('A`)「くすぐったい!」

(´・ω・`)「こいつを全裸にして腹巻だけつけて壁に貼り付けな!」

( ^ω^)「へい!」

('A`)「なにするんですか!発声トレーニングですか!」

(´・ω・`)「放置だよ!」

('A`)「酷い!薄々気づいていたけど酷い!」

640:ξ゚⊿゚)ξ女子高のいじめはそれはそれは醜いようです :2011/01/21(金) 22:56:04.74 ID:GHN8CisuP

(,,゚Д゚)「良いから黙って縛られろ!」

('A`)「嫌だ!嫌だ!黙らないぞ!」

(´・ω・`)「ここは天下の女子高だぜ!」

( ^ω^)「運が悪かったと思って諦めな!」

('A`)「嫌だ!これじゃあ何のために入学したのか分からない!」

(,,゚Д゚)「うるせー!自業自得だ」

('A`)「僕が何をやったっていうんだ!!」

(´・ω・`)「俺のじいちゃんのちんこを舐めただろうが!」

('A`)「違う!舐めたのは君のお父さんだ!」

( ^ω^)「往生際が悪いぜ!」

('A`)「やめろー!」

641:ξ゚⊿゚)ξ女子高のいじめはそれはそれは醜いようです :2011/01/21(金) 22:57:06.52 ID:GHN8CisuP
('A`)「…以上が現在女子高を中心に拡大しているいじめの実態の数々です」

( ^ω^)「我々の独自の調査の元、限りなく真実に近い状態で再現しました」

(´・ω・`)「特にリーダー格となる人物は必ず学校に一人はいるようです」

(,,゚Д゚)「これからもさらに調査を続け、女子高のいじめの撲滅に取り組みます」

('A`)「以上で!」

(´・ω・`)「6年3組の!」

( ^ω^)「発表を!」

(,,゚Д゚)「終わりにします!」

(,,゚Д゚)「礼!」


彼女達の戦いはここにて終止符を打った。
しかし、まだこれからも戦いは続くだろう。
そう…彼女達が生きている限り。

Fin.
  1. 2011/01/22(土) 02:41:40|
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ブーンがシリアナで踊り狂うようです

394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 08:36:46.59 ID:DHVRlYEy0
ブーンがシリアナで踊り狂うようです

(´・ω・`)「ブーン、次の任務が決まったよ」

( ^ω^)「お?次はどこに飛ぶんだお?」

(´・ω・`)「シリアナさ」

(;^ω^)「ちょwww尻穴?」

(´・ω・`)「Syriana-中東の都市、さ
     別名"中東の楽園"産油国だね」

( ^ω^)「で、その中東の楽園とやらに行って何をすればいいんだお」

(´・ω・`)「うん、シリアナの王子ヒッキーを暗殺してきて欲しいんだ」

395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 08:37:53.71 ID:DHVRlYEy0

(  ω )   ^ ^

( ^ω^)「……さらっとすごいこと命令したおね?」

(´・ω・`)「ブーンにしかできないんだよ、頼む」

 おいおい、そう言われると断れないじゃないか

( ^ω^)「仕方ない、行ってくるお」


 * * * * *


(´・ω・`)】「じゃあ、手筈通りに頼むよ」

('A`)】「ああ、コードネーム:ブーンを暗殺すればいいんだな」


 * * * * *

396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 08:39:25.18 ID:DHVRlYEy0

 ヴィップ空港

ξ゚⊿゚)ξ「はい、そこの人、服の中の金属見せて」

( ^ω^)「機械義手、オートメイルだお」

ξ゚⊿゚)ξ「……」

ξ;゚⊿゚)ξ「……し、失礼いたしました」

( ^ω^)「大丈夫、慣れてるお」

( ^ω^)「さて、無事空港チェックも通過だお」

 うん、この体便利だ。

( ■ω■)「さて、寝るか」

 そう呟いた瞬間、にぎやかな男が飛行機に入ってきた。

(,,゚Д゚)「この飛行機は俺達がジャックした」

( ^ω^)ooO(せめて離陸してからにしろよww)

397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 08:40:46.35 ID:DHVRlYEy0

(,,゚Д゚)「起きろ」

( ^ω^)「ん?なんだお?」

 あーなるほど、こいつら俺を殺しに来たわけね

(,,゚Д゚)「身分証明書を見せてもらおうか」

(,,゚Д゚)「佐藤裕也か、決まりだな」

(,,゚Д゚)「死ね」

 このパターン多いな、そう感じながら
 ブーンはオートメイルの右腕で頭を庇った。

( ^ω^)「おっお、助かったお」

(,, Д )「……」

 銃声がやみ、人々が目にした光景は、頭を打ちぬかれた犯人の姿と、安堵のため息をつく太った男だった。

 「オートメイルで銃弾が跳ね返ったんだ」

 「おーにぃちゃん運がいいな」

( ^ω^)「おっお」

 もちろん、銃弾が跳ね返ったわけではない。
 ギコの銃の動きに合わせて、銃弾を発射したのだ。

398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 08:42:19.86 ID:DHVRlYEy0

 * * * * *

( ゚д゚ )】「ギコがやられたようだな」

( ФωФ)】「フフフ……奴は四天王の中でも最弱……!」

('A`)】「元ニートの暗殺者ごときに負けるとは我ら四天王の面汚しよ」

( ゚д゚ )】「安心しろ、空港で私が殺す」

( ФωФ)】「ミルナ、油断するなよ」

( ゚д゚ )】「ああ」プチッ

('A`)】「ロマ、お前も用意しておけ」

( ФωФ)】「ああ、わかっている」

 * * * * *

 シリアナ空港。

 朝早くからこの空港では銃声が行きかっている。

 似合っていないサングラスをかけた太った男、ブーンは
 自分を庇って死んだ空港警備員を見ながら言った。

( ■ω■)「当分ケチャップには困らないぜ」

399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 08:43:40.46 ID:DHVRlYEy0

( ゚д゚1)
( ゚д゚2)
( ゚д゚3)
( ゚д゚4)

( ■ω■)「4人か、三分だな」

 呟いたブーンは止まらない。
 オートメイルについた3つのボタンの真ん中を5秒長押しし、ガンモードを選択した。

( ■ω■)「さて、もう生き残りは俺と奴らだけだな」

 隠れていた机から勢いよく飛び出し、犯人1に狙いを定め、引き金を引く。

( ゚д゚1)「ぐっ」

 かろうじてかわした犯人を一瞥し、一気に銃口を右に傾けた。
 無駄な弾は使わない。発射されたのは2発。

( ゚д゚2)「ぎゃっ」

( ゚д゚3)「ぐわっ」

 二人の脳天に風穴を開けると、すぐさま左に乱射する。
 狙いをつけてないから今回は一回転分、6発だ。

400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 08:44:39.68 ID:DHVRlYEy0

 男の悲鳴があがった。

( ■ω■)「足か、悪くないな」

 口端を吊り上げ嘲笑を浮かべ、さきの前でバランスを崩した男に向かって何かを投げた。
 投げるやいなや今度は左方向へ走り出し、そして3秒後。

 小規模の爆発が起こり、犯人の一人の命を無慈悲に奪った。

 そして、ブーンは……
 その爆発の勢いで吹き飛ばされながら、最後の一人を華麗に打ち抜いていた。 

( ■ω■)「さて、行くかお」

 * * * * *

('A`)】「ロマ、ミルナ4兄弟からの通信が途絶えた。」

( ФωФ)】「ああ、わかっている」

 * * * * *

( ^ω^)「ちっ」

 あの垂れ眉毛め!と心の中で罵りつつ、ハンドルを思いっきり右に切った。
 瞬間景色が暗転し、トラックが現れる。

401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 08:45:24.07 ID:DHVRlYEy0

( ^ω^)「あーやべぇ」

 全く、車を奪った途端にこれか

( ^ω^)y―~~「アドレナミン出ちゃうよー」

 倒れてくるトラックをスレスレで避け、ミラーで後ろを確認する。
 案の定これでは終わらないらしい。

 黒のワゴンRの中の男は無表情でブーンを追ってきている

( ^ω^)y―~~「じゃあお次は町の中でデートしようか」

( ФωФ)「お前はここで殺す……絶対にだ!」

 狭い路地に入ると、ブーンは一気にスピードを落とした。
 勢いよくドアを蹴り飛ばし、前面に走った。

 案の定銃声が響いた。
 相手の放った銃弾は的確にタイヤを打ち抜き、車は走れない置物へと変化する。

( ^ω^)「へ~、雑魚じゃねぇみたいだな」

( ФωФ)「どこだ!出てこい!殺してやる」

402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 08:46:38.44 ID:DHVRlYEy0

( ^ω^)「自分は車の陰に隠れて何いってやがんだよ」

 既に建物を這い上がり、景色を屋上から眺めるブーンは、そんなことを呟きながら、男の額に銃弾を放った。

( ^ω^)「車、利用させてもらうぜ」

 * * * * *

(´・ω・`)】「ああドクオ君、ミルナまで失敗しちゃったみたい」

('A`)】「らしいですね」

('A`)「安心してください、私が王子を護って見せます」

( -_-)「信じている」

 ここでこのドクオについて説明しておこう。
 小学生にして100mを13秒台で走り神童として脚光を浴びた彼は、
 国によって暗殺者専用暗殺者として育てられることになった。

 産油国という複雑に利権が絡むこの国では
 予ねてから暗殺が絶えなかったからだ。
 
 集められた者達の中でも格段の成績を収めた彼は20の時、ついに実践に投入される。

405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 09:40:16.50 ID:qGlMc9tP0

 優秀者10人からなるチームの最初の実践、相手はある島国の暗殺者。
 結果は惨敗だった。

 作戦に参加した対暗殺者用暗殺者は9人が死亡、1名が重傷を負った。
 この一名がドクオである。

 それから彼は多くの戦いと仲間の犠牲の中で、最高峰の暗殺者と渡り合う力を身につけていった。

川'A`)「さて、準備するか」

(; -_-)「え?ドクオさん?」

川'A`リル「どうしました?王子」

(; -_-)「いや、一体何を」

川*'A`リル「ん?これですか」

(; -_-)「は、はい」

川*'A`*リル「相手は元ニートのダメ人間
     恐らく、女に弱いはずです、そこをつきます」

 ヒッキーにはそう言ってすね毛をむしるドクオがとても頼もしく見えたという。

406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 09:41:45.35 ID:qGlMc9tP0

 * * * * *

( ^ω^)y―~~「さて、そろそろ銃弾がつきてきたお」

 弾数は残り6発。
 この少ない武器で王子を暗殺しなきゃならない。

 そんな中

川*'A`*リル「はぁ~い、ブーンさん、今お時間よろしいかしら」

 バンッ!

( ^ω^)y―~~「行くか」

 オカマに貴重な一発を使ってしまったことを悔やみつつ、王子の家にたどりついた。

(; -_-)「ひ、ひいいいいい」

 怯える王子を見て、ブーンは上司のショボンのことが頭に浮かんだ。
 初めてあったあの日、ショボンの運転するハイエースがブーンを跳ね飛ばした時のショボンの表情。

407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/19(水) 09:43:30.78 ID:qGlMc9tP0

( ^ω^)y―~~「面白かったなぁ」

 まさかそれが原因で就職することになるとは思わなかった。

 しかも、自分を轢いた男の部下としてとは

( ^ω^)y―~~「人生わからないものだお」

 それが、王子の聞いた最後の言葉だった。

( ^ω^)y―~~「さて、日本に帰るお」

 * * * * *

(´・ω・`)「また失敗しちゃったかぁ」

 ちぇっと言いながら、ショボンはブーンの写真を見た。

(´・ω・`)「彼の父親から、ダメな長男の暗殺を頼まれているというのに……」

  1. 2011/01/20(木) 02:39:54|
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( ^ω^)ブーンが名前を書くようです

345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 22:50:28.95 ID:PIPDURiSO



( ^ω^)ブーンが名前を書くようです




347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 22:52:52.95 ID:PIPDURiSO
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--------------


――――………ン

誰かが、呼んでいました。

――――……きて…………ーン

呼ばれているのはわかっているのですが、まだ眠くて目を開けることができません。

――――……こえて……だろう……はや……て……


呼んでいる女の人の声はとっても優しくて、それがまた、いっそう眠気を

川#゚ -゚)「とっとと起きんか肉まんじゅうッ!!!」

(;゚ω゚)「ヒィッ!!!」

350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 22:55:40.33 ID:PIPDURiSO
心地好いまどろみの中で急に大声を出され、ブーンは慌てて跳び起きました。

( ^ω^)「………お? なんなんだお? 何でぼくは起こされたんだお? もう学校に行く時間かお?」

川 ゚ -゚)「全く、夢の中で寝るとは非常識な。一体どれだけ寝汚いんだ君は」

未だ目を白黒させているブーンの前には、真っ黒な髪の女の人が立っていました。
さっきの声は、きっとこの女の人でしょう。
とっても綺麗な人ですが、今は少し怒っているようです。

