ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

川 ゚ -゚) 鏡の答えが、貴女のようです

703:川 ゚ -゚) 鏡の答えが、貴女のようです :2010/12/31(金) 05:44:35.10 ID:lBYYaoSHO
鏡よ鏡よ鏡さん。

そうして映るは一人の少女。

黒髪サラサラ、長くてキレイ。

冷たいその顔、その眼(マナコ)。

キッと私を見つめているの。

見つめているのは私なの。

だけれど中には違う人。

直線、一本、結んだ口が。

否定してるの私のことを。

"どうして私が貴女なの?"

そんなの知らない、関係ない。

分からないけれど関係ない。

704:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/31(金) 05:46:02.95 ID:lBYYaoSHO
川 ゚ 々゚) ねぇねぇ私、鏡の私

川 ゚ -゚) うるさい、私は貴方じゃない

川 ゚ 々゚) でもでも私を映してる

川 ゚ -゚) 私は私だ、だから違う

川 ゚ 々゚) うふふふ、うふふ、そうかしら

川 ゚ -゚) あぁあぁそうとも気狂いめ

川 ゚ 々゚) だったら私は貴女の狂気、だから貴女は私だよ

川 ゚ -゚) 違うと何度も言わせるな

川 ゚ 々゚) 自分自身を、否定して

川  - ) うるさいうるさい黙ってろ

川 ゚ 々゚) 生み出す私も違うと言うの?

川  - ) だから何度も言っている、違うと何度も繰り返し

706:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/31(金) 05:48:04.82 ID:lBYYaoSHO
川 ゚ 々゚) 貴女は悲しい目をしてる

川 ゚ -゚) 貴女は腐った目をしてる

川 ゚ 々゚) あらあら貴方は酷い人

川 ゚ -゚) 貴女の声は、煩くて。耳に付いて、堪らない

川 ゚ 々゚) 誉め言葉として受けとるわ。魅力的だとそう言うことね

川 ゚ -゚) 目出度い脳だな、呆れてしまう

川 ゚ 々゚) 貴女の弱さに呆れてしまう?

川 ゚ -゚) 本当、ムカつくことを言う

川 ゚ 々゚) 私の言葉は、貴女の言葉。貴女の言葉は、私の言葉

川 ゚ -゚) 鏡のクセに、よく喋る

川 ゚ 々゚) 自問自答して、よく言うわ

川 ゚ -゚) 貴女なんぞ、こうしてくれる

川 ゚ 々゚) 待って、止めて、それはダメ

川 ゚ -゚) さよなら気狂い、それではな

川 ゚ 々゚) あ―――――

708:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/31(金) 05:50:02.71 ID:lBYYaoSHO










パリン



709:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/31(金) 05:52:03.62 ID:lBYYaoSHO
貴女が遊びで呟いた。

"私はだぁれ"と聞いてきた。

何度も何度も繰り返し。

"私はだぁれ"と聞いてきた。

だから私は答えてあげた。

鏡の中から鏡の中へ。

だけど貴女は否定した。

私じゃないと、否定した。

だったらそれに、答えてあげる。

貴女に返事を、返してあげる。

私は貴女、分かってよ。





私は分かって欲しいだけ―――――。

711:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/31(金) 05:54:03.33 ID:lBYYaoSHO


いつだか市内のある民家、不思議な事件が起きたらしい。

窓や鏡の硝子の物が、全て割られて少女が消えた。

金属の物は傷付けられて、何も映らぬガラクタに。

少女は何処かへ消えていた。

煙の様に、音もなく。

鏡の破片がギラリと光る。

笑っているかの様に光る。

さぁさぁ皆様ご一緒に。

鏡の前にてスタンバイ。

そうして何度も尋ねてみよう。

"私はだぁれ"と尋ねてみよう。

答えが返って来るかもよ。



答えが返って狂うかもよ―――――。

713:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/31(金) 05:56:02.70 ID:lBYYaoSHO





川 ゚ 々゚) だけれど一つ、分からない





川 ゚ 々゚) たまぁに一つ、聞きたくなるの




川 ゚ 々゚) ホントに些細で小さな疑問





"私はだぁれ"と聞きたくなるの。




スポンサーサイト
  1. 2010/12/31(金) 15:58:13|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

( ^ω^)真夜中の薄い生活のようです

606:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:00:45.42 ID:bbRMaZcZP
AM1:32

外の雨は止むことなく降り続けている。
天候に気分を左右されるような性格ではないが、やはり雨の音は快く感じない。
僕は読み終えた厚いミステリー小説を閉じ、電気を消した。
雨の音が僕の読書を害する。

( ^ω^)「……………」

分かりやすく言うと、僕は不眠症である。
今朝も医者から処方された睡眠薬を朝昼晩それぞれ7錠服用してみたがあまり効果がない。
最後に寝たのは65…66時間前か。
なので今日もまた眠りを待ち続ける為にずっと椅子に座っている。

カン、カン、カン、…


( ^ω^)「……………」

僕が住んでいる1Kのアパートの壁は薄い。
その為、隣の部屋の音がよく聞こえる。
そのせいか僕の耳はとてもよくなってしまったようだ。
この音は、このアパートの2階の住人が階段を下りる音。

この時間だと降りたのはおそらく201に住んでいる大家さんだろう。


J( 'ー`)し ▼・ェ・▼

608:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:04:37.36 ID:bbRMaZcZP
大家さんはこの時間になると犬の散歩に出かける。
こんな真夜中に一体どんな散歩コースを通っているのだろうか。
興味は湧くが、直接聞こうとも思わないし、尾行する気も起きない。
あの人も僕と同じ不眠症なだけかもしれない。



( ^ω^)「………………」


しかし…この雨の中、どこに行くというのだ。



AM2:41

( ^ω^)「………………」

気付くと、雨の音は聞こえずとても静かになっていた。
僕はもう一度電気を着けて読書をしようと思った。
しかしそれは実現しなかった。

ダンッ!!ダンッ!!ダンッ!!…

ほうら始まった。
僕の部屋の真上、202に住んでいるフリーターだ。
この時間になると部屋の中で暴れ出し、所構わず物を壊す。


爪; 6゚∀゚")

610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:06:23.82 ID:bbRMaZcZP
彼は部屋のドアや壁のいたるところを殴り、モノを破壊し、言葉にならない雄叫びを上げる。
一度、彼の部屋に入ったことがあるが、彼の部屋には強烈なシンナーの臭いが立ち込めていた。
普段は誠実で優しそうな青年だが、口を開けて笑うと歯が何本か溶けていた。

ここ数日は毎日のように暴れている。
昨日は窓から身を乗り出して僕の家の前に落下してきた。
足で無事着地できたので怪我無く済んだものの今日は勘弁してほしいものだ。
悲鳴や笑い声に近いシャウトした声は徐々に大きくなっていく。

( ^ω^)「………………」

僕はもう一度電気を消し、椅子に座った。
この声が収まるまでもう一度静かに座っていよう。


AM3:13

ようやく、絶叫は収まり静かになった。
僕はもう一度電気をつけようと壁に添えてあるスイッチに向かって立ち上がった。

( ^ω^)「……………」

その時、壁の向こう側から声が聞こえてきた。
絶叫でも悲鳴でもない。

喘ぎ声だ。

611:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:07:25.54 ID:bbRMaZcZP
(;,,゚Д゚)(* ー )


ようやく慣れてきたと思ったら、さっきまでの雨と雄叫びが静かになったことによって余計に聞こえてしまう。
101の隣に住んでいるのは大学生のカップルだ。
盛る時期なのはわかるがいささか声が大きい。
まぁ僕があまり大きな音を出さないせいかもしれないが、このマンションの壁事情をもう少し知る必要がある。


( ^ω^)「……………」

時折喘ぎ声の合間に聞こえてくる言葉

『大好き』
『いっちゃう』
『ずっと一緒だよ』
『もっともっと奥まで』

いかにも青春を謳歌している言葉だ。
しかし、このカップル…盛っているのにもほどがある。
僕は時計を見て、指を折り曲げながら計算する。
22…いや、23か。

23時間もセックスをし続けている。

612:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:08:42.83 ID:bbRMaZcZP
絶倫と言うべきか愛と言うべきか。
僕は不眠症なのでこの部屋でずっと読書をしていたが、昨日の朝5時くらいからずっとセックスをし続けている。
確かに2人は「ずっと一緒」を誠実にこなしているようだ。
不眠不休。
いったい若さとはどれだけの体力を生み出すのだろうか。


AM3:27

( ^ω^)「………………」

もう読書をするのは諦めよう。
僕は小腹がすいたので、椅子から立ち上がりキッチンに向かった。
冷蔵庫の中を確認する。
色が変わり始めた豚バラ肉が大量に。
野菜はネギとニンジン、かぼちゃ、玉ねぎ、白菜、ジャガイモ。

何を作るか迷ったが、冷蔵庫の隣にある棚の上にカレー粉があったのでカレーを作ることにした。
今なら何杯でも行ける気がするし、カレーなら多く作るに越したことはない。
ジャガイモの代わりにかぼちゃを使おう。
ごはんは炊飯器の中に大量にあったので、ルウだけ作ればよさそうだ。

僕は玉ねぎの皮をむき始めた。

その時、家の前を誰かが通った。

613:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:09:51.17 ID:bbRMaZcZP
( ゚∋゚)

あれは隣の103に住んでいる一人暮らしの男性だ。
がたいが良く、よくアパートの補強工事にも積極的に参加してくれる。
気前の良い方で高校の教師をしているという。

( ^ω^)「………………」

どうやら、今日は客人がいるらしい。

( ;∀;)( ;><)

2人の男性の泣き声がしんしんと聞こえてくる。
泣き方から考えるに年は10代だろう。
どうやら部屋の外でもめているらしい。
僕は皮をむきながら外の会話に聞き耳を立てた。

『どうしてもしなくてはならないんですか?』
『当たり前だ。お前らはいつも仲がいいだろう?』
『でも…こういうこと…やったこと無くて…』
『いい加減に腹を括りなさい。別に先生とする訳じゃないんだから』
『でも……』
『……なら、この万引きのことは校長に訴えてもいいんだぞ』

いったい何の会話をしているのか僕には分らなかった。

614:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:11:13.60 ID:bbRMaZcZP
そうこうしているうちに、3人は室内に入りバタンという扉の音がした。
外と中という場所は変わったが、音は何にも変わらない。
すすり泣く声はまだ聞こえるし、ビデオやカメラの音まで明確に聞こえてくる。
玉ねぎの皮をむき終わり、ニンジンの皮を包丁で剥くときには妙に『痛い』という声が聞こえてきた。
そして、2人のうちどちらかが『痛い』と言うたびに先生の笑い声も聞こえてくる。

僕は聞き耳を立てることを諦め料理に集中することにした。


AM3:53


( ^ω^)「………………」


カン、カン、カン、…
具の下準備が終わった頃、誰かが階段を上る音が聞こえる。
さっき散歩に行って来た大家さんだ。
この時間に帰ってくるのは毎日のことだ。
ただ…決まっていつも違うことがある。
それは、散歩しに行った犬と連れ帰って来た犬は毎回違うのだ。


(^ω^U) J('ー` )し

616:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:12:05.84 ID:bbRMaZcZP
犬がなぜ違うのか、散歩しに行った犬はどうしたのか興味は湧くがもちろん聞くつもりはない。
大家さんには大家さんの生活があるのだから。
僕は人にされて嫌がることは決して他人にもしないと決めている。

AM4:03

油の敷いた中華鍋に火を点け、油が温まってきた所を狙って肉を炒める。
肉の色が良い感じに白くなってきたらそこに玉ねぎを入れる。
玉ねぎがきつね色に変わったらそこに水を入れかぼちゃとにんじんを入れるつもりだ。

( ^ω^)「………………」

カン、カン、カン、…

またもや人が階段を上がる音。
その合間合間にビニール袋が擦れる音がする。
大家さんも学生も部屋にいる。
ということはこれは203に住んでいる男性だ。

('A`)

617:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:13:02.92 ID:bbRMaZcZP
彼は一見独身男性に見えたが実は子持ちなのだ。
彼の家からは様々な子供の声が聞こえてくる。
笑い声、泣いた声、叫ぶ声…。
僕が聞いただけでも4人以上はいる。
きっと子供たちを養うためにこんな夜遅くまで働いているのだろう。

( ^ω^)「……………」

しかし、あまり子供だけにして外出するのは良くない。
今日なんか1日中ずっと小さく子供のすすり泣く声が聞こえてきた。
流石に一人でお留守番は3、4歳の子には辛いだろう。
でもまあやっと帰ってきた事だし大丈夫だろう。

そういえば、この前階段の下に1枚の紙が落ちていた。

『愛すとかいて殺すとよむ』

子供みたいな字だったのでおそらく彼の子供の誰かが落としたのだろう。
今度会った時にその紙を預かっていることを伝えなければ。
しかし、彼の子供の顔はどんなものだろうか。
一度会ってみたいものだ。

618:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:14:00.83 ID:bbRMaZcZP
AM4:17

ブイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン。

カレー粉を入れている時に彼の部屋から音が聞こえてきた。
電動鉛筆削りのような音だ。
一体こんな時間に彼は何をやっているのだろうか。
日曜大工でも始めたのか?
これは確かに何かを削るような音だ。
まったく…近所迷惑を考えてほしい。

( ^ω^)「…………………」


AM4:25

電動鉛筆削りのような音が止んだ。
それと同時に、カレーが完成した。
お玉で少しだけ掬い、口にそっと注ぐ。
コクのある滑らかさがのどに広がり、ちょうど良いとろけ方だ。

僕は7枚の皿を取り出し盛りつけにかかる。

627:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/30(木) 20:21:05.28 ID:bbRMaZcZP
AM4:30

配膳が終わり食器をテーブルに並べる。
部屋の電気を点け、椅子に座る。
準備は完了だ。時間は早いが朝ごはんを食べよう。

( ^ω^)「………………」

カン、カン、カン、カン、カン、カン、カン、カン、…
階段を下りる音が聞こえる。
しかも沢山の人数だ。
そして両隣の部屋の扉が開き、そして閉まる音がした。

僕の部屋、102の扉が開く。

J( 'ー`)し( ゚∋゚)(,,゚Д゚)(*゚ー゚)爪'ー`)('A`)

このアパートの住人が一斉に中に入り、僕のテーブルに向かってきた。
そしてそれぞれ椅子に座ると、スプーンを手に取りカレーを食べ始めた。
もちろん、その間、僕らは一言もしゃべらない。

これも毎日のことである。
食べ終えると彼らはそれぞれの部屋に戻る。


( ^ω^)「………………」

僕は203の彼に何かを言おうとしたのだが、それが思い浮かばない為、黙ってカレーを口に入れた。
うまい。今日も美味しく作れたようだ。
  1. 2010/12/31(金) 03:56:59|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

川 ゚ -゚)クーでも魔法少女でもないようです

332:川 ゚ -゚)クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 22:51:43.68 ID:JuJ2nVN8O [sage]

川 ゚ -゚)

川 ゚ -゚)(どこだここ・・・?)

川 ゚ -゚)(家に帰らないと)

リィンリィン・・・

( ΦωΦ)

川 ゚ -゚)(む?)

( ΦωΦ)「にゃあ」

川 ゚ -゚)(猫だ。可愛い)

( ΦωΦ)「十年ぶりでございますクー様。貴女の執事、杉浦ロマネスクでございます」

川 ゚ -゚)

( ΦωΦ)「ここも、もう敵に見つかっております。すぐに移動を」

川;゚ -゚)「喋った!!」

333:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 22:55:21.29 ID:JuJ2nVN8O [sage]

川;゚ -゚)「!! っ!?」

( ΦωΦ)「クー様? 何を今更・・・」

( ΦωΦ)「・・・」

( ΦωΦ)「まさかハインの奴、失敗したであるか・・・だからワカッテマスを代わりに・・・」

川;゚ -゚)「うん? 声がおかしいな・・・ん?」

川 ゚ -゚)[鏡]

川;゚ -゚)「!?」

335:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 22:58:48.49 ID:JuJ2nVN8O [sage]

川;゚ -゚)「私じゃ・・・ない」

川;゚ -゚)(誰だこの女?)

川;゚ -゚)(これはあれか、夢か)

ゴゴ・・ゴ・・・

川;゚ -゚)「何の音だ?」

( ΦωΦ)「チッ、追いつかれたである」

川;゚ -゚)「?」

ゴゴゴゴゴ・・・

川;゚ -゚)(音がだんだん大きく・・・何かが近付いて来てる・・・?)

( ΦωΦ)「おい貴様、時間がないから手短に説明するである」

川;゚ -゚)(今度は猫が人間に変身した・・・)

ドコオォォォォオオオン!!

川;゚ -゚)「壁がっ!!」

336:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 23:01:34.47 ID:JuJ2nVN8O [sage]

(*゚∀゚)「アヒャ!」

川;゚ -゚)(女の子?)

川;゚ -゚)(嘘だろう? この子が壁を?)

( ΦωΦ)「戦え。吾輩と共に」

川 ゚ -゚)「・・・は?」

(*゚∀゚)「クーちゃん見ぃーっけ!」

(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ

ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」





337:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 23:04:26.17 ID:JuJ2nVN8O [sage]

川 ゚ -゚)(落ち着け落ち着け。一体何がどうなってる)

( ΦωΦ)『これから吾輩を貴様に継承する。つまりは融合である』

川 ゚ -゚)(どうして、起きたら知らない女になってるんだ)

( ΦωΦ)『吾輩の種族と特性と武器が、貴様に受け継がれる』

川 ゚ -゚)(どうして、私は・・・)

川 ゚ -゚)(猫耳メイド服で幼女と戦ってるんだ!!)

( ΦωΦ)『吾輩の種族は猫、特性は執事、武器は刀である』

(*゚∀゚)「アヒャ!」

( ΦωΦ)『奴は式神である、人間ではない。容赦なく・・・切れ!!』

川#゚ -゚)「はあああああああああああっ!!」

ザシュッ!!

(*゚/ /∀゚)「ビャ!!」

338:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 23:07:23.54 ID:JuJ2nVN8O [sage]

川;゚ -゚)「はあはあ・・・はあ・・・」

( ΦωΦ)『戦闘終了。継承解除』

川;゚ -゚)「ふざけるな・・・なんなんだ、いったい・・・」

( ΦωΦ)「先程も言ったである、これは敵の、つーの式神だ。本体はまた別にいる」

川#゚ -゚)「そんなこと聞いてるんじゃない!!」

川#゚ -゚)「何故! 何故私がこんな目に遭わなくてはいけないんだっ!!」

川#゚ -゚)「お前は誰だ!?」

339:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 23:09:46.44 ID:JuJ2nVN8O [sage]

( ΦωΦ)「吾輩はクー様の執事、杉浦ロマネスクである」

( ΦωΦ)「何故こんな目に遭うか? それはクー様が貴様を継承してしまったからだ」

川 ゚ -゚)

川#゚ -゚)「んなこと知るかァァァ!!」

川 - ) ダッ!!

( ΦωΦ)

( ΦωΦ)「やれやれ。どこに行くというのである」

( ΦωΦ)「・・・そんな姿で」

340:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 23:11:43.82 ID:JuJ2nVN8O [sage]

―学校の正門―



川;゚ -゚)「はあ、はあ・・・」

川;゚ -゚)「着いた・・・ん?」

(*´_ゝ`)「弟者弟者、数学の宿題をだな」

(´<_` )「徹夜でエロゲやってた兄者には見せんよ」

(;´_ゝ`)「そこをどうにか弟者様ー!」

川 - )「・・・どうして」

( ´_ゝ`)「ん?」

(´<_` )「む?」

342:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 23:13:43.24 ID:JuJ2nVN8O [sage]

(´<_` )

川#゚ -゚)「何故だ!!」

(´<_`;)「俺!?」

川#゚ -゚)「何がどうなってる!!」

川#゚ -゚)「お前は! お前なら知ってるんだろう!?」

川#゚ -゚)「答えろ!!」

(´<_` )

( <_,  )

344:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 23:17:15.88 ID:JuJ2nVN8O [sage]

(<●><_` ) ぐにゃ

( <●><●>) ぐにゃ

川 ゚ -゚)「!!」

( <●><●>)「しっ。貴方が誰なのかは分かってます」

川;゚ -゚)「っ」

( <●><●>)「そう怯えなくていい。今は大人しく猫に従いなさい」

川 ゚ -゚)

(;´_ゝ`)「びっくりしたー。弟者、その子知り合いか?」

(´<_<●>) ぐにゃ

(´<_` ) ぐにゃ

(´<_` )「いや、人違いだとさ」

川 ゚ -゚)

(´<_` )「それではまたあとでお会いしましょう」

(´<_,` )「クー様」

川 - )

345:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 23:19:06.95 ID:JuJ2nVN8O [sage]

リィン・・・

( ΦωΦ)「やはりあの男に会いに来たか」

川  - )

( ΦωΦ)「分かったであろう? 貴様にはもう帰る場所などない」

( ΦωΦ)「何故かは分からないが、クー様の体が貴様の魂を継承した」

川  - )

( ΦωΦ)「戦ってもらうぞ。本物のクー様を取り戻す為にもな」

川  - )「・・・嫌だと」

( ΦωΦ)「言わせないである。貴様とて家族が死ぬのは嫌だろう?」

347:クーでも魔法少女でもないようです :2010/12/28(火) 23:21:47.70 ID:JuJ2nVN8O [sage]

川  - )「・・・私は、クーでも・・・魔法少女でも、ないぞ・・・」

( ΦωΦ)「分かってる」

( ΦωΦ)「だが、戦いが終わるまでは、クー様だ」

川  - )「わたし・・・わたし、は・・・」

( ―ω―)「その日まで、貴様の本当の名前は吾輩が覚えておこう」










川 ; -;)

「流石弟者」





川 ゚ -゚)クーでも魔法少女でもないようです 完
  1. 2010/12/29(水) 03:55:43|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

('A`)決められたもので戦うようです

275:('A`)決められたもので戦うようです :2010/12/28(火) 19:28:30.62 ID:L5OOyfG/0 [sage]
西暦2058年。
2000年。ジョン・タイターが2036年からやってくる。
2007年。チョークを浴びた宇宙人が死体として発見される。
2010年。米航空宇宙局、通称NASAの研究チームは、
リンの代わりにヒ素を摂取して成長し倍増する細菌を発見。
2012年。マヤ文明の予言は外れる。
2034年。C204型重力歪曲時間転移装置、
通称タイムマシンをゼネラルエレトリック社が発明する。
2036年。隕石衝突。海に衝突したので人類にはあまり影響を及ぼさなかった。
半年立って、隕石から新生命体が発見される。毒の効果を持つ。
2038年。宇宙人襲来。研究チームの細菌を奪われ、宇宙人は増殖した。
そして宇宙人と戦争が起きる。
子供は過酷な戦場に立たされ、核爆弾も投下される。
銃所持などの法は全て廃止になる。もはや環境の良い世界ではない。
そしてこの国、アイスランド。ここでも戦争は起きていた。

※実際この部分は読まなくて良い

277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/28(火) 19:30:41.41 ID:L5OOyfG/0 [sage]
(;'A`)「なんだよこいつは…」

ドクオ=ロバート。男。12歳。
アメリカの子供は国々に送られた。

(;'A`)「いくらなんでもみかんで戦うとか鬼畜すぎる…」

子供の武器はナイフ、銃のみ。
食料はパン3つ、ペットボトル3つ。
あとエイリアンデータベース、捕獲銃。
しかしこのドクオ。食料は食いつくし、ナイフや銃は取られた。
宇宙人から逃げていると店にみかんがあることに気づき、それを投げて
なんとか逃げていた。

(;'A`)「くそ…こんなところで死ぬ訳にはいかねえんだよっ…」

(;'A`)「…これはこたつ…!?」

(;'A`)「温度を高くすれば助かるかもしれないな…」

279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/28(火) 19:31:20.73 ID:L5OOyfG/0 [sage]
(;'A`)「まずはこのこたつを立てて…」

ドンッ!

(;'A`)「やべ…音立てすぎたかも……とりあえず温度上げよう」

(;'A`)「…あつっ…ちょっと離れよう…」

コト…コト……コト…

(;'A`)「くそ…もうきやがった…」

川 ゚ 々゚)「…」

(;'A`)「みかんで挑発してやる!」

ビジャッ!

(;'A`)「酷すぎるぞこの音…」

川# ゚ 々゚)「ググググ…」

この宇宙人。通称エイリアン。
エイリアンデータベースで見ると
「素直くるう」って言う珍しい宇宙人らしい。

(;'A`)「怒ってるみたいだな…」

281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/28(火) 19:32:27.58 ID:L5OOyfG/0 [sage]
(;'A`)「来た!」

川; ゚ 々゚)「アツッ!」

(;'A`)「…喋った?」

川# ゚ 々゚)「コロスコロスコロスコロス…」

(;'A`)「うわ何をするやめr」

(;'A`)「うわあああああああ!!!!!!!!!

