ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

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/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです

393:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 21:30:07.06 ID:Vp5/ILt00

~♪ ~♪ ~♪

/ ,' 3「ZZ...む……?」

心地よい眠りから私を現実に連れ戻したのは、不思議な音色だった。
私は重たい自分の体をなんとか起こし、何が起きたのか不思議に思って辺りをゆっくりと見回す。
周りは海に囲まれていて、波の音と潮風が心地よい。

私はこの海に囲まれた風景を見て、自分がどうしてここにいるのかを思い出した。
腹を空かせ、食料を見つけにくくなった山を降り、ここで海の幸を堪能したあと、
波の音を子守唄にして、この橋の上で眠りについたことを。

/ ,' 3(音が……やんだ?)

気付くと、私を起こした不思議な音色はやんでいた。
私はその音が聞こえてきていた方を向く。

(,,゚Д゚)『お、ようやくお目覚めか』

そこには、赤い帽子をかぶった人間の子供が立っていた。
その右手には、何やら棒のようなものを握っている。

394:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 21:32:08.55 ID:Vp5/ILt00

( ^ω^)つクイクイ「ギコ、早く仕掛けるおー」

そして、その子供の足元には、黄色い体にギザギザ尻尾のネズミ。
子供の脚に前足をかけ、何事かを訴えている。

(;,,゚Д゚)『わかってるって、せかすなよブーン』

ギコと呼ばれた人間の子供はそう言うと、自分の腰元から球状のものを掴み取った。

/ ,' 3(一体何を……?)

今まで人里近くに下りたことのなかった私は、それが一体何なのか見当もつかなかった。
そんなことなど知らぬギコは、遠慮なしにその球状のものを私の前へと放り投げた。

(,,゚Д゚)『頼むぜ! ドクオ!』

かけ声と共に、それは橋の床に落っこちる。
その瞬間、大きな音と共に球から飛び出したのは白い煙。

('A`)「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン……ってか」

そして、これまた見たこともない生き物だった。

395:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 21:34:06.37 ID:Vp5/ILt00

私の目の前に現れた、”ドクオ”と呼ばれた生き物。
燃えているかのような赤い体皮に醜悪な顔つき。
その手足には、断てぬものはないとでもいえそうな鋭い爪。
そして、長い尻尾の先には煌々とした炎が燃え盛っている。

/ ,' 3(コイツ……強い!)

私はドクオを一目見て、その身が喜びに打ち震えるのを感じた。
体こそ私に比べれば小さいが、久しく出会っていなかった”強者”との出会い。
闘いを求める私の生き物としての本能が、歓喜の声を上げている。

/ ,' 3「勝負!」

私は喜びに突き動かされるままに、一歩、ドクオの方へと踏み出した。
すると、ギコがドクオに向かって声を上げた。

(,,゚Д゚)『ドクオ! まずはお前の好きなようにやってみろ!』

('∀`)ニヤッ

ドクオはその声を聞くと、嬉しそうに笑う。
そして、

(#'A`)「行くぜッ! でかいの!」

弾ける様に、その場から私に向かって駆け出した。

396:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 21:36:16.62 ID:Vp5/ILt00

/ ,' 3(迎え撃つ!)

私は右腕を振りかぶり、突っ込んでくるドクオに合わせ、右拳を打ちおろした。
しかし、ドクオは拳が当たる寸前、上体を右へと傾けて、紙一重で私の拳をかわす。

/;,' 3(なんと!)

空を切った拳は橋に突きたてられ、ドクオは右腕を振りかぶりながら、私の懐へと潜り込む。

(#'A`)「もらったッ!」

ドクオが一喝した瞬間、腹に鋭い痛みが走った。
彼の右手の鋭い爪が、私の大きな腹を横に切り裂いたのだ。

/;,' 3「ぐうッ!?」

私は痛みにひるみ、上体を起こして一歩後ずさる。

(#'A`)「続けていくぜッ!」

ドクオはそれを好機と見たのか、私の頭を追いかける様に跳び上がり、
今度は左腕を振りかぶった。

397:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 21:38:14.99 ID:Vp5/ILt00

/#,' 3「なめるなッ!」

私は歯を食いしばり、頭を思い切り前へと振るう。
ビュンと風切る私の石頭が、ドクオの頭を見事に捉え、足元へと叩きつけた。

(;'A`)「ぬあッ……痛ってええ!」

痛みに悶絶し、頭を抱えて転がるドクオ。
私はその隙を逃さずに再び右腕を振りあげ、足元のドクオ目掛けて振り下ろした。

(; A )「があッ!?」

私の拳がドクオの腹を捉え、気持ち良い打撃音を響かせる。
ドクオの体はくの字に曲がり、表情に苦悶が滲む。

/ ,' 3(もう一発!)

とどめを刺すために、私は右腕でドクオを抑えたまま、今度は左腕を振りあげた。
その時、私の意識の外から大きな声が響いた。

398:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 21:39:57.83 ID:Vp5/ILt00

(#,,゚Д゚)『”ひのこ”だ! ドクオ!』

(メ゚A゚)ハッ

突如響いたギコの声に、ドクオは目を覚ましたかのような表情を見せる。
だが、私は構わず左拳を振り下ろす。

/#,' 3「何をしようともう遅いッ!」

しかし、拳がドクオを捉える前に、耳をつんざくような大きな音と共に、私の顔に衝撃と熱が走った。
私の顔は跳ねあげられ、視界は空で一杯になる。

/メ,' 3「な――」

続いて胸元に同じような衝撃が。
私は無理やり上体を起こされ、ドクオを押さえつけていた右手を離してしまった。

(,,゚Д゚)『今だ! 奴から距離を取れ!』

ギコの叫びの後、足元から慌ただしい足音が遠ざかって行った。
おそらく、ドクオが飛び起きてすぐさま跳び退ったのだろう。
私は態勢を立て直し、衝撃で朦朧とした頭を横に振ることで正気に戻す。

/メ,' 3(奴は一体何をした!?)

そして、私は先ほど喰らったものが何かを知るために、ドクオの全身をくまなく観察する。
しかし、息の上がったドクオの体に、その手掛かりを見出すことはできなかった。

399:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 21:42:05.05 ID:Vp5/ILt00

(,,゚Д゚)『ゴルァ! ドクオ! いつも言ってんだろ!
    肉弾戦ばっかやるなって!』

(メ;'A`)「す、すまん……」

ギコの怒鳴り声に、ドクオは落ち込んだ表情を見せる。

(,,゚Д゚)『こっからは俺の指示に従え!
    ドクオ! ”ひのこ”連打だ!』

ギコは私の方へと手を振りかざし、ドクオに向かって指示を出した。

(メ#'A`)「おうよ!」

ドクオは、その指示を受けるや否や、息を大きく吸い込んで口をすぼめる。

(メ#'3`)「喰らいなッ!」

すると、次の瞬間、ドクオはすぼめた口から何か赤いものを吹き飛ばした。
それは、真っ赤に燃える火球だった。

400:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 21:44:03.55 ID:Vp5/ILt00

火球はゴウと音を立て、すさまじい速度で私の頭へ向かって飛んでくる。

/メ,' 3「くそッ――!」

私は火球の直撃を防ごうと、すかさず両腕を顔の前で交差させた。
火球は私の腕に着弾すると、小さな爆発を起こす。
先ほどの熱と衝撃の正体はこの火球だったのだ。

(メ#'3`)「そらそらそらッ!」

ドクオは攻撃の手を休めることなく、あらん限りの火球を連射。
それは私の顔面だけでなく、腹や足にも着弾していく。

/;メ,' 3(このままでは――)

炎の球の雨あられは、私の体力を次から次へと削り取っていく。
このまま守っていても、その先に待つのは敗北のみ。
私はある決意を胸に、歯を食いしばってその場から駆けだした。

/#メ,' 3(肉を切らせて骨を断つッ!!)

402:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 21:46:20.68 ID:Vp5/ILt00

火球の爆発の衝撃も、来ると分かっていれば耐えられる。
私の厚い脂肪なら、多少の熱は耐えられる。

/#メ,' 3「うおおおおおおおおッ!!」

爆発の衝撃に弾かれぬよう、全身に力を込めながら、
私は火球の雨の中を、ドクオの元へと駆け抜ける。

(,,゚Д゚)『ドクオッ! 迎え撃て!』

私の特攻を見て、ギコはすぐさまドクオに指示を出す。

(メ'A`)「おう! 決着、つけてやらあ!」

ドクオは火球の連射を止め、右腕を左側へと回し、
左腕でそれを押さえつけるという奇妙な態勢をとった。
そのままドクオは、右足を前に踏み出し前傾姿勢を取る。

火球の弾幕から飛び出した私は、両手を組んで頭の上に振りあげる。

/メ#,' 3「喰らええええええッ!」

そして、相手の技ごと押しつぶすつもりで、思い切り両こぶしを振り下ろした。

405:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 22:00:05.11 ID:Vp5/ILt00

(メ'A`)「秘伝――」

だが、私の拳がドクオを捉えるその直前、ドクオの右腕が一瞬消えた。
いや、正確には、私の眼に捉えられぬほどの速度で振るわれたのだ。

(メ'A`)「”いあいぎり”ッ!!」

ドクオが叫んだ直後、私の腹に大きな衝撃が襲いかかった。
全身の力が抜け、振るった拳は失速する。
私は立っていることも覚束なくなって、倒れそうになる体を必死に律しようとするも、
体は言うことを聞かず、フラフラと橋の外へと流されていく。
――私は負けたのだ。