( ^ω^)「いぎたないってなんだお?」

川 ゚ -゚)「寝汚いというのは……って、突っ込む所はそこじゃあないだろう」

( ^ω^)「おー……おはようございます」

川 ゚ -゚)「ああ、おはよう……ってまだボケる気か君は!」

ブーンの一言は、女の人を余計に怒らせてしまったようです。
しかし怒られたブーンは気にした様子もなく、次に浮かんだ疑問を口にします。

( ^ω^)「ところで夢の中ってどういうことだお? でもっておねーさんは誰だお?」

女の人はこほん、と一つ咳ばらいをして、得意げに話し出しました。

352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 22:59:22.37 ID:PIPDURiSO
川 ゚ -゚)「うむ、ここは君の夢の中なんだ。つまり君は今、夢を見ているというわけだな。
     そして、私の名前はクーという」

( ^ω^)「クーさんかお、初めましてー。ぼくは内藤ホライゾン、小学3年生だお」

川 ゚ -゚)「クーでいい。きちんと挨拶が出来て偉いな、ブーンは」

(*^ω^)「おっおっお、それほどでもないお」

褒められたブーンは顔を赤くしています。
クーの目が、全く笑っていない事に気づかずに。

川 ゚ -゚)「ああ、挨拶はこんなにきちんとしているのに」

( ^ω^)「……お?」

川 ゚ -゚)「一体、どうして」

(;^ω^)「お、おお……?」

川#゚ -゚)「自分の持ち物に名前が書けないんだッ!!!!」

ぼんやりとした夢の世界を覚ましてしまいそうな怒号が、辺りに響き渡りました。

354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 23:02:39.57 ID:PIPDURiSO
川 ゚ -゚)「……と、まぁこういうわけだ」

大声を出してすっきりしたのか、落ち着いたクーは丁寧に事情を説明してくれました。

( ^ω^)「えーと、つまり、ぼくが持ち物に名前を書かなかったせいで、ぼくの持ち物達が逃げ出しちゃったのかお」

川 ゚ -゚)「ああ、主の名前が書いてない無い持ち物達はここぞとばかりに好き放題、勝手な事ばかりしている。
     故に、管理人である私が夢を通じて君を呼んだんだ」

( ´ω`)「なんかごめんなさいだお……急いで名前を書くお」

川 ゚ -゚)「うむ、そうしてほしいのは山々なのだが。
     生憎、名前を書いてもらおうにもその持ち物達がどこでどうなっているかがわからなくてな」

( ^ω^)「お? ぼくの持ち物っていうと、えんぴつとか消しゴムとかだお。
      その辺に転がってるんじゃないかお?」

川 ゚ -゚)「そんなに簡単な話じゃあないんだ、これが。例えば……ほら、まずひとつめだ。
     あそこに、女の子がいるだろう?」

355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 23:05:43.51 ID:PIPDURiSO
クーが指差す先には、ぽつんと一人、金色の髪の女の子が居ました。
その子はぴんと尖らせた足を高々と上げて、くるくると、バレエのように踊っています。

全てがぼんやりとした夢の世界で、その子だけはスポットライトが当たっているように鮮やかに見えました。
女の子を中心にして、床に綺麗な模様が描かれており、そこはまるでステージのようです。

(*^ω^)「かわいー子だお、踊りもとっても上手だお」

川 ゚ -゚)「あの子が、君の持ち物だ」

(;゚ω゚)「おおっ!? で、でもどう見ても女の子だお!?」

川 ゚ -゚)「夢の中だからな、持ち物も人型にくらいなるさ」

( ^ω^)「そういうもんかお……」

川 ゚ -゚)「そういうものだ。さて、ブーンは今からあの子に名前を書くんだが……」

(*^ω^)

川 ゚ -゚)「……何だ」

(*^ω^)「女の子に名前を書くって、なんか照れるお」

川 ゚ -゚)「安心しろ。きっと、そんな事言ってられなくなるから」

358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 23:08:48.12 ID:PIPDURiSO
クーの言葉に一抹の不安を感じながら、ブーンは女の子に声をかけました。
巻き毛の女の子は、正直言って好みのタイプです。ブーンの頬が赤くなるのも、仕方がない事でしょう。

( ^ω^)「こんにちはだお! ぼくは内藤ホライゾン! きみに、名前を書かせてほしいお!」

ξ゚⊿゚)ξ「……今更、何の用?」

ブーンは元気に挨拶をしましたが、返ってきたのはひやりと冷たい視線でした。
一本足のまま立っている女の子は、伸ばした足を下げくるりと一回転。

ξ゚⊿゚)ξ「ずーっと名前を書かずに放っておいて」

くるり

ξ゚⊿゚)ξ「やっと自由になれたと思ったら」

くる、くるり

ξ#゚⊿゚)ξ「……名前を書く、ですって? ふざけないで! 私はここでずっと踊っていたいのよ!!」

くるくるくるくるくるくるくるくるくるくる

怒りの度合いと回転速度が比例しているかのように、女の子は回り続けます。

359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 23:10:40.33 ID:PIPDURiSO
(;^ω^)「お、怒ってるお……どうすりゃいいんだお、クー」

思わず後ずさりしたブーンは、背後のクーを見上げました。

川 ゚ -゚)「いやはや、私もここまで怒っているとは……しかしやる事自体は変わらないさ。
     彼女の名前を呼んでやればいい」

( ^ω^)「名前を……?」

川 ゚ -゚)「ああ、彼女は君の持ち物だ。名前が書かれていないから少し暴走してしまっているが、
     持ち主である君が正しい姿の名前を呼んでやれば、大人しくなるはずだ」

( ^ω^)「うーん……むずかしそうだけど、なんとかやってみるお」

どうにかして名前を呼ぼうと、ブーンは女の子を観察します。

361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 23:12:05.31 ID:PIPDURiSO
金の巻き毛に、青い瞳。
顔はとても可愛らしく、笑ってくれたらもっと可愛いだろうなぁ、とブーンは思いました。
しかし名前はちっとも思い浮かびません。

着ている物は、丈の短い白のドレス。
いつかテレビで見た、バレリーナの衣装にそっくりです。
ですがまだ名前は思い浮かびません。

ついにブーンの目線は女の子の足元までたどり着いてしまいました。
そこでブーンは、一つの事に気がつきます。

床一面の、綺麗な模様。まぁるい線で作られたそれが、女の子が踊った後に出来ていること。
この模様が、女の子の足跡だということを。

( ^ω^)「あ、分かったお!!君の名前は『コンパス』だお!!」

ぴたり

女の子は、回るのを止めました。

364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 23:15:10.33 ID:PIPDURiSO
ですが女の子はまだ少し、怒ったような表情をしています。
ほんのりと頬を染めたその顔はきっと、照れ隠しなのでしょう。

ξ゚⊿゚)ξ「……ちゃんと名前を書いてちょうだい。あと、私の足で机を彫るのは止めて」

そう言うと女の子の姿は掻き消えて、あとには見慣れたコンパスがひとつ。

(*^ω^)「おー、当たったお!!」

川 ゚ -゚)「お疲れ様、まずはひとつめだな。さ、このペンで名前を書くといい」

クーは「なまえペン」と書かれたペンを差し出しました。
受けとったブーンはぽん、と音を立ててキャップを外します。

( ^ω^)「内、藤、ホーラーイーゾーン、っと。出来たおー」

川 ゚ -゚)「藤の字が書けるのか、凄いなブーンは」

(*^ω^)「えへへ…自分の名前くらい漢字で書けなくちゃカッコ悪いお」

川 ゚ -゚)「じゃ、その調子で次の持ち物に名前を書きにいこうか」

( ´ω`)「…………まだ、あるのかお」

川 ゚ -゚)「自業自得というやつだ、頑張れ。
     ああ、コンパスは私が預かっておくよ、折角名前を書いたのに無くしたら大変だからね」

365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 23:17:44.78 ID:PIPDURiSO
コンパスを受けとったクーが、つい、と指を指しました。
ブーンも釣られてそちらを見ます。

川 ゚ -゚)「あそこにも光が見えるだろう?」

( ^ω^)「ひょっとしてあれが……」

川 ゚ -゚)「ああ、ふたつめの持ち物のようだな。君に名前を書いてもらうのを待っているよ」

( ^ω^)「わかったお!次の持ち物もばっちり当てて名前を書くお!」

川 ゚ -゚)「その意気だ」

意気揚々と歩くブーンの後ろをつかず離れず、黒いクーが歩きます。

目指した明かりの下には、二つの影がありました。

( ´_ゝ`)「なんか見覚えのある大福が来たぞ、弟者」

(´<_` )「なんか見たことある気がするまんじゅうが来たな、兄者」

二つの影は二人の男の人でした。その姿は、鏡に写したようにそっくりです。

366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 23:19:32.77 ID:PIPDURiSO
( ^ω^)「こんにちはだお、ぼくは…」

( ´_ゝ`)「知ってるよ、内藤ホライゾン」

(´<_` )「知らないわけないだろ、俺らの元持ち主ブーン」

( ´_ゝ`)「お前が何をしに来たのかも解っているが」

(´<_` )「みすみすそれを達成させてやる気は、無い」

( ´ω`)「お……」

川 ゚ -゚)「大人気ないぞお前達。
     訂正しろ。ブーンは『元』持ち主じゃない、今もお前達の持ち主だ」

冷たい態度の二人に、見兼ねたクーが口を挟みました。
それでも二人は頑なな態度を崩しません。

367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/18(火) 23:21:33.12 ID:PIPDURiSO
( ´_ゝ`)「自分の持ち物に名前も書けん持ち主は知らんなぁ、弟者」

(´<_` )「自分の持ち物に名前を書かなかったんだ、無くなっても仕方ないよなぁ、兄者」

( ´_ゝ`)「「全くだ」」(´<_` )

二人は声を揃えて言いました。
小馬鹿にした表情も鼻を鳴らす様子も腕を広げる仕草も、全てがぴたりと揃っています。

( ^ω^)「二人とも、本当にそっくりだお……」

しかし意図せず漏らした素直な言葉が、左右対照を崩しました。

( ´_ゝ`)「ちょっと待て」

ぴくり、眉を吊り上げたのは兄者と呼ばれた男の人でした。

( ´_ゝ`)「そっくりとは聞き捨てならんな。このシャープな鼻筋を見ろ、俺の方が格好良いだろう」

ぴくり、もう片方も眉を吊り上げてまた左右対照に戻りました。

(´<_` )「ちょっと待て、俺の対照な顔の造りに兄者が敵うわけないだろう」 続きを読む
  1. 2011/01/19(水) 02:38:49|
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( ^ω^)ニコヤカ戦隊AAスリーのようです

194:( ^ω^)ニコヤカ戦隊AAスリーのようです :2011/01/17(月) 13:21:06.76 ID:gzuUr4DXO
2011年7の月。
地球に宇宙から大王的な恐怖的存在が舞い降りた。

( ФωФ)「わり。こたつで二度寝してた」

川安;゚ -゚)保;*゚∀゚)理;・∀・) ――――こたつなら仕方ないか、俺(私)もよくするし!!――――

悪びれずに遅刻の言い訳をする彼を、人類は誰も責める事ができなかった。
大王の強大かつ形而上な力になす術も無く1/10まで減少した人口。
尚も迫り来る軍勢。地球は彼の手に堕ちたと思われた。

(甲'A`) 大王様の力思いしったか!

( ФωФ) 戦闘員達、支配後は労働力にするのだから程々にしとくのであるよ

(乙*'A`) つつつ次は小学校攻め込もうぜwwww

(丙'A`)+ 甘いな……。プロなら保育園一択、だろ?

(甲*'A`)乙*'A`) 丙師匠ーーーっ!!

(丙'A`) 手始めに、親の迎えが遅いこのょぅιぃょからトゥギャザーしようぜ?
ヽ(*゚ー゚)ノ わーいとぅげざーとぅげざー!

(;ФωФ) あの、ほんと程々にしといて。まじで

だれもが諦めたそのとき、希望の光はあらわれた!!!!

『その手を放すお!大王一味!!』

195:( ^ω^)ニコヤカ戦隊AAスリーのようです :2011/01/17(月) 13:22:25.65 ID:gzuUr4DXO
\( ^ω^)> 地球にはびこる悪の花!
\从'ー'从/ 他所様の星でおイタしちゃダメだよ~
<从#゚∀从/ 安保理が諦めても俺達は諦めないぜ!

\从 ゚∀从'ー'从#^ω^)/ 我らニコヤカ戦隊AAスリー!!

( ゚∀゚) 頼むぞAAスリー!!地球を大王の手からとり戻してくれ!!

( ^ω^) おい長岡博士カメラ止めろ

( ゚∀゚) 必殺技は右の福耳のボタン……、え、あ、はい。止めました

( ^ω^) 打ち合わせしましたおね……?登場シーンは重要だから絶対合わせましょうって

从#゚∀从 ああ!?ならてめえが合わせろよ!大体なんだよニコヤカ戦隊って締まらねぇネーミングはよお!?

(#^ω^) ニコヤカは世界を救うんだお!!やさぐれ家庭の元ヤンシングルマザーにはそんなこともわかんねえのかお!?

从#゚∀从 今は家のことは関係ねーだろーが!くだらねえ童貞の価値観で差別してんじゃねえぞコラ!