…あれ?」

川#=々=)「ジャマジャマジャマ…」

(;'A`)「マフラー?」

川#=々=)「ジャマジャマジャマ…」

(;'A`)「とりあえずこたつで攻撃だ!」

川#=々=)「ジャマジャマジャマ…」

川# ゚ 々゚)「ガガガガガ…」

(;'A`)「あ、マフラーとれた…」

284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/28(火) 19:37:22.82 ID:L5OOyfG/0 [sage]
(;'A`)「…!! これは日本人の人が言ってた甘酒とおしるこ…!」

(;'A`)「たしかこいつによく効く物は喉に詰まる物と酒…!」

(;'A`)「おしるこを口につめてやる!」

川; ゚ 々゚)「ウグッ!!ツマルツマル!!」

(;'A`)「甘酒だけど効くのかな…まぁいいや!」

ドバッ

川; ゚ 々゚)「アアアア!!」

ゴクリ

川; ゚ 々゚)「ナオッタ…」

川# ゚ 々゚)「テメエコロス」

(;'A`)「完全に喋ってるよなこいつ」

川# ゚ 々゚)っニフ「アアアア…!!」

(;'A`)「あれは包丁!!」
ヒュンッ
(;'A`)「足にかすった…」

川# ゚ 々゚)「アアア…」

289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/28(火) 20:16:43.96 ID:L5OOyfG/0 [sage]
川# ゚ 々゚)「コロスコロスコロスコロス…」

(;'A`)「この包丁で…!」

(;'A`)「いっけえええええ!!!」

川# ゚ 々゚)「ウウウウウウウ…!!!」

ザクリ

川 々 )「ウウ…」バタッ

(;'A`)「…今のうちに捕獲銃で捕獲しないと!」

捕獲銃とは、ビームが出る銃で、それを当てると捕獲することができる。
しかし完全に倒していないと捕獲は不可能。死んでしまうと捕獲はできない。

('A`)「…捕獲完了。」

('A`)「ちょっと図鑑説明見てみるか…」

('A`)「…ん?」

('A`)「新しい項目が追加されてる…。お題?」

('A`)「見てみるか。」

290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/28(火) 20:17:31.32 ID:L5OOyfG/0 [sage]
('A`)「…」ピッ

お題「年末年始も戦場で戦い続ける少年少女、こたつでみかん
おしるこ、甘酒、アイスランド、マフラー」

(;'A`)「なんだこれはっ!!!」

(;'A`)「まさかこのお題のせいで俺たちが戦っていると…?」

('A`)「しかもこれさっきの戦いに出てきたものじゃねえか…」

('A`)「…まぁいい…や」

('A`)「それにしても…なんだこれ?
こたつでみかんって文字が青くなってるぞ?」

('A`)「…!!」

291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/28(火) 20:18:13.69 ID:L5OOyfG/0 [sage]
('A`)「分かったぞ!!こたつとみかんなんじゃない!!!
《こたつでみかん》なんだ!!」

('A`)「こたつの温度を調整して…みかんをこたつの上に置いて…」

('A`)「うん、これでよし」

ピピッ

「お題は達成されました」

('A`)「…お題は達成されました、か…」

('A`)「しかしだな…」

('A`)「なんだよこれ…」

(;'A`)「今まで戦ってきてこんなの初めてだぞ…」

('A`)「というか独り言多過ぎだろ俺…」

('A`)「早く帰るか…」

彼の戦いはまだ終わらない。


つづく…?

('A`)「…えっ?続くの?総合なのに?」
  1. 2010/12/29(水) 03:54:42|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

( ^ω^)はこどものようです

192:( ^ω^)はこどものようです :2010/12/28(火) 06:47:22.90 ID:pHfaNVlgO [sage]
(*^ω^)「おーカッコイイお、すごいお」ピロリロリロ

(`・ω・´)「だろー?ここまでくるの大変だったんだぞ」ピキューンピキューン

(`・ω・´)「あっ、クソまた死んだか、復活の呪文だ」チャラリラリー

( ^ω^)「おっ?復活の呪文?」キラリーン

(`・ω・´)「そうさ、この呪文を言えば死んでも生き返るんだ」ガキーンガキーン

( ^ω^)「へー」ザシュ
(`・ω・´)「あともう少しだ」キュイーンシュバババ

( ^ω^)「トーチャンがんばれー」ズバッ

(`・ω・´)「よし、ブーンやったぞ」タラララーラララーラッララー

(*^ω^)「おー」ターラターララッララーララ

193:( ^ω^)はこどものようです :2010/12/28(火) 06:50:20.09 ID:pHfaNVlgO [sage]
コンコン
ガチャ

J( 'ー`)し「ブーン、あなたーご飯ですよー」パタパタパタ

(`・ω・´)「今行くー」ポチッ

(`・ω・´)「よし、ブーンご飯だ」スタスタ

( ^ω^)「はいだお!」テクテク

(`・ω・´)「よし、じゃあいただきます」

( ^ω^)「いただきます」J( 'ー`)し

カチャカチャ

194:( ^ω^)はこどものようです :2010/12/28(火) 06:55:02.13 ID:pHfaNVlgO [sage]
J( 'ー`)し「ブーン今日は何を教えてもらったの?」

( ^ω^)「今日はハサミのうたをならったお!」コトン

ヽ( ^ω^)ノ「チョッキンなーチョッキンなーだお!」ブンブン

J( 'ー`)し「へぇーすごいわねぇ」

カチャカチャ

(*^ω^)「おー、これ美味しいお」モグモグ

J( 'ー`)し「あら、ほんと?まだあるからいっぱい食べてね」モグ

(*^ω^)「おっ!いっぱい食べるお!いっぱい食べてトーチャンみたいにおっきくなるお」ハフッハフッ

195:( ^ω^)はこどものようです :2010/12/28(火) 07:00:59.72 ID:pHfaNVlgO [sage]
(`・ω・´)「ははは、トーチャンみたいになるか」ペチペチ

J( 'ー`)し「もう、みっともない大きなお腹は出さなくて結構です、ブーン大きくなるのはいいけど、トーチャンみたいなお腹にならないでね」パクパク

(`・ω・´)「何がみっともないだ、ここには色んなものが入ってるんだぞ」ムシャムシャ

( ^ω^)「いろんなもの?」パクッ

(`・ω・´)「そうだ、ブーンが片付けなかったオワタマンベルトもトーチャンのお腹の中だ」サスリサスリ

(;^ω^)「トーチャンだめだお、返して欲しいお!」ガタッ

(`・ω・´)「何度片付けろって言っても聞かなかったお前が悪い」ポンポン

( ;ω;)「返せおー返せおー」ポカポカ

(`・ω・´)「返さないよーだ」コトン

196:( ^ω^)はこどものようです :2010/12/28(火) 07:02:34.01 ID:pHfaNVlgO [sage]
(`・ω・´)「ご馳走様でした」

( つω⊂)ウワーン

(`・ω・´)「これに懲りたらちゃんと片付けなさい」

J( 'ー`)し「ブーン、ちゃんと言うこと聞かないと駄目よ」

(`・ω・´)「あっかあさん、もう出掛ける時間だろ?後片付けはやっておくよ」

J( 'ー`)し「あらやだ、悪いけどお願いね」パタパタパタ

(`・ω・´)「あぁ構わない、片付け終わったら寝るだけだし」


カチャカチャカチャン

ジャーキュッキュ

197:( ^ω^)はこどものようです :2010/12/28(火) 07:10:46.79 ID:pHfaNVlgO [sage]
( つω⊂)エッグエッグ

(`・ω・´)「いつまで泣いてるんだ、はやく泣き止まないとトーチャン先に寝ちゃうぞ」

( つω⊂)エッグヒックエッグ
(`・ω・´)「あと十秒あげるから泣き止むんだぞ」
(`・ω・´)「じゅーきゅーはーちなーなろーくごーよーんさーんにーいーちぜーーー…」

( つω⊂)エッグエッグズ

(`・ω・´)「ろ。おしまい、もう待ってやらないからな、もうトーチャン寝ちゃうからな」

( つω⊂)ヒドイオ…

(`・ω・´)「…」

(`-ω-´)

バタンッ

( つω⊂)エッグエッグ

( つω⊂)エッグ



( つω⊂)

198:( ^ω^)はこどものようです :2010/12/28(火) 07:12:04.58 ID:pHfaNVlgO [sage]


( つω⊂)











( つω゚⊂)






カチャパタン

200:( ^ω^)はこどものようです :2010/12/28(火) 07:16:01.01 ID:pHfaNVlgO [sage]
(`-ω-´)「グーゴーグーゴー」

カチャパタン

(  ω )



シュルルル
キュッ

シュルルル
キュッ

シュルルル
キュッ

シュルルル
キュッ

(`・ω-´)「うん?」

(`・ω・´)「動けない?」

(`・ω・´)「ん?ブーンいるのか」

(  ω )「チョッキンなーチョッキンなー」チョキン
(`・ω・´;)「お、おい、なんのマネだ、やめなさい」

201:( ^ω^)はこどものようです :2010/12/28(火) 07:18:29.64 ID:pHfaNVlgO [sage]
(  ω゚)「チョッキンなーチョッキンなー」テクテクテク
(`・ω・´;)「やめなさい!ブーン!!!!」

( ゚ω゚)ギラッ

ブスッ
「ぎぃやぁ゛ーーーーーーーーー!!!!!!!」

ザクッ
「あ゛あ゛あ゛ーーーーーーーーー!!!!!!!」
チョキンチョキンチョキン
「ーーーーーーーーー!!!!!!!」

ア゛アアァ…

コトン

グチュ

( ^ω^)「おっ?」

グチュグチャ

( ^ω^)「ない?」

202:( ^ω^)はこどものようです :2010/12/28(火) 07:19:28.66 ID:pHfaNVlgO [sage]
ガチャン

J( 'ー`)し「ただいま~」
(  ω )

J( 'ー`)し「あら、ブーンまだ起きてるの?」

J(;'ー`)し「きゃっ!!ブーン!!?大丈夫?血が出てるじゃない!!!」

J(;'ー`)し「おかしいわね…どこも怪我していないわ」

(  ω )「…が…が」

J(;'ー`)し「えっなんて?」

(  ω )「トーチャンが…トーチャンが…」

J(;'ー`)し「トーチャンがどうかしたの?トーチャン、オヤスミの部屋にいるのよね?」


バタバタバタ


「いやっ!!!あなた!!!!」



( ^ω^)「復活の呪文言ったのに生き返らないお…」
  1. 2010/12/29(水) 03:53:36|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

( ^ω^)ブーンはひとのようです 目次

( ^ω^)ブーンはひとのようです 第一話








  1. 2010/12/27(月) 03:48:00|
  2. 長編目次
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

( ^ω^)ブーンはひとのようです 第一話

867:( ^ω^)ブーンはひとのようです :2010/12/26(日) 21:30:57.44 ID:as1zCPBx0

 ブーンは人だった。            ひと
 今でも「ひと」だけれど、字を当てるなら非人だ。
 ブーンは、鬼と呼ばれ恐れられている。

 いや、呼ばれてはいない。
 ブーンのことをそう思う人は、皆殺されているから、ブーンに。
 殺され人の死に際に、ブーンは、非人や鬼やと恐れられた。

 でも誰が何と言おうとブーンは人だ。ひとり殺して、ふたり殺して……
 何人殺したかわからなくなった頃に、きっと人の心を忘れてしまった
 ――可哀想な人。

 ブーンは人――
 だから、救われないじゃないか。

868:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:32:34.21 ID:as1zCPBx0
夕日の橙色が地面を染め、影を作り、風が草を揺らしていた。
ブーンはひとり、原中の道を歩いていた。
表情はなく、腰には刀。ブーンはただ、歩いていた。

ざ、と突然、

( ,,^Д^)「おぉい」

行く手を阻まれる。視線を前に向けると大柄の男が五人いた。腰には馬鹿みたいにでかい刀。

( ^ω^)「なんの用だお」

 ブーンは聞く。

「やぁ、お兄さん。ちょっと悪いが身ぐるみ全部置いて行けやぁ」

男どものなかでも大将らしき男――ひとりだけ腰にぞろりと獣の皮を巻いている――が黄色い歯をむき出して笑った。

( ^ω^)「断る」

ブーンは冷めた声で言い、何ごともなかったようにまた歩き始める。

( ,,^Д^)「おいおい、兄さん。舐めた真似しねぇ方が身のためだぜ。このきれいな顔に傷を作りたかぁねぇだろう?」

男のひとりが、ブーンの顎をついっと引き上げ無理やり上を向かせる。四角い面の男だ。
ブーンの長い髪がさらりと揺れた。
男たちはにやにやと嘲りの笑みを浮かべている。

870:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:34:03.93 ID:as1zCPBx0
ブーンは迷わなかった。
しん、と風が吹く。ブーンに触れている男はぴくとも動かない。

「ん?どぉしたぁ? タカラ」

不審な顔をして大将格が四角面を呼ぶ。
タカラは返事をしない。

ずり。

タカラの体が傾ぎ――崩れ落ちた。

「ひ」
誰かの喉が鳴った。

ばったりと仰向けに、大の字に倒れたタカラの胸は真っ赤に濡れていた。
胸から流れる赤い血。タカラの目から急速に光が失われていく。
流れていく赤色は、命そのもの。

872:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:36:03.40 ID:as1zCPBx0

 ブーンは血のしたたる短刀を引っ提げ、大将格に目を向けた。
睨んでいるわけではない、脅しているわけでもない。ただ見つめる。
だというのに大将格の顔がこわばる。

「…………っ。そいつを殺せぇっ!」

大将格が叫んだ。狂気じみた叫びだった。

子分たちはちょっとためらってお互いを見合ったが数を頼み、一気に刀を抜き放った。
 夕日に刃が反射し、きらめく。
ブーンはまぶしくて微かに目を細めたが、何も迷わなかった。
刀を抜き、斬った。

肉を裂く感触、骨を砕く音、血の生ぬるさ。
常人なら恐怖してしまう惨状を自ら作り出しても、ブーンは眉ひとつ動かさなかった。

874:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:39:03.21 ID:as1zCPBx0
――――。
あっという間に三人を殺した。

刀を振り、血を払う。飛んだ血が、大将格の頬にかかる。
ブーンが一歩踏み出すと、大将格はがたがた震えながら地面にへたりこんだ。
酒焼けの赤ら顔が土気色に変わっている。

「ひっ、あ、あ。……た、すけて、くれぇ」

喉の奥に何かが引っかかったような喋り方。ブーンは大将格を見下ろす。

( ^ω^)「お前らのねぐらを言え」

平淡な声。
ブーンが声を出したというだけで、大将格はひどく怯えて縮こまる。

( ^ω^)「言えお」

もう一度聞くと、ぼそぼそとねぐらの場所を言った。回りくどくてわかりにくい説明だ。
切れ切れの言葉を合わせてみると、この男たちのねぐらは廃寺らしかった。
この道をまっすぐ行った先にある地蔵が目印。その地蔵を見たら道を左に外れ森の中に入る。
すると森の奥に廃寺があると男は言った。

( ^ω^)「そうか」

ブーンが言うと、大将格の瞳にちらりと希望のような光がかすめた。

助かる、とでも思ったのだろうか。

878:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:40:49.93 ID:as1zCPBx0
ブーンは刀を振り上げる。大将格は叫んだ。

「やめてくれ! や、やめ……てめぇは鬼か!!」

大将格の瞳は絶望色をしていた、恐怖色をしていた。
その瞳色を見ても、何のためらいもなくブーンは刀を振り下ろした。
すぐに大将格の瞳から光が消えていった。

吐きそうなくらい血の匂いが原に籠めている。
冬近い秋の風が吹いても、匂いは飛ばされていかなかった。

血の匂いが原に、籠めている。

881:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:44:16.09 ID:as1zCPBx0
森の中に伸びる細い道を行くと、苔に覆われた地蔵があった。
頭の欠けた地蔵で、それはかえって、地獄への入り口のように見えた。
欠けた頭はすぐ近くに転がっている。
ブーンはなんとなく地蔵の頭を体にのせた。

 道を逸れ、森の中に入っていく。
朱色の光が葉々のすき間から差し、地面をまだらに照らす。
少し行くと下草が倒れ道になっていた。道、というのもはばかられる一筋。
ブーンはその頼りない小道をたどった。

 日はすっかり傾き、森は冷たい闇に包まれようとしていた。
 小道の先の開けた場所に、ひっそりと建ち、ゆっくりと朽ちていく寺があった。
漆喰はほとんど剥がれ落ち、僅かに残るそれも茶色く変色している。
雨露のためか瓦も色あせていた。

そんな廃寺の全体をちょっとだけ見て、ブーンは中に入った。

 ぎぃ、ぎぃっと床板が鳴る。うす暗い堂内を進むと、甘い香りがした。
桃があった。
その中の一つを手に取り、かぶろうとした時だった。

887:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:46:37.21 ID:as1zCPBx0

「だめ」

小さいけれど鋭い声がブーンを制す。声がした方を見る。
堂の隅。
 薄暗闇にぼんやりと白い四肢が浮かんでいる。
目を凝らしてよく見ると、それは女の子らしかった。

( ^ω^)「なんだお、お前」

さして興味もなく言いながら、女の子の方に近づく。
だめ、という制止は聞かず桃にかぶりつく。
瑞々しい果汁と甘い香りが口の中に広がった。
女の子は、ああと悲しそうな声を出した。

 近くで見るとその子は、華奢で細くて、折れそうだった。
手足なんか、小枝のようだ。
五、六歳だろうか。髪が長い。
着ている一重の着物は錆色というのが一番近く、肌は生きているのか疑いたくなるほど白い。

 女の子の右手は、麻縄で柱にくくられていた。

890:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:50:13.33 ID:as1zCPBx0
ミセ*゚ー゚)リ「どうして食べちゃったの?」

大きな瞳でブーンを見つめ、女の子が言った。目でブーンを責めている。

( ^ω^)「腹が減っていて、ここに桃がある。喰ってはいけない道理がどこにあるお」

答えながらまた桃をかじる。女の子の目に水気が多くなる。

ミセ*゚ー゚)リ「それはおじさんたちのよ。かってに食べたらおこられるよ」

( ^ω^)「どうせ奴らだって、どこかから奪ってきたものだ」

ミセ*゚ー゚)リ「……そうかもしれないけど。わたしがうたがわれちゃう」

繋がれているこの子が、桃のある場所まで手を伸ばすにはどう頑張っても距離がありすぎる。
しかし女の子はそこまで頭が回らないようで、ついに涙を流してしまった。
頬を伝う涙が、堂に入ってくる僅かな光を反射し光る。

891:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:53:02.65 ID:as1zCPBx0
( ^ω^)「お前が疑われることはないお」

ミセ*゚ー゚)リ「どぉして」

( ^ω^)「死んだからだ」

ミセ*゚ー゚)リ「しん……だ?」

女の子はゆっくりと繰り返した。くるりと瞳が回った。
意味がわかっていないのだろうか。じっと、ブーンを見つめている。

( ^ω^)「俺が、殺した」

と言ってもしばらく女の子の表情は変わらなかったが、ちょっとしてから目を見開いた。

ミセ*゚ー゚)リ「すごい!」

 甲高い声が堂内にこだました。今度はブーンが目を見開く。

( ^ω^)「すごい?」

何がすごいと言う。低い声で問うた。
涙はすっかり乾いたようで、女の子は笑顔だ。

ミセ*゚ー゚)リ「あんな大きな男の人たちをころしちゃうなんて、お兄ちゃん、すごいね!」

何も答えず、ブーンは女の子を見た。女の子もブーンを見ていた。
見つめ合う数瞬、沈黙。

893:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:56:01.64 ID:as1zCPBx0
ミセ*゚ー゚)リ「今までもたくさん、ころした?」

 くいっと首をかしげ、かわいらしく聞いてくる。無垢な表情で血なまぐさいことを言う。

( ^ω^)「覚えていないほど」

今まで自分がどれ程の人間を、どうやって、どうして殺したのか――本当に覚えていない。
覚えていないことも、どうも思わない。
 視界が一瞬ぼやけ、よろけそうになる。
頭を振り、踵を返した。

子どもだろうと繋がれていようと、人を助けるつもりはない。
 女の子とは反対側の隅まで行き横になる。

ミセ*゚ー゚)リ「ねえ、お兄さーん」

女の子の声が聞こえる。

ミセ*゚ー゚)リ「おにーさーん、ねちゃった?」

ブーンに、話しかけてくる。

ミセ*゚ー゚)リ「お兄さん、お名前は?」

女の子の呼びかけを、全て無視する。そのうち諦めて黙るだろう。
 目をつぶった。このまま眠ってしまおう。

894:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 21:58:05.12 ID:as1zCPBx0
 眠って目が覚めたら、また歩き、また飲み食い、また殺すのか――
ふとよぎる、わけのわからない感情が吐き気とともに襲ってきた。

――なにかが、壊れそうな――

( ω)「うっ」

腹と口を押さえ、身もだえた。
 そのとき。

ぐるぐる、とおかしな音が聞こえた。はっと気付きブーンは音のした方を見る。
激情は消えていた。

ミセ*゚ー゚)リ「お兄さーん、わたし、おなかがへった」

泣きそうな声で女の子が話しかけてくる。
言ったそばから、きゅるきゅるとまた腹が鳴っている。

ミセ*゚ー゚)リ「お兄さーん、きこえてますかー」

( ω)「……うるさい」

 ブーンは立ち上がり、ゆっくりと女の子の方に近づいた。足が少しふらついた。
 女の子を見下ろす。女の子は見上げる。

刀を抜き、振り上げた。

896:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 22:03:09.34 ID:as1zCPBx0
ミセ*゚ー゚)リ「わたしのことも、ころすの?」

女の子が平然と聞いてくる。

ミセ*゚ー゚)リ「わたしは、ころせないよ」

と、女の子が言った。
少し楽しそうだった。

 ブーンは何も答えず、刀を振り下ろした。

 がぢ、
と刃が硬いものに当たる。

床だ。

ブーンは刀を引き抜くとそのまま鞘におさめた。

女の子が不思議そうにブーンと、ブーンが今切ってくれた手の縄を見比べている。

ミセ*゚ー゚)リ「わたしを、ころさないの?」

女の子に怯えた様子はない。本当に、だた、心底不思議そうな声だった。 続きを読む
  1. 2010/12/27(月) 03:47:08|
  2. 長編まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

(´・ω・`)は刺身の上にタンポポをのせる仕事に飽きたようです

772:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 03:39:47.70 ID:b1BFw9wk0
(´・ω・`)

僕の名前はショボン。
こう見えて刺身の上にタンポポをのせる仕事をしている。
自分で言うのもなんだが、高刺園(全日本高校刺身の上にタンポポをのせる選手権)でベスト8に入賞し、ドラフト首位で高卒ながら有力刺団(野球で言う球団)に入った、いわば刺身の上にタンポポをのせる仕事のエリートだ。
そんな刺身の上にタンポポをのせる仕事を始めて20年目の今日、僕の中にある感情が芽生えた。

それは――――



(´・ω・`)「単純作業飽きた」





(´・ω・`)は刺身の上にタンポポをのせる仕事に飽きたようです

773:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 03:40:59.76 ID:b1BFw9wk0
その感情に流されるがままに、僕は社長室へと足を運び――――

(´・ω・`)「コンコン、失礼します」

「入りたまえ」

(´・ω・`)「社長」

('A`)「おお、誰かと思えば佐藤君じゃないか」

(´・ω・`)「ショボンです」

(´・ω・`)「突然ですが辞めます」

(´・ω・`)つ【じひょー】

辞表を叩きつけた。

(´・ω・`)つ【じひょー】)A゚) ヒデブッ

774:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 03:41:55.78 ID:b1BFw9wk0
こうして、腫れて僕は無職になった。

( ´・ω・` ) ショボーン

しかし、ニートなんでエキサイティングな野郎にはならない。
次の職はもう見定めている。
それは――――

(´・ω・`)「……洗濯した時にポケットの中にティッシュを数枚忍ばせて洗濯物を微妙にダメにする仕事!」

この求人を数分前に見たとき、僕は背中に虫酸が走るのを感じた。
全力疾走だ。

すでにアポを取り、面接の日取りは決った。
あと三分だ。

やるしか――――ない

775:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 03:42:42.77 ID:b1BFw9wk0
そして、面接当日

<((。´゚^ω^゚`。))>「緊張する……」

こんなに緊張するのは、四歳の時に隣家のクーさんの縦笛に黄金水をかけた時以来だ。
しかしあの時は緊張した。
思わず茶色いチルドレンを産み出してしまった程だ。

「次の方どうぞ~」

そんな過去の失敗談(テヘッ)を思い出していると、僕の面接の順番が回ってきた。
不思議と緊張は解れていた。

<((。´゚^ω^゚`。))>「コンコン、失礼します」

776:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 03:43:26.48 ID:b1BFw9wk0
「入りたまえ」

(´・ω・`)「元カノはお尻に『男根』って刺青が大々的に彫ってありました。ショボンです。よろしくお願いします」

('A`)「採用」

(´・ω・`)「元元カノはおっぱいに『フカヒレ』って刺青が大々的に彫ってありました。ショボンです。ありがとうございます」

こうして、僕の第二の人生が始まった。

780:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 03:44:48.30 ID:b1BFw9wk0
それからというもの、僕は多忙な日々を送った。

(´・ω・`)「いかん、やられる!?」

(´・ω・`)「そうか……犯人はお前だったのか……」

('A`)「(i)」

(´・ω・`)「q(´・ω・`)p」

だが、充実していた。

784:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 03:52:58.54 ID:b1BFw9wk0
(#'A`)「くぉらショボン! 何回言ったらティッシュとクッキングペーパーの違いが分かるんだ!」

(´・ω・`#)「(あんたもこの前トイレットペーパーとリトマス紙間違えてただろ)」

上司に怒られることもあった。

('A`)「ショボン、俺らって最高のコンビだよな!」

(´・ω・`)「いや、ないわ(笑)」

かけがえのない親友もできた。

(´・ω・`)「たまには休みくれよ」

('A`)「零細企業なめんな」

(´・ω・`)「ですよねー」

貧しかったが、何かがソコにはあった。



しかし、そんな幸せも長くは続かなかった。

786:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 03:57:05.41 ID:b1BFw9wk0
(´・ω・`)「ドクオが……死んだ……?」

川 ゚ -゚)「ああ、つい先程な」

(´・ω・`)「…………」

その悲しい知らせは、僕から生きる力を吸い取った。

あのドクオが――死んだ?
あの刺身の上にタンポポをのせる仕事の社長に似ていて面接では洗濯した時にポケットの中にティッシュティッシュを忍ばせて洗濯物を微妙にダメにする仕事の仕事のようで上司のようで親友のドクオが……死んだ?