/;メ,' 3「……見事」

敗北を悟った私は、最後に私を負かした相手を称え、全身の力を抜いた。
体は重力に逆らうことを止め、薄れる視界はひっくり返る。
そして、大きな水しぶきの音と共に、私の意識はそこで途切れた。

406:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 22:02:04.35 ID:Vp5/ILt00

――

/ ,' 3「……ここは?」

目を覚ますと、そこには異様な風景が広がっていた。
一見、辺りには私が住処としていた山の景色が見える。
しかし、手を伸ばしてもそれらに触れることができない。
そして、その幻の山の風景の向こう側は、木も土もに見えない壁に囲まれた異様な場所だった。

('A`)「気付いたかい? カビゴンの旦那」

どこからともなく声が聞こえてきた。

/ ,' 3「あなたは……? それにここはいったい……?」

混乱していた私はすぐさまその声の主に問いただす。
すると、意外にすんなりと答えが返ってきた。

('A`)「ああ、俺はリザードのドクオ。
    ここは”ポケモンセンター”っていうトレーナーの支援をしてくれる施設さ。
    そしてアンタが入っているのが、”モンスターボール”っていうカプセルだ」

408:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 22:04:04.62 ID:Vp5/ILt00

/;,' 3「ぽけもんせんたあ? もんすたあぼおる?」

耳慣れぬ言葉に、私は首をかしげる。

(;'A`)「げ、アンタもしかして人里から離れて暮らしてた?」

/;,' 3「ええ、生まれた時から山の奥深くで暮らしておりました」

(;'A`)「ああ……じゃあ仕方ねえな。
    1から説明するかあ……」

そう言って、ドクオ殿は私に様々なことを説明してくれた。
私たち生き物は”ポケモン”と呼ばれていること。
人間とポケモンは様々なことで助けあう、共生関係にあること。
ポケモンと共に生きることを生業とするものを、”ポケモントレーナー”ということ。
そして、ポケモン同士を闘わせる、”ポケモンバトル”なるものがあること。

/ ,' 3「ほお……なるほどなるほど。ドクオ殿は博識ですな」

('A`)「生まれてからずっと研究所で暮らしてたからなあ。
   人間視点の俺たちの知識なら、もう染みついちまってんだ。
   ……まあ、そのことは置いといて、アンタの置かれた状況を説明しようか」

409:/ ,' 3はポケモンバトルに挑むようです :2010/09/30(木) 22:06:12.75 ID:Vp5/ILt00

/ ,' 3「ええ、そこのところを教えてくれると助かります」

('A`)「簡単にいえば、アンタは俺とのポケモンバトルに負けて、
   ウチのご主人にとっ捕まったって話さ」 続きを読む
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  1. 2010/09/30(木) 23:42:36|
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お題,天井

376:お題,天井 :2010/09/30(木) 19:42:39.40 ID:YYsHpZfj0
( ^ω^)「…………」

最近誰かに見られてる


大学に行く時も

バイトに行く時も

部屋でくつろいでる時も

間違いない

あいつだ

それは2週間前の時だった

友人との飲み屋での帰り道のことだった

( )「う~い姉ちゃんちょっとおじさんと遊ぼうよ~」

(*;゚ー゚)「ちょっとやめてください!!」

夜道だったので相手の顔はよくわからなかった

377:お題,天井 :2010/09/30(木) 19:43:12.80 ID:YYsHpZfj0
( ;^ω^)「………」

普通こういう場合、助けてあげるのが筋だが
なにせ相手がよく分からない
ガチムチの暴漢かも知れない
ただの酔っぱらいの親父かも知れない

ただ自分は運動神経0のピザなので間違いなく相手と乱闘になった場合
怪我をするのは間違いないだろう


( )「おーら!!いいだろうちょっとぐらいwwwwwwwwww」

ビリビリ

(*;ー;)「いやあああああああああ誰か助けてえwwwwwwwww」


( ;#^ω^)「…………」

覚悟を決めた

378:お題,天井かと思ったら天丼だった… :2010/09/30(木) 19:44:35.64 ID:YYsHpZfj0
( ;#^ω^)「お……おい!!お前いい加減にするお!!」

( )「あ~なんだてめえ~ヒック」

( ;#^ω^)「………グ…」

(#´・ω・`)「ゴラァ!!!!」

バキッ

(; )「チッ2対1か!!!!!!!!」

タッタッ

( ;^ω^)「助かったお……」

(´・ω・`)「いや悲鳴が聞こえたから戻ってきたんだよ大丈夫だったかい?」

( ;^ω^)「あの僕はいいから彼女を……」

(´・ω・`)「ああ大丈夫かい御嬢さん病院行こうか?」

(*;ー゚)「あ……大丈夫です,あの本当にありがとうございました」

( ;^ω^)「いや僕は何もしていないお……」

(´・ω・`)「うん僕は当然のことしたまでだよ
      それより僕は彼女が心配だから家まで送っていくよ」

379:お題,天井 :2010/09/30(木) 19:45:10.36 ID:YYsHpZfj0
( #^ω^)「それにしても、あいつは何者なんだお!!逃げられちまったお!!」

(*;゚ー゚)「私も顔がよく見えなくて……」

(´・ω・`)「僕も……」

( ;^ω^)「そうかお……じゃあ僕はこれで帰るお……」

(´・ω・`)「大丈夫かい?君も一緒に帰 ら な い か ?」

( ;^ω^)「遠慮しとくお……」


( ;^ω^)「ショボンには助かったお……それにしてもあんな夜道を歩く彼女も彼女だお……」

ヒュッ

ゴチンッ!!


( ×#^ω^)「痛いお!!…石……?誰だお!!」

シーン

( ;^ω^)「………」

380:お題,天井 :2010/09/30(木) 19:45:44.43 ID:YYsHpZfj0
それからだった

窓を開けると
近くの電柱に誰かいる

そばに近寄ると消えている

車道沿いの道を歩いてるとなんかの車に付けられてる気がする

( #^ω^)「いったい僕が何をしたんだお!!!!!!!」

女を助けただけだぞ
悪いのはそっちじゃないか
なんで逆恨みされなきゃいけない

アパートの部屋にいても視線を感じる
カーテンを開くが誰もいない
ドアを開けるが誰もいない

381:お題,天井 :2010/09/30(木) 19:46:29.17 ID:YYsHpZfj0
そして

プルルルル

( ^ω^)「はい内藤ですお」

ガチャ
プープー

( ;^ω^)「………これで今日は6回目だお」

いたずら電話も日々酷くなり

ガチャンッ

ベランダの窓に石を投げられた

外を見たが誰もいない

僕は警察に相談した

('A`)「う~ん,でもまだ直接的な被害にはあってないんでしょ」

( ;^ω^)「でも石を投げられたり無言電話をかけられたりするんですお!!酷いですお!!」

('A`)「まあ次,何かあったら連絡ください」

( ;#^ω^)「…………」

警察は全くあてにならなかった

382:お題,天井 :2010/09/30(木) 19:47:01.40 ID:YYsHpZfj0
信号で止まって並んでる時,後ろから押された
危うく轢かれるところだった

これが電車だったら間違いなく即死だった

そしてある日

( ´ω`)「もう疲れたお……ノイローゼだお……」

駅のホームに並び僕はボソッと呟いた

―――間もなく電車が参ります
黄色い線の内側まで下がってお待ちください―――

アナウンスが聞こえた瞬間,突然後ろを押された

( ;^ω^)(今だお!!!!!!!!!!!!!!)

僕は右に寄った
すると後ろにいた男がそのままバランスを屑し線路に転落した

そして

ガーゴトンゴトン

その後いろいろ騒ぎになった
僕は面倒事に巻き込まれるのは嫌なのでそのまま逃げた

383:お題,天井 :2010/09/30(木) 19:47:53.91 ID:YYsHpZfj0
( ^ω^)(あいつは死んだおwwwwもう嫌がらせを受けなくて済むおwwwwww)

今日は久々にグッスリ眠れる
さて電気を消そうと思った時だった


天井のポスターがめくれている
直そうと思った時だった

穴が開いている

そしてそこに


(´・ω・`)「あ~あ見つかっちゃた~」

それから僕は掘られまくった
ショボンは、あの日以来、僕に惚れていて天井に隠れていたらしい

部屋の視線はこいつだったか

ちなみに轢死した男はドクオという名前らしい

終わり

お題,天丼だったんだけど間違えて天井にしてしまいました
ごめん
  1. 2010/09/30(木) 20:22:41|
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(*゚∀゚)は从 ゚∀从に教えてあげるようです(閲覧注意)