从'ー'从 ……     从#゚∀从 ワーワーギャーギャー (^ω^#)

从'ー'从つ白 ケンカする悪い子には『AA中性子爆弾』を~……

( ^ω^) おっぱいで選ばれた渡部さんは慣れないことしないで下がっててくださいお

(;゚∀゚) は~い、わたちゃんは後ろでおっぱい揺らしてましょ~ね~?

从;'ー'从 あれれ~、茅の外だよ~?

196:( ^ω^)ニコヤカ戦隊AAスリーのようです :2011/01/17(月) 13:24:37.60 ID:gzuUr4DXO
从 ゚∀从 大体なんでこんなおっぱい入社のトロい奴が最大火力持ってんだよ!?使いこなせるわけねえだろ!!

( ゚∀゚) 何を言うハイン君!おっぱいは母性の象徴だ!母なる地球の象徴だ!

( ゚∀゚) 乳が抉れてて母なる地球を守れるわけがないだろう!?だからみんな地球のためにもっと巨乳になってください!!

从 ゚∀从 ごめん何言ってるかわかんない
   ハァハァ
(;゚∀゚)=3 地球の為だから!!



( ´ФωФ) (これが地球のテンション……我輩気後れしちゃうのである……。空気だしもう宇宙帰ろうかな……)

::(甲'A`):: ぐぬぬ……。許さんぞ地求人め!!

(*ФωФ) おおっ!さすが我が軍きってのKY!こういうときは頼りになるっ!それ行け甲ちゃん!

(甲'A`) 聞けっ!地球人共!!真に価値ある者とは即ちっ……!!

197:( ^ω^)ニコヤカ戦隊AAスリーのようです :2011/01/17(月) 13:25:50.11 ID:gzuUr4DXO
(甲'A`) 中学生!  

(乙'A`) 小学生!  

(丙'A`) 幼稚園生!!

(甲'A`)乙'A`)丙'A`) ちっぱいこそが至高にして究極よ!

( ФωФ) ほんとマジじで程々に自重してくれませんか?

( ゚∀゚)+ ほう……、ならば巨乳をなんとする?

(甲'A`)乙'A`)丙'A`)   ……   (゚∀゚ )
           巨    乳
(甲'A`)乙'A`)丙'A`) せかい の はんぶんを おまえ に やろう

( ゚∀゚) ニアはい ピッ
      いいえ

      \ ナカーマ!! /
(甲*'∀`)人(乙*'∀`)人(*゚∀゚)人(丙*'∀`)



( ^ω^) ……渡部さんお願い

( ФωФ) 我からも頼む

白⊂从'ー'从つ白 AA中性子爆弾~!ア~ンド形而上メテオストライク~!!

198:( ^ω^)ニコヤカ戦隊AAスリーのようです :2011/01/17(月) 13:26:30.84 ID:gzuUr4DXO
( ^ω^) 道理でうちのメンバー巨乳率高いと思ったお……

从;゚∀从 えっ!?お前俺のこともそんな目で見てたの!?

(;^ω^)ゞ え、いや……まあ……。おっきいよね?

从 ゚∀从 うちのタカシにもさ、父の背中が必要だって……、そう思うときがあるんだよ……

( ^ω^) それ、俺じゃダメか……?

从*゚∀从        (^ω^*)



J( 'ー`)し それでカーチャンと父ちゃんは再婚したのよ

('A`) うるせーババア。そんなんで騙されて部屋出るかよ

ピンポーン

J( 'ー`)し あっ、お隣の杉浦さん来たから行くね。魚釣れたらタカシにもあげるから、今日こそご飯食べようね

<キョウハ ウチュウヘラブナヲ ツリニキイクノデアル

<マケナイオ!

<サッサトイクゾ オマエラ

('A`) ぜっっってえ信じねえ
  1. 2011/01/18(火) 02:36:51|
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( ^ω^)タイトルストーリーのようです

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 18:19:25.83 ID:pfh4qVqDP
川 ゚ -゚)座り込んで3秒、のようです 

( ^ω^) ブーンはノックしているようです

( ^ω^)が下痢になったようです

川 ゚ -゚)クーは生き続けるようです

( ^ω^)の涙のようです

( ^ω^)が嫉妬するようです

( ^ω^)ブーンはUと戦うようです

( ^ω^)ブーンが現実から逃げ切るようです

( ^ω^)ブーンが生物の神秘に出会っちゃうようです

( ^ω^)ブーンが二者択一するようです

135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 18:20:29.99 ID:pfh4qVqDP
( ^ω^)ブーンが諦めたようです

( ^ω^)悪意のようです

( ^ω^)ブーンが爆弾魔になったようです

( ^ω^)ブーンは歩くようです

( ^ω^)ブーンは出会い、何かを見つけたようです

( ^ω^)が特攻するようです

('A`)ドクオ宅に宅配物が届いたようです 

( ^ω^)僕僕、僕だお!のようです

( ^ω^)ブーンとピザまんのようです

('A`)の悲惨な一日のようです

136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 18:21:29.55 ID:pfh4qVqDP
( ^ω^)は狂人のようです

('A`) ドクオが家出をするようです

('A`)と( ^ω^)は異世界でもう一度出会うようです

('A`)は成仏したいようです

戦い続ける('A`)のようです

('A`)ドクオの策略がとんでもない方向に向かうようです

(# ゚ω゚) 必殺オムニバスター!! (゚A゚) ゲエエー!! のようです

( ^ω^)ブーンと犬→('A`)

('A`)ドクオと( ^ω^)ブーンが旅行をするようです

( ^ω^)は屁が止まらないようです

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 18:22:21.05 ID:pfh4qVqDP
おや、ブーンが最終兵器になったようです

( ^ω^)ブーンは国を滅ぼすようです

( ^ω^)奇人達は二十一グラムの旅をしますようです

( ^ω^)怪物のようです

(´・ω・`)ショボンが悪夢を見るようです

( ^ω^)は正常のようです

(´・ω・`)ショボンは勇者を導くようです 

('A`)( ^ω^)(´・ω・`)愛は戦争のようです

( ^ω^)は最低な王様なようです

( ^ω^)ブーンがさよならを告げるようです

138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/16(日) 18:23:29.35 ID:pfh4qVqDP
( ^ω^)が教壇の上で脱糞したようです 

( ^ω^)ブーンの住む世界が大変なことになっているようです

( ^ω^)ブーンは何も考えていないようです

( ^ω^)たった最後の一言のようです

( ´ω`)疲れたお…

( ^ω^)どうやらこの街にはブーンしかいないようです

( ^ω^)の全てが終わったようです

( ^ω^)のケツの穴から糸こんにゃくが飛び出してるようです

( ^ω^)が夢を見るようです

  1. 2011/01/17(月) 02:35:49|
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('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐

23:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:02:22.29 ID:dzL0hQEc0

『毒狐』

そう呼ばれているコンビがいた。
二人はその道では有名な掃除屋だ。

('A`)「で、今回の依頼は?」

爪'ー`)y‐「んーとな」

一歩進めば大通り。
しかし、二人がいたのは路地裏の闇の中だ。

('A`)「あーさびぃ」

片方の男は平均よりも少し小さい。
体格もいいとは言えず、ボロ着から出ている手は細い。

爪'ー`)y‐「火いるか?」

対しする男は、背も高く女にモテそうな顔をしている。
黒いスーツに身を包んだその姿はホストのようにも見える。

24:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:05:55.95 ID:dzL0hQEc0

('A`)「ライター程度の火でこの寒さが和らぐとでも?」

爪'ー`)y‐「まあ、とっととコートでも買うんだな」

('A`)「んな金ねーよ」

小柄な男はため息をつく。

爪'ー`)y‐「お前って本当に馬鹿だよな」

('A`)「うるせ」

スーツの男は紙をじっと見つめ、小さく笑った。

爪'ー`)y‐「喜べ。今回の仕事もでかいぞ」

('A`)「おお、そりゃ助かる」

爪'ー`)y‐「今度は馬鹿みたいなことに使わず、コートやら喰い物やらを買うんだな」

('A`)「どーすっかなー」

27:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:08:28.05 ID:dzL0hQEc0

文字が書かれた紙が、男から男へと手渡される。
簡潔な文章と写真を目に写す。

('A`)「また殺しかよー」

爪'ー`)y‐「まあ、掃除屋の仕事なんて大抵がそうだろ」

ふーっと、タバコの煙を吐く。
暗い路地裏に白い線が描かれる。

('A`)「なんでこんな仕事が公的に認められるんだよ」

爪'ー`)y‐「認められてなかったらお前死んでるだろ」

('A`)「うん。そうなんだけどね」

紙は再びスーツの男の手に渡る。
たった一枚に書かれた文字のために、死ぬ者がいる。
そう考えるとまた笑えてきた。

爪'ー`)y‐「『殺人者量産国』」

他国から自分達の国がどう言われているのか知っている。
男は紙に火をつける。
赤々と燃え、路地裏を照らした紙は静かに地面に落ちた。

('A`)「火って綺麗だよな」

そう呟いたとき、紙は消し炭になり炎は消えていた。

29:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:11:46.48 ID:dzL0hQEc0

爪'ー`)y‐「なあ毒」

('A`)「その呼び方ヤメロ。
    仕事してる気分になる」

爪'ー`)y‐「オーケードクオ」

('A`)「んだよフォックス」

爪'ー`)y‐「この仕事が終わったらさ」

('A`)「何その死亡フラグ」

まあいいから聞け、とフォックスは言う。
楽しげな顔をしているが、真剣な話なのだろうとドクオは結論づけた。
伊達に何年も一緒に仕事をしてきてはいない。

爪'ー`)y‐「この国を出ようと思うんだ」

('A`)「……本気か?」

この国から出るなど、考えたこともなかった。

('A`)「オレらが他の国に行ってどうするんだよ」

生まれた場所が悪かった。
他の国へ行ったところで、殺人犯と指差されるだけだ。

31:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:14:51.67 ID:dzL0hQEc0

('A`)「足を洗うなんて無理だ」

爪'ー`)y‐「わかってるって」

短くなったタバコを地面に落とし、足で火を消す。
すぐにもう一本口にくわえ、火をつける。

爪'ー`)y‐「ただ、この国に飽きただけだ」

('A`)「飽きた?」

こんないい国なのに。と言おうとして口を閉じる。
少なくともいい国ではないだろう。
金か人脈があれば、掃除屋を使うことができる。
殺しが蔓延しているのだ。この国には。

('A`)「他の国は面倒だぞ」

殺せばつかまる。
つかまれば殺される。

爪'ー`)y‐「それでもいいさ。オレはスリルが欲しいんだ」

('A`)「…………」

爪'ー`)y‐「お前はどうする?」

35:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:17:11.26 ID:dzL0hQEc0

爪'ー`)y‐「あ、待て」

('A`)「え」

爪'ー`)y‐「仕事が終わってから聞くわ」

('A`)「やっぱりそれ死亡フラグじゃね」

爪'ー`)y‐「気にするな」

ドクオは路地裏の奥に足を進める。
フォックスは光の方へ足を進めた。

( )「オレはさ」

爪'ー`)y‐「ん?」

(A`)「お前はここで生きるのが一番いいと思うぞ」

爪'ー`)y‐「そうか?」

('A`)「オレとは違って、普通の生活もできてるんだし」

爪'ー`)y‐「…………」

('A`)「腹のたつことに、嫁も娘もいるんだしな」

37:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:20:01.77 ID:dzL0hQEc0

爪'ー`)y‐「関係ないよ」

('A`)「可哀想に」

爪'ー`)y‐「お前は馬鹿だな」

鼻で笑うと、次の言葉を聞かぬままに人混みの中へまぎれこんでいく。
路地裏に残されたドクオは、舌打ちを一つした。

('A`)「あんな奴が親になるから、不幸なガキが増えるんだ」

死んだ母親を思い出す。
父親はいなかった。きっとフォックスのような男だったのだろう。

('A`)「……しかたねーか」

頭をかいて、諦めたような言葉を吐く。
どれだけ嫌なところを思い浮かべてみたところで、フォックスのことは嫌いになれない。
ある種、兄弟のようなものなのだ。

('A`)「依頼の実行は夜だったよな……」

燃え尽きてしまった炎を思い出しながら呟く。

('A`)「寒いし、家に帰るかー」

39:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:23:13.99 ID:dzL0hQEc0

その日の夜は綺麗な満月だった。

爪'ー`)y‐「準備はいいか? 毒」

('A`)「おう行ってこい狐」

爪'ー`)y‐「渡すもん渡せや」

('A`)「はいはい」

ドクオは持っていた大きめのアタッシュケースを開く。
そこには銃弾や手榴弾が詰め込まれている。

爪'ー`)y‐「おー。大量大量」

適当な銃弾と手榴弾を手にとり、腰や太ももに巻きつけているベルトにセットしていく。
鼻歌交じりでとても楽しそうだ。

爪'ー`)y‐「あ、昼間の話、後でちゃーんと聞くからな」

('A`)「はいはい。行ってらっしゃい」

爪'ー`)y‐「じゃーなー」

ターゲットがいるであろう場所へ向かって足を進めて行く。
今にもスキップを踏み始めそうな後ろ姿を見ても、ドクオは不安など感じない。
いつも通りの光景だ。
ドクオがサポートをして、フォックスが始末する。

40:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:26:53.25 ID:dzL0hQEc0

('A`)「あー今日は月が綺麗だな」

丸い月が淡く光っている。
汚いこの国でこれほど美しく光る月ならば、他の国から見ればもっと美しいのだろう。
そう思っただけで、この国を出てもいいかもしれないと思った。

('A`)「……寒いな」

夜は冷たい風がふく。
昼間でさえ寒かったというのに、夜ともなればなおさらだ。
ボロ着を着ているドクオは腕をさすった。

('A`)「風邪ひくんじゃねーの」

ライターの一つでも借りておけばよかったと少し後悔した。
火種さえあれば、焚き火の一つや二つできたかもしれない。

('A`)「あ、焼き芋くいたい」

金が手に入ったら焼き芋でも食べるか、と想像を膨らませる。
妄想の一つや二つしなければ、この寒さは耐え切れない。

42:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:28:55.02 ID:dzL0hQEc0

爪'ー`)y‐「やあやあ皆様!」

( ・∀・)「皆様? 変なことを言うね」
  _
( ゚∀゚)「ここにはオレとモララーしかいないぞ」

廃墟が立ち並ぶ地区の一角。ここではよくこのような光景が見られる。

爪'ー`)y‐「結構! 結構!」

フォックスは両手に銃器を持ち、二人に向ける。

爪'ー`)y‐「お客様が少なくとも、全力を尽くすのがプロです」

くわえていたタバコを捨てる。

爪'ー`)「ですので、お客様はじっとなさっていてくだされば結構」

次の瞬間、発砲音が響く。
  _
( ゚∀゚)「おっと危ね」

眉毛の男が銃弾を避ける。

爪'ー`)「避けきれてるとでも?」

43:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:31:14.82 ID:dzL0hQEc0
  _
( ゚∀゚)「は?」

通り過ぎたはずの銃弾が、彼の真後ろで弾けた。
銃弾自体は小さな物なので、爆発もそう大きくはなかった。
  _
( ゚∀゚)「ってーなあ」

それでも、男の頭から血を流させる程度の威力はあった。

( ・∀・)「もう。油断するからでしょ」

先ほどモララーと呼ばれていた男はナイフを手にしている。
  _
( ゚∀゚)「相手は『毒狐』の狐だからな」

眉毛の男は懐から銃を取り出す。

( ・∀・)「そうそう。ジョルジュは後衛なんだし下がってて」

爪'ー`)「ほう、以外だね。眉毛君の方がいかついように見えるのに」

( ・∀・)「人は見かけによらないのさ」

言葉が終わると同時に、ナイフがフォックスの横を通りすぎる。
危ないと口を開く前に、次は銃弾が飛んできた。

爪'ー`)「まったく落ち着きがないなぁ」

46:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:33:52.11 ID:dzL0hQEc0

まずフォックスは引き金を引いた。
装填させている銃弾はドクオお手製だ。

爪'ー`)「バーン」

( ・∀・)「おっと」

銃弾を避ける。やはりその銃弾はモララーの後ろで弾けた。
  _
( ゚∀゚)「気をつけろよー」

モララーが体勢を崩している間は、ジョルジュが銃弾を放つ。
二人の息はピッタリあっている。

( ・∀・)「かすっただけさ」

相手は二人。こちらは一人。
けれど、フォックスは慌てずただ笑っている。

爪'ー`)「最後の夜にこんな楽しい戦いができるとはね」

( ・∀・)「最期? 何だもう死ぬ覚悟があるんだ」

爪'ー`)「冗談」

48:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:35:47.19 ID:dzL0hQEc0

再度ナイフを放とうとした手から力が抜けた。

( ・∀・)「……え?」
  _
(;゚∀゚)「ど、どうした!」

( ・∀・)「ちからが……」

膝から崩れ落ちる。
頭がくらくらして、視界には靄がかかったようだ。

爪'ー`)「先ほどの銃弾は、毒が入ってるんだよ」

倒れるモララーを無視して、ジョルジュに銃口を向ける。

爪'ー`)「無論、キミの受けた銃弾にもね」
  _
( ゚∀゚)「は?」

それまでは何ともなかった体に変化が起きた。
力が抜ける。気が遠くなる。

前にいたモララーと同じく床に体をつける。
意識はかろうじて残っているが、体を動かすことはできない。

49:('A`)掃除屋のようです爪'ー`)y‐ :2011/01/15(土) 23:38:46.22 ID:dzL0hQEc0

爪'ー`)「オレさ、実際強くはないんだよ」

倒れているモララーにまず銃をつきつける。

( ・∀・)「う……うう……」

爪'ー`)「でもさ、狙撃の腕にはまあまあ自信があってさー」

引き金を軽く引いた。

爪'ー`)「こうして仕事してますよ」
  _
( ゚∀゚)「うそ……だろ」

爪'ー`)「さて、次はそっち」

同じように銃をつきつける。

爪'ー`)「あ、そうだ」

最高に意地の悪い笑みを浮かべて告げる。

爪'ー`)「お前に向けた銃弾は暗示弾。
     毒でもなんでもないよ」
  _
( ゚∀゚)「なっ!」 続きを読む
  1. 2011/01/16(日) 02:34:54|
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( ^ω^)はブロードをキャストされたいようです

520:( ^ω^)はブロードをキャストされたいようです :2011/01/12(水) 23:35:08.45 ID:TiKIDWC1O
( ^ω^) タイガーマスク運動が流行ってるお!

( ^ω^) 物から察するに贈り主の大半は間違いなく小市民。この不景気になんたるヌクモリティだお!

( ^ω^) 乗っかりたいお……

(*^ω^) 匿名の善意カコイイお!ブーンも町中とかTVでチヤホヤされたいから参加するお!

(*^ω^) そしてカミングアウトでブーンも幼女にモテモテwwwwにwwwフヒッwwww

( ^ω^) でも一日40件もあるんじゃ、在り来たりなものじゃ注目されないおね。特徴的なものを贈らなきゃ……

( ^ω^) ブーンならではのもの……

( ^ω^) 白ジャム?

( ^ω^) は、お茶の間の主役鬼女共にフルボッコだお。あいつら洒落通じねえしDNA解析されて追い詰められそうだし
  _,
( ^ω^) う~ん、できればみんなに喜んで使って貰えるものがいいおね
  _, ,
( ^ω^) でもニートだから高いものは買えないし。う~ん……
  _,,_
(;―ω―)ポクポクポクポクポクポク……

(* ゚ω゚)そ チーン!!

(*^ω^) そうだお!クリスマスに配ったアレが残ってたお!あれならみんなのお役に立つお!

⊂ニニニニ( ^ω^)ニニ⊃ 早速養護施設に贈りまりんぐ!!

522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/12(水) 23:36:31.01 ID:TiKIDWC1O
(*゚ー゚) 次のニュースです。年末から続いているタイガーマスク運動ですが、ついにここVIP市にも現れました!

(*゚ー゚) 今朝方、市内の児童養護施設の玄関前に段ボール箱が置かれているのを職員が発見。開けてみると中にはプレゼントが入っていました

(*゚ー゚) そこには『みんなで使ってお!伊達直人』とのメッセージと共にTE……ゲフン。シリコン状の筒が数本入っていました

(*゚ー゚) 現地と中継が繋がっているようです。中継の長岡さーん?

( ゚∀゚) はい長岡です。こちらの養護施設に贈られてきたTENGAを――――

(;*゚ー゚) TENGAって言っちゃってんじゃん。あれ?私言い直したよね?

( ゚∀゚) 私なりのジャーナリズム精神です。そのオナホールを使ってみたところ私の淫茎に大変馴染みました

(;*゚ー゚) お、オナ……。いやそれよりつつつ、使ったんですか!?

( ゚∀゚) ええ、私なりのジャーナリズム精神ですから。若干惜しむらくはこの養護施設には女児しかいないということでしょうか?それはそれで大変興奮しますけどね

(;*゚ー゚) ちょっと何口走ってんですか長岡さん!?

( ゚∀゚) 贈り主はタイガーマスクよりもTENGA-マスクの愛称がより相応しいと言えるのではないでしょうかw

(#;*゚ー゚) 長岡ァッ!!てめ何笑ってんだおい!!誰かあいつ止めろカメラ戻せ!!

( ゚∀゚) 以上、現場より『魂のジャーナリスト』ジョルジュ長岡がお伝えしました

( ^ω^)

(^ω^) どうしてこうなった?
  1. 2011/01/13(木) 02:30:35|
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( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです

415:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 21:21:04.28 ID:eNtg/CON0
( ・∀・)「ふああ……眠いな……」

現在時刻は午前7時半。高校生の僕らは、学校に向かう時間だ。
それなのに僕は、マンションの階段を上っている。

( ・∀・)「クーのやつ、今日こそちゃんと起きてるんだろうな……」

『素直』のネームプレートがある部屋の前まで来て、深呼吸をした。
駆け足で来たせいか、鼓動がうるさい。
覚悟を決めて、インターホンを押す。

……返事がない。
もう一度押してみる。

(#・∀・)(応答なし、と)

試しにドアノブをひねってみる。
ドアはいとも簡単に開いた。

(;・∀・)(鍵くらい閉めとけよ、おい)

( ・∀・)「クー?入るぞー」

やっぱり返事はない。ふざけてるのかあの野郎。
遅刻する気かよ。

416:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 21:22:18.91 ID:eNtg/CON0
素直家には何度も来たことがある。
というか、毎朝来ている。
なので、僕は難なくクーの寝室の前までたどり着くことができた。

だけど、流石に寝ている女の子の部屋に勝手に入るのはためらわれる。

( ・∀・)「クー。おはよう! 起きてるか?」

やっぱりというかなんというか、返事は無かった。

(# ∀ )「 」

ああ、もう遠慮はいらないな。だって、クーはまだ夢の中だろう。
僕はなんども声をかけたんだ。

どうなってもしーらね。強硬突破だ!

(#・∀・)「ゴルアアアア!!!クー!!!!今何時だと思ってるんだ!!!」

417:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 21:25:36.41 ID:eNtg/CON0
クーの部屋のドアを乱暴に開ける。
その勢いのまま、布団の上で丸まっている毛布に手をかける。


(#・∀・)「毎朝毎朝僕が迎えにくるまで寝やがって!!!!!!」


川 - )「……」


毛布をひっぺがすと、まだ夢の世界にいるらしいクーが現れた。
まあ、予想通りだ。そして、いつも通りだ。

川 - )「……」

川 ゚ -゚)「私がドラゴン使いクーだ」

前言撤回。なんだこいつ。

419:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 21:28:43.73 ID:eNtg/CON0
クーを無理やり布団から引っ張り出して、朝食を食べさせる。
寒いぞモララー、とか言っていたが、気にしない。


川 ゚ -゚)「それでな、私は言ったんだ。」

食パンをかじりながら、クーは僕に夢の内容を語る。

川 ゚ -゚)「世界(ザ・ワールド)!!」

( ・∀・)「はいはい、中二乙」

どうやらさっきのドラゴン使いだのなんだのの言葉も、クーが見た夢に関連しているらしい。

クーは、学校ではまさにクールって感じなのに、僕の前ではこんな感じだ。

( ・∀・)「あーあ、もう7時50分だ。間に合うのかな……」

時計を見てぼやく。

クーを迎えに来るようになってから、僕は常に焦っているような気がする。

420:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 21:30:39.53 ID:eNtg/CON0
( ・∀・)(僕にクーの世話なんて頼まないで下さいよ……)

僕のクラスの担任(やたら目力が強い)を恨んだ。


なんてったって僕が、遅刻魔のクーを毎朝迎えに行かなくちゃならないんだ。

( <●><●>)「君が委員長でしっかり者なのはワカッテマス」

( ;・∀・)「え、でも僕素直さんの家なんて知りませんよ」

( <●><●>)「あなたと同じマンションに住んでいるのはワカッテマス」

( ;・∀・)「えー……」

( <●><●>)「このままだとクーさんの進級は危ないのはわかってますね?
助けてあげられるのは君しかいないのもわかってますね?」

( ・∀・)「あーもう、わかりましたよ!やりますよ!」


( ;・∀・)(あいつの目、怖いんだよなー……何考えてるか分かんないし)

たしかにクーは美人だし、まんざらでもないという気持ちもあった。

それだけど……それだけど……!!

421:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 21:33:34.81 ID:eNtg/CON0
川 ゚ -゚)「どうした?顔色が優れないようだが」

( ・∀・)「なんでもないよ。それより時計をみろー。さっさと着替えてこーい」

川 ゚ -゚)「了解した」

食パンを食べ終わったクーが、スタスタと自室へ戻って行った。




( ・∀・)「はやくしろよー」

川 ゚ -゚)「善処する。だが、乙女の嗜みというものがあってな……」

( ・∀・)「僕が来るまでグーグー寝てるやつが何言ってんだか」

川 ゚ -゚)「寝込みを襲ってるのは君だろう」

( ;・∀・)「誤解を招く表現はやめろ!」

422:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 21:36:44.84 ID:eNtg/CON0
そんなこんなで、クーの身支度は終わったようだった。


川 ゚ -゚)「よし、モララー、準備完了だ。出撃ー」

( ・∀・)「いやいや、表現おかしいだろ」

川 ゚ -゚)「ノリが悪いな。ここは『はい!クー様のために命を賭けて戦ってまいります!』だろう」

( ;・∀・)「なんで僕が命を賭けなきゃいけないんだよ!?」


素直家から出て、学校へ向かって歩き出す。
その道中で話すのは、いつもくだらないことばかりだ。

昨日の夕飯のラーメンはおいしかっただとか、あの芸人はつまらない、だとか。

424:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 21:41:20.45 ID:eNtg/CON0
だけど、今日はクーの様子がいつもと違った。

川 ゚ -゚)「……」

( ・∀・)「……」

会話がない。
重い雰囲気の中、僕らは急ぎ足で学校へ向かう。

遅刻するかもしれないという焦りもうまれてきた。

川 ゚ -゚)「あの、さ」

おそるおそる、といった感じでクーが口を開いた。
クーらしくない。いつもはもっと遠慮なしにものをいう。

川 ゚ -゚)「いつも、私を助けてくれて、ありがとう」

( ・∀・)「……どうしたんだよ、突然」

驚きつつも、言葉を返す。

426:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 21:43:40.02 ID:eNtg/CON0
川 ゚ -゚)「今日の夢にな。君が出てきたんだよ」

ドラゴン使いなんちゃらか。

( ・∀・)「僕もドラゴン使いだったのかい」

川 ゚ -゚)「いや。君は私のドラゴンだった」

人ですらなかった。むしろよく僕だって分かったな。


川 ゚ -゚)「私を助けてくれたからな」

( ・∀・)「……はあ」

どうやら、夢の中の僕もなかなか苦労しているらしい。

川 ゚ -゚)「それに、今だって私を助けてくれているだろう?」

それはあの担任が怖いから、という理由があってだな。

川 ゚ -゚)「毎朝迎えに来るのは君にとって大きな負担だろう。それなのに、ここ3カ月毎日起こしに来てくれる。」

川 ゚ -゚)「それどころか、私が支度し終わるのを待ってくれて、一緒に登校してくれる」

川 ゚ -゚)「君は、とても優しい」

……いや、そんなことはない。
クーを毎朝起こしに行くのは僕にも利点があるからだ。

430:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 22:02:36.22 ID:eNtg/CON0
川 ゚ -゚)「そんな君のことが、好きだ」

そう、だって……だって……あれ、なんだろう?
わからなくなってしまった。


そして今、何か重大なことを聞いてしまったような気がする。

( ・∀・)「……え?」

すきやき?というありがちなボケをかまして、現実逃避を企てる。

川 ゚ -゚)「すきやき?」

川 ゚ -゚)「まあいい、もう一度いうぞ」

どうやら失敗に終わったようだ。



川 ゚ -゚)「君のことが好きだ」


( ;・∀・)「ええええええええ!?」

431:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 22:05:25.35 ID:eNtg/CON0
あああ、どういうことだ?

ああ、そうか、ドッキリか。
どうせその木陰から、内藤あたりが『ドッキリ大成功』のプレートを持って現れるんだろう、そうだろう?

川 ゚ -゚)「嘘じゃないぞ。こんなドッキリ、悪趣味すぎる」

( ;・∀・)「くぁwせdrftgyふじこlp」

川 ゚ -゚)「落ち着け」

落ち着いていられるか。
だって、こんなこと、思いもしなかった。

( ;・∀・)「いや、そうだとしても、僕のどこがいいんだよ」

まったくわからない。心当たりもない。

川 ゚ -゚)「……知りたいか?」

( ・∀・)「う、うん」

クーはそうだな、といって少し考えているようだ。

川 ゚ -゚)「さっきも言ったが、優しいところだな。」

( ・∀・)「僕は優しくなんてしてないよ」

434:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 22:11:23.76 ID:eNtg/CON0
川 ゚ -゚)「あと、クールじゃない私も、受け入れてくれたみたいだし」

いや、受け入れたというか、受け入れさせられたというか。
そして僕のつっこみはスルーですか、クーさん。

川 ゚ -゚)「ギャップがありすぎる、とよく言われるんだ。でも、私だって、ずっとクールなわけじゃない」

( ・∀・)「ちょっと待って。クーは初対面の時からクールとは言えなかったぞ」

川 ゚ -゚)「あれは、君が寝起きに突然やってきたからだ」

まあ、その点は僕も悪いんだけど。

川 ゚ -゚)「でも君は、クールじゃない私に付き合ってくれた」

( ・∀・)「まあ、楽しかったし」

川 ゚ -゚)「クールじゃない私を知られると、距離を置かれることが多かったんだ」

川 ゚ -゚)「だから、変わらずに接してくれる君に惹かれた」

クーはつらつらと僕に惚れた理由を話す。
僕としては、とても照れくさいわけで。

438:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 22:16:12.46 ID:eNtg/CON0
川 ゚ -゚)「返事、聞かせてくれるか?」

( ・∀・)「あ、ああ……」

やっぱり、この言葉が来たか。

鼓動がうるさい。
正直、とても緊張する。

でも、この感情は焦りではなくて。


( ・∀・)「僕も、クーのことが好きだよ」

クーに対する、恋心だ。


川*゚ -゚)「ほんとうか!?」

僕の言葉を聞いたクーは、花が咲いたように笑った。

その笑顔を可愛い、なんて思ってしまう僕。
どうにかしてしまったのではないかと思う。



440:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 22:18:47.69 ID:eNtg/CON0
川 ゚ -゚)「さて、本当なら手をつないでイチャイチャ登校したいわけだが」

( ・∀・)「だが?」

川 ゚ -゚)「時間がまずい。走らなくては遅刻してしまう」

そういうがはやいが、クーは走り出した。

( ;・∀・)「ちょ、ちょっと待ってよ」

川 ゚ -゚)「私を止めてみろー!!」

呆然としていたら、クーとの距離がかなり開いてしまったようだ。
クーの声が遠くから聞こえた。

( ・∀・)「おーい、クー!!」

全力疾走して、ようやくクーに追いつく。

( ・∀・)「まだそんなに慌てなくても大丈夫だよ……って」

ふとクーの顔を見ると、耳まで真っ赤に染まっていた。

これを隠すために走ったんだな、納得納得。

( ・∀・)「ほんとに、全然クールじゃないねえ」

川 ////)「う、うるさいな」

442:( ・∀・)川 ゚ -゚)クールではないようです :2011/01/11(火) 22:21:35.39 ID:eNtg/CON0
うん、幸せだ。

毎朝クーの家に迎えに行くのも、悪くないみたいだ。



腕時計をみる。
8時ちょうど。

学校にはなんとか間に合いそうだ。


  1. 2011/01/12(水) 02:29:35|
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(-@∀@)気付くことには時間がかかりそうです

331:(-@∀@)気付くことには時間がかかりそうです :2011/01/10(月) 21:16:41.82 ID:tXEgvVzH0

从 ゚∀从「よっ、朝日! 帰るか?」

(-@∀@)「…………(また来たよ)」

太陽の光で焼けたであろう彼女の髪が、僕の頬を少しだけかすめる。それほどまでに距離を詰めて話す理由はどこにあるのだろうか。
僕は慌てて自分の身体を引っ込めて、帰り支度を始める。
彼女は「照れるな、照れるな」と弾けるような明るい声を出すと同時に、僕の肩を強く叩いた。

从 ゚∀从「なんだ? だんまりか? ん?」

(-@∀@)「痛いです……」

从 ゚∀从「えー聞こえなーい」

春から同じクラスになったこの人はやたらと僕をからかう。
放課後に教室で残って勉強していると、必ずやってくる。それもちょうど帰ろうかと思っているときにだ。

从 ゚∀从「準備終わったか? 帰ろうぜー」

そして勝手に一緒に帰る空気に持っていく。僕もまんまとそれに乗せられてしまうのが高校生になってからの日常だ。
彼女は誰に対しても、何でも、自分の好きにしたいようにする。傲慢、我侭、無邪気、すべての言葉が当てはまる。
普通は嫌われるような性格でも、彼女の整った容姿とどこかに感じる愛嬌のようなものをもってすれば、すべてが”チャラ”になってしまう。

恐ろしい世の中だ。
いつだって嫌われるのは……暗くて、地味で、常に勉強ばかりして、分厚い眼鏡をかけていている僕のような人間なのだ。
どんなに真面目に生きているつもりだって、嫌われるのは彼女ではなく僕だ。

333:(-@∀@)気付くことには時間がかかりそうです >>300いえこちらこそすみません :2011/01/10(月) 21:20:10.10 ID:tXEgvVzH0 [sage]

中学二年のとき、初めて彼女ができた。

冴えない見た目で、運動オンチで、だからと言って今みたいに勉強が好きなわけではなかった。
平凡中の、平凡。そんな僕に彼女ができたのは、僕自身が一番驚いた。

川д川「あさぴん、今日おうちに来ない?」

貞子も僕と同様目立たない子だった。
真っ黒の長い髪が特徴的で、肌の色が以上に白い(というか、青白い)、そんな子だった。

でも、彼女の性格は抜群に良かった。
優しくて、僕のことをいつも気にかけてくれて、料理が上手で、ほんわかと笑う。

周りには彼女を可愛いという人間はいなかったけれど、僕からすればクラスのどの女の子よりも可愛かった。

川д川「……実はね、見てほしいものがあるの」

貞子は例のほんわかとした笑顔を僕に向けた。

付き合ってから半年ほどたったこの日のことを僕は未だによく覚えている。

334:(-@∀@)気付くことには時間がかかりそうです :2011/01/10(月) 21:22:38.44 ID:tXEgvVzH0 [sage]

部屋に入って、少しだけ談笑をする。
控え目に肩を揺らす彼女が可愛いな、と思う反面、さっきの”見てほしいもの”が気になってしまっていた。

しびれを切らした僕がその話題に触れると、貞子は少しだけ困ったような顔をした。
そして自分の左腕を僕の目の前に突き出し、するすると制服の裾をまくり始めた。

川д川「実はね、これ…………ごめんなさい! 私、こんなことして! でも!」

川д川「……え? 何ってリスカだけど……あ、リスカ、知らない? ええと、なんていうか、自分で自分のこと傷付けるみたいなことで」

川д川「! うん、それは分っているの! でもっ、でも! 私、生きてても意味あるのかなって! 怖くて! 不安で……っ」

川д川「て、哲学者? いや、目指してないけど……。 そうじゃなくて! 私不安なんだよ……あさぴん、ちゃんと私のこと必要としてくれて……」

川д川「……うん、ちょっとね。 お風呂のときは沁みるかな」

川д川「夏? そりゃ長袖着たり、包帯巻いたり…………え、臭くなる? うん、そうだね、夏は蒸れるもんね……」

川д川「え! ちょっと、どこ行くの?! マキロン……付けてないけど、じゃなくて! いいから! 要らないから! ちょ、聞けって!」

川д#川「座って、いいから座れ…………あさぴん、なんか思ってた人と違う。 ごめん、今日は帰って」

そう言われたあと、いつの間にか僕は玄関の外にいた。
バタン、と荒々しくドアが閉まる音がいつまでも耳の中で鳴り響いていた。

この日を境に、彼女と僕の関係がおかしくなり始めた。

335:(-@∀@)気付くことには時間がかかりそうです :2011/01/10(月) 21:25:32.23 ID:tXEgvVzH0 [sage]
その数週間後、僕はまた彼女の家を訪ねた。
部屋に入ると、金色の髪をワックスでがちがちに固めた細身の男がいた。
なぜだか貞子と仲良さそうに笑い合い、小突き合っていた。この状況がまったく飲み込めない。

川д川「あさぴん、話があるの……この人新しい彼氏なんだ。 だから別れよう」

( ^Д^)「そーいうことなんで」

信じられなかった。
全身に真っ黒な衣服をまとい、じゃらじゃらとうるさく揺れる銀の飾りを身に付け、高校生のように振舞う二十代後半のその男は気味の悪い笑みを浮かべている。

川д川「実はね、ニマニマ動画で知り合って意気投合したんだ! あさぴんなんかより……え? ニマニマ動画知らないの?」

(;^Д^)「えー……ニマニマっていう動画サイトだよ」

川д川「そうよ、ネットで知り合ったの! 悪い?
    それでもね、あんたより……どうやってって、サイト内にあるコミュで運命的に……あーもうっ、コミュニティーのこと!」

( ^Д^)「ホントばかだな、コイツ! しかもKYだし……はあ? 空気読めないヤツのことに決まってんだろ!
      ……いやだから、空気のK……ちが、kuukiのkだって!」

川д川「とにかく! あさぴんと違って、彼はリスカのことも認めてくれたし、いつだって私の望んでる言葉をくれるの。
    だから彼を選ぶね。 ばいばい」

川д川「あ、最後だから一言言うけど……あさぴん、人の気持ち分からなすぎ。 もう一回、小学校から国語の勉強しなおしたら?」

がつん、と頭に衝撃を受けた。
僕はのろのろと立ち上がり、何も言わずにその場を立ち去った。
僕が部屋の外に出た瞬間、ガチャン、と鍵が閉まる。彼女との繋がりが完全に切れた音だと思った。

336:(-@∀@)気付くことには時間がかかりそうです :2011/01/10(月) 21:28:51.72 ID:tXEgvVzH0 [sage]