不思議と涙は出なかった。
僕は自分が薄情者だと思った。

(´・ω・`)「なんで……なんで……」

川 ゚ -゚)「知りたいか?」

(´ ω `)「……教えて……下さい……」

(´・ω・`)「教えて下さい!」

(´・ω・`)「教えて下さい! 四歳の時に僕の黄金水がかかった縦笛を一心不乱にしゃぶしゃぶしてたクーさん!」

川 ゚ -゚)「よかろう」

787:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 03:58:33.52 ID:b1BFw9wk0
川 ゚ -゚)「ドクオを殺したのは猛将『ブーン』という男だ」

(´・ω・`)「猛将『ブーン』……聞いたことがある」

確か、短距離走でゴールした選手の余ったエネルギーを溜めて溜めて溜めて一気に放出する仕事のエースエージェント。

(´・ω・`)「…………」

川 ゚ -゚)「行くのか? 罠かもしれないぞ?」

(ω・`  )「…………」

(´・ω・`)「ドクオは、トイレットペーパーとリトマス紙の区別もつかないようなアホ以下のミトコンドリアDNAだったけど……」

もっと言うなら短小包茎童貞。

(ω・`  )「親友だったんだ……!」

788:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 04:00:07.75 ID:b1BFw9wk0
そして僕は、猛将『ブーン』が出没しそうな大高原へと歩いてきた。

(´・ω・`)「ここが大高原かぁ、なかなかいいけしきだな~。街が一望できらぁ」

「お前がショボンか?」

(´・ω・`;)「その声……まさか……」

( ^^ω)「そうだ、私が猛将『ブーン』その人だ!」

(´・ω・`)「…………」

( ^^ω)「…………」

(´・ω・`)「…………」

( ^^ω)「……なんだ?」

(´・ω・`)「いや、想像を遥かに超越してたんで。マイナスな意味で」

( ^^ω)「それは分かる」

790:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 04:01:20.54 ID:b1BFw9wk0
(´・ω・`)「そんなことはどうでもいい! よくも……よくもドクオを!」

( ^^ω)「ふんっ、あのゾウリムシか」

(´゚ω゚`)「ドクオー(字余り)のことかぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!」

(´゚ω゚`)「コ・ロ・ス(はぁと」

( ^^ω)「まぁ落ち着け、あれを見ろ」

(´゚ω゚`)「あぁん?」

(ω゚`  )

(´・ω・`)「あ、あれは!?」

川 ゚ -゚)「やーらーれーたー」

ブーンが指した方向には、痴女クーがやや難易度の高い亀甲縛りにされていた。

(´・ω・`)「クーさん!? 何故そんな所に!?」

川 ゚ -゚)「ショボンのくそみそまみれの縦笛を舐めさせてくれると聞いてつい……」

(´・ω・`)「そんなの言ったらいつでも舐めさせてあげますよ!」

川 ゚ -゚)「…………」

川 ゚ -゚)「……え?」

794:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 04:03:35.96 ID:b1BFw9wk0
( ^^ω)「さあっ、喰らうがいい! この、短距離走でゴールした選手の余ったエネルギーを溜めて溜めて溜めた力を!!!!!」

(´・ω・`)「!?」

恐らく一生懸命溜めたエネルギーなのだろう、彼の股間には次々とエネルギーが集束し、輝きを増している。
凄まじいエネルギーだ。
当たれば――――命はない

( ^^ω)「もしも避けたりしたら……分かってるな?」

(;´・ω・`)「……っく」

もし避ければ、痴女クーの命はない……
絶体絶命、いったいどうすれば――――

「なにやってんだよ!」

その時、誰かの声が聞こえた。
いや、誰かじゃあない。この声は――――

(´・ω・`)「ドクオ!?」



795:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 04:05:13.01 ID:b1BFw9wk0
♪  Å  ヘイ!
 ヽ('A`)ノ エブリバデー
   ( ) ♪トキハナ~ツ!
  くω\



796:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 04:06:38.80 ID:b1BFw9wk0
僕は彼に関する記憶を一切合切抹消しようとしたが、あまりにもキモい形相でやめてくれと懇願するのだからとりあえず保留した。

(;´・ω・`)「くそっ……いったいどうすれば……」

ドクオ「奴にも仕事の経験が活かされているように、お前にも仕事の経験を活かせる筈だ!」

あまりのキモさにAAが省略された可哀想な奴が何か言っているが気にしてはいけない。

ドクオ「思い出せ! 俺とお前の友情を!」

そんなものはありませんでした。

( ^^ω)「喰らえっ!!!!!!」

(;´・ω・`)「あぶねっ!?」

(; ^^ω)「!?」

ドクオ「避けた!?」

僕はあまりの意思の弱さによって、短距離走でゴールした選手の余ったエネルギーを溜めて溜めて溜めて一気に放出したビームを避けてしまった。
そしてそのビームは――――

川 ゚ -゚)「やーらーれーたー」

クーさんに当たった。

798:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 04:09:27.95 ID:b1BFw9wk0
(´・ω・`)

('A`)

(; ^^ω)

(´・ω・`)

('A`)

(; ^^ω)

799:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 04:13:03.67 ID:b1BFw9wk0
数年後、僕は再び刺身の上にタンポポをのせる仕事をしていた。
あの時の決闘に意味があったのかどうか、未だに疑問に思うが、一つだけ分かったことがある。
それは――――



(´・ω・`)「単純作業テラタノシスw」





糸冬





その後――――

クーさんはあの時の経験を活かし、SMクラブに就職したようだ。
風の噂では、スカトロ大好きアブノーマルSM嬢として売れているそうだ。
猛将『ブーン』は僕の刺身の上にタンポポをのせて殺した。死んだ。
そしてドクオは――――



800:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/26(日) 04:14:30.60 ID:b1BFw9wk0

♪  Å  ヘイ!
 ヽ('A`)ノ エブリバデー
   ( ) ♪トキハナ~ツ!
  くω\


ちゃんちゃん
  1. 2010/12/27(月) 03:44:54|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

( ^ω^)先の見えないじんせいのようです

605:( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:22:58.48 ID:ad4WK/rnP [sage]
( ^ω^)……

ξ゚⊿゚)ξ……

川 ゚ -゚)……

( ^ω^)ごんめ

川 ゚ -゚)…君のせいじゃないからいいんだよ

ξ゚⊿゚)ξ何言ってんの。この馬鹿が馬鹿やったからでしょ?

川 ゚ -゚)でも浮気じゃないんだろう?

( ^ω^)まあ…それはそうだけど



※10レス後、ブーンは死にます。

607:( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:24:19.00 ID:ad4WK/rnP [sage]
川 ゚ -゚)…ツンと言ったな

ξ゚⊿゚)ξ何よ

川 ゚ -゚)あなたはどうしたいんだ?

ξ゚⊿゚)ξどうするって?

川 ゚ -゚)おろしたいんじゃないのか?

ξ゚⊿゚)ξはぁ?誰がそんなこと言ったの?

( ^ω^)あれ、違ったのかお?

ξ゚⊿゚)ξお前か



※9レス後、ブーンは刺殺されます。

611:( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:26:15.97 ID:ad4WK/rnP [sage]
ξ゚⊿゚)ξ私は産みたいと思ってるから。そっちは結婚でもなんでもすればいいじゃない

川 ゚ -゚)そういうわけにもいかないだろう。半分はブーンの物だからな

ξ゚⊿゚)ξ…?何が?

川 ゚ -゚)赤ちゃんだよ

ξ゚⊿゚)ξええ……?

( ^ω^)いらねぇ…

ξ゚⊿゚)ξじゃあクーさんはどうしたいのかしら

川 ゚ -゚)私はあなたの子供を育ててもいいと思っている



※8レス後、ブーンは頸動脈をナイフで刺され殺されます。

613:( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:27:49.59 ID:ad4WK/rnP [sage]
ξ゚⊿゚)ξちょ、ちょっと勝手に決めないでよ。なんでそうなるわけ?

川 ゚ -゚)じゃああなたがその子を育てるつもりか?

ξ゚⊿゚)ξそ…………そうよ

川 ゚ -゚)独身の女性がそう簡単に子供を育てられると思っているのか?

ξ゚⊿゚)ξ私そこまで馬鹿じゃないわ。私はただ、養育費を貰えればそれでいいから

川 ゚ -゚)ブーンに養育費が払えると思うか?

ξ゚⊿゚)ξ無理ね

川 ゚ -゚)無理だ

( ^ω^)無理だお


※ブーンは7レス後、ツンに頸動脈をナイフで刺され殺されます。

615:( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:29:00.07 ID:ad4WK/rnP [sage]
川 ゚ -゚)となると結局は私の収入から払うことになるだろう?

ξ゚⊿゚)ξ嫌なら結婚なんかしなきゃいいじゃない

川 ゚ -゚)それは無理だ。私はブーンと結婚する。

( ^ω^)そういうことだお

ξ゚⊿゚)ξじゃあ養育費はあなたが払ってよ

川 ゚ -゚)だから私達が育てればいいだろう

ξ゚⊿゚)ξ…それは嫌よ。私だってそのくらいの権利はあるから


※ブーンは6レス後、ツンに頸動脈をナイフで刺され、そのまま病院に行かなかったため失血死します。

618:( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:30:03.85 ID:ad4WK/rnP [sage]
川 ゚ -゚)それでもブーンの元恋人なのか?

ξ゚⊿゚)ξそうよ。不名誉だけど

( ^ω^)そんなことないお

ξ゚⊿゚)ξうるさい黙って。

( ^ω^)さーせん

川 ゚ -゚)だいたい、君にも責任はあるんだからな

ξ゚⊿゚)ξ無いわよ。

川 ゚ -゚)ある。子供は一人で作るのか?


※ブーンは5レス後、ツンに頸動脈をナイフで刺され、クーに見捨てられ、病院に行けなかったために失血死します。

620:( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:31:16.22 ID:ad4WK/rnP [sage]
ξ゚⊿゚)ξ作れないけど…

川 ゚ -゚)だろう?君もブーンに対する愛想が尽きてきたと感じたなら拒むべきだったんだ。

ξ゚⊿゚)ξ何を?

川 ゚ -゚)セックスだよ。セックス。

ξ゚⊿゚)ξ…………。

川 ゚ -゚)ブーンはどう思う?

( ^ω^)俺が決めていいのかお?

ξ゚⊿゚)ξ他に誰が決めるのよ


※ブーンは4レス後、発狂したツンに頸動脈をナイフで刺され、クーに見捨てられ、病院に行けなかったため失血死します。

622:( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:33:33.06 ID:ad4WK/rnP [sage]
( ^ω^)みんなで話し合って、多数決みたいな感じで

ξ゚⊿゚)ξ多数決で決められるわけないでしょ

( ^ω^)まあね

ξ゚⊿゚)ξだからどうしたいのって聞いてるのよ

( ^ω^)…俺的には…

( ^ω^)赤ちゃんの名前は健太にしたいなあって

ξ゚⊿゚)ξそこじゃないでしょ。馬鹿じゃないの?


※ブーンは3レス後、発狂したツンに頸動脈をナイフで刺され、激昂したクーに見捨てられ、病院に行けなかったために失血死します。

624:( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:34:28.16 ID:ad4WK/rnP [sage]
( ^ω^)馬鹿じゃねぇお。

ξ゚⊿゚)ξいや馬鹿よ。私達が付き合ってた頃、どれだけ私が酷い思いしたのか分かってるの?

( ^ω^)なんの話だお

ξ゚⊿゚)ξとぼけないでよ。私の財布から金盗んでパチンコに行ったりしてたんでしょ

( ^ω^)そんなのしらねーお

ξ゚⊿゚)ξ嘘つくな

( ^ω^)嘘じゃねーお

ξ゚⊿゚)ξ嘘よ

川 ゚ -゚)仲がいいなお前ら


※ブーンは2レス後、発狂したツンがクーを殺す為に用意したナイフで頸動脈を刺され、
一人で逃げようとしたところをクーに知られ激昂し見捨てられ、病院に行けなかったため失血死します。

627:( ^ω^)先の見えないじんせいのようです :2010/12/26(日) 00:35:47.43 ID:ad4WK/rnP [sage]
( ^ω^)別に仲はよくないお

川 ゚ -゚)結局、ブーンはどういうことを考えているんだ?

( ^ω^)どうしたらみんな幸せになるんだお?それを考えたらいいんじゃないかお?

川 ゚ -゚)ああ、たしかにそうだな

ξ゚⊿゚)ξ何言ってんのよ。もう結論は出てるでしょ

川 ゚ -゚)何?

ξ゚⊿゚)ξ私に養育費を払うって選択肢しかないじゃない

( ^ω^)払わない選択肢も存在するお


※ブーンは1レス後、性病を患っていたことがツンにばれ発狂したツンがクーを殺す為に用意したナイフで刺そうとし、
その際にクーを盾にし、クーの顔にかすり傷をつけ、激昂したクーは愛想を尽くしたために見捨てられます。
その場に残ったツンと争いになりますがブーンは対抗できるような武器も力もないので、されるがままに頸動脈にナイフを刺され死にます。
ツンはそのまま自分の指紋を綺麗にふき取り、証拠をなくし、そのままクーの家にナイフを持って向かいます。







  1. 2010/12/26(日) 03:43:31|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

('A`)(´・ω・`)二人は小悪魔☆のようです

579:('A`)(´・ω・`)二人は小悪魔☆のようです :2010/12/25(土) 21:54:57.22 ID:zdgB0tIC0 [sage]
('A`)どっくんと

(´・ω・`)しょぼたんの

('A`)(´・ω・`)リア充クッキングー☆

~材料~
・活きの良いカッポー (,,゚Д゚)と(*゚ー゚)
・綿棒 ・羽ぼうき ・麻酔

('A`)まず、男女を手早く車に拉致し監禁します

(´・ω・`)この時、クロロホルムを使うよりかはモルヒネ等を直接注射したほうが早いでしょう
      鮮度も落ちず、活きの良い状態を保つ事ができます

('A`)しかし、量が多すぎるとトリップしてしまうので気をつけましょう。

(´・ω・`)監禁したカッポーは猿轡と麻紐等で暴れたり騒いだりしないようにするのがBetterです

('A`)ここで注意したいのはあくまでもご近隣の皆様に迷惑がかからないようにすることです

(´・ω・`)大きな音がならないようにスタイロフォームなどで予め防音措置をとっておくとよいでしょう

580:('A`)(´・ω・`)二人は小悪魔☆のようです :2010/12/25(土) 21:57:29.46 ID:zdgB0tIC0 [sage]
('A`)まずは、彼氏のほうを調理します

(´・ω・`) 下準備としてカッポーを裸にしておくのが良いでしょう。
      作業もスムーズに進みます

(;;゚=゚)んんんんんん!!!!!んー!!!んー!!!

('A`)まずは羞恥心を教えるために男二人で彼氏の肉棒をしごきあげます

(´・ω・`) ニヤニヤすると不快感UPがねらえます。

( *゚=゚)んっ

('A`)軽く快感を覚え始めたら一気に奈落にたたき落とします

(´・ω・`)用意しておいた綿棒をアルコールで湿らせ、アナルに突っ込みます

(;*゚=゚)んっ!!!んんんんんん!!!

('A`)切痔をつくるためになるべく激しくピストンしましょう。

(´・ω・`)しかし、前立腺を刺激するのを忘れてはいけません

アッ( *゚д゚)ハー

('A`)フィニッシュしたのでここで彼氏は終わりです

581:('A`)(´・ω・`)二人は小悪魔☆のようです :2010/12/25(土) 22:02:47.72 ID:zdgB0tIC0 [sage]
(´・ω・`)次は彼女を調理します

(;゚ー゚)…

('A`)ここまで来ると大体彼氏への不快感で言葉も出ないので彼女に猿轡等は必要ないでしょう。

(´・ω・`)そのための彼氏を優先調理です。ここはメモっておいて損は有りませんよ!

('A`)さて、ここからは少しテクニックが要求されます。

(´・ω・`) 用意した羽ぼうきを使って彼女を攻めて行くのですが普通に楽しんでもらっては意味がありません

('A`)(´・ω・`) そこで!!!

('A`)我々も脱ぎます。

(´・ω・`)見よ!この贅肉に囲まれた醜態!!!

(;゚ー゚)…うわぁ…

('A`)どん引きしてるところを見ると下準備は完成です。羽ぼうきを使って最高の笑顔でくすぐりましょう

('∀`)(´^ω^`)ニッコリ

(;゚ー゚)…

【此処から先はあまりにもお見苦しいので音声のみでお楽しみください】
イヤアアアアアアアアアアアアアアアア!! ぐへへ、ここがいいんか!!  ここがいいんか!!

だめ!どっくんだめえええええええええええええええ!!そこはあああああああああああああ

582:('A`)(´・ω・`)二人は小悪魔☆のようです :2010/12/25(土) 22:07:19.49 ID:zdgB0tIC0 [sage]
(; ー )

ツヤツヤ(*´・ω・`)テカテカ

('A`)ふぅ、いかがでしたか。初心者にも簡単、どっくん、しょぼたんのリア充クッキング。

('A`)これさえあれば、欝で引き篭っていたリア充イベントの日もEnjoyできちゃいます。

(´・ω・`)さぁ!!

('A`)れっつ

('∀`)(´^ω^`)リア充くっk<ファンファンファンファン


 __[警]
  (  ) ('A`)(・ω・`)
  (  )Vノ ) ノ )
   | |  | |   | |

おわり
  1. 2010/12/26(日) 03:42:09|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

( ^ω^)は年賀状を書くようです

441:( ^ω^)は年賀状を書くようです :2010/12/25(土) 01:47:23.31 ID:ofJgV/jmO

  ( ^ω^)は年賀状を書くようです 


( ^ω^)「今日日、年賀なんてメールでいいだろうと思うも」

( ^ω^)「カーチャンが書きなさいと渡してくれたし、親しい連中ぐらいには書くかお」

( ^ω^)「筆ペン準備良し」

( ^ω^)「親しいといえばまずはドクオ」

( ^ω^)「ドクオは家も近いし、親し過ぎて改まって新年の挨拶するのも馬鹿らしい気もするから」

( ^ω^)「フランクな感じでいくかお」

( ^ω^)『あけおめ
      ことよろ 』

( ^ω^)「あとは適当に年とウサギの落書きでもしておけばいいお」

442:( ^ω^)は年賀状を書くようです :2010/12/25(土) 01:48:37.33 ID:ofJgV/jmO
 
( ^ω^)「次はショボン」

( ^ω^)「こいつも家近いし、親しいけど、真面目人間だからな」

( ^ω^)「ドクオみたくフランク過ぎるのは駄目だろうから」

( ^ω^)『明けましておめでとうございます
      謹んで新春の御祝詞を申し上げます
      本年も何卒お引き回しをよろしく願います
      敬具                      』

( ^ω^)「手紙の書き方の文章丸パクリで書いとけば真面目に見えるお」

( ^ω^)「一見、心がこもってないように見えるけど、挨拶はちゃんとしたいし」

( ^ω^)「もらった相手が喜ぶようなことを考えた上での判断だお」

443:( ^ω^)は年賀状を書くようです :2010/12/25(土) 01:49:40.20 ID:ofJgV/jmO
   
( ^ω^)「次はジョルジュ」

( ^ω^)「こいつはお笑い大好きの馬鹿だから、ウケを狙っていくしかないお」

( ^ω^)『明けましておめでとうございます
      謹んで新春の御祝詞を申し上げます
      本年も何卒お引き回しをよろしく願います
      敬具                      』
  
( ^ω^)「一見するとさっきのショボンと同じ文章」

( ^ω^)「しかし、年は2010、そしてトラの落書きを添える」

( ^ω^)「去年の年賀状じゃねえか!」

( ^ω^)「そんなツッコミが来る事間違いなしだお」

( ^ω^)「惜しむらくは去年の年賀ハガキでない事だお」

444:( ^ω^)は年賀状を書くようです :2010/12/25(土) 01:50:53.15 ID:ofJgV/jmO
 
( ^ω^)「次はギコ」

( ^ω^)「こいつは根っからの体育会系だし、あんまり難しい事書いてもわかんないだろうから」

( ^ω^)「シンプルにいくお」

( ^ω^)『明けましておめでとうございマッスル
      今年もよろしくお願いしマッチョ   』

( ^ω^)「シンプルかつ体育会系でわかりやすいお」

( ^ω^)「ウサギの落書きもムキムキにしておくお」

447:( ^ω^)は年賀状を書くようです :2010/12/25(土) 01:52:42.41 ID:ofJgV/jmO
  
( ^ω^)「次はビロード」

( ^ω^)「こいつは性格子供だし、あぶり出しでも入れといてやるお」

( ^ω^)『明けましておめでとうございます
      今年もよろしくお願いします
      ↓ここを火であぶってみてね↓ (※火を使う時はお母さんに付き添ってもらうように)』

( ^ω^)「で、ここにレモンの汁でウサギの絵でも書いておくお」

( ^ω^)「次のまたんきも子供だからあぶり出しでいいお」

( ^ω^)「けどあいつ悪戯好きだし、こっちもちょっと仕掛けとくかお」

( ^ω^)『明けましておめでとうございます
      今年もよろしくお願いします
      ↓ここを火であぶってみてね↓ (※火を使う時はお母さんに付き添ってもらうように)』

( ^ω^)「文面はビロードと同じで、あぶり出しの中身をハズレにしておくお」

448:( ^ω^)は年賀状を書くようです :2010/12/25(土) 01:54:47.97 ID:ofJgV/jmO
    
( ^ω^)「次はワカッテマス」

( ^ω^)「こいつは超真面目人間だし、ショボンのと同じでいいお」

( ^ω^)『明けましておめでとうございます
      謹んで新春の御祝詞を申し上げます
      本年も何卒お引き回しをよろしく願います
      敬具                      』

( ^ω^)「次はモララー」

( ^ω^)「だけど、そんなに親しいわけでもないし、性格普通だし、当たり障りのないとこでいくお」

( ^ω^)『明けましておめでとうございます
      謹んで新春の御祝詞を申し上げます
      本年も何卒お引き回しをよろしく願います
      敬具                      』

( ^ω^)「汎用性たけえな、流石サンプル文章」

449:( ^ω^)は年賀状を書くようです :2010/12/25(土) 01:57:02.04 ID:ofJgV/jmO
 
( ^ω^)「大体こんなとこかお」

( ^ω^)「……いや、あと一枚、ツンにも出さないといかんおね」

( ^ω^)「幼馴染だし、家隣だけど、他の友達に書いてツンに書かないというのも角が立つお」

( ^ω^)「まあ、普通に……」

( ^ω^)「……それでいいのかお、と自問してみる」

( ^ω^)「あいつとは長い付き合いで、ずっと幼馴染という立ち居地に甘んじているけど」

( ^ω^)「そろそろその関係を先に進めるべき段階じゃないかお?」

( ^ω^)「ツンの事好きだし、向こうもきっと少なからず思ってくれているはずだお」

( ^ω^)「これを気に気持ちを……いや、やっぱり年賀状でそういうのはねえお」

( ^ω^)「それとなく匂わせておくぐらいにしておくかお」

450:( ^ω^)は年賀状を書くようです :2010/12/25(土) 01:58:54.66 ID:ofJgV/jmO
   
( ^ω^)『あけましておめでとうございます
      いつもお弁当作ってくれて、ありがとうございます
      しかしながら思う所もあるような、ないような気もします
      ていうか、思います
      まあ、あえてその思いを喩えるなら
      すうどんです                        』