323:閲覧注意 :2010/09/30(木) 04:36:38.04 ID:lnzTGQRQO
(*゚∀゚)は从 ゚∀从に教えてあげるようです

お題
諸問題のため改変
「羊水腐ってる」

憎い憎い憎い憎い--
なんであいつばっかちやほやされるの?
私だって同じような性格だ。
男勝りで勝ち気な性格。

なのになのになんで私ばかり、こんな目に……。

嫌な夢。

肌寒さで私は夢から、現実へと引き戻される。

324:閲覧注意 :2010/09/30(木) 04:41:10.11 ID:lnzTGQRQO
从 ゚∀从「おっ? 起きた?」

(*-∀-)「うっうーん……」

从#゚∀从「さっさっと起きろ!」

どかりと鈍い音が私の全身を駆け巡る。

(*゚∀;)「やめ……ハイッ」

どかり--また。

从 ゚∀从「うるせーよ! 馬鹿つー!」

(*;∀;)「馬鹿はてめぇだろ」

从 ゚∀从「てめぇまだ輪姦されたりーねぇみたいな?」

(*゚∀゚)「あひゃひゃ! 好きにしろよ!」
从 ゚∀从「だってよ?」

ハインのやつは、そういうと取り巻きの男達に合図を送る。

325:閲覧注意 :2010/09/30(木) 04:44:08.47 ID:lnzTGQRQO
私の名前は国枝・鶴子。
今私はドイツ系クォーターで級友のハインと、その取り巻きにリンチを受けている。

高校に入った頃だった。
たまたま似たような性格の二人が出会い、対立し、片方は上手く周りを見方に着け、片方は孤立した。

それがとうとう、こんな形となった。

私の身体に、汚い物が出し入れされる。 口答えをしよう物なら、腹を殴られる。
気を失えば、また殴られる。
見たく無くて確認してはいないが、感覚も無くなっているため、血でも出ているのだろう。
それのおかげで私の身体はすんなりと、物を受け入れている。

こんなんで濡れやしない。

それだけが、私の心を支えていた

326:閲覧注意 :2010/09/30(木) 04:47:09.61 ID:lnzTGQRQO
从 ゚∀从「はっはw こいつの羊水腐ってるんじゃねーか? 赤く変色してんぜ?」
取り巻き達は盛大に吹き出した。

(*゚∀゚) (馬鹿かい。羊水ってのは子供がいなきゃでねーよ)

下卑た宴が終わるのを私は待つ。
やはり感覚はないが、血が出ているらしい。
これなら子供が出来る心配はないだろう。

22時を過ぎた頃、私は解放された。
放り投げられた服を着直し、ハンカチで生臭い物を拭う。

(* ∀ )(あひゃ……羊水腐るね。無知って怖いね)

私はこのあと、学校を変え、普通に大学を卒業し、就職をした。

327:閲覧注意 :2010/09/30(木) 04:50:14.49 ID:lnzTGQRQO
風の噂ではハインは結婚したそうだ。

今、お腹には子供がいるらしい。

よかったね。でも腐った羊水を教えてあげないとね。聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥って言うよね。憎い君だけど、私は許してあげる。

だ か ら

教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。

从 ;∀从 「やめてくれ赤ん坊がいるんだ!」

教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。教えてあげる。

ほら? 出来た。

(*゚∀゚) 「これでハインの羊水腐ってるね♪ ぐじゅぐじゅの肉が混ざりあってるもの」

これが本当に羊水が腐るってことだよ。

--終
  1. 2010/09/30(木) 10:14:26|
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(//‰ ゚)は成り上がるようです

255:(//‰ ゚)は成り上がるようです :2010/09/29(水) 23:05:21.02 ID:kB2emzwP0
( ^ω^)「文化祭の季節だお」

( ^ω^)「僕の学校も準備ですごく賑やかだお」

( ^ω^)「僕のクラスの出し物は劇」

ξ゚⊿゚)ξ 「脚本はあたし」

( ^ω^)「おっ、ツン。調子はどうだお」

ξ゚⊿゚)ξ 「まあまあね。というか脚本自体は完成してるの」

( ^ω^)「マジかお!さすがツン!」

ξ゚⊿゚)ξ 「それでとりあえず内藤にチェックしてもらおうと思って。ほら、あんた現国の成績いいじゃない」

( ^ω^)「おっ!任せるお!ふむ……『イド太郎』……聞いたことないお」

259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/29(水) 23:09:55.26 ID:kB2emzwP0

むかしむかし、あるところに

( ^ω^)

じじいと

ξ゚⊿゚)ξ

ばばあがすんでおりました。

じじいは山へイド狩りに

ばばあは

( ^ω^)「ちょっと待って」

ξ゚⊿゚)ξ 「川へ、ってなによ。口上の途中で」

260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/29(水) 23:11:11.48 ID:kB2emzwP0

( ^ω^)「じじいばばあってなんだお」

ξ゚⊿゚)ξ 「なんだもなにも事実じゃないの。還暦過ぎた男と女を爺婆と呼んでなにがいけないのよ」

( ^ω^)「いや、まあそうなんだけど。もっとこう、おじいさん・おばあさんとかな?やらかい言い方ってものを頼むお」

ξ゚⊿゚)ξ 「細かいわねえ。そんなんじゃモテないわよ」

261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/29(水) 23:12:32.19 ID:kB2emzwP0

おじいさんは山へイド狩りに

おばあさんは

( ^ω^)「それだよ」

ξ゚⊿゚)ξ 「川へ、ってなんなのさっきから。話が進まないじゃないの」

( ^ω^) 「おじいさんは山へなんて?」

ξ゚⊿゚)ξ 「イド狩りよ、いーどーかーり」

( ^ω^)「その、イドってなんだお」

ξ゚⊿゚)ξ

ξ゚⊿゚)ξ 「え?」

ξ゚⊿゚)ξ 「イド知らないの?」

ξ゚⊿゚)ξ 「うそマジ?ありえんて。ひくわ」

( ^ω^)

262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/29(水) 23:14:40.35 ID:kB2emzwP0

ξ゚⊿゚)ξ 「イド知らないとか終わってる」

( ^ω^)「あの」

ξ゚⊿゚)ξ 「あちょごめ、近寄らないで」

ξ゚⊿゚)ξ 「ないわあ、ほんまないわあ」

ξ゚⊿゚)ξ 「こいつは三国一の産業廃棄物やでぇ」

( ^ω^)「すいませんホント申し訳ないのですが」

ξ゚⊿゚)ξ 「なんや歩くホルムアルデヒド」

( ^ω^)「その、イドについて御高説賜りたいのですが」

ξ゚⊿゚)ξ 「はあ……お前はほんましょうもないなあ。しゃあない、教えたるわ」

( ^ω^)(そろそろキレてもいいのかな)

264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/29(水) 23:18:02.17 ID:kB2emzwP0

ξ゚⊿゚)ξ 「イドっちゅうのはなあ……」

ξ゚⊿゚)ξ 「……」

ξ゚⊿゚)ξ 「……」

( ^ω^)「? ツン?」

ξ゚⊿゚)ξ 「……わかんない」

ξ;゚⊿゚)ξ 「えっイドってなに?なんなの意味わかんないこわい」

( ^ω^)

ξ;゚⊿゚)ξ 「どうしよう!助けて内藤!イドってなによ!」

( ^ω^)「落ち着け」

272:(//‰ ゚)さるDEATH :2010/09/29(水) 23:41:29.17 ID:kB2emzwP0

( ^ω^)「いいから落ち着けおツン。まずはゆっくり深呼吸だお」

ξ; o )ξ コォォォォォォッ

ξ゚⊿゚)ξ 「失礼した」

( ^ω^)「呼吸法がなんであれ落ち着いてくれたんならいいさ」

ξ゚⊿゚)ξ 「でもイドがなんなのか分からないとなると困ったわね」

( ^ω^)「どうして?イドの部分を適当な動物に換えれば済むお?」

ξ゚⊿゚)ξ 「そうもいかないの。イドはこの物語において重要な要素になっているから」

( ^ω^)「……とりあえず脚本読ませてお」

273:(//‰ ゚)私ノ出番ハマダデスカ :2010/09/29(水) 23:42:52.23 ID:kB2emzwP0

( ^ω^)ヨミヨミ

( ^ω^)ヨミヨミ

( ^ω^)ヨミヨミ

( ^ω^)パタン

( ^ω^)「なるほど」

ξ゚⊿゚)ξ 「どう思う?」

( ^ω^)「イド、必要だわこれ」

ξ゚⊿゚)ξ 「でしょう?」

277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/30(木) 00:01:36.30 ID:PZINShot0

( ^ω^)「なんていうの、猫的な?」

ξ゚⊿゚)ξ 「あーはいはいすごい分かる。基本かわいいのよ、イドは」

( ^ω^)「そうそう。だけど狐の狡猾さも持ち合わせているというか」

ξ゚⊿゚)ξ 「うんうんうんうん」

( ^ω^)「そして狼の孤高さに蛇の執念深さ、さらにはチュパカブラのなんか謎な感じ」

ξ゚⊿゚)ξ 「あwやっばwwやばいくらい分かるわw」

(#゚ω゚)「そんな生き物いねぇ!!!」

279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/30(木) 00:06:09.91 ID:8+LwBTW30

( ^ω^)「なんだよこれ仙石先生もビックリだよ」

( ^ω^)「そしてこんな得体の知れない動物を狩って生活してるおじいさんは何者なんだっつう話だよ」

ξ゚⊿゚)ξ 「ごめんね。それ書き上げたの深夜3時だったから」

( ^ω^)「……あの時間帯のテンションならしょうがないお」

280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/30(木) 00:09:24.52 ID:8+LwBTW30