僕は何がいけなかったのだろう。

周りにひやかされたこともあった、クラスの女の子から根も葉もない貞子の噂を告げられた、友達には真剣に心配されたこともあった。
それでも、僕は彼女が好きだったから、すべてをはねのけた。

周りの声が聞こえないふりをして、変な噂を話す奴に注意して、意味のない心配をするアイツを怒った。

それなのに、僕の隣にはもう彼女がいない。

他の人もいない。誰も、いない。

それから僕は勉強に打ち込んだ。
初めは勉強したらもどってきてくれるかもしれない、なんて淡い期待があった。だけど、すぐにその気持ちはなくなった。

必死に勉強して、みるみるうちに成績があがるのが気持ち良かった。
いつも間にか、彼女のことなんてどうでもよくなった。

だけど、僕の中からあの言葉を消すことができない。

”人の気持ち分からなすぎ”

それはきっと今でも変わってないと思う。だって僕はまだ、彼女が僕を振った理由が分からないのだから。
勉強して変わったことといえば、異常なほど視力が下がり、分厚い眼鏡をかけるようになったことだけだった。

338:(-@∀@)気付くことには時間がかかりそうです :2011/01/10(月) 21:31:34.18 ID:tXEgvVzH0 [sage]

从 ゚∀从「なーんだよ、ぽやっとして!」

(-@∀@)「別に……」

僕は今、彼女の気持ちが分からない。
なぜいつも彼女は僕と一緒に帰るのだろう。

何のとりえもない、ガリ勉でつまらない、嫌われ者の僕なんかに、なんで構うのだろう。
馬鹿にしているだけなのか、ただの暇つぶしなのか、分からない。

(-@∀@)「あの、」

从 ゚∀从「名前で呼びなさーい、はい、どうぞ! あ、知らないなんて言ったらぶちのめすぞ」

(-@∀@)「……高岡さん」

从 ^∀从「さんって! クラスメートじゃん! おもしろいなぁ、朝日は」

(-@∀@)「何で、僕にそんな構うの」

从*゚∀从「……な、何だそれ! それじゃ、まるで、わ、私が朝日のことす、好きみた」

(-@∀@)「ハインさんも、嫌われちゃうよ」

僕はそう言って席を離れた。早足で長い廊下を歩いていく。
じんわりと視界が歪む。自分で言った言葉に、なに傷付いているんだろう。
馬鹿だ、馬鹿だ、馬鹿だ。

339:(-@∀@)気付くことには時間がかかりそうです :2011/01/10(月) 21:33:59.90 ID:tXEgvVzH0 [sage]

どん、

背中に大きな痛みが走った。
その瞬間に、僕の足は縺れて前方に身体が傾いていた。

从#゚∀从「なに言ってんだ!」

ぼてりと格好悪く転んだ僕の頭上から大きな声が響いた。

从 ゚∀从「そんな言い方……朝日が嫌われてるみたいじゃないか!」

その通りじゃないか、と心の声がいう。

从 ゚∀从「違うからな! 嫌われてないからな!」

彼女は僕の心が読めるのだろうか。

从 ゚∀从「お前、なんか卑屈すぎ! お前がそんな風に勘違いしているからおかしくなってんだ!」

(-@∀@)「…………勘違い?」

从 ゚∀从「朝日のことみんなすごいって言ってるよ。 頭いいし、勉強の教え方うまいし、意外に優しいし!」

(-@∀@)「意外に……」

从 ゚∀从「とにかくもったいないって! 次、そんなこと言ったらぶちのめすからなっ!」

彼女は人差し指で僕の額を強くつついた。
僕がゆっくりと頷くと、満足そうに笑って、僕の腕をひっぱりあげた。

343:(-@∀@)気付くことには時間がかかりそうです :2011/01/10(月) 21:36:17.34 ID:tXEgvVzH0 [sage]

なんだか茫然としてしまって、気持ちと頭が今の出来事に対応できない。

从 ゚∀从「おら、帰ろう」

彼女の唇から真っ白の歯が顔を出した。
僕がやっとの思いで「うん」と返事をすると、彼女はひとつ頷いてスタスタと僕の前を歩いた。

从 ゚∀从「なー、明日の放課後は私にも勉強教えてよ!」

(-@∀@)「……いいけど、部活は?」

从 ゚∀从「部活? なんもやってないけど」

(-@∀@)「? じゃあ、今まで何してたの?」

从*゚∀从「え! えっと! そ、それは……」

頬をほんのり紅くした彼女が、僕の方をじっと見つめる。
なんか、なんだか、変な、空気。

从 ゚∀从「分かんねー奴だな」

彼女は呆れたように笑う。
僕の心臓はぎちぎちと音を立てて狭まっていった。

(-@∀@)(僕はまた……) 続きを読む
  1. 2011/01/11(火) 02:28:25|
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( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです

101:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:09:47.95 ID:7HQ082gR0

高く積み上げられた積み木も、ほんの少し踏み外しただけで壊れてしまう。
積み木だけじゃない。規則正しく回転を続けていた歯車や
一寸の狂いも許さない時計の針だって、少し中身をいじれば簡単に壊れる。

この世界はとても脆く、いつなくなってしまうか分からない。
そんな事を思う反面、心のどこかで明日がずっと約束されているような錯覚にも襲われる。

('A`)「あぁあああん! オムさん! オムさん!
    オムさんの中あったかくて気持ちいいよ!
    温かくて、柔らかくて!俺、俺……うわあああぁぁ」

( ^ω^)

('A`)「出して良い? 俺のおちんぽミルク出していい?
   オムさんのケチャップを真っ白にしたおちんぽミルクライスにしていい?
   ねぇ、オムさん!? 出しちゃうよ! もうかけちゃうよ!」

( ^ω^)

('A`)「オッムさあぁあああああああああ!」

まあ、今僕が何が言いたいかといえば、ただ一つだけ。
人間危機的状況になると奇妙奇天烈な事をしでかすという事だ。

( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです

103:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:11:49.97 ID:7HQ082gR0

('A`)「あぁ……俺、なんて事しちゃったんだろう……」

( ^ω^)「ドクオ……お前オムライスに何欲情してんだお」

('A`)「だってそこにオムライスがあったから……」

もはや黄色と白でぐしゃぐしゃになってしまったオムライスを見て涙が出て来た。
あのオムライスも本来ならばドクオの腹の中に入っていたのかもしれないのに。
オムライスとしてはそれが本望のはずだろう、まさか欲情されるなんて予想外だっただろう。

('A`)「どうすんだよこのオムライス……」

( ^ω^)「こっち見るなお」

('A`)「ブーン、遠慮しないで食えよ」

( ^ω^)「 だ が 断 る 」

ですよねー。なんて言いながらドクオはオムライスの片付けに取りかかった。
流石の僕でも知人のアレが掛かった好物を食べろと言われても困る。
困るというか、鳥肌が立つ。一億積まれても全力で断る。

105:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:13:15.11 ID:7HQ082gR0

( ^ω^)「後でオムさんに全力でごめんなさいするんだお」

('A`)「賢者モードになっちまってからはずっとそればっかりだよ……」

でもよ、とドクオが言葉を続ける。

('A`)「もう2ちゃんはなくなっちゃうんだろ?
   ごめんなさいも何も、見てくれる可能性なんてないんだぜ」

( ^ω^)「ドクオまでそんな事を言うのかお?」

('A`)「……ブーン、もうここらじゃお前だけだよ。2ちゃんはまた復活するなんて言ってる奴は。
   伊達にお前より長くここにいねぇぞ。空気で分かる。これはもう駄目だ」

( ^ω^)「古参乙」

('A`)「何とでも言え。俺は最期に自分の欲求を満たしにいくぜ」

そう言って僕の前から去るドクオの背中が寂しそうに見えたのは気のせいじゃない。
いつもなら僕と一緒に幼女スレに入り浸っては「来いよ、アグネス」なんて言うのに。

( ^ω^)「ドクオは心配性なんだお。まだまだ2ちゃんは元気だお」

106:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:14:49.30 ID:7HQ082gR0
たった一つの綻びが目について、そこから崩れていった2ちゃんねる。
組織内は大荒れで、今じゃ閉鎖説なんてものも飛び交っているらしい。

けれど僕は思う。騒ぎが治まればまたみんなとバカやれるって。
積み木が崩れればまた積めば良い。歯車が狂ったなら動くように直せば良い。
時計の針が止まったなら、時を刻むように手を加えれば良い。

( ^ω^)「大丈夫だお。その内また元通りだお」

そんな事を思いながら歩いていると、目の前で車が爆発した。

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                   \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙      .'                            ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                             ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´


107:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:16:52.12 ID:7HQ082gR0

( ゜ω゜)「おおおおおおおお!?」

一瞬何が起きたのか分からなかった。
寸での所で俊足を活かして逃げ切れたから良かった物の、危うく爆発に巻き込まれる所だった。

幸いにも爆発が起きた所には人もいなくて、怪我人も出なかった。
爆発の発生源はガソリンを乗せたタンクローリーだろう。車がメラメラと燃えていた。

(;^ω^)「びっくりしたお……」

冗談にしては度が過ぎる。
これも、閉鎖騒動に紛れた愉快犯の仕業なんだろう。
怪我人が出なかったから良かった物の、もし怪我人を出していたら大惨事だ。

( ^ω^)「何も無かっただけましと思えばいいのかお?」

一人呟いても、誰も答えてはくれない。
いつも一緒にいたドクオも、ツンも、いない。
それが少しだけ寂しかった。

108:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:19:53.86 ID:7HQ082gR0

どこへ行っても喧嘩や罵倒の言い合いで人が集まる中を歩いていた。

喧嘩騒動の中の一角。
野次馬の中央には見慣れた顔の内である流石兄弟がいた。

( ^ω^)「おお、久しぶり」

一体何をしでかしたのだろうか、兄弟は母者の魔の手にひねり潰されていた。

(;´_ゝ`)「いだいいだいいだいいいい!」

(´<_`;)「母者! 頼む今回だけはどうか!」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「最期まで往生際が悪いねアンタらは!」

母者の肘が兄者の背中に直撃する。アレは痛そうだ。
その下では弟者が母者の踵落しを額で受け止めていた。
もうどっちが痛そうとかそんな次元じゃない。どっちも痛そうだった。

111:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:21:24.63 ID:7HQ082gR0

(;´_ゝ`)「俺たち…ここで、最期だとしても…」

(´<_`;)「…流石……だったよ…な……」

( ^ω^)「そんな事言っていつも母者に締め上げられているのは誰だお」

( ´_ゝ`)「おお、ニヤケ顔じゃないか。久しいな」

(´<_` )「流石だな兄者、復活が早い」

暴動が収まった頃に兄弟に声を掛けると、ギャグ漫画のような治癒力を発揮した。
毎度毎度母者の鉄拳を浴びているだけある。ちょっとやそっとじゃ死ななさそうだ。

( ´_ゝ`)「それじゃあ、ソニンたんにさよならを言いに行くか」

(´<_` )「俺も秘蔵画像フォルダ削除しないとな……」

( ^ω^)「二人も閉鎖騒動を気にしているんだお?」

( ´_ゝ`)「別に興味本位でスレ開いてブラクラ踏んだりしてねーよ」

(´<_` )「流石だな兄者、ブラクラだけじゃなくて墓穴も踏むとは」

( ^ω^)「踏むじゃなくて掘るだお。上手い事言ったと思うのは大間違いだお」

112:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:23:05.39 ID:7HQ082gR0

( ´_ゝ`)「気にしない奴の方が少ないんじゃないか?」

(´<_` )「被害に遭っている板は思っていたより多いしな」

( ´_ゝ`)「まあ閉鎖はなくとも、2ちゃんはもう長くないだろうな」

( ^ω^)「何でだお?」

閉鎖しないのなら2ちゃんはずっとそのままじゃないか。
そう思っていた僕の考えに、兄者は鋭く突っ込みを入れた。

( ´_ゝ`)「今回の騒動で少なくとも大規模規制は起きると予測出来るからだ」

(´<_` )「ただでさえ近頃は規制が激しい。
      今回のことがきっかけで巻き添えを食らう奴も出て来るだろう」

( ´_ゝ`)「さて、ブーンに質問だ。
      規制で人がいなくなった2ちゃんを、2ちゃんと言えるか否か」

途端に何も言えなくなる。
これじゃあ例のコピペみたいに、自分以外はひろゆきだけしか
書き込んでいない世界になってしまうじゃないか。

113:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:25:30.88 ID:7HQ082gR0

( ´_ゝ`)「ま、あくまで予想だがな。大規模規制も、閉鎖も」

(´<_` )「しかし混乱が起きてしまえば人は何をしでかすか分からない。
      俺も、兄者も。ブーン、お前にも言える事だ」

厳しい二人の声が僕を突き刺す。
同時に先程のドクオの姿が思い浮かんで涙が出て来た。
またどこかで変態行為でもやらかしているのだろうか。

それでも、僕が返す返答はただ一つだ。

( ^ω^)「それじゃあ規制が終わったらまた遊ぼうお!」

(´<_` )「閉鎖したら?」

( ^ω^)「閉鎖するはずが無いお!
      兄者も弟者も考え過ぎだお!」

( ´_ゝ`)「お前はこんな時でも相変わらずだな。暢気なのか、何なのか」

二人が笑う。微妙な違いはあるけれど、それでもどこか似ている笑みだ。
又会う日まで。そう言って二人は背中を向けてどこかへ行ってしまった。

114:( ^ω^)ブーンは約束の無い明日を期待しているようです :2011/01/08(土) 01:26:57.08 ID:7HQ082gR0



( ^ω^)「すっかりひとりぼっちになっちゃったお」

短い時間の間で色々な事があったと思う。
つい最近まではこんな明日があるなんて思いもしなかった。
積み木が一つ抜けた世界は、崩壊までのカウントダウンをもう始めている。