( ^ω^)「そこはかとなく匂わせてみたお」

( ^ω^)「これで通じれば幸いだし、気づかなければ気づかなかったでまた別の機会だお」

( ^ω^)「さて、投函してくるかお」

( ^ω^)「カーチャン、年賀状出してくるけど、カーチャンの分どうするかお?」


────────────────────
────────


452:( ^ω^)は年賀状を書くようです :2010/12/25(土) 02:00:21.45 ID:ofJgV/jmO
  
< 冬休み明け >


( ^ω^)「おいすー」

('A`)「よお、ブーン、おはよう。あ、年賀状わざわざサンキューな」

( ^ω^)「お前も返事ぐらい書けお」

(´・ω・`)「やあ、ブーン、おはよう。君からあんな丁寧な年賀状が来るとは思わなかったよ」

( ^ω^)「そりゃ、僕だって年相応にちゃんと学習してるお」
  _
( ゚∀゚)「おい、ブーン、てめえ、あれは去年の年賀状だろうがwww」

( ^ω^)「お前こそ、ストレートな猥褻物送ってくんなおwww危うく家族会議だおwww」

ξ゚⊿゚)ξ「おはよう」

( ^ω^)「おはようだお。今日はどうしたんだお? 朝から用事があるとか言ってたけど?」

453:( ^ω^)は年賀状を書くようです :2010/12/25(土) 02:02:57.33 ID:ofJgV/jmO
 
ξ゚⊿゚)ξ「うん、ちょっとうどん打ってたから」

( ^ω^)「うどん?」

ξ゚⊿゚)ξ「ええ、お弁当用に」

( ^ω^)「ああ……」

( ^ω^)(我が想い伝わらず、と)

ξ゚⊿゚)ξ「どうしたの?」

( ^ω^)「なんでもないお。ただ、年賀状ぐらいはちゃんと出しておくもんだなと思ってただけだお」

( ^ω^)「相手に合わせた文面考えるのに、改めてみんながどんなやつかを考えたりしたお」

ξ゚⊿゚)ξ「そうね。親しき仲にも礼儀ありって言うしね」

( ^ω^)「というわけで、今年もよろしくお願いしますお」

ξ゚ー゚)ξ「こちらこそ、よろしくね」


  おしまい
  1. 2010/12/25(土) 03:41:00|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

今宵はクリスマスのようです

395:今宵はクリスマスのようです :2010/12/24(金) 22:09:18.85 ID:dzwexd0E0

( ´_ゝ`)「ジングルベール、ジングルベール
       リ、ア、充、死ね!」

(´<_` )「何不穏なこと歌ってるんだよ」

( #´_ゝ`)「うるさい!
       お前みたいなリア充はさっさと煌びやかな町へ出ていけ!」

(´<_` )「で、兄者は何してるんだ」

( ´_ゝ`)「見ての通り2chですが」

(´<_` )「例年通り寂しいクリスマスだな」

( #´_ゝ`)「喧嘩売ってるのか」

(´<_` )「別にー?」

( ´_ゝ`)「毎年違う彼女とクリスマスしてるお前にこの気持ちがわかるのか?」

( ´_ゝ`)「寂しくパソコンのキーボードを打ち、マウスを動かすだけの寂しさが」

( ´_ゝ`)「暖かい部屋の中にいるはずなのに、何故か寒いこの気持ちが」

397:今宵はクリスマスのようです :2010/12/24(金) 22:11:14.70 ID:dzwexd0E0

(´<_` )「まあ落ち着け」

( ´_ゝ`)「これが落ち着いていられるか」

( ´_ゝ`)「なあ、オレらは同じ顔だ。
       同じ環境で生きてきた。なのにこの差はなんだ?」

(´<_` )「雰囲気、かな」

( ´_ゝ`)「うるさい! 雰囲気? ふいんきだろ!」

(´<_` )「いや、違うから」

( #´_ゝ`)「ちくしょう! ほら、もう夜だぞ!
       リア充がキャッキャする時間だぞ! 性なる夜だぞ!」

(´<_` )「そうか」

( #´_ゝ`)「クールぶりやがって!
       早く彼女のとこにいけよ!」

(´<_` )「……行かないよ」

( ´_ゝ`)「は?」

398:今宵はクリスマスのようです :2010/12/24(金) 22:13:19.05 ID:dzwexd0E0



(´<_` )「昨日ふられた」




( ´_ゝ`)「…………」



( ´_ゝ`)「wwwwwwwwwwwwwwww」



399:今宵はクリスマスのようです :2010/12/24(金) 22:15:01.86 ID:dzwexd0E0

(´<_`# )

(。´_ゝ`)「wwwwwwwwwwwwwwww」

? (´<_` )pi pi pi

白(´<_` )「もしもし?」

白(´<_` )「え? うん、うん」

白(´<_` )「把握した」

(。´_ゝ`)「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

(´<_` )「兄者、ちょっと出かけてくるわ」

(。´_ゝ`)「wwwwwwwwwww

( ´_ゝ`)「…………え?」

(´<_` )「彼女がやっぱり縁を取り戻したいって」

(´<_` )「ま、明後日にはポイするけど、せっかくのクリスマスだしな」

( ´_ゝ`)「え」


  1. 2010/12/25(土) 03:40:24|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

('A`)は生き証人のようです。

195:('A`)は生き証人のようです。 :2010/12/22(水) 18:13:39.20 ID:jyChZVKaQ
('A`)「おい、そこの青いの」

やせ細った男の声が六畳一間の冷えきった空間により緊張をもたせる

( ^ω^)「クックック、今宵も神はこのタヌキに休息を与えたまらんか」
('A`)「お前がドライムンか?」

( ^ω^)「言わずとも・・・」
('A`)「俺はノッビータだ、貴様に仕事がある」

( ^ω^)「興味がないな」
('A`)「ドラ焼き4つでもか」

( ^ω^) ッピク

( ^ω^)「貴様そのやり口、まさかカノッサ機関の者か?」
('A`)「ターゲットはジャッイーアンだ」

( ^ω^)「なん・・だと?」
('A`)「どうした、顔が青いぜ?」

( ^ω^)「クックック、つくづく神はこの青タヌキをお試しになる」
( ^ω^)「今夜のステージへ案内しな!」

('A`)「クックック、それでこそドライムン」

196:('A`)は生き証人のようです。 :2010/12/22(水) 18:15:15.87 ID:jyChZVKaQ
-黒銘館-

連れられるがままドライムンは漆黒の館に降り立った。
否!!今宵の偶然は真なる必然。
これから対峙する獲物が狂おしい程愛おしい。

(´・ω・`)

('A`)「奴がジャッイーアン、通り名はバルバロッサだ」

('A`)「型は神明一新流、さしもの貴様でも敵うかどうか、クックック」

その男、不適に笑う。
もう丑の刻も近いというのに、何故か光りは私を逃がさないのでした。

( ^ω^)「見ておるがよい」

( ゜ω゜)ギロリ 「貴様が今宵の生証人だ」

('A`)「へー・・・」

その男圧倒的・・!圧倒的・・・!
ヒシヒシと伝わる男の剣気
もう丑の刻も近いというのに、ただ私はシコシコと立ちすくむしかないのでした。

197:('A`)は生き証人のようです。 :2010/12/22(水) 18:17:59.30 ID:jyChZVKaQ
(´・ω・`)「出てきなよ。」

('A`)( ^ω^)「!?」

気づかれた!?
ばかな、奴との間合いは3メートル
なぜ、どうして・・・
また神は裏切るというのか
ばかな!?

( ^ω^)「なるほどなるほど、大した者よ」

(´・ω・`)「笑止!!あれだけの剣気気づかぬものか」

( ^ω^)「ではこれはどうかな」

( ^ω^)つ~ スッ

ドライムンの手にはジャッイーアンの帯。

(;´・ω・`)「!?」

ば、ばかな!?
いったいいつ?気づかなかった・・・
なぜ?・・慢心?環境の違い・・・
まさか・・・ありえない!!

199:('A`)は生き証人のようです。 :2010/12/22(水) 18:19:40.15 ID:jyChZVKaQ
(´・ω・`)「なるほどなるほど、生き急ぐ者よ」

(´・ω・`)つ/ えい!

まずはジャッイーアンが先手を打った。
馬鹿正直な真正面からの打ち降ろし。だが一目で解る、あれは強い、強いのだ。

っは! \ ⊂ (^ω^ )

受ける!あれ程の太刀をドライムンは受ける。
これぞ男、背けられぬ、背けてはならぬ。

( ^ω^)「内藤流一の秘剣 影慶」

(  ^ω^)つ/
( ^ω^)∩|
三( ^ω^)>→
見事なる三連撃、その動き流水の如し!!
今私オナニーの如し!!

201:('A`)は生き証人のようです。 :2010/12/22(水) 18:22:12.59 ID:jyChZVKaQ
(´・ω・`つ\つ シャッ!

その男、受け止める・・、空間を歪ませ、大地を怯えさせた、夢を、ドライムンの甘すぎる夢を受け止めた!!

( ;^ω^)「!?」

その男焦りだす!
甘かった、怠慢なる己の思考。
刹那襲い掛かる残撃の悪寒!!
刹那襲い掛かる絶頂の予感!!

(´・ω・`)「クックック、温い、なんたる温さ」

(´・ω・`)「神明一新流 冬陰月下」

(´・ω・`)\⊂
三(´・ω・`)つ->>>

( ^ / ω^) 「あっ」

(´・ω・`)「温い温い、なんたる温さ」

(;'A`)・・・ビクンビクン

202:('A`)は生き証人のようです。 :2010/12/22(水) 18:23:52.28 ID:jyChZVKaQ
(´・ω・`)「今宵神は貴様を選ばなかったのではない」

(´・ω・`)「ただ私だけが神の目に触れただけよ」

その男・・まさに圧倒的。

( ^ω^)「だが残像だ」

その男、真なる策士。

( ^ω^)つ/>

(;´・ω・`)「ぐはっ」

その男現れた!!
さしもの神も見逃したであろう圧倒的・・圧倒的な速さ!!!
さしもの右手もビックリした圧倒的な早さ!!ビクンビクン

( ^ω^)「貴様の弱さではない」

( #゜ω゜)「神でも我を殺せぬわ」

203:('A`)は生き証人のようです。 :2010/12/22(水) 18:26:08.34 ID:jyChZVKaQ
静寂に包まれた、ほんの一瞬、それは一秒にも満たない間であっただろうか。

( 'A`)つ/ ^ω^) グサッ

その男、見事なり。
隠した、隠し通した。
圧巻なるはその心殺・・
殺した!己の心を完全に殺した!!

見事なりその男。

(;'ー`)「ば、化け物め」

不屈なりその男

( ^ω^)「そうだ、貴様以上のな。

なぜだ・・・?
・ 死角を捕った ・ 学校でも優秀だった
なぜ奴は死んでいない・・
・ 気配は消した
・ 完璧だった
・ ばかな!?圧倒的だった!
・ 死角を捕った!
・・・なぜ奴は生きている

204:('A`)は生き証人のようです。 :2010/12/22(水) 18:27:45.19 ID:jyChZVKaQ
( #゜ω゜)つ/

なぜ俺が切られている

\ ⊂ (゜ω゜#)

解らない、なぜかわせない

三( ゜ω゜)つ→>>>

解らない
解らない
解らない
解らない

母は・・・

J( 'ー`)し 笑っていた



(; A )「っぐは!」

( ^ω^)「だか・・・おま・ち・ち・・・ん」

奴は何か言っていた
それが妙につい古い記憶にも思えて仕方がない

やがて暗闇は私を優しくも少し憐れみ包んでいきました。

205:('A`)は生き証人のようです。 :2010/12/22(水) 18:30:13.43 ID:jyChZVKaQ
( ^ω^)「・・・。」

('A`)

なぜ俺は生きている
なぜ俺は死んでいない
いや・・・

('A`)「なぜ急所を外した」
( ^ω^)「貴様は・・・」

( ^ω^)「貴様は死に場所を探すにはまだ早過ぎる。」
('A`)「!?」

( ^ω^)「俺と共に京へ来い!」

('A`)「なぜだ」

( ^ω^)「知れたこと・・・」
( ゜ω゜)「貴様が生き証人になるためだ」


これが後の新撰組局長、近藤勇と土方のファーストコンタクトだったとは、

誰も知らないのでした。

ひゅるるるる・・・

-完-
  1. 2010/12/23(木) 03:39:28|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

浮遊追想のようです

55:保守がてら投下します :2010/12/21(火) 05:01:32.78 ID:fnTJslci0
( <●><●>)「…」

彼は 見つめている

じっと じっと



ベッドの下の、ほんの数センチの闇を


浮遊追想のようです

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/21(火) 05:05:04.73 ID:fnTJslci0

電気を煌々とつけたままの深夜の自室
時折天井まで細く黒い影が伸びてはゆらゆらと揺れているのは
視界にとらえれば消えてしまうことはわかっています
幻覚だとわかっています
幻覚とは自覚していても見るものなのでしょうか わかりません
それら長い人影の幻覚は無視して私はベッドの下を監視し続けます   瞬きも忘れて

開いた瞳孔は時折今ここにないものを瞬間的に映し出します
脳に異常がいったのでしょうか わかりませんが私は監視を続けます
何もいない・何も出てこないのは常識的にはわかってます
感情が許さないのです 目が離せないのです

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/21(火) 05:06:30.32 ID:fnTJslci0

かち かち かち かち

目覚まし時計の秒針の音が煩い
壁掛け時計はとうに外して電池を外して床に残骸をぶちまけている

カチ カチ カチ カチ
カチ カチ カチ カチ
秒針の音が 耳を介さず直接脳に響く
眩暈 動悸 何か白い視界の中に、鮮やかな何かがフラュシュバック
なんだあれは 私の記憶ではない   ……はず
大人に遠隔操作されるフラッシュバックで埋め尽くされていく記憶達
この欠片達は、今から私の記憶 に、なる“もの”達 ?
『私』とは何なのですか 存在意義をオシエテクダサイ

鳴り止まない心音と鳴り止まない秒針が 私の崩壊へのカウントダウンを告げる
迫るように鳴り止まない事自体が恐怖でしかし鳴り止んでしまうこと自体も恐怖で
このままなにもかもわからなくなって私は『私』ではなくなって体も心もズタズタに引き裂かれて
神よ 世間にはネジが外れて狂った人達で溢れています
モニターの向こうで何を思っていますか

カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ……………………

目覚まし時計は日常生活には欠かせないと思い我慢してきたが、限界もここまでのようだ

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/21(火) 05:07:50.43 ID:fnTJslci0
( <●><●>)「…………邪魔、煩わしいです」

秒針による精神汚染 臨界点を突破

( <●><●>)「……」

まるで作り物のように動かなくなった表情
虚ろなまま 目覚まし時計を勉強机の足の角へ向けて 力任せに投げた

音は聞こえない
音量が大きすぎたせいか
もうノイズと機械音声(元はヒトの声だったもの)しか聞こえてこないイヤホンで塞いでいる
視覚では、いままでカチカチ煩かった目覚まし時計が跡形もなく無残に破壊されていく姿だけを見ていた

( <●><●>)

神よ 世間にはネジが外れて狂った人達で溢れています
モニターの向こうで何を思っていますか

59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/21(火) 05:09:03.92 ID:fnTJslci0
そして今夜もまた回帰の波が押し寄せ雁字搦めてくる
雁字搦めの精神状態 秒針一つで脆く崩れてしまいそうなズタズタの自我

『雁字搦めの精神状態 部屋の中で狂いそうになる』

聴覚を越えて直接脳を揺さぶる声は唄は低く低く囁く

『顔面をナイフで切ってみたらまだ綺麗な血が流れてきました』

( <●><●>)「……私は半分 腐っているというのに」

『空虚な存在がずっとずっと追いかけてくる』

( <●><●>)「『現在午前4時12分部屋の底がぐにゃりと歪に形を変えたのは   ―錯覚なのでしょうか…?』」


記憶が 視界が そっと白く黒く暗転
おそらく シャットダウン
『私』 機能停止

( <―><―>)

きっと明日も 同じことの繰り返し



神よ 世間にはネジが外れて狂った人達で溢れています
  1. 2010/12/22(水) 03:38:23|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

目隠しのようです

814:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:45:28.12 ID:B1QaLNnoO




きみをあいしてる
ずっとずっと、きみだけをあいしてる





目隠しのようです

815:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:46:25.09 ID:B1QaLNnoO
私は此処に居る。
私は此処に居る。
私は此処に居る?

疑問符を浮かべた途端に彼の指が頬に触れて私は安堵する。
闇にぼやけていく輪郭を彼の指が辿って、私は確立する。

ζ(゚ー゚*ζ「ありがとう」

ちゃんと言えただろうか。
声帯が震えたのは解ったけれど、発した言葉がちゃんと言葉になったか確認する術が私には無い。
それも、彼を待たなければならない。

816:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:47:28.81 ID:B1QaLNnoO

どういたしまして

手の平をなぞる文字を感じて、私は笑顔を零す。
上手く笑えているだろうか。
彼はどんな表情を浮かべているだろうか。
それも私には確認出来ない。

ζ(゚、゚*ζ「あなたの顔が見れたら良いのに」

ぽろりと零した言葉に、私の手を握っている彼の手が強張る。
それから少ししてまた指が文字を紡ぐ。

ごめん

ああ。

817:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:48:21.48 ID:B1QaLNnoO
そんなつもりじゃなかったのに、彼を困らせてしまったらしい。
申し訳なくなってぺこりと頭を下げる。

ζ(- -`ζ「私こそごめんなさい。あなたにはとても感謝してるのに」

いいんだそんなこと
たいしたことじゃない

ζ(゚ー゚*ζ「大したことよ。国の英雄だもの」

……

私がそう言うと彼はいつも黙ってしまう。
彼は恥ずかしがり屋さんなのだ。

818:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:49:17.93 ID:B1QaLNnoO

そろそろいくね

ζ(゚、゚*ζ「もう?」

ごめんよ

ζ(゚ー゚*ζ「……仕方ない、よね。うん、いってらっしゃい。頑張って」

できるだけはやくもどるから

ζ(゚ー゚*ζ「うん」

いってきます

ζ(^ー^*ζ「いってらっしゃい」

手を振って彼が出ていくのを待つ。
もうドアを開けただろうか。
外に出ただろうか。
ドアを閉めただろうか。

ζ(゚ー゚*ζ「……もう良いかな」

819:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:50:17.58 ID:B1QaLNnoO
私はベッドに倒れ込んだ。
それから手探りでクッションを探し、顔を埋める。
彼が居ないと何もする事が無い私の日課だ。

ζ(-~-*ζ「うー」

足をばたつかせたりころころ転がったり。
こんな姿とても彼には見せられない。
弱音も、吐かないようにしなければいけないし。

せめて音か光のどちらか一つでも有れば、彼が戻って来るまでの時間をこんなに持て余さなくてすんだだろうに。
本を読んだり音楽を聴いたり。

何より、もっと彼の存在を感じられたはずだ。

820:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:51:25.46 ID:B1QaLNnoO
ζ(゚、゚*ζ「我が儘だなぁ、私」

魔族の進行を阻み、退け、国と民と私の命を救ってくれた勇者。
さらに亡くなったお父様に代わり、本来ならば国を治めねばならない私の代役を買って出てくれている。
これ以上彼に何を望むのか。

それでなくとも彼は命しか救えなかったと泣いたのだ。
握られた手の上に落ちた雫を私は忘れない。

821:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:52:56.79 ID:B1QaLNnoO
ζ(゚ー゚*ζ「モララー」

彼の名前を口にすれば耳に響かなくても、喉が震える。
それだけで私の心は幸せに満たされるのだ。
私を救い上げてくれた人。
誰よりも何よりも愛おしい名前。

ζ(-ヮ-*ζ「好きよモララー。大好き」

胸に溢れる喜びに私はそっと目を閉じた。

823:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:54:19.97 ID:B1QaLNnoO
─────


執務から戻ると彼女は午睡の最中だった。
風邪をひいてしまわないようにシーツを掛けてやり、ベッドの脇にある椅子へと座る。

( "ゞ)「……」

安らかな寝顔を眺めていれば、胸に溢れるのは喜びと安らぎと彼女を騙している事への罪悪感。
どうしても彼女に側に居て欲しかった。
だから光と音を奪った。

彼女に目隠しをした。

824:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/18(土) 00:00:08.28 ID:tl+n8LucO
荒れ果てた国を見せる訳にいかなかった。
民の怨嗟の声を聞かせる訳にいかなかった。
跋扈する魔族の姿を声を認識させる訳にいかなかった。

そして何より、私がそれを成した者であると知られたくなかった。
知られて、拒絶されるのが恐ろしかった。

( "ゞ)「敵も味方も欺く、冷徹なる死霊の王」

この私がこんな小娘一人に囚われていると誰が知るだろう。
触れる事すら躊躇い、指先で言葉を綴るだけで精一杯なのだなどと誰が。

825:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/18(土) 00:01:14.92 ID:tl+n8LucO
ζ(- -*ζ「もらら……」

幸せそうに呟きながら彼女が寝返りを打つ。

何もかも奪った私が彼女に与えられるのは偽りの幸福だけ。
何も変わっていないように見せ掛け、この手で殺めた男の振りをする。

偽りの王国。
偽りの姫君。
偽りの恋人。

彼女を取り囲むのは偽りばかり。
ああけれど。

827:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/18(土) 00:02:43.90 ID:tl+n8LucO

( "ゞ)「君を愛してる。ずっとずっと、君だけを愛してる」

君の手の平に贈る、この言葉だけは真実だから。

君は何も知らなくていい。
君は私の与える物だけを受けとっていればいい。
死者は君に何も与えない。

ただそこで君を見ているだけ。

( "ゞ)「私だけが君を守る」

彼女に縛られた死霊を横目に、握った手の温もりに幸福だと笑みを零した。



目隠しのようです 了
  1. 2010/12/18(土) 03:35:57|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

川 ゚ -゚)クーはあの寒空を想うようです

794:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 22:43:46.73 ID:d3rp6Ecx0
チュン・・・チュンチュン・・・

ガラガラ・・・

川 ゚ -゚)「ふぅー…」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「(もうすっかり寒くなったな)」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「(今日でこの景色も見納めか)」

チュンチュン・・・パタパタパタ・・・

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「(この街にも、世話になったな)」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「(18歳からだから・・・もう14年か)

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「もうそんなに経つのか・・・」

795:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 22:44:40.50 ID:d3rp6Ecx0
ヒュゥ~・・・

川 ゚ -゚)「(今日は一段と冷えるな・・・)」

( ^ω^)「かーちゃんっ」

川 ゚ -゚)「んっ?」



川 ゚ -゚)

( ^ω^)



川 ゚ -゚)「なんだ、ブーン。もう起きたのか」

( ^ω^)「おっきしたお」

川 ゚ -゚)「あぁ、おっきおっきだな」

( ^ω^)「ようちえん、いくお?」

川 ゚ -゚)「うぅん、今日は行かない。今日は土曜日だろう?」

( ^ω^)「どおーび」

川 ゚ -゚)「ど、よ、う、び」

796:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 22:46:02.17 ID:d3rp6Ecx0
( ^ω^)「さむいお~、おっほっほ~」

川 ゚ -゚)「そうだな、今日はとっても寒いな」

(*^ω^)「おっおっお~♪」パタパタパタ

川 ゚ -゚)「こら、走りまわらない」

( ^ω^)「おっ」



川 ゚ -゚)「さぁ、お利口なブーンくんは、今日も一人でお着替えできるかな?」

( ^ω^)「おっ?」

川 ゚ -゚)「昨日、お約束しただろう?今日は忙しくなるから、いい子でいるって」

( ^ω^)「おっ!そうだお。きょうはブーン、いいこにするお」



(*^ω^)「今日はおひっこしなんだお」

797:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 22:47:16.91 ID:d3rp6Ecx0
(*^ω^)「ぶーん♪」パタパタパタパタ・・・

川 ゚ -゚)「ちゃんと歯磨きもするんだぞ。靴下は、あとでもいいから」

(*^ω^)「ぶーん、ぶーん♪」パタパタ・・・



川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「・・・ふぅ」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「・・・(おひっこし、か)」

川 ゚ -゚)「・・・」






ブロロロロ・・・ジャリジャリジャリ・・・
ブォン、ブォン・・・

798:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 22:49:04.05 ID:d3rp6Ecx0
ブロロロロロロロ…

川 ゚ -゚)「あっ」

ボボボボボボ・・・

川 ゚ -゚)「(帰ってきたか)」

( ^ω^)「おっ」ガチャ

パタパタ・・・ガラガラ・・・

(*^ω^)「パパのばいくだお」

川 ゚ -゚)「こら、ブーン。柵に登るんじゃない」

(*^ω^)「だっこ、だっこ」

川 ゚ -゚)「はいはい」

ヨッコイショ・・・

(*^ω^)「ぱぱー、おーい」ブンブン・・・

川 ゚ -゚)「聞こえてないなぁ」

( ^ω^)「おーい、おかえりだおー」

川 ゚ -゚)「ふふ・・・」

799:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 22:50:54.09 ID:d3rp6Ecx0
( ^ω^)「どっこいせ」