( ^ω^)「で、だ」

ξ゚⊿゚)ξ 「はい」

( ^ω^)「深夜のテンションをとうに過ぎたツンに聞くお」

ξ゚⊿゚)ξ 「はい」

( ^ω^)「この脚本どうするお?」

ξ゚⊿゚)ξ 「ボツで」

*

結局、新しい物語を一から書き上げるほどの時間的余裕も無かったので、内藤のクラスは『イド太郎』のイドの部分だけを換えた『イボ太郎』を発表。その時に急遽主役に抜擢された横堀君の演技がスカウトの目にとまり、劇団四季に入団。
そして「演劇界にイボ太郎あり」と言わしめるほどのスターになるのは別の話である。

おわれ
  1. 2010/09/30(木) 00:12:54|
  2. 総合作品まとめ
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('A`)は力が欲しいようです

211:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:13:46.33 ID:AjzxihtmO [sage]
('A`)「俺、力が欲しい」












( ^ω^)「取り敢えず、その手に持ってるバキを置け」

213:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:15:03.95 ID:AjzxihtmO [sage]
('A`)「うるさい! これは俺の聖書だ!」

( ^ω^)「ちょっと聞くけど、力つけてどうするの?」

('A`)「だって強くなったら幼馴染みとのフラグが立つんだろ?」

( ^ω^)「……」

('A`)「そうしたら俺もリア充の仲間入り出来るじゃないか」

( ^ω^)「あのさ」

('A`)「ん? 何? 嫉妬?」

( ^ω^)「お前、俺とのフラグ立たせたいの?」

('A`)「……」


(゚A゚)「俺にはお前しか幼馴染みがいない!」


( ^ω^)「もっと早く気付けよ」

214:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:16:22.52 ID:AjzxihtmO [sage]
(//A/)「けど俺……ブーンでも、いいよ?」

( ^ω^)「おいふざけんな」

('A`)「俺だってお前のような豚はお断りだ」

( ^ω^)(こいつうぜえ……)

('A`)「ぶっちゃけモテたい」

( ^ω^)「諦めろ」

('A`)「どうしたらいい?」

( ^ω^)「……誰にモテたいの?」

('A`)「女の子全般だが……やっぱり」

('∀`)「幼い子供!」

( ^ω^)(今通報してみるのも面白そうだが……)





( ^ω^)「丁度良い案がここにある」

216:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:18:20.82 ID:AjzxihtmO [sage]
( ^ω^)「小さい子供はテレビを良く見るだろ」

('A`)「たしかに」

( ^ω^)「つまり、ヒーローになればモテると思われる」

('A`)「ヒーロー物って男の子向けじゃね?」

( ^ω^)「何か問題でも?」

('A`)「全く無いよ」

( ^ω^)「だろ?」

('A`)「よし、俺ヒーローになる」

( ^ω^)「……え?」

('A`)「ちょっとそこの公園で、ヒーローになってくるわ」




( ^ω^)「冗談だったんだが……一応後をつけてみるか」

217:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:20:25.10 ID:AjzxihtmO [sage]
近くの公園



('A`)「えーと、かわいい子は……」

(=゚ω゚)ノ

('A`)「お! いいショタがいるじゃないか」



('A`)「ちょっと君」

(=゚ω゚)ノ「なんだょぅ?」

('A`)「実は俺、仮面ライダーなんだ」

(=゚ω゚)ノ「……」

('A`)「……」






( ^ω^)白「あ、警察ですか? 今公園に不審者がいまして」

219:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:22:10.18 ID:AjzxihtmO [sage]
('A`)「なんか留置所に入れられたんだけど」

( ^ω^)「誰かに通報されたんじゃね? ドンマイ」

('A`)「何か他の手を考えないと……」

( ^ω^)「あー、良いこと思い付いたわ」

('A`)「マジ?」

( ^ω^)「着ぐるみの中の人になれば良い」

('A`)「なんで?」

( ^ω^)「かわいい着ぐるみなら、無条件で子供が寄ってくるだろ?」

('A`)「なるほど」

( ^ω^)「ついでにコミュ力も鍛えられるし」

('A`)「いいな、それ」

( ^ω^)「ちょうど知り合いがネズミーランドで働いてるから、なんとかしてやるよ」

('A`)「……」

( ^ω^)「どうした?」

('A`)「いや、お前が友人で俺は幸せだよ」

221:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:24:31.39 ID:AjzxihtmO [sage]
( ^ω^)「これでよし、と」

(//‰ ゚)「このキャラはなんて言うんだ?」

( ^ω^)「それはサイボーグのヨッコーだ」

(//‰ ゚)「なんてネーミングセンスだ……」

( ^ω^)「ちなみにそいつに耳が無い理由知ってるか?」

(//‰ ゚)「理由とかあるのか?」

( ^ω^)「サイボーグなのにネズミーにかじられたからだ」

(//‰ ゚)「どこかで聞いたような話だな……」

( ^ω^)「ほら、そろそろ開園するから用意しとけ」

225:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:26:20.01 ID:AjzxihtmO [sage]
( ・∀・)「あー! ヨッコーだ!」

<ヽ`∀´>「ウリのヨッコーニダ!」

( ><)「ヨッコーがいるんです!」

lw´‐ _‐ノv「コッメーだ!」

*(‘‘)*「ヨッコー! ヨッコー!」



( ^ω^)「今どんな感じ?」

(//‰ ;)「やべぇ……こんなに人から好かれるなんて……」



『どけ! ガキども!』



(//‰ ゚)「「?」」(^ω^ )

226:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:28:14.73 ID:AjzxihtmO [sage]
(//‰ ゚)「え?」

( ´_ゝ`)「ふははは! ヨッコーは俺が頂いた」

(;・∀・)「ああっ!」

<;`∀´>「ウリ達が起源のヨッコーが!」

(;><)「変な奴に連れていかれるんです!」

lw´‐ _‐ノv「コッメー……はスーパーで買えるか」

*(;‘‘)*「ヨッコー!」



( ^ω^)「いや、おっさん何してんだ」

( ´_ゝ`)「俺の独自の統計によれば、着ぐるみの中の人は小柄な女の子率95%だから頂くのだ」

(;^ω^)「着ぐるみ着るために小さい奴が入るけど、その中身は……」

(#´_ゝ`)「ええい! 中の人の可愛さが解らぬ奴に……用は無い」



( ´_ゝ`)「では諸君、さらばだ」

231:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:35:03.90 ID:AjzxihtmO
ちょっと離れた所


(//‰ ゚)

(*´_ゝ`)「フヒヒ……さぁ、ヨッコーちゃんの中の人はどんな子かなー」

  ソレデハ
(*´_ゝ`)っ(//‰ ゚)


  (//‰ ゚)
オープン! ∩ポイッ!
(*´_ゝ`) ('A`)


( ´_ゝ`) ('A`)


('A`)「……」

( ´_ゝ`)「……」

(*'A`)「……優しくしてね」

(# _ゝ ) ピキッ



( ^ω^)「警備員さん、こっちです、早く早く」

232:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:37:50.48 ID:AjzxihtmO [sage]
(メメAメ)「なんかボコボコにされたんだけど……」

( ^ω^)「あいつは事務所裏に連れていかれたし、良しとしとけ」

('A`)「やっぱ俺の力でモテるようになりたい」

( ^ω^)「うーん……じゃあ力をつけるか」

('A`)「筋トレ?」

( ^ω^)「いやいや、お前のその貧弱な体は今更何しても遅い」

('A`)「じゃあどうすんのさ」

( ^ω^)「力は力でも、語学力を鍛える」

( ^ω^)「バイリンガルになれば、会話をちょっとするだけでたちまちモテるようになる」

('A`)「語学か……よし、ちょっと頑張ろう」

235:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:40:35.22 ID:AjzxihtmO [sage]
('A`)「教材買ってきた」

( ^ω^)「正直、駅前留学に行ったかと思った」

('A`)「いいのが売ってたからな」

( ^ω^)「ふーん、まあやってみろよ」

('A`)「えーと、まずはこれか」


('A`)「とうきょうとっきょきょきゃきょく」


( ^ω^)「……」


('A`)「たけやぶにたけたてたけた」


( ^ω^)「……」

('A`)「やっぱ難しいな……お前もやってみるか?」

( ^ω^)「いや……遠慮しとく」

('A`)「そう言って後で俺に嫉妬すんなよ」

( ^ω^)「あー……うん、いや、いいや、頑張れ」

237:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:42:56.46 ID:AjzxihtmO [sage]
次の日


('A`)「よし、完璧だわ」

( ^ω^)「ああ……頑張ったんだね」

('A`)「これで俺もモテモテだな」

( ^ω^)「そーですね」

('A`)「ちょっと商店街で会話しようぜ」

( ^ω^)「いや、俺は語学力無いし」

('A`)「なんだよ、会話しないと俺の語学力が伝わらねーじゃん」

( ^ω^)「言葉はキャッチボールだ。そして野球には壁当てという練習方法がある」

( ^ω^)「あとは……わかるな?」

('A`)「……ああ、なるほど」

238:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:46:06.93 ID:AjzxihtmO [sage]
商店街


('A`)「よし、ここら辺でいいか」


(*゚ー゚) テクテク


壁|('A` )「東京特許許可局」

壁|( '∀`) ニコッ


           (*゚ー゚) テクテク




('A`)「……やはり真面目路線の方が良いのかな」

239:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:49:04.95 ID:AjzxihtmO [sage]
('A`)「次はあの子にしよう」


川 ゚ -゚) テクテク


壁|('A` )「竹藪に竹立て掛けた」

壁|( 'A`) キリッ


               川 ゚ -゚) スタスタ




('A`)「ふむ……やはり最上級じゃないと見向きもされないか」

243:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:51:36.11 ID:AjzxihtmO [sage]
('A`)「あの親子連れは良さそうだ」