それでも僕は、まだ明日があると信じていた。

( ^ω^)「ツン、ひとりは寂しいお。部屋から出て来てくれお」

この騒動が始まって、一番最初に精神的にやられてしまったのはツンだ。
ドクオのように奇怪な行動に走らない代わりに、ツンは部屋に引きこもってしまった。
何度声をかけてもツンのいる部屋からは何も聞こえて来ない。 続きを読む
  1. 2011/01/08(土) 22:10:42|
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三つ巴のようです

242:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 22:19:26.79 ID:tNRYmpRU0

( ´_ゝ`)「さて、そろそろ決着をつけねばならないな」

(´<_` )「まったくだ。この三つ巴も、もう飽きた」

(*゚∀゚)「そうか? あたしは楽しいぞ!」

よく似た顔の男が二人。楽しげに跳ねている女が一人。
この三人はかつては兄妹であった。
同じ孤児院で育ち、共に切磋琢磨しあっていた。

( ´_ゝ`)「オレの主のために消えてくれ」

(´<_` )「それはオレの台詞だ」

(*゚∀゚)「あたしは楽しかったらそれでいい!」

別々の道を歩んだのはしかたないことだった。
運命が三人を引き合わせたのも、またしかたのないことだった。
引き合うことが必然だったのなら、戦うこともまた当然だ。

( ´_ゝ`)「さよなら」

(´<_` )「また来世でな」

(*゚∀゚)「さあ! はじめよう!」

244:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 22:22:51.68 ID:tNRYmpRU0

( ´_ゝ`)「本来、オレは顔をつきあわせて戦う人間じゃねーんだが……」

口角がわずかに上がる。

( ´_ゝ`)「しかたねーよな! お前らと戦うんだから!」

(´<_` )「……久々だな、兄者のそのスタンド」

( ´_ゝ`)「【ブラクラゲッター】」

兄者の手にはPCの形をしたスタンドがある。

(´<_` )「ならばオレも使わせてもらう」

楽しいと感じてしまった。
血肉が踊るという言葉はこういうことなのだろう。
つーのような戦闘狂ではないのだが、と弟者は冷静な頭で考える。

だが、冷静でない部分が大半を占める今の弟者は、間違いなく笑っていた。

(´<_` )「【リトルマザー】」

腕にまとう甲冑からは思わず足が震えるような威圧感がある。

きっとこれは武者震いなのだろう。

247:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 22:25:26.05 ID:tNRYmpRU0

(*-∀-)「ああ、こんなに楽しいのは久々だ!」

(*゚∀゚)「見ろ! このあたしの力を!」

手にしたのは平均よりも少々大きなククリナイフだ。
本来は鈍い銀の光を放っているはずのそれは、赤錆びて見える。

(*゚∀゚)「【ブラッドヴァンパイア】」

三人のスタンドが現れ、草木のない荒野は乾いた風を吹かせる。
ここで誰かが死に、誰かが生き残る。
戦いの合図は、一陣の強い風だった。

まともに目を開けていられないような風の中で三人は地面を蹴った。
弟者とつーは前へ、兄者は後ろへと飛ぶ。

二人のスタンドがぶつかりあう。

圧倒的な破壊力を持つリトルマザーをまともに受け、ブラッドヴァンパイアが悲鳴を上げる。

(*゚∀゚)「痛いねぇ!」

弟者の腕へ突き刺すようにスタンドを動かす。
自身も彼へと一歩近づき、顔を寄せる。

至近距離で見た互いの瞳は昔と変わっていない。

249:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 22:28:29.47 ID:tNRYmpRU0

( ´_ゝ`)「お二人さんお熱いねぇ」

タンッと戦場には不釣合いな音が響く。
二人が兄者の方へと視線を向ける。

( ´_ゝ`)「こっちはあんたらの情報を引き出させてもらったぜ」

(´<_` )「……しばらく見ないうちに、早くなったものだ」

兄者のPCには今頃弟者とつーの情報がびっしり詰まっているのだろう。
身長、体重のようなものから癖、好み、弱点。

(*゚∀゚)「ということは……」

(´<_` )「まずは兄者からだ!」

二人は兄者のスタンドがどれほど危険か承知している。

兄者の持つスタンド、ブラクラゲッターは目に映した人間の情報を解析することができる。
また、その能力は解析だけに留まらない。

( ´_ゝ`)「甘いわ!」

慣れた手つきでキーボードでデータを打ち込む。

250:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 22:30:29.95 ID:tNRYmpRU0

細かく情報の中で、足の情報を書き換える。

(´<_` )「うおっ!」

(*゚∀゚)「おっと!」

そんな簡単な作業。それだけで俊敏な足は愚鈍な足へと変わる。

( ´_ゝ`)「流石だろ?」

(´<_` )「……ああ、流石だな」

(*゚∀゚)「でもさー」

それだけで終わるような戦いではない。
兄者も楽しげに笑う。

つーが投げたブラッドヴァンパイアは兄者の顔を狙う。

( ´_ゝ`)「危ないなぁ」

運動神経の悪い兄者が助かったのは、素早い動作でつーのブラッドヴァンパイアに【重さ】を加えたからだ。
重力に負けたナイフはただ地面に落ちる。

(*゚∀゚)「でもじゅーぶん!」

253:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 22:33:25.29 ID:tNRYmpRU0

気づけば目の前につーがいた。

( ;´_ゝ`)「しまった……!」

兄者のスタンドが書き換えられるのは一人につき一つだ。
つーは拳を握っている。直接的な攻撃に備え、兄者は歯を食いしばる。
彼のスタンドは補助がメインであり、こうした戦いには本来不向きなのだ。

(  _ゝ )「がっ!」

後ろに倒れた拍子に、弟者への書き換えもリセットされる。

(´<_` )「一応、礼でも言っておこうか?」

(*゚∀゚)「べっつにー?」

つーは地面に落ちたブラッドヴァンパイアを拾う。
重さも解除されているので、いつも通りの重量感しか感じない。
気を失っているのか、あっけなく死んだのか、倒れたまま動かない。

(´<_` )「お前のブラッドヴァンパイアは、どこまでオレのリトルマザーを受けれるかな?」

(*゚∀゚)「さてね。でも、限界がくる前にあんたを殺すよ」

255:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 22:36:26.55 ID:tNRYmpRU0

つーが力強く地面を蹴る。
その一瞬、弟者は彼女の姿を見失う。

三人は得意分野がまったく違う。
兄者は先ほどの能力からもわかるように、情報を集めることが得意だ。
弟者は他者を圧倒する力を持っている。

つーは、誰にも追いつけない早さだ。

(´<_` )「やっちまった……」

けっして目を離してはいけなかった。
目で追いつけなくなる前に、あの足を封じなければならなかった。

(*゚∀゚)「ほら、余所見しないで」

後ろから声がした。
わき腹からブラッドヴァンパイアの切先が見えた。

(´<_`; )「う、あ……」

赤い血が流れ、乾いた地面に染み込む。

(*゚∀゚)「ああ、あたしのスタンドが喜んでるよ。
     弟者の血は美味しいって!」

(´<_`; )「そ、りゃ……どうもっ!」

257:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 22:39:32.50 ID:tNRYmpRU0

スタンドをまとった肘でつーを狙う。
素早くブラッドヴァンパイア抜いたつーはまたしてもどこかへ消えた。

(´<_`; )「いってー」

そこにあったものが抜け、血は先ほどよりもずっと多く吹き出る。
赤い液体を見るのは楽しいが、それが自分のものとなるとまた別の話だ。

(*゚∀゚)「ほらほら!」

一瞬だけ見えたあのスタンドは少しばかり大きさを増している。
あれは人の血を吸い、強くなる。

(´<_`; )「あの素早さを落とすために必要な血は……オレの致死量か」

つーもどれほどの血を吸わせれば自分の手にあまるのか理解している。
だからこそ、一撃に重みを与える。

(*゚∀゚)「楽しいね!」

声だけが聞こえる。

(´<_`; )「……ああ、そうだな」

258:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 22:42:29.58 ID:tNRYmpRU0

楽しいのか、楽しくないのか。
尋ねられれば楽しいと答える。

(´<_` )「死ぬにしても、このまま死ぬのはごめんだよな」

死ぬつもりなど毛頭ないくせに、こんなことを言ってのける。

(´<_` )「つー、どこにいるか知らないが」

弟者は地面を殴った。
地面は砂埃をあげながら、大きな穴を作った。

(*゚∀゚)「痛っ!」

飛び散った砂が頬を裂いたのか、小石が体に当たったのか、つーが足を止めた。

(´<_` )「こんにちは」

(*゚∀゚)「やあ、こんにちは」

切先は弟者に向き、弟者はそれを受けるかのように拳を握る。

262:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 22:58:57.83 ID:tNRYmpRU0

( ´_ゝ`)「痛いなぁ……」

地面を揺らした振動に兄者は目を覚ました。
上半身を上げて見てみると、つーと弟者が激しく殴り、刺し、を繰りかえしていた。

( ´_ゝ`)「むこうの方が痛そうだ」

PCを立ち上げ、次の手を考える。
あんな野蛮な連中にあわせる必要はない。

血を流すのは好きじゃない。

( ´_ゝ`)「……ん?」

ちらりと視界に映った人影に兄者は首をかしげた。
ここにいるのは自分達だけのはずだ。
首を傾げ、自分のスタンドを見る。

( ´_ゝ`)「この距離なら、ギリギリ……いけるか」

情報を抽出してやる。
兄者はキーボードの音を響かせ始めた。

264:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 23:01:55.78 ID:tNRYmpRU0

(´<_`; )

弟者の体からは血が流れ続けていた。
リトルマザーは体に負担が大きい。今の状態で何度も使うのは危険だ。

(;*゚∀゚)

対するつーも疲労を見せはじめていた。
何度もリトルマザーと衝突し、彼女のブラッドヴァンパイアにも多数のヒビが見える。
彼女の体もまた、ボロボロなのだ。

(´<_` )「次で終わるな」

(*゚∀゚)「ちょっと、残念かも」

(´<_` )「そうだな」

こんな状態でも彼らは笑えた。

まるで昔した兄弟喧嘩の後のような清々しさがある。

(´<_` )「行くぞ!」

(*゚∀゚)「おう!」

265:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 23:04:06.05 ID:tNRYmpRU0

つーのブラッドヴァンパイアが弟者の心臓を突こうとする。
大量の出血により、本人が意識していない程度ではあったが、動きが鈍っていた。
今ならばリトルマザーをかわせる。つーは確信していた。

(*゚∀゚)「え」

その時だ。
腕が重くなった。

ブラッドヴァンパイアを上げることができない。
無防備になったつーは正面からリトルマザーの破壊力を実感した。

(´<_` )「……さよならだ」

最期に聞こえたのはこんな台詞だった。
残念なのは、もうつーの口は返事をすることができなかったことだ。

(* ∀ ) ばいばい

たった一言。これを伝えたかっただけなのに。

(´<_` )「あっけないものだな」

空を見上げる。
青い空は、自分から流れているものとは違い美しい。

268:三つ巴のようです :2011/01/02(日) 23:07:36.93 ID:tNRYmpRU0

(´<_` )「……ああ、結局、兄者の一人、勝ち……か」

その場に膝をつき、地面へと倒れる。
最後につーの動きが鈍った理由はわかっていた。
放置していた兄者の仕業だったのだろう。

( <_  )「くっそ……」

力には自信があった。
けれど、勝者は力のある者でなく、知恵のある者だった。

( ´_ゝ`)「世の中、頭なんだよ」

ひょっこり顔を出した兄者の声を聞きながら、弟者は闇に堕ちた。

( ´_ゝ`)「やっぱり悲しいな。兄妹が死ぬってのはさ」

涙の一つも出てこない自分に驚いたが、長年会っていなかったわけで、それも当然なのかもしれない。

( ´_ゝ`)「お前らのことは忘れない――っ?」

唐突な痛み。
背中から広がる熱。
これはスタンドなんかではない。

(  _ゝ )「銃……?」 続きを読む
  1. 2011/01/05(水) 04:02:26|
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( ^ω^)新年を迎えるようです

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/01(土) 20:04:06.65 ID:WYy85SJT0
( ^ω^)「ハッピーニューイヤー!」




( ^ω^)「と、言ってはみたが」

( ^ω^)「…うーん」



ポツーン…



( ^ω^)「やっぱ一人で年を越すのは虚しいお…」

39:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:05:07.19 ID:WYy85SJT0
( ^ω^)「そうだ! ドクオを呼んで二人で楽しく過ごすお!」