(*^ω^)「パパをおむまでかえに行ってくるお!」

川 ゚ -゚)「お出迎え、だろう」

( ^ω^)「おかでかむえ」

川 ゚ -゚)「お、で、む、か、え」

( ^ω^)「お、だ、め、か、え」

川 ゚ -゚)「(おしい・・・)」

( ^ω^)「お・・・おでまかえ、お、おで」



(*^ω^)「じゃあ、いってきますお!」パタパタ・・・

川 ゚ -゚)「あっ、待て。マフラーを」

クルクル・・・

川 ゚ -゚)「階段はゆっくり降りるんだぞ。あと、道路には出ないこと」クルクル・・・

( ^ω^)「がってんだお」

(*^ω^)「マフラー、あったかいお」

800:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 22:51:46.52 ID:d3rp6Ecx0
ガチャ・・・バタンッ

(*^ω^)「ぶーん♪」



川 ゚ -゚)「ふぅ・・・」

川 ゚ -゚)「(うん、今日も元気元気・・・)」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「(階段でまた転ばないといいけど・・・)」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「(次の所は、エレベーターがあるから、安心だな)」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「・・・」

802:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:02:22.27 ID:d3rp6Ecx0
ガチャ…バッタンコ

('A`)「ただいま」

川 ゚ -゚)「おかえり」









川 ゚ -゚)「滞りなく済んだか?」

('A`)「あぁ、行員さんがほとんどやってくれたから」

川 ゚ -゚)「そうか」

('A`)「コーヒーある?」

川 ゚ -゚)「あぁ、待っていろ」

803:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:03:04.25 ID:d3rp6Ecx0
コポコポコポ…

川 ゚ -゚)「…」

川 ゚ -゚)「(滞りなく、か…)」

コトッ…


シュボッ…

('A`)y-~「フーッ」

川 ゚ -゚)「!!」

川 ゚ -゚)「こら」

川#゚ -゚)「何をしている」

('A`)y-~「えっ」

川#゚ -゚)「婚前契約を忘れたか」

('A`)y-~「え、だってもう引っ越すじゃん」

川#゚ -゚)「ダメだ。外で吸え。」

川#゚ -゚)「まだここは私たちの家だ」

805:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:04:07.18 ID:d3rp6Ecx0
(;'A`)y-~「…」

川#゚ -゚)「…」

(;'A`)y-~「…」



ガラガラッ…

('A`)y-~「おー、寒」

川 ゚ -゚)「よろしい」

('A`)y-~「家具も何にもないのに」

川 ゚ -゚)「それでもダメだ」

川 ゚ -゚)「向こうに移っても、遵守するように」

('A`)y-~「はぁい…」

('A`)y-~「フーッ」

川 ゚ -゚)「…」




川 ゚ -゚)「(この男とも、もう10年になるのか…)」

806:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:06:05.35 ID:d3rp6Ecx0
('A`)y-~「業者来るの、何時?」

川 ゚ -゚)「10時には着くらしい。それまでに手荷物はまとめておいてくれ」

('A`)y-~「あぁ」

川 ゚ -゚)「…」

('A`)y-~「…」

('A`)y-~「フーッ…」

川 ゚ -゚)「・・・」



川 ゚ -゚)「(相変わらず、何を考えてるか分からない男だ…)」

('A`)「…」ムギュッ…ムギュッ…

川 ゚ -゚)「・・・」ジーッ

川 ゚ -゚)「(老けた、のかな…)」ジーッ

('A`)「・・・?」

川 ゚ -゚)「…」ジーッ

(;'A`)「・・・何だよ」

807:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:09:48.84 ID:d3rp6Ecx0
川 ゚ -゚)「何でもない。顔を見せろ。」

('A`)「…?」

川 ゚ -゚)「…」マジマジ…

(;'A`)「…」

川 ゚ -゚)「…」シゲシゲ

(;'A`)「おい・・・」

川 ゚ -゚)「老けたな」

('A`)「えっ」

川 ゚ -゚)「ドクオ、お前は老けた」

(;'A`)「なっ」

川 ゚ -゚)「昔はかっこよかったのにな…」

川 ゚ -゚)「ふー…」」

('A`)「…」

(#'A`)「(勝手な…)」

808:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:10:33.43 ID:d3rp6Ecx0
川 ゚ -゚)「…」

川*゚ -゚)「ふふ…」

('A`)「・・・?」



川 ゚ -゚)「これからも、よろしくな」

('A`)「・・・?」

川*゚ -゚)「…」

('A`)「まぁ、うん…」

('A`)「こちらこそ」

川 ゚ -゚)「…」

川*゚ -゚)「ふふっ…」

809:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 23:12:22.30 ID:d3rp6Ecx0



川 ゚ -゚)クーはあの寒空を想うようです     完



  1. 2010/12/18(土) 03:34:59|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

( ^ω^)は麦属性のようです

720:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 15:11:21.94 ID:+yYfYHdh0 [sage]


('A`)「わーはっはっは! 来たか光の戦士達よ!!」

('A`)「ここまで来るとは大したものだ!」

('A`#)「敬意を表して、この大魔王ドクオが直々に引導を渡してくれるぞ!!」


( ^ω^)「だーれが引導なんか受け取ってやるかお!!」

( ^ω^)「みんな! いくお!」

川 ゚ -゚)ξ゚⊿゚)ξ「おー!」

721:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 15:12:37.43 ID:+yYfYHdh0 [sage]

ξ゚⊿゚)ξ「稲妻の騎士、ツンデレ!」


川 ゚ -゚)「氷雪の大魔道士、クール!」


( ^ω^)「麦が大好き! ブーン!」



( ^ω^)川 ゚ -゚)ξ゚⊿゚)ξ「我ら、闇を切り裂く光の戦士なり!!」


('A`#)「待てぇぇえええい!!」




     ( ^ω^)は麦属性のようです




722:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 15:13:34.09 ID:+yYfYHdh0 [sage]

( ^ω^)「なんだお?」

川 ゚ -゚)「ふん、大方命乞いだろうな」

ξ゚⊿゚)ξ「まあ、なさけなーい」

('A`#)「・・・違うわ!! もう一度さっきの台詞を言ってみろ!!」


( ^ω^)川 ゚ -゚)ξ゚⊿゚)ξ「我ら、闇を切り裂く光の戦士なり!!」

('A`#)「そっちじゃねーよぉぉおおお!!!」


( ^ω^)「・・・他になんかあったかお?」

川 ゚ -゚)「この私の記憶では不都合な台詞はなかったはずだ」

ξ゚⊿゚)ξ「大魔王が何か勘違いをしてるんじゃないかしら?」

('A`#)「あっただろうがぁぁああっ!!」


('A`#)「『麦が大好き』とか言ってただろうがぁぁあああっ!!」

723:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 15:14:21.21 ID:+yYfYHdh0 [sage]

(;^ω^)「えー、それがいけないのかおー?」

川 ゚ -゚)「ふむ、きっと大魔王は城に引き篭もりきりで『麦属性』を知らないのだろう」

ξ゚⊿゚)ξ「遅れてるわねー。 こんなのがトップじゃあ魔界も終わりね」


('A`#)「余計なお世話だぁぁあああっ!!!」

(;^ω^)「あーもう、うるさい人だお」


('A`#)「何がうるさいだ! おい、お前! 一体、何なんだよ!」

('A`#)「仮にも魔王と勝負しようという奴が『麦属性』だと!」

('A`#)「ミスマッチにも程があるだろ! どんな斬新なシステムだよ!」

('A`#)「炎とか風とか・・・ あるだろ? いくらでも!」

('A`#)「何で麦なんだよ!!」

('A`#)「『麦属性』なんざ見たことも聞いたこともねえぞ!!」

('A`#)「何で、何で麦なんだよ!!」

('A`#)「大魔王なめんじゃねーぞ!!」

724:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 15:15:08.64 ID:+yYfYHdh0 [sage]

川 ゚ -゚)「あれ、確かブーンは理由も言っていたははずだがなあ?」

ξ゚⊿゚)ξ「仕方ないわね。 流行遅れの魔王さんにもう一度言ってやんなさいな」

( ^ω^)「よしっ!」


<( ^ω^)/ 「麦が大好き、ブーン!」


('A`#)「好きなだけかよぉぉおおおっ!!」



<( ^ω^)/ 「麦が大好き、ブーン!」


('A`#)「二回言うなぁぁあああっ!!」



<( ^ω^)/ 「麦は二期作も、できる!」


('A`#)「気の利いた風な麦知識を披露すんなぁぁあああっ!!」

725:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 15:15:50.59 ID:+yYfYHdh0 [sage]


('A`#)「ハァ・・・ ハァ・・・」


川 ゚ -゚)「・・・利いているな」

ξ゚⊿゚)ξ「流石は麦属性攻撃ね」

( ^ω^)「よおし、この隙に攻めるお!」


川 ゚ -゚)ξ゚⊿゚)ξおーっ!」


('A`#)「全然利いてねーよ! ただのツッコミ疲れだろうがっ!!」


川 ゚ -゚)「強がってるな」

ξ゚⊿゚)ξ「言い訳もしてる」

( ^ω^)「ひょっとして魔王は麦属性に弱いのかもしれないお!」


('A`#)「勝手な解釈をするなぁぁあああっ!!」

726:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 15:16:36.13 ID:+yYfYHdh0 [sage]

('A`#)「もしかして、お前ら」

('A`#)「そうやっておちょくるのが麦属性攻撃なんだとか言わないよなあ」


( ^ω^)「全然違うお」

川 ゚ -゚)「そんなわけないだろ」

ξ゚⊿゚)ξ「バッカじゃないの? 言うに事欠いて、それ?」


('A`#)「うおおおおおっ!! むかつく! とびっきりむかつく!」

('A`#)「特に巻き髪の奴が何かシンラツでむかつく!」


ξ゚⊿゚)ξ「ふむ、パーティの中で一番『かしこさ』が低い私の言葉で逆上するなんて」

川 ゚ -゚)「魔王の『かしこさ』も知れたものだな」

( ^ω^)「栄養失調で頭が回らないのかもしれないお」

( ^ω^)「魔王よ、麦食べるかお?」


('A`#)「いるかぁぁあああっ!!」

727:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 15:17:23.54 ID:+yYfYHdh0 [sage]

('A`#)「フー・・・ フー・・・」

('A`#)「お前ら、本当に強いのか?」


川 ゚ -゚)「失礼な」

ξ゚⊿゚)ξ「魔族という蛮族の長だし、仕方が無いわよ」

( ^ω^)「魔王よ、こたびの無礼な振る舞いは多めに見てやるお」


('A`#)「魔族と俺を馬鹿にすんな!」

( ^ω^)「wwww必www死wwwww」


('A`#)「それでだな、俺にはお前らが俺の部下たちを倒してきたとは思えない」

('A`#)「やい、光の戦士ども! 『魔界の狂戦士ジョルジュ』はどうやって倒した!」

('A`#)「お前らが倒したってーなら、答えてみろよ!」

728:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/17(金) 15:18:27.63 ID:+yYfYHdh0 [sage]

川 ゚ -゚)「『魔界の狂戦士ジョルジュ』か」

( ^ω^)「ああ、あいつは強敵だったお」

ξ゚⊿゚)ξ「色々あったけど、奴は私の奥義 『無双雷撃烈破』 によって病院送りになったわ!」


【イメージ】

   『 奥 義 ・ 無 双 雷 撃 烈 破 ! ! 』

          バリバリィ!

    =二三ξ゚⊿゚)っ >>(゚∀゚ )<<

757:( ^ω^)は麦属性のようです :2010/12/17(金) 20:43:11.05 ID:RM1B3i5EO
【実際】


ξ゚⊿゚)ξ「つーかさ、今どき巨乳とか流行らないわけ。わかる?」

( ゚∀゚)「うるさい! おっぱいは神聖なんだ!」

ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ聞くけど、今なんで貧乳に見せるブラが流行ってるの?」

(; ∀ )「ぐっ……それは……」

ξ゚⊿゚)ξ「もう巨乳の時代は終わったの。つまりあなたは時代遅れってわけ。おk?」

(#;∀;)「うるさい! まだ巨乳の時代は終わってないんだ! 終わってないんだよぉ……」

ξ゚⊿゚)ξ「この隙にスタンガンで……」


   『 奥 義 無 双 雷 撃 烈 破 ! ! 』

          バリバリィ!

    =二三ξ゚⊿゚)っ >>(゚∀゚ )<<

759:( ^ω^)は麦属性のようです :2010/12/17(金) 20:45:10.01 ID:RM1B3i5EO
('A`#)「ジョルジュがやられたとは……」

('A`#)「ならば、『魔界の大賢者モナー』はどうした!」

('A`#)「あいつには大抵の魔法は効かないはずだ!」

川 ゚ -゚)「ああ、『魔界の大賢者モナー』ならば、私の究極奥義『永久凍結魔法』で倒したぞ」

('A`;)「なんだと……?」



【イメージ】


川 ゚ -゚)「究極奥義『永久凍結魔法』!」

(;´∀`)「まずい! これは、失われた禁断の秘j……」


  カチーン

:(  ∀ ):

760:( ^ω^)は麦属性のようです :2010/12/17(金) 20:47:22.32 ID:RM1B3i5EO
【実際】


川 ゚ -゚)「究極奥義『永久凍結魔法』!」



川 ゚ -゚)「土管が爆発してドカーン」

(;´∀`)「くっ……」


川 ゚ -゚)「ジンを飲むイギリス人」

(;´∀`)「ぐっ……もうやめ……」


川 ゚ -゚)「安心しろ、これでラストだ」





川 ゚ -゚)「タバコを吸いません、すいません」


  カチーン

:(  ∀ ):

761:( ^ω^)は麦属性のようです :2010/12/17(金) 20:49:37.70 ID:RM1B3i5EO
('A`#)「モナーまでもがやられるとは……」

( ^ω^)「あとはお前を倒せば終わりだお!」

('A`)「ふっ、よかろう――」


(゚A゚)「魔界復興の象徴として、貴様等を血祭りにあげてやろう」



ξ;゚⊿゚)ξ「くっ……流石魔王ね……」

川;゚ -゚)「今までの敵とは格が違い過ぎる!」



( ^ω^)「……ここは僕に任せてほしいお」


ξ;゚⊿゚)ξ川;゚ -゚)「ブーン!」


( ^ω^)「奴は、魔王は僕が倒さないといけないんだお」

( ^ω^)「だから、麦大好きな僕がここまで来たんだお」

762:( ^ω^)は麦属性のようです :2010/12/17(金) 20:51:26.67 ID:RM1B3i5EO
('A`)「ほぅ、わざわざ死にに来るとは」

( ^ω^)「お前の闇は僕が倒す!」

(゚A゚)「面白い、貴様の麦属性の力、見せてみよ!」




( ^ω^)「行くお!」

( -ω-)「麦属性最終奥義」





( ゚ω゚)「『麦記憶再生』!」

764:( ^ω^)は麦属性のようです :2010/12/17(金) 20:53:57.66 ID:RM1B3i5EO
( A )


('A`)「はっ……ここは……?」

( ^ω^)「気付いたかお?」

('A`)「貴様……何をした?」

( ^ω^)っ日「そんなことより、これはいかがだお?」

('A`;)「これは……伝説のビール『麦とポップ』じゃないか!」

( ^ω^)「魔界にはアルコールなんて無いおね」

('A`;)「久々の酒! それをくれるのか!?」


( ^ω^)「取れるならな」



('A`)「えっ?」


('A`三'A`)「あれ? あいつは何処だ?」

('A`)「酒……」

(゚A゚)「酒は何処だー!!!」

765:( ^ω^)は麦属性のようです :2010/12/17(金) 20:55:39.60 ID:RM1B3i5EO
( A )


('A`)「……はっ」

从'ー'从「ドクオ、目が覚めたかい?」

('A`)「おばあちゃん……?」

从'ー'从「麦茶をドクオのコップに入れておいたからね」

('A`)「おばあちゃん……ありがとう」


('A`)っ 日

    パッ
(;'A`)っ


(;'A`)「取ろうとしたら麦茶が消えた……」

(;'A`)「麦茶は!? ……あれ? おばあちゃん?」



(;A;)「おばあちゃーん!!!」

766:( ^ω^)は麦属性のようです :2010/12/17(金) 20:57:41.76 ID:RM1B3i5EO
( A )

('A`)「はっ……あれ? 君は……」

(  )

('A`)「その麦わら帽子……デレなのか!?」

(  )「……」

('A`)「おい! 俺だよ、ドクオだよ!」

(  )「……」

(;'A`)「待ってくれ! お前に伝えたかった事があるんだ! デレ!」



(;A;)「デレー!!!」

770:( ^ω^)は麦属性のようです :2010/12/17(金) 21:00:51.18 ID:RM1B3i5EO
( A )

( ^ω^)「ふぅ」

ξ;゚⊿゚)ξ「ブーン!」

川;゚ -゚)「大丈夫か?」

( ^ω^)「もう魔王――いや、闇は消えたお」

( A )「うっ……」

( ^ω^)「気付いたかお?」

(;A;)「……? あれ……?」

( ^ω^)「思い出したかお?」

(っA⊂)「あぁ……」

('A`)「昔、幼なじみのデレと大好きなおばあちゃんが人間に殺された……」

('A`)「犯人は酒で酔ってたから心神喪失で無罪になった……」

( A )「だから俺は、酒の無い魔界の王となって――」

(;A;)「――罪の無い人を!」 続きを読む
  1. 2010/12/18(土) 03:32:21|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

総合短編

677:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 23:39:43.13 ID:wHXrsgHF0
o川*>ー<)o「くはッ!?」

キューの喉が大きく反った。
がり、と茶室の畳に爪を立てる。

ξ゚ー゚)ξ「どうしたの?」

キューの下半身に延ばしていた指を止め、ツンがコタツの中から顔を出した。

o川;>ー<)o「痛ッ……もっと……優し……く……ひぅッ!?」

ξ゚ー゚)ξ「何を言ってるの……こんなに優しくしてるのに、不満なのー?」

拗ねたような声を上げるツンだったが、キューには彼女が意地悪に口元を吊り上げている様が容易に想像できた。
その証拠に、彼女を責め苛む指はわずかその強さを増していた。

ξ゚⊿゚)ξ「随分な言い種ね…せっかく人が親切にしてあげてるのに」

パン!

o川*゚ー゚)o「んあッ!」

ツンにを平手で叩かれ、キューが悲鳴を上げる。

678:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 23:42:00.12 ID:wHXrsgHF0
…コタツの中でマッサージを受けていたとは言え、まだ血行が十分に通わない痺れの残る足先は敏感に反応した。

ξ;-⊿-)ξ「大体ね…なんでしもやけなんかするの。ブーツ履いてるんでしょ?普段」

o川;゚ー゚)o「そ、それは……」

ξ゚⊿゚)ξ「小学生じゃないんだからそれくらい自分でケアしなさいよ…」

o川*゚ー゚)o「…。(言えない…久しぶりに降った雪にサンダル姿で年甲斐もなくはしゃいでしまっただなんて言えない…」

微かに痺れる掌をひらひらと翻しながら、ツンがコタツの中から上機嫌で這い出してくる。

ξ゚ー゚)ξ「なんで、って聞いたんだけど。口がついてないの?」

ξ゚ー゚)ξ「そ・れ・な・ら…♪」

ツンはひょい、とコタツの上の最後のミカンを取り上げた。

ξ゚⊿゚)ξ「このミカンはいらないわね」

言うが否や、ツンは楽しげに皮を剥き始める。
白魚のような指先が無遠慮にその柔らかな皮を蹂躙すると、鮮やかな香りがキューの鼻をついた。

679:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 23:44:36.75 ID:wHXrsgHF0
『食べないか』――「ウホッ、いいミカン」
…だとか
『●●、この蜜柑を受け取りなさい?』――「は、はいお姉さま,,,(、、」
…だとか。
『そんな薄皮で大丈夫か?』――「大丈夫…問題ない」

…といったキャッチフレーズで知られる、一般には場所も知られていない秘密農園産の厳選された最高品種。
どこまでも甘く、底抜けに豊かな香りと味わいで…それでいて青春の日々にも似たほんの僅かな酸っぱさで多くの人々を虜にした…
世界的な流通網が整備された現在でも輸出は行われず、解禁日の数日前から販売所には長蛇の列が並び、現地の人ですら入手が困難なほどの凄まじい人気。


そう、筆舌に尽くしがたい苦労を経てと手に入れた特別なみかん…「乙女の純潔」である。


――手に入れた僅か3つのミカン。
一房、また一房と丹念にその香りと味わいを楽しみ、残った皮も風呂に浸けたり調味料に使ったりと余すところなく満喫しつくし、
最後に残った1個を…我が子を慈しむように。丹念に丹念に満喫しよう…と残されていたミカンだった。

それが今。野草を踏みにじるように蹂躙されつつあった。
否、瞬く間に食いつくされ、陵辱され、嬲り尽くされ、最後に残ったその滴すらも…
そう、ほんの僅かな残り香すら残らないだろう事は明らかだった。

もはや一刻の猶予も許されては居ない。

o川*>ー<)o「おッ、お姉ちゃん待ってッ!!」

ξ゚ー゚)ξ「…ん?」

それは悪魔の笑顔。
血を分けた妹を嬲り、辱め、精神を犯す、そんな笑み。

680:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 23:46:35.95 ID:wHXrsgHF0
悔しい…が、ここで自分がなすべきことを間違ってはならなかった。

o川゚-゚)o「外で……健康サンダルを履いて……犬の散歩……してました……ッ!」

これが証拠の品です…と下駄箱から予備のサンダルを献上する。

ξ゚⊿゚)ξ「フン、それがこのサンダルって訳ね……大体なによ、この『298円』なんて主婦もびっくりプライスな価格シールは」

ツンは献上されたサンダルを履いて畳を踏みにじる。
「ぴす」ともの悲しい音がした。

サンダルには無数の突起がついており、歩くたびに敏感な部分が刺激されるような工夫が施された設計になっていた。
地を踏みしめるたびに漏れる、ぴす、ぴす、という音もまた使用者に童心に帰るような高揚感をもたらす為のものだろうか。
エチレン酢酸ビニルで作られた「クロスライト」で作られた簡易な設計。
穴だらけに見えるのは…そうか…

ξ゚⊿゚)ξ「……こんなもの履いて散歩してるって事は……貴女、水虫ね?」

o川*゚ー゚)o「ッ!?」

キューが息を呑む。
冷え切った冬の空気はきしきしと家を鳴らし、二人の対峙を見守る。

ξ゚ー゚)ξ「さらに…ダイエットも兼ねて、ってところかしら?ずぼらでいい加減な貴方らしいわね」

一体この女はどこまで知っているのか?
底知れぬ恐怖を覚え、思わず唾液を飲み込む。

681:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 23:48:55.42 ID:wHXrsgHF0
ξ゚⊿ー)ξ「しかも…ケチって298円のサンダル?足元を冷やしつつ全身を動かすことによって血行促進…そんなダイエット法してる子なんて同級生に5人もいなかったわよ」

o川*゚ー゚)o「くッ……」

キューの貌が羞恥に染まる――だが、微かに歓喜に似た色が混じっているのをツンは見て取った。
それは恐らく――常道とは異なる方法を選び取り結果を出すという…他人とは違うという、屈折した優越感。

そして、それを誇ることで浴びせられる好奇と侮蔑を感じたときの被虐、そして敢えて自分を困難な状況に追い込むことで得られる危機感と嗜虐――マゾヒズム。
容姿という劣等感も、あるいはその表情に含まれるのか。

ξ゚ー゚)ξ「――ま……いいわ。約束のご褒美をあげないと……ね?