ξ゚⊿゚)ξ テクテク
ζ(゚ー゚*ζ テクテク


壁|('A` )「蛙ピョコピョコ三ピョコピョコ
      合わせてピョコピョコ六ピョコピョコ」

壁|( 'A`)+ キラリーン


ζ(゚ー゚*ζ「ママー、あの人……」
ξ;゚⊿゚)ξ「しっ! 見ちゃいけません!」



('A`)「……」

244:('A`)は力が欲しいようです :2010/09/29(水) 22:54:07.08 ID:AjzxihtmO [sage]
('A`)「ただいま」

( ^ω^)「お帰り。どうだった?」

('A`)「救急車呼ばれかけた」

( ^ω^)「あぁ……」

('A`)「俺、やっぱモテるようにはなれないのかな」

( ^ω^)「無理じゃないかな」

( A )「……俺には幼馴染みのお前しかいないわ」

( ^ω^)「……?」

('A`)「肉もムチムチだしな……」

(;^ω^)「いや、ちょっ、おまっ……」

(*'A`)「もう俺、ブーンでいいや」



   マッテー!      イヤァァァ!
三(*'A`)っ    三( ;ω;)



('A`)は力が欲しいようです  終
  1. 2010/09/29(水) 23:58:28|
  2. 総合作品まとめ
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('A`)朝を待ちますのようです

2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 02:46:33.27 ID:R26yLvCWO [sage]
('A`)「あぁ」

('A`)「どうしたものか」

('A`)「困ったもんだ」

('A`)

('A`)「…」

('A`)「今日もきたようだ…」

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 02:48:51.08 ID:R26yLvCWO
('A`)「困ったもんだ」

('A`)「どうしたらいいのだろう」

('A`)「こう毎晩続いてしまうと…」

(;'A`)

(;'A`)「頭が痛くなってしまうではないか」

(>;'A`)>「どうしたらいいのだろう…」

5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 02:51:43.52 ID:R26yLvCWO [sage]
('A`)「…」

('A`)「どうして私のところにばかりやってくるのだ」

('A`)「どうしてだ…」

(;'A`)「突然やってきては私を困らせ…」

(;'A`)

(;'A`)「困らせるというのにそちらは」

(;'A`)σ「なぜニヤニヤと笑っているのだ」

(;'A`)「なんなのだ…」

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 02:54:14.62 ID:R26yLvCWO [sage]
(;'A`)「…なぜなのだ」

(;'A`)「私は見た通りのどうしようもないダメな人間だというのに…」

(;'A`)「…」

(;'A`)「わわ笑うな」

(;'A`)

(>;'A`)>「なぜなのだ…なぜ私のような弱い者のところにあらわれるのだ」

(;'A`)

(;'A`)「…やめて」

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 02:56:56.26 ID:R26yLvCWO [sage]
(;'A`)「…近寄るな」

(>;'A`)>「あわわわわ」

(>;'A`)>「くるな」



(;'A`)「…」

(;'A`)「毎晩のように一体なにをしにやってくるのだそちらは」

(;'A`)「どうして開いてもない窓からすぅっと私の部屋に入ってこれるのだ」

(;'A`)

(;'A`)「そのニヤニヤ笑うのやめてよ…」

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:00:01.98 ID:R26yLvCWO [sage]
(;'A`)


('A`)「そうだ」

('A`)「ひとまず落ち着こう」

('A`)「何も今日がはじめての事ではないのだ…」


( 'A`)y-~


('A`)「ふぅ」

('A`)「ただニヤニヤ笑うそちらにおびえてばかりはいられない」


('A`)「…それに私は色々と考えることもあるのだ」

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:03:08.72 ID:R26yLvCWO [sage]
('A`)「夜中というのは不思議に頭が働くからね」

('A`)「…私は色々考えてしまうのだ」

(>;'A`)>「嫌なことだったり苦しいことだったり」

('A`)「頭が痛くなってしまうのだ」

('A`)

( 'A`)σ「だからそちらさんの事にばかり集中できないのだ」

(;'A`)「そちらが何者で何が目的かは知らないが」

('A`)「私は誰かの事を考える余裕なんてないのだ」

10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:06:40.98 ID:R26yLvCWO [sage]

('A`)「自分のことで精一杯なのだ私は」

('A`)「どことどこが戦争しているとか」

('A`)「誰が好きで誰が嫌いだとか…」

('A`)「どうでもいいのだ…」

(>;'A`)>「自分のことで精一杯なのだよ」


(;'A`)「それ以上を私が考えてしまったら頭が大変なことになってしまう」

('A`)「働きすぎはよくないから頭を休ませないといけないのだ」

('A`)

( 'A`)σ「だから私のところに来ても意味はない」

11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:09:37.13 ID:R26yLvCWO [sage]

('A`)「ささっといなくなってくれ」

('A`)

(>'A`)>「私以外のところへ行けばいいではないか」

(>'A`)>「笑うな」

('A`)「…」

('A`)「なぜなのだ…」

('A`)「はぁ」

(;'A`)「どうしたらいいのよ…気味が悪い」

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:14:51.74 ID:R26yLvCWO [sage]
('A`)「困ったものだ」


男は毎晩のように現れる怪しい存在に大変困ってはいたが
男は一人早口で喋り続けた

('A`)「夜中とは私にとって」

('A`)「貴重な時間でもあるのだ」

( 'A`)σ「頭が働く時間でもあるが落ち着きたい時間でもあるのだ」

( 'A`)σ「明るい時は私は私ではないからね」

('A`)

( 'A`)σ「つまり明るい時は私は私という服を脱いで別のものを着ている状態なのだ」

('A`)「笑うなよ」

('A`)「伝わっていないようだな」

(;'A`)「あぁ…困った私はばかだ」

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:19:00.43 ID:R26yLvCWO [sage]
('A`)「なにを私は話かけているのだ…」

(;'A`)「このようなやつに…」

(>;'A`)>「あぁ困った…」

(;'A`)σ「もういいだろうどこかへ行ってくれ」


(;'A`)「私は別に一人寂しいわけではないのだ」

(;'A`)σ「何度も言うが夜中は私にとって貴重な時間なのだ頭が働くのだ」


('A`)「だからこうしてブツブツと言葉がでてしまうだけで…」

(>;'A`)>「などと…あぁ困った口が動いてしまう」

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:22:15.51 ID:R26yLvCWO [sage]
('A`)「ところで」

('A`)「何がおかしくてそういつも笑っているのだ?」

(;'A`)「私の顔がか?」

(;'A`)

(;'A`)「何も言わないのか」

('A`)「不快だ」

('A`)「私を追い詰めているようにすら感じる」

('A`)「なぜ私なんだ」

(;'A`)「私は臆病で弱いんだ…なにもこのようなとこを選んでこなくても」

(;'A`)σ「いいじゃないか」

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:25:37.15 ID:R26yLvCWO [sage]
(;'A`)「世界は広いんだ」

('A`)「そんな中でなにも私をえらぶ必要はないじゃないか」

('A`)「どうして」

('A`)「どうして私を笑いにくるのだ」

(;'A`)

(;'A`)「私がそれほど惨めだというのか」

(;'A`)「…私がおかしいか笑えるか…」

(>'A`)>「勘弁してくれ」

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:29:25.25 ID:R26yLvCWO [sage]
男は薄暗い部屋の隅でブツブツと早口で話続けた
怪しい存在もニヤニヤと笑い続けた
男の顔をじっと見ながら


(;'A`)「はぁ」

(;'A`)「私は自分の時間を大切にしたいのだ」

(;'A`)「夜中は貴重なのだ」

( 'A`)σ「話がしたいわけじゃないんだ」

(;'A`)「朝がくるまで私はこの貴重な時間を自分のために使いたいんだ…」

(>'A`)>「だから」


(>;'A`)>「もうやめてくれよ」

(;´A`)「私は一人でいたいのだ」

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:32:12.01 ID:R26yLvCWO [sage]
(;'A`)「…ああ」

(>;'A`)>「まただ」

('A`)「こんな事をしているうちに朝がきてしまった…」

(;'A`)「また私は貴重な時間をもやもやした状態で過ごすことになったのだ」

(>;'A`)>「これでは私は辛いだけじゃないか」

(;'A`)「はぁ」

('A`)「まぁ…いい」

('A`)「朝がきたのだから諦めよう」

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:36:13.85 ID:R26yLvCWO [sage]
そういうと男は朝日がさす窓へとすぅと消えていった


「はぁ」

「やれやれ…」


( ^ω^)「まったく困ったものだお」


彼はニコニコと笑いながら
男が消えていた窓を見つめてそう言った

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:40:40.39 ID:R26yLvCWO [sage]
( ^ω^)「毎晩のようにぼくの部屋に来てはブツブツブツブツと不満や愚痴を垂れ流していくんだお」

( ^ω^)「聞いている方も楽じゃないお」


彼は先程まで自分の部屋にいた部屋の隅にぽつんと立ちながらブツブツと早口で話をする男についてニコニコと笑いながら呟きはじめた

( ^ω^)「なにがなんだかさっぱりだお」

( ^ω^)「でもあぁやって毎晩やってくるんだから本当は寂しいんだお」

( ^ω^)「はぁ」

( ^ω^)「ねむいお」

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:42:52.17 ID:R26yLvCWO [sage]
( ^ω^)「正直朝になるまでいなくならないのはつらいお…」