( ^ω^)bピッピッピ…プルルル

『…はいもしm( ^ω^)b「ドクオかお!? 今すぐウチに来るお! 緊急事態だお!」

『な…なんだよいきな( ^ω^)b「いいから早く来るお! あ、来る時に飲み物と食いもん買ってきてくれお!」

『お、おいちょ( ^ω^)bピッ

( ^ω^)「これにて完了」

40:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:06:05.89 ID:WYy85SJT0
ガチャッ

(;'A`)「ブーン! 大丈夫か!?」

('A`)「…って」

( ^ω^)ノシ「おいすー。意外と速かったおね」

('A`)「何くつろいでんだよお前www何か緊急って聞いたんだがwww」

( ^ω^)「だから緊急だお! 年越しの瞬間を一人で迎えるのは寂しいお?」

('A`)「おいおいwwwまさかそれだけで俺を呼んだってわけじゃねーよな?wwwwww」

( ^ω^)9m「大正解だお! 賞品としてこのみかんをあげるお!」

('A`)「帰るわ」

(;^ω^)「ちょwwwおまwwwwwww」

41:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:07:23.52 ID:WYy85SJT0
('A`)「なーんかおかしいと思ったんだわ。飲み物とか買って来いって時点で」

ドサッ

(*^ω^)「おっ! ちゃんと買ってきたおね!」

('A`)「しかし俺にも予定があるんだぜ? 事前に言ってくれればちゃんと用意したのによ」

( ^ω^)「お? 何か予定あったのかお?」

('A`)「…ガキ使見て年越しソバ食いながらvipで00:00:00取る予定だったんだよ(ボソッ」

( ^ω^)「えっ」

42:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:08:31.09 ID:WYy85SJT0
(;'A`)「だーもう! はいはい! どーせ大晦日に予定なんてありませんよ!」

( ^ω^)「おっ! お前もなかなかの男だお! まぁ仲良く二人で年越ししようお!」

('A`)「まぁなんだ。飲み物は酒でもよかったのか? 食べもんはポテチとか買ってきたが」

( ^ω^)「大丈夫だお! 飲みながらガキ使でも見るお!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<エンドウ、アウト‐


(*'∀`)「アッハッハッハ!あーwwwおもすれーwwwwwwww」

45:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:11:46.15 ID:WYy85SJT0
(*^ω^)「wwwwwwwwあ、ちょっとチャンネル変えるお」

ピッ

(*'A`)「あっ、ブーンてめーさっきからザッピングすんじゃねーよ」

<ワッ!

(*'A`)「おっ、自演乙勝ったか」

(*^ω^)「まさか勝つとはwwwwwwwwバロスwwwwwwwwww」

(*'A`)「つーかお前って格闘技興味あったっけ?メタボのくせに」

(*^ω^)「全然興味ないおwwwwwこいつおもすれーから見てるだけだおwwwwwwww」

46:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:13:36.89 ID:WYy85SJT0
(*'A`)「なんだよそれwwwwwwまぁこいつが面白いのは同意だがwwwwwww」

(*^ω^)「あ、もうお酒無くなったおwwwドクオ買ってくるおwwwwwww」

(*'A`)「なwwwんwwwでwww俺がwwwwwwwwww」

(*^ω^)「お前wwwwwメタボに走らせんなおwwwwww」

(*'A`)「逆wwwwwwそれ逆だからwwwwwwwwwまぁ、ジャンケンで決めようぜwwwwwww」

(*^ω^)「望むところだおwwwwwwさーいしょはぐーwwwwwじゃーんけーん…」


(*'A`)0  ポンッ!  v(^ω^*)




(*^ω^)「…」

47:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:14:43.84 ID:WYy85SJT0
(*'A`)「ざまぁwwwww行ってこいwwwwあ、じゃがりこはサラダ味以外認めないかんなwwwwww」

(*^ω^)「そうだ! ショボンも呼ぶお! あいつに買ってきてもらうお!」

(*'A`)「てめぇwwwwwwwww」

ピッピッ…プルルルルガチャ

『ブーン? 何か用かい?』

(*^ω^)b「ショボン? 今何かしてたかお? 何もしてなかったらうち来ないかお?」

『うーん、男のはだk…ダイナマイト見てたんだけどね。まぁいいよ。今から行くから』

(*^ω^)b「お! それじゃ来る時にお酒と食べ物買ってきてお!」

『把握。20分くらいかかるよ。それじゃ』ブツッ

48:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:16:06.27 ID:WYy85SJT0
(*'A`)「そうだ。どうせならツンも呼ばねーか?」

( ^ω^)「ツン? どっか行ってるんじゃないかお?」

('A`)「わかんねーよ? ダメ元で呼んでみ」

ピッピッ…プルルル…プルルル…

( ^ω^)b「やっぱでねーお」

プルルルルガチャ

(;^ω^)「おわっ! 出たお」

『え!? な、なによ!?』

50:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:18:06.26 ID:WYy85SJT0
(;^ω^)「あーツン、今暇かお? よかった皆と一緒にカウントダウンしないかお?」

『お、大晦日なのに暇なわけないじゃない! …だ、だけど
 あんたがどうしても来て欲しいなら行ってやってもいいんだからね!」

(;^ω^)「そ、そうかお。それじゃ待ってるお」

『それじゃ!』ブツッ!

(;^ω^)「ツン来てくれるらしいお」

('A`)「ほーかほーか。ま、酔いも覚めてきたし二人を待つか」

52:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:19:25.11 ID:WYy85SJT0
ガチャ

ξ゚⊿゚)ξ「こんばんわー」(´・ω・`)

( ^ω^)「おっ。二人一緒にきたのかお」

(´・ω・`)「丁度そこであってね」

ξ///)ξ「し、仕方なくきてやったんだからね! 本当は色々用事があったんだから!」

(;^ω^)「あ、ありがとうだお」

('A`)(わっかりやすいなぁ…)

ξ゚⊿゚)ξ「で、今テレビ何見てたの? 紅白見ましょうよ」

53:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:20:23.07 ID:WYy85SJT0
( ^ω^)「おっ。紅白とか今どき終わコンだお。アンビリーバボー見るお」

ξ#゚⊿゚)ξ「何ですって? あんなやらせ番組の何が面白いのよ!」

(#^ω^)「やらせじゃないお! 幽霊は本当にいるんだお!」

ξ#゚⊿゚)ξ「いるわけないわよ! このオカルトマニア!」

(#^ω^)「なんだと! このスイーツ女!」


ξ#゚⊿゚)ξ「「ぐぬぬぬ…」」(^ω^#)


('A`)(ダメだこりゃ)

54:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:21:18.67 ID:WYy85SJT0
(´・ω・`)「まぁまぁ、ここは間をとってはだk…もとい、ダイナマイトでも見ようじゃないか」

('A`)「おいおいガキ使( ^ω^)「おっ! もう11時だお! こうなったらじゃんけんで決めるお!」

ξ゚⊿゚)ξ「受けて立つわ!」

('A`)「…」

56:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:23:33.51 ID:WYy85SJT0
ξ゚⊿゚)ξ「「じゃーんけーん…」」(^ω^ )


ξ゚⊿゚)ξ0  ポンッ!  v(^ω^ )


('A`)「ブーンwwwお前本当じゃんけん弱いなwww」

( ;ω;)「ブーンの…アンビリーバボーが…心霊写真が…」

ξ゚⊿゚)ξ「ちょ、泣かないでよ! …ま、まぁあんたが見たいって言うなら少しくらい見せてやってもいいわよ」

(*^ω^)「おっ! 本当かお! ツンはやっぱり優しいお!」

ξ///)ξ「か、勘違い(ry」

('A`)(あーこれ今日何回目だっけ)

57:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:24:54.73 ID:WYy85SJT0
ξ*゚⊿゚)ξ(^ω^*)イチャイチャ

                     

                       ドウシテコウナッタ…('A`) (´・ω・`)フフ…




(*^ω^)「おっ? もう11時50分だお」

ξ*゚⊿゚)ξ「あら本当。時間が過ぎるのが早いわね」


('A`)(やっと…やっと俺は解放されるんだ…)

(´・ω・`)「ふふ…。ドクオ、僕とエクストリーム海老天でも…」

60:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:26:11.51 ID:WYy85SJT0
ξ゚⊿゚)ξ「今年も色々なことがあったわねぇ」

(´・ω・`)「まぁ、そんなこと除夜の鐘と共に忘れようじゃないか」

('A`)「だな。未来を見て生きていかないとな」

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ、あんたにそのセリフ似合わないわwww」

('A`)「うるせぇwwwwwwwww」

( ^ω^)「おっ! もう1分前だお!」

( ^ω^)「それでは皆さん!」








あけまして―――――



61:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:27:24.58 ID:WYy85SJT0






( ^ω^)゚⊿゚)ξ ゚ -゚)`・ω・´) ゚∀从´_ゝ`)・∀・)´∀`)  「「「おめでとうございます!!!」」」 ζ(゚ー゚*(´・ω・`从'ー'(´<_`( ゚д゚ (・∀ ・('、`*('A` )







62:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:28:12.00 ID:WYy85SJT0
(;^ω^)「ちょwwwwお前らどっから出てきたんだおwwwwww」

( ・∀・)「まぁまぁwww細かいことは気にすんなよwwwwwwwwww」

('A`)「自然に出てくんなwwwwwwwww」

(´・ω・`)「シャキン兄さんまで…」

(`・ω・´)「ぶち殺すぞ」

(´・ω・`)「えっ」

(`・ω・´)「ぶち殺すぞ」

64:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:29:06.02 ID:WYy85SJT0
( ´_ゝ`)「2011年も」


( ´_ゝ`)「「流石な年になりますように!!」」(´<_` )

( ´∀`)「モナーもまだまだやるモナー」

从'ー'从「私たちも今以上にやらなきゃね☆」

川 ゚ -゚) 「うむ。ヒロインがツンデレだけだと思ったら大間違いだぞ、そこのお前」

从 ゚∀从「誰に言ってんだよお前はwww」

('、`*川「何か私、年々出番が少なくなっているような…」

65:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:30:01.43 ID:WYy85SJT0
(・∀ ・)「今年もラリった年になりますよーに!」


(  ゚д゚ )

( ゚д゚  )




( ゚д゚ )




( ^ω^)゚⊿゚)ξ ゚ -゚)`・ω・´) ゚∀从´_ゝ`)・∀・)´∀`)  「「「こっちみんな」」」 ζ(゚ー゚*(´・ω・`从'ー'(´<_`(・∀ ・('、`*('A` )

67:( ^ω^)新年を迎えるようです :2011/01/01(土) 20:30:55.31 ID:WYy85SJT0
( ^ω^)「と、いうことで皆さんいいお年を!」


( ^ω^)「そして、願わくばブーン系小説にとってもいい年になりますように!」





( ^ω^)ノシ
  1. 2011/01/05(水) 04:00:40|
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(´・ω・`)が息子と羽子板をするそうです

965:(´・ω・`)が息子と羽子板をするそうです :2011/01/01(土) 03:21:35.63 ID:/V+1k3ctO
年が明けてまず想ったのは愛しい息子の笑顔。
今年は一人で迎えると思っていなかった。

(´・ω・`)「寒いなぁ、ドクオ。風邪ひかないようにしなきゃなぁ」
('∀`)キャハハハハハ

一本大きな川が通っているこの町で僕は生まれ、妻と結婚し子供が生まれた。
不況が続く中、去年僕は会社を解雇され、妻には離縁された。
妻は実家に戻るらしい。
ドクオも連れて。

(´・ω・`)「ドクオ、羽根突き…するか。」
('∀`)スル!
(´・ω・`)「あ、しまった…大人用を2つ持ってきちゃったなぁ………ははっ、ドクオと同じサイズじゃないか!」
('A`)オモ…
(´・ω・`)「これじゃあはねつき出来ないなぁ」
('A`;)デキル!
そう言ってドクオは同じ背丈程の羽子板を必死に持った。
幼いドクオには僕達の関係がもうわかっているのだろうか。
もちろんはねつきは続かなかった。

966:(´・ω・`)が息子と羽子板をするそうです :2011/01/01(土) 03:25:24.82 ID:/V+1k3ctO
(´・ω・`)「ごめんな、ドクオ。もう日が暮れそうだ。」
体力を使いすぎて疲れているのか、ドクオは僕の背中ですやすや眠っていた。
(´・ω・`)「……ドクオ、おまえは僕が知らない間にどんどん成長していって、等身大だったこの羽子板をいつかは片手で持てる日が来るんだよな。」
5時を告げる音が公園から流れている。
目の前には大きな夕焼け。

(´・ω・`)「成長する姿を毎年見たかった……そして、ドクオの子供と一緒にはねつきしたかった……」
そう言って僕はぽたぽた涙を流した。
もうドクオとは会うことは出来ないだろう、そう思えば思うほど、よりいっそう涙で前が見えなくなっていった。
夕焼けが僕とドクオを照らす。
('A`)スヤスヤスヤ
(´・ω・)「……とうちゃんを……忘れないでな……」

僕達の影が離れてしまうまで、もう少しドクオの小さな寝息を聞かせてはくれないか……
  1. 2011/01/05(水) 03:59:27|
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