くすり、と嗤いツンはミカンの房をひとつつまみ上げる。
その柔らかな口唇がちろりと房の先端を舐め上げる。
名残惜しそうに乙女の純潔を求める口唇を引き剥がし、そしてそのままキューの唇に押し付けた。

彼女の頬がかぁっと染まる。
僅かな逡巡の後、それを咥え込んだ。

o川*゚ー゚)o(あっ……)

舌先がツンの指に触れる。微かに甘く、薫り高い…初恋の味がした。
ぷつりと…舌先で押しつぶすようにその袋を嬲れば柔らかな味わいが口に広がるはずだ。

――だが、ツンはミカンの房を放そうとはしなかった。
おずおずと彼女の貌を伺うと、促すような笑みが返る。

683:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 23:52:16.14 ID:wHXrsgHF0
o川*- 。-)o「……ん……」

キューはツンの手を取ると、その白い指先ごとみかんにしゃぶりついた。
指先に醜い歯形を残さぬように注意しつつ舌を這わせ、ミカンを探り当てると先端を甘噛みする。
熟れきった果肉が顔を覗かせ、舌にじわりと甘く、そして微かに酸っぱい芳醇な香りが浸みた。
キューは歓喜に目を細めると、ミカンの房を――ツンの指をしゃぶり続けた。

茶室に淫靡な水音が響く。

o川*゚ー゚)o「あ……」

つう…と。
引き剥がされるツンの指とキューの唇との間で糸が輝く。

ξ゚⊿゚)ξ「物足りない、って貌ね」

o川*゚ー゚)o「……」

音もなく糸が途切れる。
ツンはてらてらと光る指先を拭うと、まるで干からびたかのように中の果肉を吸い出されたミカンの房の残骸を…広告紙で折られたゴミ入れに放り込んだ。
もちろん、再利用するためである。

ξ゚ー゚)ξ「……でもね、今日は貴女のために……もっといいものを持ってきてるの……」

o川*゚ー゚)o「え……?」

ξ゚⊿゚)ξ「ほら……」

ツンはポケットから、黒光りするモノを取り出し、キューに見せつけた。
o川*゚ー゚)o「…!? そ、それは!」

684:◆Akai/EFKQ2 :2010/12/16(木) 23:58:38.65 ID:wHXrsgHF0
キューの喘ぎに、にぃ、とツンが唇の端を吊り上げて返す。

ξ゚ー゚)ξ「そう……貴女の大好きな――使い捨てカイロよ」

o川*゚ー゚)o「ああ……ッ!」

ごくり、とキューの喉が鳴る。目を潤ませて、差し出されたそれを凝視した。

ξ゚⊿゚)ξ「欲しそうね――あげてもいいわよ」

ツンはそれをぽいと足元――キューの目の前に投げ出す。

o川*゚ー゚)o「あッ!?」

キューは咄嗟に手を伸ばすが、カイロはツンに踏みつけられた。

ξ゚⊿゚)ξ「あげもいいわ。けど…」

その口上を遮るかのようにキューは言葉を紡ぎ出す。

o川*>ー<)o「お、お願いです!カイロを、その使い捨てカイロをください!」

あのカイロを足元に忍ばせながら学校に行けたら…どれだけ気持ちいいだろうか?
目尻に涙すら浮かべかけて懇願するキューを、ツンは冷笑で一蹴した。

ξ゚ー゚)ξ「ただでは…だめね」

o川*゚ー゚)o「――え――?」

提示された条件は、残酷とすら言えるだろう。

685:◆Akai/EFKQ2 :2010/12/17(金) 00:03:22.49 ID:iKNr2dPF0
ξ゚ー゚)ξ「何が欲しいのか――商品名を言いなさい」

o川*゚ー゚)o「ッ!?そ、そんなッ!?」

誇り高きAAテンプレの末席に属するキュー。
その公的な立場はどこまでも公正なものでなければならず――特定企業を利する――商品名を口にする
そんなことは―――公正にして公平なその立場を踏みにじることに他ならない。

ツンはカイロを踏みつけたまま、キューの目の前に屈み込んだ。
キューの顎をくいと持ち上げ、丁度ツンの――流麗な体のラインがでている…
そう、その外見にそぐわないイチゴ模様のショーツに合っていたキューの目線を自身のそれと絡ませる。

ξ゚ー゚)ξ「簡単じゃない?……それに書いてある文字を読んで、そのカイロをくださいと…たった一言言うだけで手に入るのよ?」

くッ、とキューは何かを堪えるように視線を逸らす。

 その高度のため気温が極端に低い屋上で。
 地形上、いつも強い風が荒れくれるその通学路で。
 躯を犯すように冷気が染み込んでくる夕暮れ刻の帰り道で。

 全身を無数の獣の顎に襲われるように痛み、寒風吹きすさぶような自転車で――
 他人が皆同じように震える中で、自分独りがその温かみを独占できるという優越感。
 そして雪原の中でも凍えることなく、正確にハンドルを繰る暖かい指。
 何より――あれを服の中に入れて持ち歩いたら――何と心地よいことだろうか!

 大胆に露出された大腿は突き刺すような冷気に晒されつつも、服の下に忍ぶカイロから染み出す温もり。
 ゆったりとしたセーターから僅かに顔を覗わせるその指先は、しかし決して寒風に侵されることは無い。

しばしの回想の後、彼女は口にする。
それは破滅の言葉か、はたまた滅亡への序曲か。 続きを読む
  1. 2010/12/17(金) 03:29:13|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Waiter Christmasのようです

615:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 20:30:10.49 ID:76n5yn0OO
('∀`)「いらっしゃいませー。何名様でしょうか」

ξ゚⊿゚)ξ♪
( ^ω^)「二人で」

('A`)「お前か 死ね」


Waiter Christmasのようです

617:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 20:31:56.19 ID:76n5yn0OO
数週間前

その日は、仕事のシフトの相談

( ゚∀゚)「誰か休日希望日あるかー?
お前らどうせ彼女いねぇだろうから、クリスマスも半強制出勤な」


接客業をやっている俺達に、土日祝日・イベントの日に休日など有り得なかった

店長の長岡さん曰く
人が休日に遊べるのは、遊ぶ施設の人間が働いているからだ。
我々接客業という業種の人間は、常に人をもてなさなければならない


どうやら接客業という業種は、
暗黙強制で土日祝日イベントdayを剥奪する権利があるらしい



だがそこに、反旗を翻す手が上がった

619:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 20:33:35.38 ID:76n5yn0OO
( ´_ゝ`)ノ「店長、俺、24休みます」

(-_-)/「あ、なら僕は25で」
  _
( ゚∀゚)「はぁ?ギコならまだしも、
お前ら彼女も居ないのにクリスマスなんか休んでどうすんだよ」

(-_-)「いないからこそ、です」

( ´_ゝ`)「何故恵まれない俺達がリア充の愛を育む手伝いをせにゃならんのですか」

(-_-)「ならば一人部屋に籠もり普通の1日を過ごした方が何倍もマシです」

( ゚∀゚)「おまえらみたいなやつは俺が死んでも休ません」

(,,゚Д゚)「俺は彼女が忙しいらしいから仕事なのは構わないんだが…」

(#´_ゝ`)「リア充の余裕!?しね!」

(,;゚Д゚)「だから仕事来るっつってんだろがゴルァ」

('A`)「………」

620:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 20:35:50.10 ID:76n5yn0OO
('A`)「店長ー。やつらの言ってることが正論にしか聞こえません」

( ゚∀゚)「便乗は許さん」

从 ゚∀从「ジョルが24日フル出勤すれば、兄者が休んでもシフト回るな。」

( ;゚∀゚)「ちょ、やめて!!忙しいくせに夜九時からぱったり客を見かけなくなるレストランとか居たくない!!」

( ´_ゝ`)「というわけでジョル店長はフル出勤で。お勤めご苦労様ーっす」

('A`)「24日に店長がフル出勤、ハインと俺が朝番、ヒッキーとギコが夜番
25日に兄者と店長フル出勤、ハイン朝番、俺とギコ夜番でいいんじゃね?」

从 ゚∀从「25日のが毎年客多いもんな。夜に男4人居れば大丈夫だろ」

('A`)「よし決定。お疲れーっす」

(-_-)「れーっす」

(  ∀ )「聖夜に仕事…見方は皆男……ハインでも変わんねーか」

从#゚∀从「テメェ磔にすんぞこの野郎」

622:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 20:37:26.49 ID:76n5yn0OO
12月24日


(-_-)「いらっしゃいませー」

( ゚∀゚)「お客様何名様でしょうか?」

( ФωФ)「ふ」
ノパ⊿゚)「二人だあぁぁぁ!!」

(-_-)「……………」←思考回路がショートした

(  ∀ )「……………」

('A`)「お前ら仕事しろよ
お客様失礼致しました。こちらのお席にどうぞ」

(,,゚Д゚)「明日大丈夫かよ……ほら起きろおまえら」

ぐい(,,゚Д゚)つ)'A`)
( ∀ (⊂(゚Д゚,,)ぐい


からんからん

(,,゚Д゚)「あ、いらっしゃいま…」

623:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 20:39:19.17 ID:76n5yn0OO
ミ,,゚Д゚彡「あ」

(,,゚Д゚)「お、兄貴だ。
何 デート?」

ミ,;゚Д゚彡「お前の職場ってここだったのか」

(,,゚Д゚)「言ってなかったっけ?まぁ座れy……」

(*゚ー゚)「…………」

(,,゚Д゚)

(,,゚Д゚)「……は?」


(,,゚Д゚)「は?」

624:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 20:41:46.87 ID:76n5yn0OO
(-_-)「いらっしゃいませーお客様何名様ですか?」

( ∵)「ゴエェェェ」

(-_-)「日本語でおk」

( ∴)( ∵)

(-_-)「はい二名様で…」


(-_-)「……え?」

(-_-)「え?」


(-_-)ショート中

(-_-)…シゴト……


(-_- )「…あ、ではこちらのお席に……」


(-_- ) 三( ∴)( ∵)

( -_-) 三( ∴)( ∵)


(-_-)「……無視?」

628:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 20:43:29.17 ID:76n5yn0OO
('A`)「なんか残りのメンツがすごく心配だけど」

(  ∀) (,, Д) (-_-)

('A`)「俺迎え来るから帰るぞ」

(-_-)「うん。残業ありがと。
お疲れ様です」

( ゚∀)「迎え……だと…?」

(,,゚Д゚)「彼女か?」

('A`)「ちげーよww友達。
あ、きたきた」


からんからん

633:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 21:00:55.88 ID:2BjFNyyG0
(´・ω・`)「ドクオ」

('A`)「おーぅ。 じゃ、お疲れーっす」


からんからん


<アーツカレタ リアジュウシネバイイノニ

<フフ.オツカレ カエッタラマッサージシテアゲルヨ


( ;゚∀゚)「…………なぁ」

(,;゚Д゚)「あぁ。あれ…………」


「トイレの 悪魔……?」


( ゚∀゚)「……こんな時、どういう顔をすればいいのかわからないの」

(,,゚Д゚)「笑えば…いいんじゃねぇかな」


(#-_-)「お前ら早く仕事戻れよ」

637:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 21:11:25.74 ID:2BjFNyyG0


(-_-)「客足、途絶えたね」

(,,゚Д゚)「パッタリだな」

( ゚∀゚)「…帰っていい?」

(,,゚Д゚)「何を仰る」

( ゚∀゚)「や、よく考えたら、忙しくないのに残業する必要ねぇじゃん」

(-_-)「ならタイムカードついてきてあげるよ。んで、僕らの相手をすればいい」

( ゚∀゚)「なんでだよ」

(,,゚Д゚)「旅は道連れ世は情け」

(-_-)「どうせ彼女いないんでしょ。
今駅うろついたら…死んじゃうよ?(精神的に)」

( ;∀;)「うるせぇ!!」

(,,゚Д゚)「あそれ」

♪ヴィー ガチョン  ←タイムカード

( ;∀;)「ああああああああああっ!!」

638:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 21:13:10.95 ID:76n5yn0OO
(,,゚Д゚)「さぁ帰るなら帰れよ」

(-_-)「僕達は遅番だからまだ帰れないけど」

(,,゚Д゚)「確かに無駄に残業してもアレだったしなぁ」

(,, ∀ )「なぁに安心しろよ
憂さは兄貴に上乗せしてぶつけといてやるからよぉ」

( ;゚∀゚)「ちょっ」

(-_-)「帰るなら帰ればいいよ」

( ー )「もし帰りに落ちてたら、
僕と一緒に駅前のツリーに吊り下げてあげるからさぁ」

( ;゚∀゚)「いやあぁぁぁぁ!!」

(,, ∀ )「俺、今夜帰ったら
兄貴ん家に単騎で奇襲かけるんだぁ」

( ー )「…ムチャ、しやがって」

( ;∀;)「お前ら戻ってきてえぇぇ!!」

639:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 21:14:30.54 ID:76n5yn0OO
( ー )「僕は、明日の朝の新聞の端を飾るんだぁ」

    _∧_
    >+<
    彡イミヾ
   ★彡ミ★
   ノソ゚*☆*゚人
  ☆。彡ミ∥。☆
  ★∥★リ/⌒丶)*.
 <(-_-)( ∪゚*・゚>
<彡∪ ∪*∪∪☆*゚ミ>
☆ソ彡∪∪。*・゚★ミソ☆
`゚・*。*゚ |||| ゚*。*・゚
    ||||
   ∩=∩=∩
   i三i三i三i
___________
     ○
( ;゚∀゚)゚

( ;゚∀゚)「頼むからやめてくれえぇぇ!!」

(,, ∀ )「はははっ」

( ー )「ふふふふふ」

( ;゚∀゚)「わかったから!残るから!!」

(,,゚Д゚)「じゃあ店長」

640:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 21:16:06.34 ID:76n5yn0OO
(,,^Д^)「(朝まで一杯)や ら な い か ?」

( ∀)「ーーーーっ」





641:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/16(木) 21:18:35.68 ID:76n5yn0OO
25日 朝

从 ゚∀从「うーっす おはようござー…」





⊂_⊃。A。)⊃

 ∝£∽⊂(-_⊂ ̄_⊃

⊂_⊃,,∀)⊃゙。 メ…


从;゚∀从


从#゚∀从


从#゚∀从「てめぇらマトモに店番も出来ねぇのか!?あ゙!?」←惨状を知らない



おわり
  1. 2010/12/17(金) 03:26:46|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

総合短編

477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/15(水) 01:05:27.64 ID:nkWtD6RGQ

('A`)クーリスマスが今年もやってくる

('A`)来なくていいだろ

('A`)俺不器用で不細工な仏教徒だし!略してブブブだし!

('A`)べ、別に寂しくなんかないんだからね!!

('A`)………

('A`)ショボンのとこでも行くか

478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/15(水) 01:06:24.29 ID:nkWtD6RGQ
ショボン宅
アンッアンッアンッイイ…

(´・ω・`)いいぞ!気持ちいいぞ!ツンもっと動かせ!

(´・ω・`)おいもっと動けつってんだろ!

(´・ω・`)お仕置きするぞ!!


('A`)お前はなぜAV見ながらとツンとセックスする妄想を抱いているんだ

(´・ω・`)クリスマスが近いからに決まってんだろ、ぶっ挿すぞ

('A`)近いとすんのかよ…そんな事よりブーンのとこ行こうぜ

(´・ω・`)そんな事とは失礼な真性な儀式だぞ(真性と神聖をかけたギャグだよ)ブッブフフフフ

('A`)(何笑ってんだこいつ)まぁ行こうぜ

(´・ω・`)りょーかい

480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/15(水) 01:10:45.21 ID:nkWtD6RGQ
( ^ω^)宅

アンッアンッアンッイイ…

('A`)こいつも一緒か

(´^ω^`)キモいすねwwww

('A`)同レベだろ

(´・ω・`)まぁ突撃しようか

( ^ω^)クーいいお!気持ちいいお!

川*゚ー゚)あぁ、私もキモチいい

('A`)………(´・ω・`)

('A`)ぶっ殺(´・ω・`)

俺達はこの日からクリスマスと主にブーンに殺意を抱いた。

481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/15(水) 01:14:59.16 ID:nkWtD6RGQ
雪の日も
('A`)クリスマスを潰しませんかー?

雨の日も

(´・ω・`)幸せを撲滅しましょー

男の子の日も

(´・ω・`)ハァハァ
('A`)ハァハァ

下着を盗む時も
('ハ`)カァチャンのシミパンいいよー
生理用ナプキンを漁る時も
(*´・ω・`)いい臭いではないか…

482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/15(水) 01:17:16.92 ID:nkWtD6RGQ
そんなゴミ人間の元に続々とカス人間が集まり…時はクリスマスイヴ

(;゚;3;゚)ギュフフ、クリスマス潰すですぞ

\(^O^)/我の力をいざ試さん…

( ゚∋゚)めちゃめちゃ楽しみやねん!テンション上がるねん!

(^p^)オギャーwwww

ABCDEFいよいよ始まるぜ…そして俺達顔ないぜ


(´^ω^`)おいオメェラ静かにしろ!ドクオ様のありがたい話しが始まるぞ!!ちなみに俺はNo2のショボン様な

485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/15(水) 01:21:35.57 ID:nkWtD6RGQ
('A`)えーえー
('A`)ようこそブブブ共!クリスマス潰すぞ?

('A`)(決まった)

(;゚;3;゚)(不細工だな)
( ゚∋゚)(ブブブとかイミフてか不細工だな)

\(^O^)/(不細工だな、とゆうかなんで粗チン丸出しなんだ)

(´^ω^`)ドクオ様かっけーすw最高すwパネェw

('A`)聞け不細工共、作戦はラブホの前で集団野糞を決める…LMSNだ

( ゚∋゚)(まぁ1番不細工はお前だけどな…てか略すなよ)

(;゚;3;゚)(しかしこの人口臭いな)
\(^O^)/ザワ…ザワ…ザワザワ…

486:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/15(水) 01:24:04.19 ID:nkWtD6RGQ
(^p^)ムシャムシャwwww

(´^ω^`)流石ドクオ様ww完璧過ぎてwざわついてますよw

('A`)では実行するぞ!!

488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/15(水) 01:29:33.34 ID:nkWtD6RGO
( ^ω^)やめるんだお!ドクオ

(´^ω^`)お前ドクオ様にたいして呼び捨てとはなんだ!やっちまいましょうよこんなゲス!

('A`)待てショボン!話しを聞こう…

(´^ω^`)でも兄貴…

( ^ω^)ドクオ…すまないこれはドッキリなんだよ

(;'A`)何いってんだお前、ハハハ…なぁショボン?

487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/15(水) 01:27:47.72 ID:nkWtD6RGO
(´^ω^`)やっと気付いたの?ネェ?今どんな気持ち?ネェwwww

('A`)嘘だろ…?

その他達「あー疲れた。俺ら実は女いるんすよwwww」

テッテレー!!

(´^ω^`)お疲れしたwwww

(;A;)俺はどうすれば…

('A`)とりあえずオナニするか
おわり
  1. 2010/12/15(水) 03:25:07|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

( ^ω^)待ちぼうけのようですね

462:( ^ω^)待ちぼうけのようですね :2010/12/15(水) 00:05:33.65 ID:FTwV6yFR0


ξ゚⊿゚)ξ 「ごめん、迎えに来て下さい」



( ^ω^)「うおっふ」


どうやら、うたた寝してたらしい。
頬杖が外れて、目が覚めたらしい。

ああクソッ顎が痛い。



ぶおーんと静かに唸るpcと、カチコチ断続的になくマウス以外に
音らしい音がない。
中途半端な田舎の冬の夜は、なんて静かなんだろう。

静かすぎるせいで、モニターいっぱいに散らばった文字を拾い上げていた
僕の目が、疲労を訴えるまで時間に気がつかなかった。

463:( ^ω^)待ちぼうけのようですね :2010/12/15(水) 00:06:58.60 ID:FTwV6yFR0

目頭を揉みほぐして、肩をまわす。
そして、ずれた視界が21:54という数字を押さえた。


( ^ω^)「やべぇお」

僕は駆け出した。

携帯よし、コートよし、手袋よし、ヘルメット装着済み。
はい、ok
バイクに跨がって、いざ行かん!
としたところで、忘れ物に気がついた。


( ^ω^)「ノーヘルいくない」


引っ掴んだヘルメットをバイクに固定し、こんどこそ疾走。
……安全運転でね。

この時間、この辺は人いないから、事故する確率なんてすっごく低いけどね。

あ、寒いさむいさむい
ジーパンで出るんじゃなかった。

465:( ^ω^)待ちぼうけのようですね :2010/12/15(水) 00:08:18.86 ID:FTwV6yFR0
( ^ω^)「うううう」

地獄の3分間を味わって、目的地についた。
信号に引っかからなかったおかげで、中々の好タイム。

( ^ω^)「まにあったおおお」

ギリギリだけど、セーフには変わりない。

それにしてもクソ寒みぃ、目の前の喫茶店に入りたい。
無理だけど。
あそこ高いし、ラストオーダー過ぎてるし、もう閉店時間だし。

でも、バイクって寒いけど、自転車よりか楽でいいよねー
自転車、あれは無い。辛い。

経験者は語る。頑張って、三年前の僕。

466:( ^ω^)待ちぼうけのようですね :2010/12/15(水) 00:09:40.99 ID:FTwV6yFR0


……この日課始めて、もう3年たつのか。


手袋で、顔の下半分を覆って息を吐くと若干、暖かい。

ちょっと臭いのが難点。
あと手袋がピンクなのも難点。


ーー
ーーーー


ξ゚⊿゚)ξ 「えっ、だってお姉ちゃんピンクが好きだし」

( ^ω^)「僕の好みを反影させてくれお」


おお懐かしい思いで。

467:( ^ω^)待ちぼうけのようですね :2010/12/15(水) 00:10:30.99 ID:FTwV6yFR0

でも間に合って良かった。
僕の姉はカッとなりやすく、おまけに根にもつという最悪なタイプだ。

時間にはうるさいから、待ちぼうけなんて食らわせた日には……
考えたくもない……

考えたくないといえば
こんな暗くて、寒くて、静かな場所に一人でいると
怖いこと考えちゃうんだよなぁ。


ーー義務教育は終わったから
出てけとは言わないけど、わかるわね。



やだやだ
考えたくないのになー、こええよ。

468:( ^ω^)待ちぼうけのようですね :2010/12/15(水) 00:12:32.33 ID:FTwV6yFR0

( ^ω^)「お?」

ぼけっとしてたら
喫茶店の照明は既に落とされ、一時すると人が出てきた。
二人。

どちらも知らない人だ。

僕の方をみて、ひそひそ話。

かるーく会釈。
全力で顔を背けられた。
顔面偏差値社会が憎い。

471:( ^ω^)待ちぼうけのようですね :2010/12/15(水) 00:16:09.27 ID:FTwV6yFR0
携帯のディスプレイに映る22:20
はい、ツンの奴遅刻ー。

もういい、置いて帰ってやる。
徒歩でここまで20分くらいかかるから、わざわざ迎えに来てるのに。
弟への労りが無い、マジで。



未成年がこんな時間までバイトすんな、バカ。

時間にうるさいくせに、3年も遅刻すんなバカ。

「あのツンが」わざわざ迎えを頼んだ理由を考えなかった僕の馬鹿。




  1. 2010/12/15(水) 03:23:30|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

総合短編

430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 20:35:50.62 ID:kzVVYRHLO
~雀荘 2ちょんねる~

スッ |五|

('A`)(クックック、この局面において最高の手牌)
一二三123①②③67五五西
( ^ω^)「・・・。」

('A`)(このままなら勝てる!)

|西| カンッ!

( ^ω^)(この気配・・・ヤツはテンパイかお?)

( ^ω^)||d

|五| ッタン!

('A`)(俺の入り目!!クックック、楽しませてくれる、だが次でツモる!!)

( ^ω^)(ギリギリの攻め・・か?)

431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 20:38:32.24 ID:kzVVYRHLO
( 'A`)||d スッ

(;'A`)(!!)

  コトッ…
├──┐
│(ю:】
┴──┘

(;'A`)(ジャ、ジャイアン・・だと?)

('A`)(落ち着け、何もジャイアン牌が来ても不思議じゃない。これは麻雀なんだから。)

('A`)(ヤツの捨て牌は明らかにピンフ系・・・これは通る!!)

(#'A`)「貫きやがれ!!!」

ドンッ!!   
├──┐
│(ю:】
┴──┘

432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 20:40:46.71 ID:kzVVYRHLO
( ω)「く・・・」

('A`)「クックック、残念だっ

( ゜ω゜)「クックック、残念だったなぁ・・・」

( #^ω^)「俺達はそこにジャイアン牌があるから麻雀をする!!」

( ^ω^)「ロン!ドラえもん全員集合!!7万2千点!」

ちゅどおーーーん!!

ひゅるるるるー・・・

( A)「ぐはっ!」

( ^ω^)「愛ゆえに戦わねばならぬ、貴様は牌を扱うには優しすぎた」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオがやられたようね」

(´・ω・`)「だが奴は我等四天王の中でも最弱」

川゚ー゚)「あの程度の輩に負けるとは我等の面汚しよ!」

435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 21:15:43.61 ID:kzVVYRHLO
第二局 闘牌!

( ;^ω^)「はぁはぁ・・・」

( ^ω^)「今夜のサツ(警察)共はしつこいお」

( ^ω^)「だが1974年のロマネコンティは頂いたお!」

(´・ω・`)「待ちな」

( ^ω^)「だれだ」

(´・ω・`)「独眼(ワンアイズ)のショボン」

( ^ω^)「ならば闘うしかないな」

(´・ω・`)「こうなる星の下に産まれただけの話」

(´・ω・`)「こちらから行かせてもらう!」

(´・ω・`)「メン タン ピン !」

( ω)「ぐはっ!」

ブーン【25000 ⇒ 21100】ピピピ

436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 21:17:29.81 ID:kzVVYRHLO
(´・ω・`)「このまま押し込む!」

ω・`)緑
・ω・`)一
(´・ω・`)色

カキーン!