( ^ω^)「ぼくにとっても夜は貴重な時間…」


( ^ω^)「だというのにうるさくて眠れないお」

( ^ω^)

( ^ω^)「でもまぁ」

( ^ω^)「悪いやつじゃないようだし…」

( ^ω^)「こういうのも貴重な体験なのかもしれないお」

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/27(月) 03:46:03.30 ID:R26yLvCWO [sage]
( ^ω^)「朝がくるのがちょっぴりがっかりする気持ちも…」

( ^ω^)「…」

( ^ω^)「今晩もくるのだろうか…」


( ^ω^)「困ったもんだお」



窓からはまぶしい光がサンサンと注がれている
外はすっかり新しい朝をむかえていた
ニコニコっと笑いながら男は夜に現れる不思議な来訪者の事を考えていた…



おわり





('A`)朝を待ちますのようです
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1285523055/
  1. 2010/09/27(月) 09:48:20|
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ブーンが携帯電話を買ったようです

286:「ブーンが携帯電話を買ったようです。」 :2010/09/17(金) 02:46:24.57 ID:InC0OEJsP

~とある学校、とあるクラスにて~

( ^ω^)「先日、ケータイとか言う物を買ったんだお!」

( ゚∀゚)「何だと!? すっげぇ! これがケータイってやつか! 初めて見たぜ」

从 ゚∀从「さすがブーンだ! よくやってくれた!」

ζ(゚ー゚*ζ「ブーンかっこいい!!」

(=゚ω゚)ノ「みんな! ここは盛大に、胴上げと行こうぜ!!」

ワッショイ!! ワッショイ!! ワッショイ!!

 クラス一同から胴上げされるブーンだった。

287:「ブーンが携帯電話を買ったようです。」 :2010/09/17(金) 02:47:49.50 ID:InC0OEJsP
(;^ω^)「お前らケータイくらいで騒ぎすぎだお。でも……なんか照れるお///」

 一躍時の人となったブーン。だが、そんなブーンを影からじっと見る人が。
 
('A`)「……」

('A`)「たかが携帯電話くらいではしゃぎやがって。愚民どもが……」

 そっとブーンに近づくドクオ。

('A`)「やあブーン君」

(;^ω^)「うお!? ド、ドクオ? いつの間にそこに!?」

 いつの間にかブーンの背後にいたドクオ。

('A`)「いや、君が携帯を買ったって聞いたんでね。よかったら僕にも見せてくれないかな?」

288:「ブーンが携帯電話を買ったようです。」 :2010/09/17(金) 02:50:49.72 ID:InC0OEJsP
( ^ω^)「なんだ。君もケータイが見たいのかお。苦しゅうない、じっくりと見給え」サッ

 ブーンの携帯をじっと見つめるドクオ。

('A`)「ふーん。なるほど、素晴らしい携帯だな」

( ^ω^)「そうなんだお! すごいんだお!」

('A`)「……ところで、君は待ち受け画像と言うのを知っているかね?」

( ^ω^)「待ち……? なんだお? 初耳だお」

('A`)「まあ、簡単に言うと、携帯のトップに好きな画像を表示させる事が出来るって事だ」

('A`)「これを初期設定のままにするなんて宝の持ち腐れもいいところだよ……」
   どれ、僕が最高の待ち受けを設定してあげよう」

( ^ω^)「よくわからないけど、その待ち受け画像ってやつを設定すれば
       このケータイはもっと素晴らしくなるって事かお?」

('A`)「ああ、その通りさ」

( ^ω^)「よし頼んだお!」

291:「ブーンが携帯電話を買ったようです。」 :2010/09/17(金) 02:53:20.12 ID:InC0OEJsP
 ドクオはしばらくブーンの携帯をいじる。そして……
 
('A`)「よし、できたぞ」

 ブーンに携帯を渡す。

( ^ω^)「ありがとだお! 恩に着るお」

('A`)「これで君は英雄になれるぞ。ふふふ……」タッタッタッ…

 ドクオは自分の席へ去って行った。

( ^ω^)「ドクオっていいやつなんだなあ よし、こんど昼飯でもおごってやるかお」

292:「ブーンが携帯電話を買ったようです。」 :2010/09/17(金) 02:55:51.07 ID:InC0OEJsP
( ^ω^)「さて、待ち受け画像は……」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン! ケータイ買ったんだって!?」

( ^ω^)「お、ツンじゃないか」

ξ゚⊿゚)ξ「ねぇねぇ、私にも見せてよ!」

( ^ω^)「もちろんオッケーだお」

 ツンに携帯を手渡す。

( ^ω^)「ちょうど良かった。ちょうど今、最高の待ち受け画像に設定したんだお! 見てくれお」

ξ゚⊿゚)ξ「へえ…… 最高の待ち受け……ね」

 ツンは何故か、わなわなとふるえている。

293:「ブーンが携帯電話を買ったようです。」 :2010/09/17(金) 02:56:56.49 ID:InC0OEJsP
( ^ω^)「ツン? そんなに感動的な壁紙だったのかお?」

( ^ω^)「ちょっと僕にも見せ……て……!?」

 ツンの持つ携帯を覗き込んだブーンは、その画面を見るなり固まってしまった。

(;^ω^)「あ、あれえ? あれえ?」

 携帯の画面には、一人の少女が写っていた。年は小学生かそこらだろう。
 その少女が全裸でM字開脚をしていた。
 これは完全にアウトだ。

(;^ω^)「い、いやこれは僕が設定したんじゃなく……」

 必死に言い訳するブーンをさえぎってツンが叫ぶ。

ξ゚⊿゚)ξ「やかましいわ! この、変態!!」

メリッ…!!

 気が付いた時には、ツンの拳がブーンの顔面にめり込んでいた。

295:「ブーンが携帯電話を買ったようです。」 :2010/09/17(金) 02:59:25.36 ID:InC0OEJsP
(;^ω^)「ぐはっ……!?」

 ツンは、携帯を持ったその手でブーンの事を殴りつけていた。

ガ バキッ ガシャーン!!
ドサ…

(;^ω^)「う、うーん……」

 勢いよく吹っ飛んだブーンは、机三つを蹴散らして床に倒れこんでいた。

ξ゚⊿゚)ξ「あなた、さいってい!! 見損なったわ!!」

(;^ω^)「ち、違うんだお…… 僕じゃなくて、これは全部……」

 ブーンは床に倒れこんだまま必死に訴える。
 しかし、ツンはそんなブーンの言い訳など一切聞こうとはせず、足音荒く教室を去って行った。

 バタン…

297:「ブーンが携帯電話を買ったようです。」 :2010/09/17(金) 03:01:03.03 ID:InC0OEJsP
 ツンが出て行った瞬間、しんとしていた教室が一気にざわめきだす。

「なに? なにがあったの?」
「なんかー、ブーンの奴が携帯の待ち受けをエロ画像にしていたらしいよぉ?」
「ええ~? きっもーい」
「しかもロリのモロだってさ」
「それ犯罪じゃない!」
「さっさと逮捕されないかな」

(;^ω^)「違うんだ…… 僕じゃないんだ…… 僕は何もやってないんだ……」

 意識朦朧としたまま、ブーンはうわ言のように繰り返す。
 顔のすぐ右には、無残にも粉砕された携帯の残骸があった。
 ブーンは手を伸ばそうとするが、腕はピクリとも動かなかった。

(;^ω^)「僕の… 携帯…… が……」

 意識が薄れていく。
 薄れゆく意識の中、遠くからドクオの「ざまあみろ」という声が聞こえてきた。

298:「ブーンが携帯電話を買ったようです。」 :2010/09/17(金) 03:04:37.61 ID:InC0OEJsP
~エピローグ~

('A`)「……携帯がなんだ。たかが携帯くらいで、馬鹿みたいにはしゃぎしやがって」

 あの事件から一週間がたっていた。
 ドクオは自室で自分の携帯電話を眺めている。3か月前に親にねだり、やっとの思いで買ってもらった携帯電話だ。
 だがしかし、ドクオには、それを使う相手も見せびらかす相手もいなかった。着信履歴もメール履歴も空白のままである。

('A`)「クソッ! こんなもの!」ヒュンッ……

 持っていた携帯電話を壁に向かって投げつけた。

ガゴンッ!!

 壁にぶつかり床に落ちた携帯電話は真っ二つになっていた。

300:「ブーンが携帯電話を買ったようです。」 :2010/09/17(金) 03:06:51.73 ID:InC0OEJsP
('A`)「……ブーンめ いい気味だ」

 ドクオは自分のしたことを思い返し、声を出さずに笑った。
 あれは我ながら傑作だった。
 ブーンはあの事件の後、女子全員から総スカンを食らっていた。

('A`)「たかが携帯一つくらいで舞い上がった天罰だ!」

 なぜだろう。もっと喜んでいいはずなのに、涙があふれてくる。
 女子からは総スカンのブーンだったが、男子からは英雄として祭り上げられていた。
 
 ブーンは、待ち受けをいじったのがドクオだとは誰にも言っていなかった。
 ドクオに接する態度も、依然と何も変わっていない。
 何故か、寂しさとむなしさがこみ上げてきた。

 ドクオは今、とても孤独だった。



「ブーンが携帯電話を買ったようです。」  おしまい
  1. 2010/09/17(金) 12:36:08|
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('A`)と川*` ゥ´)のようです

279:('A`)と川*` ゥ´)のようです :2010/09/17(金) 01:59:13.10 ID:dS858cds0
  登校中

川*´ ゥ`) ふぁ~1週間ぶりの学校めんどくせぇ…台風でも来て学校潰れればいいのに…

川*` ゥ´) ん?

('A`)

川*` ゥ´) おいおいドクオじゃねぇか、どうした学校遅れるぞ

('A`) えっ!?君は僕のことが見えるのかい!?

川*` ゥ´) ごめんそういうノリ苦手なんだ

('A`) マジですか、すいません

川*` ゥ´) 早く学校行こうぜ、遅刻したら内申に響くからな

('A`) 学校行きたくないんだ…

川*` ゥ´) なんで?

('A`) いじめられてるんだ…

280:('A`)と川*` ゥ´)のようです :2010/09/17(金) 02:03:36.11 ID:dS858cds0
川*` ゥ´) マジかよ、誰に?

('A`) ヒールちゃんは風邪で休んでて知らないだろうけど、クラス全員にシカトされてるんだ…

川;` ゥ´) おいおいひでぇな…きっかけはなによ?

('A`) それがよくわからないんだ、急にみんながオレを無視しだして…

川;` ゥ´) よく思い出してみろ!何か原因があるはずだ!

('A`) なにかって言われても

川;` ゥ´) イジメなんてな、本人も気づかないような些細なきっかけで起こる事が多いんだ!よおく思い出してみろよ!

('A`) ……まぁ強いて言うなら

川;` ゥ´) うん

('A`) 女の子のリコーダーをチュパチュパしてたのが見つかったぐらいかな

川*` ゥ´) それが原因だよばかやろう

281:('A`)と川*` ゥ´)のようです :2010/09/17(金) 02:05:53.51 ID:dS858cds0
('A`) しょうがないだろ性癖なんだから

川*` ゥ´) みんなに避けられて当然じゃねぇかよクソが…

('A`) ……

川*` ゥ´) ……ほら遅れるから早く行くぞ

('A`) ヒールちゃんはオレを避けないのか?

川*` ゥ´) 別に元からキモイのは知ってるし、避けようとは思わないよ

('A`) 優しいなぁ…まるで女神やで…

川*` ゥ´) あたいが守ってやるから安心しな!

('A`) ありがてぇありがてぇ…

282:('A`)と川*` ゥ´)のようです :2010/09/17(金) 02:09:39.80 ID:dS858cds0
  教室前にて

  ガラガラ

川*` ゥ´) うーっす

('A`) ……

川*` ゥ´) ほら入れよ

('A`) うん

|゚ノ ^∀^) ヒールちゃんおはよ

川*` ゥ´) おう

('A`) ……

|゚ノ;^∀^) うわっドクオだ!気持ち悪いからあっち行って!

('A`) ……

283:('A`)と川*` ゥ´)のようです :2010/09/17(金) 02:12:15.73 ID:dS858cds0
川*´ ゥ`) おいおいひどいこと言うね、ドクオがかわいそうじゃねぇか

|゚ノ;^∀^) だってこいつ人のリコーダー舐めたんだよ!

川*` ゥ´) 別にいいじゃねぇかちょっと舐めたぐらい、寛容な精神で許してやれよ

|゚ノ;^∀^) でもヒールのリコーダーだよ!こいつが舐めたの!

川*` ゥ´) なんだと!

('∀`) 

川*` ゥ´) おいドクオどういうことだ、聞いてねぇぞ

('∀`) えへへ、僕ブス専なんですよ

川*` ゥ´) お前ちょっと体育館の裏来いよ、いじめてやるから

(*'∀`) ヒールちゃんにいじめられるなら大歓迎っすわ!!

川*´ ゥ`) あたいもアンタをいじめるんだと思うとゾクゾクするよ!

   こうして新しいカップルが生まれたのであった・・・!

  1. 2010/09/17(金) 10:43:19|
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( ゚∀゚)豊胸相談のようです从'ー'从

202:( ゚∀゚)豊胸相談のようです从'ー'从 :2010/09/15(水) 22:19:38.05 ID:/M6VXBOe0 [sage]

从'ー'从「なぁジョルジュ?」
  _
( ゚∀゚)「なんだー?」

从'ー'从「お前さ、おっぱい好きだよな?」
  _
(*゚∀゚)「おうよ!」

从'ー'从「きめえ」
  _
( ;∀;)

从'ー'从「じゃあさ、大きくする方法って知ってる?」
  _
( ゚∀゚)「マッサージ」

从'ー'从「却下、魂胆見え見え」
  _
( ゚∀゚)「そもそもマッサージする胸が無い」

从♯'ー'从「あ?」
  _
( ゚∀゚)「ナンデモナイデス」

203:( ゚∀゚)豊胸相談のようです从'ー'从 :2010/09/15(水) 22:20:55.12 ID:/M6VXBOe0 [sage]
从'ー'从「次」
  _
( ゚∀゚)「豊胸手術」

从'ー'从「それはちょっとな」
  _
( ゚∀゚)「ああやっぱ?」

从'ー'从「他には? なんかないの?」
  _
( ゚∀゚)「そもそも胸が大きくなるというのはエストロゲンという女性ホルモンが分泌され、
     乳房内で皮下脂肪が増加していって乳腺管が成長していくからだ」

从'ー'从「なんか語りだした」
  _
( ゚∀゚)「これが胸が大きくなる仕組みだ」

从'ー'从「つまり?」
  _
( ゚∀゚)「このエストロゲンの分泌を促せばいい。
     サプリメントを飲めば手っ取り早いんだが」

从'ー'从「パス、金がねえ」

205:( ゚∀゚)豊胸相談のようです从'ー'从 :2010/09/15(水) 22:22:09.10 ID:/M6VXBOe0 [sage]
( ゚∀゚)「んじゃ食事だ。食うもん変えりゃいいから新しく出費が出るわけでもない」

从'ー'从「だな」
  _
( ゚∀゚)「お勧めなのは豆乳だな」

从'ー'从「詳しく」
  _
( ゚∀゚)「たんぱく質は胸を大きくする重要な栄養素だ。
     良質なたんぱく質を取ることにより血や筋肉が作られるほか、女性ホルモンの分泌も助けられる」

从'ー'从「なんで豆乳なんだ?」
  _
( ゚∀゚)「豆乳なら料理の手間もかからんし、安い。おまけに植物性たんぱく質だから太ることも無い」

从'ー'从「グレートだな」

206:( ゚∀゚)豊胸相談のようです从'ー'从 :2010/09/15(水) 22:23:23.52 ID:/M6VXBOe0 [sage]
( ゚∀゚)「あとはビタミンB1・B2・Eも取っておくべきだ。
     これらは肌のハリやホルモンの分泌を整えてくれる。
     おっぱいはただでかいだけじゃダメだ、ハリがないとな」

从'ー'从「で、何食えばいいんだ?」
  _
( ゚∀゚)「B1・B2がニンニク、ねぎ、ニラでEがかぼちゃや大豆、とうもろこしだな
     大豆はたんぱく質も含むから一石二鳥」

从'ー'从「畑のお肉超すげえ」
  _
( ゚∀゚)「あとは胸の筋肉を鍛えることだ」

从'ー'从「ああそれ知ってる。胸の前で手ぇ合わせて押し合うやつだろ?」
  _
( ゚∀゚)「腕立て伏せもいいぞ。
     ただしやりすぎはダメだ」

从'ー'从「続かないしな」
  _
( ゚∀゚)「それにおっぱいを美しくするための筋肉ならともかく
     それそのものには興味が無い」

从'ー'从「流石のお前でもタカさんは無理かー」
  _
( ゚∀゚)「こだわりがあるんだよ」

207:( ゚∀゚)豊胸相談のようです从'ー'从 :2010/09/15(水) 22:23:56.77 ID:/M6VXBOe0 [sage]

从'ー'从「ところでよ、なんで好きなの? おっぱい」
  _
( ゚∀゚)「なんていうかさ、男の子はみんな好きじゃん?
     それになんていうのかな探究心をくすぐるんだよ、おっぱいはさ。
     どんな言葉でだって語りつくせない。まるで宇宙そのものなんだ」

从'ー'从「はい?」
  _
( ゚∀゚)「おっぱい……そう、おっぱいは宇宙だったんだよ!!」

从'ー'从「ちょっとお前帰れよ」
  _
( ゚∀゚)「ひでえ」

从'ー'从「いやだって気持ち悪いし」
  _
( ゚∀゚)「仕方ねえだろ好きなんだから」

从'ー'从「だからって限度があるだろうがよ」
  _ 
( *゚∀゚)「まぁ一番好きなのはお前だけどな!」

从///从「……うるせーばか」
  1. 2010/09/16(木) 13:09:07|
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( ∵)繋ぐようです

171:( ∵)繋ぐようです :2010/09/15(水) 15:56:29.67 ID:ZZiXswoC0

vip町のはずれに、ひっそりと石像が置かれている。
町の人々はその石像に日々の愚痴や、人には言えないようなことを呟いていく。

石像の傍には民家もなく、他人に言葉を聞かれる心配がないからだ。
そしてもう一つ。その石像は不思議と生きているようで、言葉をかけやすかった。
アドバイスを貰えるわけではなかったが、人々は思いを吐き出すだけで満足していた。