もくもくもく・・・

( ω)|白|d

(;´・ω・`)「ば、ばかな!白で捌いただと!?」

( ^ω^)「いい闘気だ、だが若さがでたな」

( ゜ω゜)||d

( #^ω^)「奥義!!」

( ^ω^)「いー☆ぺー★こー☆」

その瞬間、ショボンには恐らくなにが起きたか理解出来なかっただろう。
圧倒的なブーンの牌捌き、左手芸、その全てをショボンは理解出来なかったのだろう。

438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 21:19:23.84 ID:kzVVYRHLO
ひゅるるるるる・・・

刹那ッ!

ショボンの胸を貫くスーピン牌

(´;ω;`)「はぅあ!」

( ω)「誰しもが不安を抱えながら闘うお・・・」

( ω)「だけど絶対忘れちゃいけないんだお」

( ω)「早いリーチにはイースーソウ」

決め技!

リーチ
一発
ツモ
イーペーコウ

4翻 30符

ショボン【25000 ⇒ 0】ピピピピピ

439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 21:22:13.23 ID:kzVVYRHLO
第三局 氷りの打牌!

|【麻雀】





( ^ω^)「・・・打(ぶ)つか」

カランコローン♪

ξ゚⊿゚)ξ「いらっしゃーい」川゚ー゚)

ξ゚⊿゚)ξ「もう少しでフリー空きますからお待ちくださいね」

川゚ー゚)「こちらレッドブルです」

( ^ω^)(こいつらの指先・・・)

440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 21:24:19.84 ID:kzVVYRHLO
( ^ω^)「貴様等、玄人(バイニン)だな」

ξ゚⊿゚)ξ「ばれたか、ならば闘うしかないな」川゚ー゚)

- 東一局 -

( ^ω^)(まずまずの配牌かお)
二二三六①③④⑦白白西東東東

( ^ω^)||d

|西| タンッ!

ξ#゚⊿゚)ξ「圧倒的ポン!」

(;^ω^)(!?)

441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 21:26:23.20 ID:kzVVYRHLO
川゚ー゚)||d ッス

|中| トンッ!

ξ#゚⊿゚)ξ「絶対的ポン!!」
(;^ω^)(ま、まずいお!!)

ξ゚⊿゚)ξ |北| ドン!

( #^ω^)「ポン!!」

|発| ドドン!

ξ#゚⊿゚)ξ「ポン!!!」

( #^ω^)「ポポン!!!!」

ξ#゚⊿゚)ξ「!!ポンポンポンポンポン!!」(^ω^# )

( #^ω^)(次で・・決める!!)

442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 21:30:12.06 ID:kzVVYRHLO
ξ#゚⊿゚)ξ「ポ

( #^ω^)「チーだ!!!」

ξ;゚⊿゚)ξ「なっ!?」

ξ;゚⊿゚)ξ(しまった!!バランスがとれない!)

( ^ω^)「今だお!」

( ゜ω゜)「奥義!」

( #^ω^)「トイ♪トイ♪ホー♪」

ξ⊿)ξ「はぐっ!」川 ‐)

443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 21:31:20.90 ID:kzVVYRHLO
( ^ω^)「見事だったお」

( ω)「だがな・・」

( #^ω^)「発声優先だお!!」

決技

タンヤオ
トイトイホー
ドラ12

15翻 30符

クー&ツン 【50000 ⇒ 0】ピピピピピ


('A`)「っていう麻雀ゲームなんだけど・・・」

( ^ω^)「ねーよ」

・ 最初から
⇒ ディスク破棄
  1. 2010/12/15(水) 03:22:07|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

黄昏の天狗のようです

365:黄昏の天狗のようです :2010/12/14(火) 00:58:50.19 ID:tJS9rtk90
夕立が去ったあとの森は、しっとりと湿っている。
私はその森の木の上に座し、雨の香りを残す空気を味わうのを日課としていた。
やはり、ここから見る風景はいつ見ても飽きない。

( ゚∋゚)チュンチュン

( ^ω^)「天狗様、またここにいらっしゃったのですかお」

( ゚∋゚)チュン?

森に住む猿が、いつの間にか梢までやってきていた。

( ^ω^)「また、面倒事にございますお」

( ゚∋゚)チュチュン?

( ^ω^)「はい…ばあ猪と来たばかりのムジナの若造が」

( ゚∋゚)チュン…

( ^ω^)「お願いしますお…このままでは死者が…」

( ゚∋゚)…

なにやら、また住人同士の争いが始まったらしい。
……今年に入ってから一体何度こんな事があっただろうか。

バッサバッサw( ゚∋゚)wクルポッポー!

とにかく、いそいでムジナの巣へと向かう。間に合えばいいのだが。

367:黄昏の天狗のようです :2010/12/14(火) 01:03:19.26 ID:tJS9rtk90
巣の上空まで来ると、ある臭いが下から濃厚に放たれていた。
それに混じって、猪の血の匂いも。

J(; ー )し「く…」

('A`)「ババアめが、おれに牙を剥いたのが運の尽きであったな」

( ゚∋゚)…チュン

(;'A`)「ぬ…天狗殿、何用かな?
    見ての通り、今は取り込んでいるのだが」
    
ムジナが、穴に落ちた猪を見下ろしている。
巣穴として掘っていたものを、即席の落とし穴に仕立てたのだろう。 
猪の足からは尖った木の根か何かで傷つけたのか、勢い良く血が流れていた。

( ゚∋゚)…チュン?

('A`)「はて、何のことやら私はそんなものは…」

あくまでシラを切るムジナだったが、この臭いが現の証拠である。
こやつめは――――――。

( ゚∋゚)「……下手な嘘はつかぬほうがよいぞムジナよ。
     この臭いは一里の先から嗅ぎとっておった」
     
('A`)「……」

( ゚∋゚)「貴様、人間をさらってきたな?」

369:黄昏の天狗のようです :2010/12/14(火) 01:06:38.60 ID:tJS9rtk90
( ゚∋゚)「はじめは子どもが迷い込んだのかと探してみたが、
     森の境に履物が落ちていたきり。
     てっきりそこで帰ったかと思うていたが……」
     
私は、言いながら扇を取り出し、臭いの元ににじり寄った。

( ゚∋゚)「まさか、我らの懐まで来ていたとはな」

扇を一振り。
ふわり、とそよ風がその場に吹いた。
まだ若いムジナの術などこの程度で消し飛ぶ。

(;'A`)「あっ!」

お粗末な幻術は色水が吹き流されるようにして掻き消え、
その場に隠されていたものが露になった。    

lw´ _ ノv

(;'A`)「な、ばかな!」

( ゚∋゚)「人間や並の獣に通じても私には効かん。
     ……さて、新参者の分際で面倒事を起こした罪は重いぞ」
     
(#'A`) 「貴様ぁ…おれの獲物を……鳥風情が横取りする気か!?」
     
(#゚∋゚)ヂュン?

(;'A`) 「…ひ」

371:黄昏の天狗のようです :2010/12/14(火) 01:11:03.01 ID:tJS9rtk90
(#゚∋゚)「もう我慢ならん……貴様のような愚かな獣がこの山でどうなるか。
     とくと……思い知るがいい」
     
(;'A`) 「…なにをs)ry

(#゚∋゚)コッケコッコー!!!!!!!

腰に差した大団扇を、下から上にぶうんと振り上げる。    
瞬間的に凄まじい風が吹き、ムジナのちいさな体を空高くに打ち上げる。 

(;゚A゚)「き、きいっ」

私は瞬時に、落ちゆくムジナのところに飛ぶ。
無論、助けるためではない。 

(;'A`)「た…たすけ」

(#゚∋゚)「そおい!」

(゚A゚)「ぎいっ!?」

今度は奴の横っ腹を直接団扇でぶん殴ってやる。
その一撃で再び起きた強風で、なすすべなくムジナはどこかに吹き飛ばされていった。

―――――――きいいいいいいいいいいいいっ。                

……飛ばされていくムジナの声は次第にちいさくなり、やがてふっつりと途絶えた。

373:黄昏の天狗のようです :2010/12/14(火) 01:16:11.00 ID:tJS9rtk90

( ゚∋゚)シュタ

私が着地した一瞬あと、風で吹き上げられた雨露が遅れてその場に降り注いだ。
そして暮れかけの夕日の下、つかの間の虹が森を七色に彩る。

……やはり無礼な獣は、こうするに限る。

J(; ー )し「うー、天狗殿…余韻に浸ってないで助けてくだされい」

( ゚∋゚)「おう、すまぬなババ殿」

私は老いた猪の巨体をどうにかこうにか穴から引き上げると、
その重みに思わずほう、と息を吐いた。

(*゚∋゚)(お…今のはフクロウのようだったな。
     ……鳥の鳴きまねがまたひとつ増えた)
     
J(; ー )し「うう…」

(;゚∋゚)(おっと、いかんいかん)

いそいで足に腰から下げた手製の膏薬を塗ってやると、
猪の顔から苦悶が徐々に抜けていった。
仕上げに傷口を布で拭きとってやると、もう傷は跡形もなく消えている。

J(;'ー`)し「へえ…へえ…危うくあの若ムジナに殺されるところだったわい」

猪は流石ににまだ動けないらしく、土の上で荒い息をしている。
猪が先程までいた穴を覗くと、そこにはかなりの量の血が溜まっていた。

375:黄昏の天狗のようです :2010/12/14(火) 01:20:12.33 ID:tJS9rtk90
( ゚∋゚)「足は折れていないか?」

J(;'ー`)し「大丈夫…ですがしばらく動けそうにありませぬ」

( ゚∋゚)「そうか……とにかく私はこの子を里まで送って行く。
     猿!そこにいるのだろう?」

私が呼ぶと、草つきの中から猿が音もなく現れる。
       
( ^ω^)「……なんでございましょうかお」

( ゚∋゚)「熊には私から手を出さぬように言っておいてあるのだが…。
     念のためだ、ババ殿が歩けるようになるまで見張っておけ。
     あやつは最近、食うものに困っているようだからな」
     
( ^ω^)「承知しましたお」 

J(;'ー`)し「……猿に守られるほど衰えてはおらぬ!
      と、言いたいところだがそういう訳にもいかぬのう」
      
( ^ω^)「おっお、僕のつぶての腕は山一番だお。
       安心して横になっててくれお~」 
       
( ゚∋゚)「よし頼んだぞ、猿」

やおら立ち上がった私が背を向けたとき、ぼやくように猪が呟く。

J( 'ー`)し「しかし……いつまでこんな事を続けるのですか?  
      かつては、我らの土地に入った人間は勝手に喰う。
      ……というのが流儀であったはず」

377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/14(火) 01:24:51.50 ID:tJS9rtk90

J( 'ー`)し「人間の匂いがしたときは久方ぶりにあなたの目の届かぬところで、
      人間を思う存分喰えると浮かれておったのですが…。
      まったく骨折り損のくたびれ儲けですわ」

そういうと猪は溜息のつもりなのかフゴフゴと鼻を鳴らして見せた。
その様子が滑稽で、思わず吹き出しそうになる。    
     
( ゚∋゚)「時代は変わったのだよババ殿。
     見境なく人を襲えば鉄砲で撃たれる」

( ゚∋゚) 「子どもがいなくなればすぐさま山狩りが始まる。
      そして犬が放たれ、うりぼうたちがその爪に引き裂かれる」

J(;'ー`)し「それはそうなのですが…」              

( ゚∋゚)「穏便に事を済ますのが、我々にとっては一番なのだよ」

J( 'ー`)し「……そうですかなあ」

猪が不満げに鼻を鳴らす音を背後に聞きながら、
私は女の子を抱えて山と里の境まで歩き出した。

378:黄昏の天狗のようです :2010/12/14(火) 01:29:41.05 ID:tJS9rtk90
―――――――――
―――――
――


目を覚ますと、赤茶けた天井が目の前にある。
周りには見覚えがあった、お寺の庫裡だ。
妙にグラグラする頭を振ると、余計に気分が悪くなった。

( ゚д゚ )「おお、気がついたか?」

lw´‐ _‐ノv「だれ?このハゲ」

( ゚д゚ ) 「誰って…この寺の住職じゃ。
      見れば分かるじゃろ?」

lw´‐ _‐ノv「…でどうして私はここに?
       誘拐して写真とってネット上に流すの?」
       
(;゚д゚ ) 「はあ?なんじゃそれは?
       奇っ怪なことを言う子じゃのう」
      
老人をからかうのは楽しいものだ。

lw´‐ _‐ノv「じょうだんだよ…で私はどうしてここに?」

( ゚д゚ )「お前さんは石段のところで倒れておったんじゃ。
     あそこで一体何をしていたんじゃ?」                                 

lw´;‐ _‐ノv「え…石段のところ?」

380:黄昏の天狗のようです :2010/12/14(火) 01:32:31.74 ID:tJS9rtk90

わたしはさっきまで家の裏で遊んでいて、それから。
……それから?
そういえば、よく覚えていない。

lw´‐ _‐ノv「家の裏で遊んでたら、森のほうから優しい声がしたの。
       それで、そっちの方を見たら気が遠くなって」
       
( ゚д゚ )「おお、狢か何かに化かされたのかの?
     しかし、この辺じゃあもう何十年もそんな事は起きとらんが」
     
lw´‐ _‐ノv「非科学的だね」

( ゚д゚ )「そういうもので割り切れんものもある」

カッカと笑うと、お坊さんは袂からいくつか飴を出して私の手に乗せた。

( ゚д゚ )「この飴もそういうものの一つじゃ、なめてみな」

lw´‐ _‐ノv「飴常備とかおばあちゃんかよ。
       それともロリコン?」
       
そう言いつつも、わたしはその飴を口の中に放り込んだ。
見かけはべっこう飴のようだったが、
口に入れると果物のような匂いがふんわりと口の中に広がる。

lw´*‐ _‐ノv「うまいな」

でも、なんだろうこの不思議な味は。
私はこんなにいい匂いのする果物を、私は知らない。

381:黄昏の天狗のようです :2010/12/14(火) 01:35:28.34 ID:tJS9rtk90

( ゚д゚ )「そうじゃろう?気分もだいぶ良くなってきたんじゃないか?」
     
lw´*‐ _‐ノv「確かに」

そういえば頭痛が消えている。
さっきまで吐き気まで催していたのに。                               
さらになめていると手足にも力が戻ってきた。

( ゚д゚ )「そういう飴なんじゃよ。
     さ、もうお帰り、気をつけてな」
     
lw´‐ _‐ノv「うん」

立ち上がって、庫裡の戸を開けるともう日は落ちかけていた。
早く帰らないと、お母さんに叱られちゃう。
もう一度、お坊さんの方を振り返る。

お礼を言おうと思ったのだ。

lw´;‐ _‐ノv「あれ?」

お坊さんはいつの間にかいなくなっている。
明かりもいつの間にか消えていた。
ただ奥に下がったにしては早すぎる。

lw´‐ _‐ノv「……へんなの」

とにかく、わたしは急いで家に帰ることにした。
またムジナに化かされるのも嫌だった。

383:黄昏の天狗のようです :2010/12/14(火) 01:38:40.87 ID:tJS9rtk90
その時、遠くの方に見える山からぽおんと躍り上がったのがのが目に入った。
そのなにかは人の形をしていて、さらに向こうの山のほうへと飛んでいった。
おばあちゃんから聞かされた、天狗の話を思い出す。

lw´‐ _‐ノv「あ…」

迷った人を里まで送り届け、森を荒らすものをやっつける。
そんな山に住む、心優しい天狗さまのおはなし。

lw´*‐ _‐ノv「…天狗様か」

夕立の残していった水たまりを避けながら私は走った。
おねえちゃん達に自慢してやるのだ。
……天狗様を見たんだと。 続きを読む
  1. 2010/12/14(火) 03:19:48|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

川 ゚ -゚)は不思議の国に行きたいようです

351:334 :2010/12/14(火) 00:18:27.07 ID:+BPc58Gy0
川 ゚ -゚) 「おい」

('A`)「~♪」

川 ゚ -゚) 「…おい」

('A`)「フヒッ、やっぱりあやせたんはかわいいなぁ…」

川 ゚ -゚) 「……おい、いい加減怒るぞ。聞こえてるんだろう?ヘッドホンを取れ」

('A`)「『内緒ですよ?』だもんなぁ、たまんねぇよ…」

川 ゚ -゚)ノ~◎ノ ←ガムテープ

川 ゚ -゚)ノ~ ベシッ

川 ゚ -゚)「せめてもの慈悲だ、選ばせてやろう。このままガムテープを一気に剥がすのと、そのイカれたゲーム機を破損させるの、どっちがいいか選べ」

('A`)「…あの、拒否権は?」

川 ゚ー゚)「あるわけないだろう?ソォイッ!」

(゚A゚)「ジョンケイッ!?」

毎日のように上がる悲鳴に、もはや苦情なんて存在しない。
お隣りのおばあさんは「今日も元気ねぇ」なんて具合に容認してくれている。
そうだ、私は今恋してるんだ。


~川 ゚ -゚)は不思議の国に行きたいようです~

353:334(2/4) :2010/12/14(火) 00:20:28.05 ID:+BPc58Gy0
('A`)「ってぇなぁ…だいたいさぁ、普通に考えてこんな日にわざわざ隣家の幼なじみの家にノーアポで突撃してくるか?」

('A`)「俺が女の子と出掛けたりとか、一人で人には見せられない事をしてたら、とか考えないのか?」

('A`)「いくらベランダがほとんどつながってるとはいえ、非常識だとは思わないのか!?」

川 ゚ -゚)「お前が“人には見せられないこと”をしてる時間なら把握してる。朝七時半に通学する小学生を見ながらだ」

('A`)「なにがのぞみだ」

川 ゚ -゚)「暇だ、どこかに連れていけ」

('A`)「ったく…お前中身はそんなんだけど見た目はいいんだからイヴを過ごす相手なんていくらでもいるだろう…」

川 ゚ -゚)「居ないことはないが…何。」

川 ゚ー゚)「私の見てくれに興味を持って声をかけてくる男なんて、つまらないだけだからな」

(*'A`)「……で、何処に行きたいんだ?」

川 ゚ー゚)「東京VIPランド。今日、日本中のリア充が集まるところだ」

354:334(3/4) :2010/12/14(火) 00:22:59.57 ID:+BPc58Gy0
●東京VIPランド
ノパ⊿゚)「うひょぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!とうとうきたぞ、VIPランドォォォォォォォォ!!!!!」

('A`)「落ち着け。ソイツは違うキャラだ。お前は不思議の国のクーのはずだ」

川 ゚ -゚)「*ああっと* 貴方はあまりの人にまみれて正気を失っていたようだ。」

川 ゚ -゚)「貴方はこのままその人ごみにまみれてもいいし、まみれなくてもいい。

川 ゚ -゚)「私はこの甘ったるい空気がなんとも言えない感じなんだが、貴方はどう思う?」

('A`)「…リア充氏ねばいいのに。」

川 ゚ -゚)「た、たしかにな…流石にコレほどまでとは思わなかったが…」

('A`)「なあ、ココにいるヤツの何割が今晩聖なる夜を過ごすんだろうな…」

川;゚ -゚)「私に聞かないでくれ…」

人、人、人、人.....。

人という字がゲシュタルト崩壊するんじゃないかってくらいの、人。

人って言う字って並ぶとインパクトあるよね、人人人人人。

人人人「なあドクオ?」

('A`)「…人になってるぞ。」

川 ゚ー゚)「おおっとすまない。なぁドクオ?」

('A`)「なんだよ」

356:334(4/4) :2010/12/14(火) 00:24:01.68 ID:+BPc58Gy0
川 ゚ー゚)「今の私たち、どういうふうに見えるかな?」

不機嫌そうにポケットに突っ込まれたドクオの手を無理矢理外気へ晒す。

冷え性なんだな、冷たい。それとも、男の手って皆こんなふうに冷たいのか?

('A`)「…お前、手あったかいな」

川 ゚ー゚)「心が暖かいからな」

('A`)「…ソレを言うなら逆だろ」

川 ゚ー゚)「いいんだ、私は今、クールな心が暖かいからな。」

('A`)「…何いってんだか」

恥ずかしくなると口数が減るのはドクオの癖みたいなもんだ。

顔をみなくたって、雰囲気だけで考える事くらいわかるけど。

川 ゚ー゚)「ほら、行くぞドクオ。しっかり握ってないと置いてくぞ」

(;'A`)「わかった、わかったから手を離せ!」

ああ、ほんと。

今はこれだけでいいや。幸せだから。


おしまい。
  1. 2010/12/14(火) 03:17:23|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

('A`)「あなたとは違うんです」

267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/13(月) 17:37:43.46 ID:YjPywqX00
(  )『よお』

不意に聞こえてきた声で視界が開ける。
長いトンネルを抜けた直後のように視界がぼやけ、少しづつはっきりしていく。

('A`)「・・・ん・・・」

( )『気付いたみてーだな』

('A`)「!?」

声を『声』と認識し、そこで僕は驚いて『声』の方へ振り返る。
だがそこには誰も居なかった。

代わりに、どこまでも青い景色が続いている。
どこまでも広い空のような開放感も、深海のような不気味さも内包しない、
自己主張のかけらも感じないただの青。

触ろうとしても触れない壁があるかのように、僕の視界にはただただ青だけが広がっていた。
僕は一人で青の中にいた。

視界を正面に戻しても、やはり青が続くだけ。
やはり『声』はいなかった。

270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/13(月) 17:40:28.41 ID:YjPywqX00
( )『残念ながら、お前には俺は見えないぞ』

『声』が僕に語りかける。低くもなく、高くもない。女性か男性かもわからない没個性的な声。

('A`)「・・・ここは?」

( )『お前の精神世界ってところだな。お前は、現実で何か大きなことに直面すると、決まっていつもここに来る』

現実、という単語を聞いて、僕は自身に何があったかを思い出そうとする。
でも、できない。僕の思考はまどろみにかかったようにはっきりせず、何も思い出すことができない。

助けを求めるように辺りを見回しても、僕以外誰の姿も見えない。
そのことが、なぜか異様に怖くなって、僕は頭を押さえた。

一人でいるという事実に、僕の頭が拒否反応を起こしているかのように、ずきずきと頭痛がした。

273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/13(月) 17:42:32.32 ID:YjPywqX00
(  )『ここはお前の精神そのものだ。お前は今、青に染まっている。
   だがな、これは不変的なものじゃなく、変えようと思えば変えられるんだ』

それでも何かを思い出そうと必死になりながら、僕はこの世界で唯一の僕以外の存在である『声』にひたすら耳を傾ける。

(  )『お前はこの青を見て何を感じる?』

『声』の問いかけに、僕はまた周囲を眺める。そこにはやはり青しかない。
空も、海も、はたまた地面も何もなく、そこで僕は自分が青の上に立っていた事に初めて気付いた。

開放感も、不気味さも、はたまた存在感も何もない、青。
「何も感じない」事だけが、異様なまでに感じられる、青。

('A`)「・・・そうか」

この青の正体は、虚無だ。
「何もない」がある、一見すると矛盾を抱えた存在。

僕は今、虚無の大地を踏みしめていた。

276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/13(月) 17:47:58.39 ID:YjPywqX00
(  )『何があったかまではわからんさ。俺はお前の精神世界の中でしか存在していないからな。それを知るのはお前だけだ
   ・・・そして、それを変えることができるのもお前だけだ』

頭にちくりと、何か小さなトゲが刺さったような感触。
それに続いて、猛烈な既視感が僕を襲った。

僕は、この青を知っている。僕の精神世界を支配しているこの青に、過去に何度も触れている。
この青の、虚無の正体を知っている。

('A`)「・・・無理だよ」

(  )『ん?』

('A`)「僕はこの虚無からは逃れられない。今まで何年もあがいてきて、それでも無理だったんだ。
   今さら変える事なんてできないんだ」

現実世界が崩壊を始めてから、僕はひとり奔走し続けた。
崩壊の発端は僕だった。僕がその手で、世界を混乱に陥れた。
混沌とした世界をさ迷い続け、僕は一人、世界を元に戻すべく努力した。少しでも多くの人を救おうとした。

そして、僕は人の深層に潜む醜悪さを目の当たりにした。
そこで僕はこの青の断片に触れ、一人だった僕は世界から孤立した。

そして僕は何も感じなくなった。
崩壊する世界にも、そこで喘ぐ人たちにも、何も感じれなくなったんだ。

278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/13(月) 17:51:14.54 ID:YjPywqX00
(  )『だがお前は悔やんでいるだろう? こうなったことを。お前がここにいるのがそのなによりの証だ。
   ・・・そう簡単に諦めるなよ』

('A`)「悔やんでいるさ。それこそ頭が狂いそうなほど。でも・・・もう、無理なんだ」

(  )『甘ったれんな。最初に言っただろう、この青は不変じゃないんだ。すべてはお前次第で変わるんだ』

('A`)「・・・もう、僕にはできないよ。そんな強さは持っていないんだ。僕は君とは違って弱い人間なんだよ」

(  )『そんなこたねーよ。俺にできるんだからお前にもできる』

その時、僕は背後に人が立った気配を感じて振り返った。
だが、当然のようにそこには何もない。・・・と思ったが、違った。

『声』が、そこに立っていた。いや、立っているように見えたのは、僕が上から見下ろす形で『声』の姿を見ているからだろう
立体感もなく、表情もなく、輪郭だけははっきりしていた『声』は、真っ黒に塗りつぶされれて、僕を見上げるようにそこにいた。

『声』の正体は、僕の足元に居た。

279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/13(月) 17:53:39.14 ID:YjPywqX00
('A`)『ほら、あるじゃねーか。この青だけだった世界に、青以外の何かが』

『声』は、僕の影だった。
輪郭だけは僕そのもので、中身は僕と全然違う、でも僕と繋がっている存在。

('A`)『俺は、お前だ。俺にできることはお前もできるんだよ。全てはお前次第なんだ。
   立ち上がれ。何があっても前を向け。例え世界中から罵倒され蔑まれようとも、前へ進まないと始まらない。
   ・・・それでも不安なら後ろを向けよ。俺は、いつだってそこにいる』

('A`)「・・・うん。僕にはまだやることがある」

影から目を離し、視線を前に向ける。
そこには変わらず青があったが、遠くに青以外の何かが見えた。

('A`)「もう行くよ」

('A`)『おう。達者でな』

その何かに向かって、僕は歩き出す。
それが何であろうとも、たどり着くまで僕は歩き続けるだろう。
僕は、もう一人じゃないのだから。

280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/13(月) 17:54:33.15 ID:YjPywqX00
('A`)「あなたとは違うんです」 了



  1. 2010/12/13(月) 17:54:33|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

('A`)が極限状態にあるようです

118:98 :2010/12/12(日) 08:52:13.09 ID:+CrP5bZKO
お題『燃える』

('A`)が極限状態にあるようです

('A`)「今、私は極限の危機に瀕している」

ガルルルル…

('A`)「なんと、この山奥で、狼の群れに囲まれているのである」

グゥルル…

(;'A`)「唯一の救いは、彼らは焚き火を恐れ、今以上に近づいてこようとしないことだ」

(;'A`)「かと言って、彼らが立ち去るような気配はない。恐らく、私が寝るか、焚き火が消えるのを待っているのだろう」

グルルルゥ…

('A`)「焚き火はまだ煌々と火が灯っているが、既に薪木がなくなった以上、焚き火は時間の問題だ」

ビュゥウウウ…

(;'A`)「しかも運の悪いことに、風が強い」

('A`)「どうにか日が登る頃まで持ちこたえれば、捜索隊が私を捜しに来てくれることだろう」

(-人-)「神よ!どうか我を救いたまえ!神よ!」

ビュゥウウウ…

(;'A`)「あ、焚き火が弱まってきた…」

119:98 :2010/12/12(日) 08:54:36.93 ID:+CrP5bZKO
(;゚A゚)「も、燃えるもの!早く燃えるものをくべないと…」

グァルゥ…

(;゚A゚)「そ、そうだ!私の上着を!」

ガサガサッ
ボゥッ

('A`)「よ、よし…これでしばらく保つだろう」

……しばらく

('A`)「まだ夜は明けない。じっとしているのがこんなに辛いとは…」

(;'A`)「狼がいつ襲いかかってくるかもわからないから気も抜けない…」

ビュゥウウウ…

(;'A`)「あ!また火が…」

(;゚A゚)「ま、まずい!」

グルルルゥ…

(;゚A゚)「し、仕方ないズボンをくべてやる!」

ズルズル…
ボゥッ

(;'A`)「ふぅ…」

120:98 :2010/12/12(日) 08:55:47.60 ID:+CrP5bZKO
……しばらく

('A`)「案外、大きな声をあげたら逃げていくかも…」

('A`)「スゥー…」

(;゚A゚)「て、いやいやちょっと待て。そのせいで興奮して襲いかかってくることも考えられるじゃん」

ガルルルル…

('A`)「ああ、おれが空を飛べたらなぁ…」

('A`)「この雄大な自然を眼下に俺は空を羽ばたくんだ」

('∀`)「そして海を渡ればそこは自由の国アメリカさ」

('∀`)「ロサンゼルスのカジノで一発当ててべっぴんなお姉ちゃんを侍らせてやるんだ」

('∀`)「大金持ちになった俺はもはや王!いや皇帝だ!俺はナイトオブエンペラーになるのだ!」

(;゚A゚)「…て現実逃避してる場合じゃねえ!」

ビュゥウウウ…

(;゚A゚)「ほら来た!火が消えそうだYO!」

ウウウウゥ…

(;゚A゚)「シャツ、シャツ…」

パサッ
ボゥッ

(;'A`)「ふぃ~」

121:98 :2010/12/12(日) 08:57:07.18 ID:+CrP5bZKO
('A`)「あ、また誰か糞スレが立てやがる!」ポチポチ

('∀`)「
________
  <○√
    ∥
   くく
しまった!
ここは糞スレだ!
オレが止めているうちに
他スレへ逃げろ!
早く!早く!
オレに構わず逃げろ!
と…」

(;゚A゚)「…つうか、俺が逃げたいわ!」

('∀`)「あ、携帯で救助呼べんじゃん!なんでもっと早く気付かなかったんだろう!」

プルルルル…ガチャ

*「はい、警察です」

('∀`)「あ!もしもし、あのですね、今、僕狼の群れに囲まれてまして…」

*「…はぁ」

('∀`)「それで大至急救助お願いしたいんです!」

122:98 :2010/12/12(日) 08:58:10.29 ID:+CrP5bZKO
*「…ええと、狼の群れ…ですか?」

('∀`)「はい!そうなんですよ~。だから早く助けてほしいんです!」

*「…わかりました。至急警官を向かわせます。今どちらにいるか、分かりますか?」

(;'A`)「え?」

*「はい、あの、今あなたのいる場所、正確な住所がわからなくても何か目印になるような建物とか周りにありませんか?」

(;'A`)「あの…今、山の中にいまして、住所とか建物とかは…」

*「山…ですか。何山になりますか?」

(;'A`)「それが何山だかさっぱり…」

*「そうですか…それdブツッ」

ピー

(;'A`)「あ、電池が切れた…」

123:98 :2010/12/12(日) 08:59:21.16 ID:+CrP5bZKO
ガルルルル…グルルルゥ…

(;゚A゚)「…」

ビュゥウウウ…

(;゚A゚)「…」

……

(;゚A゚)「は!まさかの茫然自失!」
(;'A`)「火!早く火になんかくべないと!…つうか後はパンツくらいしか…」

(`A')「ええい、ままよ!」

ポイッ
ボゥッ

……しばらく

('∀`)「…こうなってみて、僕は自然と初めて一体になれた気がする」

('∀`)「自然…そう、全ては自然なんだ。自然の摂理に逆らってはいけない。今なら、僕は狼に食べられることもやぶさかじゃない」

ガルルルル…

('∀`)「でもかじられたら痛そうだしやだなぁ…アハハ…」

('A`)「ふぅ」

124:98 :2010/12/12(日) 09:01:16.55 ID:+CrP5bZKO
('A`)「次に強風が吹き焚き火が弱まれば、もう私に為す術はない。そうなれば、私は覚悟を決める。全裸で」

(;'A`)「死ぬのは怖い。しかし、最期は人間らしく胸をはって狼の餌となろう。全裸で」

(*A*)「でも…でも…」

(;A;)「…死にたぐね゛え゛よぉ…おがあさぁん…だずげでよぉ…」

(ノA;)「もう゛、お母さんのことをババアなんで言いません…帰っだら゛両じんに親孝ごうじまず…ふ、風俗通いもつぎ一に減らじます!だから…だから…」

ビュゥウウウ…

(;A;)「あっ…火が…」
シュッ

(;A;)「火が…消えた…」

126:98 :2010/12/12(日) 09:03:58.44 ID:+CrP5bZKO
(;A;)「…さようならお父さん…お母さん。今まで迷惑ばかりかけてごめんなさい」

(ノA;)「さようなら…和代ちゃん…これからは…指名してあげれなくてゴメンね」

ガルルルル…

(;A;)「さあ!お前らやるならやれ!さあやれよぉおおおおぉお!!!!」

( ^ω^)「はいカットぉ!いや~いい素材(え)が取れたお」

(;A;)「…」

( ^ω^)「これは高視聴率間違いないお!」

(;A;)「…」

( ^ω^)「みんなお疲れ様~だお。そこの君もお疲れ様お。おかげでいい番組が作れそうだお!」

(;A;)「え…え、何?」

( ^ω^)「何って、『極限~追い詰められた人の向かう道~』の収録だお!」

(;A;)「へ、へぇ~…」

( ^ω^)「あ、放送は1月1日の15時からだお。じゃバイバイお」

(;A;)「ハ…ハハハ…生きてる…」

(゚∀゚)「俺は生きてる!生きてるんだ!アハハハハハハハハ!」

(;゚A゚)「て、全裸で置き去り!?」

おしまい
  1. 2010/12/12(日) 09:03:58|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

川 ゚ -゚) が弟に夜食を作ってあげるようです

103:98 :2010/12/12(日) 06:52:51.82 ID:+CrP5bZKO
お題『夜食』

川 ゚ -゚) が弟に夜食を作ってあげるようです


ある日

川 ゚ -゚) 「君たちは、『夜食』と言われたら何を連想する?」

('A`)「え?夜食といえば?う~ん…おにぎり、かな」

( ^ω^)「夜食ならやっぱりラーメンで決まりだお!」

川 ゚ -゚) 「ふむ…おにぎりにラーメン…と。ありがとう。参考になった」

('A`)「ええと、どういたしまして。ちなみに、そんなこと聞いてどうするの?」

川 ゚ -゚) 「ああ、私の弟が今年、高校受験を控えているんだ。そこで何か私にできることはないか、と考えた時、弟が夜遅くまで勉強していることを思い出した」

川 ゚ -゚) 「根を詰めて勉強していれば、小腹の一つも空くだろう、と思ってね」

( ^ω^)「なるほどお」

104:98 :2010/12/12(日) 06:54:12.33 ID:+CrP5bZKO
川 ゚ -゚) 「とりあえず、今夜も勉強しているようならラーメンかおにぎりを作ってみようと思う」

('∀`)「弟さん思いだねぇ~」

川 ゚ -゚) 「そうか?」

( ^ω^)「ホント、うちのねーちゃんに爪の垢飲ませたいお」

(;'A`)「煎じないで飲ますの…?」


その夜

ピピピピ…
カチッ

川 ゚ -゚) 「ん…2時…か」

川 ゚ -゚)「さて、まだ勉強しているかな」

……

川 ゚ -゚) 「部屋に明かりが付いている。まだ勉強しているようだな」

川 ゚ -゚) 「ラーメンかおにぎり。どちらがいいか…」

川 ゚ -゚) 「ここで考えても始まらない。台所へ行こう」

105:98 :2010/12/12(日) 06:56:02.26 ID:+CrP5bZKO
川 ゚ -゚) 「ご飯はある。ラーメンはない。おにぎりだな」

川 ゚ -゚) 「そう言えば、おにぎりの具を聞いていなかった」

川 ゚ -゚) 「眠気覚ましになるような物が好ましいのだろうが…」

ガサガサ…

川 ゚ -゚) 「コーヒー豆か。眠気を飛ばすにはカフェインが効果的と聞いたことがあったな」

川 ゚ -゚) 「…挽いておにぎりに混ぜてみよう」

ガサガサ…

川 ゚ -゚) 「バジルにルッコラ、クレソン、大葉。ハーブは確か眠気覚ましに効果的と本で読んだことがある」

川 ゚ -゚) 「これもおにぎりの味付けに採用してみるか」

ガサガサ…

川 ゚ -゚) 「む、よっちゃんイカか」

川 ゚ -゚) 「顎を動かすことで眠気覚ましの効果が期待できるらしいとテレビでやっていたな。…入れてみるか」

川 ゚ -゚) 「とりあえずはこれだけあればいいだろう」

106:98 :2010/12/12(日) 06:56:47.96 ID:+CrP5bZKO
川 ゚ -゚) 「さて、まずはコーヒー豆を挽こう」

ゴリゴリ…

川 ゚ -゚) 「そしてご飯にまぶす」

パッパッパッ…

川 ゚ -゚) 「よし。次にハーブ。これは刻んで…」

トントントン…

川 ゚ -゚) 「これもまぶす」

パッパッパッ…

川 ゚ -゚) 「後はよっちゃんイカか。これは裂いて具にしよう」

川 ゚ -゚) 「後はアルミで握って…」

そして…

107:98 :2010/12/12(日) 06:58:02.40 ID:+CrP5bZKO
川 ゚ -゚) 「勉強頑張っているな。小腹も空いたろうから、夜食を作ってきた」

从 ゚∀从「マジで?さっすが姉貴、気が利くぅ♪」

川 ゚ -゚) 「…さて、私は寝る。勉強もいいが程々にな。体を壊したのでは本末転倒だぞ」

从 ゚∀从「わかってるって。でも試験が明後日だから今日は徹夜で頑張るつもりだぜ」

川 ゚ -゚) 「そうか。なら眠気覚ましになりそうな具材を選んで正解だったな」

川 ゚ -゚) 「では、勉強の邪魔になるだろうから私は行く。お休み」

从 ゚∀从「お休み。夜食サンキュー、姉貴」
バタン

川 ゚ -゚) 「さすがに…眠いな。頑張れよ、私の弟…」

川 ー _ー)「スゥ…」

……

ぎゃあああああっ!!

110:98 :2010/12/12(日) 06:58:55.67 ID:+CrP5bZKO
( ^ω^)「おはよお~!お、昨日は夜食作ったのかお?」

川 ゚ -゚) 「作るには作った…が」

('A`)「?どうかしたの?」

川 ゚ -゚) 「泡を吹いて倒れてしまった」


('A`)「へ?」
( ^ω^)「へ?」

川 ゚ -゚) 「眠気に効くように気を使ったつもりだったんだが…」

(;'A`)「何入れたの?」

川 ゚ -゚) 「コーヒー豆にハーブを数種まぶしたご飯によっちゃんイカを入れてみた」

(;^ω^)「すごく不味そうだお…」

川 ゚ -゚) 「何がいけなかったんだろうか…」

(;'A`)「そういえば、クールさんて家庭科だけいつも2だよね」

(;゚ω゚)「うちのねーちゃんがクールじゃなくてホント良かったお…」

川 ゚ -゚) 「?」


おしまい
  1. 2010/12/12(日) 06:58:55|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

総合短編

254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 10:50:15.45 ID:Jn/jIvxV0
(´・ω・`)

今日も来てしまった
某所にある、とある公園

深夜2時

公園の周りは暗闇と静寂が支配していた
しかし公園内には異様な熱気が立ち込める
街灯に照らされそこに照らされるは屈強な男たち

( ゚∋゚)

( ^^ω)

( ´_ゝ`)

(´<_` )

(・∀ ・)

(´・_ゝ・`)


('A`)

ああ、今日も狂喜に満ちた夜が始まる

255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 10:51:08.23 ID:Jn/jIvxV0
私がこの集まりを知ったのは1ヶ月前
某巨大掲示板を覗いたのがきっかけだった。
家の近くということもあり興味本位で行ってみると
そこには信じられない光景が飛び込んできた

(*´・_ゝ・`)「ふっ!ふっふっ!ふっふっ!」

(*・∀ ・) 「あぁぁああぁああぁ~」

(*´_ゝ`)「ふほっ!ふっほっ!ふふ!」

(´<_`*)「さ、流石だよな俺ら」

( ゚∋゚)「ふううううううぅぅぅうう!!」

(*^^ω)「ホマアアアアアアアアア!」

街灯が照らされる中
男たちは悦びの表情を浮かべながら性行為を行っている。

吐き気がした

目を覆いたくなる

しかし好奇心がそれに邪魔をする

256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 10:51:56.64 ID:Jn/jIvxV0
私は、しばしその光景に目を奪われていた
その時うしろから声をかけられた

阿部「どうしたんだい? きみは入らないのか?」

ハッと我に返る
振り向くとツナギを着た男が立っている

阿部「男は度胸、なんでも試してみるもんさ」

今、初めて会った男に私はなんとも言えない安心感を覚えた
私はいざなわれるがまま、1人の男の尻へ私の それ を突き刺した

(*゚A゚)「アッーーーーーーー!!!」

形容しがたい快感が私の体を駆け巡った

なんだろうこれは

ごく普通の行為ではこんな快感は得られない
相手が男だからか?
こんなシチュエーションだからか?

そんな事を考えてる内に頭がボーッとしてきた

行為中は嫌なことが全て忘れそうな気がした

気がつくと

私は猥らな格好で果てていた

257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 10:52:57.78 ID:Jn/jIvxV0
阿部「気がついたかい?」

阿部「これで今日の集まりは終わり。またあるから是非きてくれよな」

私は頷き、帰路へとついた。
体はまだ火照っていた。


それから
私は集まりがある度に公園へ赴いた
ここが自分の本当の居場所ではないのかと思えるほどに。


しかし私もこんな事をしているが昼間は至って普通のサラリーマンだ。
今日も同じ時刻に電車に乗り、同じ仕事を繰り返していた。


昼休憩、私は食堂で昼食をとっていた。
すると隣へ一人の男が座ってきた

( ^ω^)「隣いいかお?」


私は気の無い返事を返した

この男はブーン、私とはいわゆる腐れ縁だ
高校、大学、そして就職先まで一緒だった。

259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 10:53:59.77 ID:Jn/jIvxV0
( ^ω^)「最近、お前は変わったお」

は?

( ^ω^)「あの時、お前がクーに」

(#´・ω・)「うるさいッ!!」

(;^ω^)「おっおっ」

私は食べ終えていない昼食を
もち、その場を離れた。

今はクーの話をされたくない
それが例え親友であったとしても。


私と、クーとブーン
高校からの仲良し3人組だ

そしてクーと私は付き合っていた
彼女とは高校から関係だった。
大学卒業を期に私たちは同棲をはじめた

クーは絵を描くのが好きだった
彼女は社会人となり働くようになっても絵を描き続けた

そんな彼女と私は幸せなときを過ごしていた

261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 10:58:09.42 ID:Jn/jIvxV0

―――だけど1ヶ月前

彼女は真剣な顔で私に話し始めた

川 ゚ -゚)「ショボン、大切な話がある」

川 ゚ -゚)「私はパリへ行こうと思う」

――え?

川 ゚ -゚)「私は絵の勉強がしたい」

川 ゚ -゚)「これは私の夢なんだ」

川 ゚ -゚)「離れ離れになるが、ちゃんと二人で…」

(´ ω `)「……」

川 ゚ -゚)「ショボン?」



(#´ ω )「―――ッ!!」

私はそのときの事をあまり覚えていない
あまりにも急だったから気が動転していた
だけど私は彼女にひどい事を言ったのだろう

260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 10:56:07.96 ID:Jn/jIvxV0
だってクーは

川 ; -;)

泣いていたから

川 ; -;)「そうか…」

川 ; -;)「さよなら……ショボン」

そう言うと彼女は出て行った

彼女がいない日々は退屈そのものだった

そんな時、あの光景を目の当たりにした
私は彼女がいなくなった穴を埋めるかのように足繁く通った。

262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 11:00:55.89 ID:Jn/jIvxV0
そして今日も

行為に及ぼうとしていたとき携帯の着信が鳴った
時刻は深夜2時、こんな時間に一体誰が電話なんかを…

ブーンからだ

私は電話に出る

(#´・ω・)「こんな時間に何のようだ」

苛立ちを隠せない

( ^ω^)「ショボン、落ち着いて聞いてくれお」

( ^ω^)「明日、クーが飛行機でパリに行くお」

(#´ ω )「ッ―――!!」


(#´・ω・)「そ、それがどうしたというんだ」

(#^ω^)「!!」

(#^ω^)「いい加減にしろお!」

(#^ω^)「いつまでも意地なんか張ってんじゃねえお!!」

263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 11:02:06.48 ID:Jn/jIvxV0
(#^ω^)「ほんとにこのままで良いのかお!!!」

良いわけないだろ

今まで抑えていた感情があふれ出す

(#´・ω・)「分かってる! このままじゃ駄目なのは!!」

(#´・ω・)「だっ、だけど……!!」

(#´ ω )「クーの夢に、自分は…邪魔だから…」


( ^ω^)「……」

( ^ω^)「今、車でそっちに向かってるお」

( ^ω^)「今から飛ばせば出発に間に合うお」

(#´ ω )「い、いまさら……」

( ^ω^)「ちゃんと家で待っとけお」

プッ ツーツーツー

電話が切れた

264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 11:03:20.65 ID:Jn/jIvxV0
今更、自分はクーに会う資格など無い

私はもう……

阿部「一体何を悩んでいるんだい?」

阿部さんがうしろから話しかけてきた
今の話を聞かれていたのかもしれない

阿部「何があったのかは知らないけど…」


阿部「男は度胸、後悔しない選択をするもんさ」


出会った日と同じように
その声は私に安心感を与えた


( ´ ω )「後悔しない選択…」

私にとって後悔しない選択とは

266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 11:04:29.54 ID:Jn/jIvxV0
(´・ω・`)「阿部さん」

阿部「なんだい?」

(´・ω・`)「今日は欠席します」

阿部「…そうか、了解した」

私はお辞儀をして自宅へと走り出した


自宅に着くとブーンはすでに到着していた

(;^ω^)「どこ行ってたお!」

ハッテン場などと言える訳が無い

(;^ω^)「まあいいお、早く乗るお!」

ブーンにせかされるまま私は助手席へと座った

( ^ω^)「今から、高速に乗ってぶっちぎれば間に合うお」

車が発進する

(;´・ω・)「ブーン! 飛ばしすぎだ!」

( ^ω^)「こんぐらいじゃないと間にあわねえお!」

267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 11:05:45.98 ID:Jn/jIvxV0
高速へと車が入る
車内は沈黙が続いていた


( ´・ω・)「ブーン…」

( ^ω^)「なんだお?」


( ´ ω )「ありがとう」

( ^ω^)「おっおっ、良いってことお」


そしてまた沈黙が続く

その中で私は眠りについてしまった

268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 11:07:22.34 ID:Jn/jIvxV0
(;^ω^)「ショボン、起きるお!」

(;^ω^)「空港に着いたお」

ブーンに体を揺らされ目が覚める
辺りを見回すと大きな滑走路が見える

(;^ω^)「早く行けお! ギリギリだお!」

私は急いで車から降り
空港へと走っていった

空港の中は広い
その中で彼女を見つけるのは…

川川 )

見覚えのある後姿
私は人目を気にせず叫んだ

(´・ω・`)「クーー!!」

川゚ -゚)

彼女が振り返る
驚きの表情を見せていた

269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 11:08:30.84 ID:Jn/jIvxV0
私は彼女へと駆け寄る

彼女もこちらへ駆け寄ってくる

そして私たちは抱き合った

この香り

この暖かさ

二度と味わうことは無いと思っていた

愛おしい

この感情も二度と感じないと思っていたのに

彼女が口を開く

川 ; -;)「ごめんね、ショボン」

川 ; -;)「私がいきなりあんなこと言うから・・・ッ!」

私は胸が苦しくなった

(´・ω・`)「もういいよ、クー」

川 ; -;)「っで、でも」

270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 11:10:49.53 ID:Jn/jIvxV0
(´・ω・`)「クーは向こうで自分のやりたいことをすれば良いさ」

(´・ω・`)「クーが帰ってくるまで、待ってるから」

川 ; -;)「ッ!」

(´・ω・`)「もう時間だろ、早くしないと」

川 ; -;)「うっうん」

(´・ω・`)「ほら泣かないで、最後ぐらい笑顔でお別れしよ」

川 ; ー;)「バイバイ、ショボン」

(´・ω・`)「バイバイ、またね」

こうして彼女は旅立っていった

271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 11:11:50.49 ID:Jn/jIvxV0
( ^ω^)「あれだけで良かったのかお?」

(´・ω・`)「十分さ」

( ^ω^)「そうかお」

(´・ω・`)「さあ、帰ろうか」

( ^ω^)「ちょ、運転するのはブーンだお」

(´・ω・`)「しょうがないだろ、ブーンしか免許持ってないんだから」

( ^ω^)「ヒドスww」

そうして私たちは帰路へとついた

これで良かったのだ
私は後悔しない選択をした
それだけだ

272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/05(日) 11:13:44.06 ID:Jn/jIvxV0
深夜2時

公園の周りは暗闇と静寂が支配していた
しかし公園内には異様な熱気が立ち込める
街灯に照らされそこに照らされるは屈強な男たち


しかし今日は目的が違う
みんなへここにはもうこないと伝えるためだ

阿部「そうか、それは残念だ」

阿部「しかし君は前よりいい目をしているね」

なぜか阿部さんの股間が膨張している


阿部「俺はノンケでも構わず喰っちまう男なんだぜ」


(´゚ω゚`)「アッーーーーーーーーー!!!」


おわり
  1. 2010/12/08(水) 13:03:19|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。