( ´_ゝ`)

今日も一人、言葉を零して行く。
明日もまた誰かがやってくる。
石像の前で誰かと鉢合わせすることはなかった。

いつしか、あの石像には魔力があるのだと言われるようになった。
悩みを石像にうちあければ、解決するだとか。
悲しみを打ち明ければ、心が晴れやかになるだとか。

毎日言葉が積み重なっていく。

そんな中、とある学生が集まった。

172:( ∵)繋ぐようです :2010/09/15(水) 15:59:52.32 ID:ZZiXswoC0

ちょっとした好奇心と、悪戯心だった。
誰が言い出したのかなど覚えてはいない。

从 ゚∀从「おい、誰もいないだろうな?」

( ´_ゝ`)「おk」

すでに日が暮れ、辺りは暗い。
民家がないこの辺りには街灯もすくなく、学生達は手探りで前へ進んでいるような状態だ。

彼らの手にはICレコーダーが握られている。
これを石像の後ろに取り付けようというのだ。

石像には多くの人が言葉を零していく。
もしかすると、意中の人の思いや、嫌いな奴の弱味が握ることができるかもしれない。
思いついたとき、やってはいけないと思ったが、やりたいという気持ちが抑え切れなかった。

今晩レコーダーを取り付けて、明日の夜に回収する予定だ。
罪悪感と、明日への期待感で誰もが心臓を激しく動かす。

( ^ω^)「どうだお」

川 ゚ -゚)「首尾は上々」

四人はこっそりとその場を後にした。


( ∵)

173:( ∵)繋ぐようです :2010/09/15(水) 16:02:56.64 ID:ZZiXswoC0

次の日、四人は不思議な感覚で一日を過ごした。
誰のどんな秘密がわかるのだろうか。これがきっかけで、恐ろしい事件に巻き込まれたりするのではない

か。
子供っぽい妄想にふけてみたりした。

学校ですれ違うときも、視線で今夜のことを確認しあう。
アレを回収するのは今夜だ。


夜になり、集まったときも、誰かが見ているのではないかという不安感が常につきまとっていた。
誰も言葉を発しなかった。
自分の手をギュッと握り、自分自身を勇気付けていた。

石像の近くまできたとき、誰かがいることに気づいた。
四人は慌てて身を潜める。
相手は一人ではなく、複数人いるようだ。
彼らも誰かの言葉を得るために仕掛けをおこなっているのかもしれない。

(    )「出てこいよ。いるんだろ」

声をかけられた。
それだけでも驚きだというのに、その声の主は全員が知る人物だった。
震えながら彼らのもとまで歩く。

暗い世界で、顔がよく見えないと思っていると、相手が懐中電灯をつけた。

174:( ∵)繋ぐようです :2010/09/15(水) 16:05:55.73 ID:ZZiXswoC0

(´<_` )「で、どういうことなんだ」

ξ゚⊿゚)ξ「説明してよね」

( ФωФ)「当然であろう」

ノパ⊿゚)「さあ! 早く!」

彼らの手の中には、昨日しかけたレコーダーが握られていた。
どうしてばれたのだろうか。ブーン達はひそひそと話す。

(´<_` )「石像だよ。石像が夢に出てきたんだ」

今夜、この時間にきてみなさいというお告げのような夢だったという。
始めは、みんなただの夢だと思っていた。しかし、同じ夢を四人も見るなんてありえない話だ。
試しにやってきてみれば、ブーン達が現れたというわけだ。

( ФωФ)「こんなものまでしかけて」

罪悪感よりも、恐怖が深く四人に浸透していく。
誰よりもこのことを知られたくなかった人物達なのだ。

175:( ∵)繋ぐようです :2010/09/15(水) 16:09:03.09 ID:ZZiXswoC0

ハインはロマネスクの後輩だった。
兄者は弟者が嫌いだった。
ブーンはツンが好きだった。
クーはヒートの姉だった。

いつも清廉潔白な先輩の考えていることが知りたくて。
嫌いなあいつの弱味を知りたくて。
好きな人のことを知りたくて。
最近冷たい妹のことが知りたくて。

沈黙が身に刺さる。
痛みがましていくようで、血でも流れているのではないかと不安になる。


「とある四人の言葉を言おうか」


不意に声が聞こえた。
弟者達も驚いているようで、懐中電灯をあちらこちらに向けている。

176:( ∵)繋ぐようです :2010/09/15(水) 16:12:05.21 ID:ZZiXswoC0

( ∵)「一人目。彼女は走ることが好きで。でも、部活は嫌いだった。
   だって、いつも真面目な先輩がうるさいから。ただ走るだけでいいのに。彼なんていらないのに。

   二人目。彼は弟が嫌いだった。だって、全てを彼が持っていってしまった。
   何をやっても勝てない。弟のくせに。消えてしまえば、少しは楽に生きられるはずなのに。

   三人目。彼は幼馴染が大好きだった。でも彼女は見向きもしやしない。
   彼女のことをすべて知りたいのに、知っているのはきっと自分じゃない誰かなんだ。

   四人目。彼女は妹が気になっていた。近頃は会話もありゃしない。
   きっと、姉である私よりも先に彼氏でもできたに違いない。さあ、全てを吐いてしまえ」


( ^ω^)「なっ……」

ξ゚⊿゚)ξ「……今の、私達のこと?」

四人の目がさらに冷たく、ブーン達に突き刺さる。
しかし、言い訳はできない。今聞こえた言葉は確かな事実だ。


( ∵)「とある四人の言葉を言おうか」


再び聞こえてくる声。
どれだけ否定しても、それは石像から流れていた。

178:( ∵)繋ぐようです :2010/09/15(水) 16:15:08.96 ID:ZZiXswoC0

( ∵)「一人目。彼はただ走ることが好きだった。規律を乱す者は嫌いだった。
   どうして人の話を聞かない人間がこうも多いのだろうか。

   二人目。彼は兄が嫌いだった。何もできないくせに、妬むことしかしない。
   もっと一生懸命になればいいだけの話なのに、なんて愚かなんだ。

   三人目。彼女は幼馴染の思いを知っていた。けれど答えることはできない。
   まだ好きな人はいないが、彼と愛を語ることはできないのだから。

   四人目。彼女は姉のことを鬱陶しく思っていた。放っておいてくれればいい。
   姉はいつもクールで、感情的な自分を見下している」


( ФωФ)「この石像……なんで」


喋っているのだ。


( ∵)「俺だってしゃべるよ」

179:( ∵)繋ぐようです :2010/09/15(水) 16:18:47.03 ID:ZZiXswoC0


一瞬の沈黙。そして一歩後ずさる。
生まれてから、ずっとこの町ですごしてきたが、石像がしゃべるなど初耳だ。
そんな馬鹿なことがあるはずがない。

石像の言葉など忘れ、八人は身を寄せ合う。


( ∵)「とある八人の言葉を言おうか」



八人。そう口の中で復唱し、自分以外の顔を見る。
ここにいるのは八人だ。

次は何を語られるのだろうか。
もう、これ以上ないくらいに関係にはひびが入ってしまったというのに。

180:( ∵)繋ぐようです :2010/09/15(水) 16:22:04.50 ID:ZZiXswoC0

( ∵)「一人目。彼女は真っ直ぐな先輩に自分にない素晴らしさを感じていた。
   走る姿だってあんなに素晴らしい。あんな風になれない自分が嫌いだ。
   二人目。彼は彼女を放っておけなかった。好き勝手する彼女が心配だった。
   わがままなのに、走る姿は楽しそうで、ひどく羨ましい。

   三人目。彼は弟が羨ましかった。弟の半分だけでも言葉があればいいと願う。
   そうすれば、尊敬の思いも、助言を貰うこともできるはずなのに。
   四人目。彼は兄と一緒にいたかった。本当ならば横に並んでいるはずなのだから。
   彼だって本当はできるはずだ。自分の兄なのだから。

   五人目。彼はやはり幼馴染が好きだった。彼女が幸せになるのならば、身を引く覚悟だってある。
   だから、せめて友人であり続けることだけは許して欲しい。
   六人目。彼女は幼馴染のことを生涯の友だと思っていた。彼ほどの友人はいない。
   彼を愛することができたら幸せだったのだろう。けれど、今は友人でしかない。

   七人目。彼女は妹のことを思いやっていた。たった一人の妹だ。
   変な男にでも掴まっていないか。悲劇になるようなことはないか。
   八人目。彼女は姉のことを慕っていた。だからこそ告げることができなかった。
   近頃変な輩に絡まれている。言ってしまえば、姉は自分の身を投げ打ってでも助けてくれるだろう」

182:( ∵)繋ぐようです :2010/09/15(水) 16:25:34.42 ID:ZZiXswoC0


vip町のはずれにひっそりと置かれている石像には不思議な力があるらしい。
すれ違う人々の心を通じ合わせるという。


从 ゚∀从「どうよ! オレ様の華麗な走り」

( ФωФ)「もっと、フォームをだな」


( ´_ゝ`)「肉まん買って帰ろうぜ」

(´<_` )「おごり?」


( ^ω^)「ツンー! 映画のチケットが手に入ったお!」

ξ*゚⊿゚)ξ「しかたないわねぇ」


川 ゚ -゚)「で、最近はどうだ」

ノパ⊿゚)「変な奴は見てないぞ!」



( ∵)「めでたし。めでたし」

  1. 2010/09/16(木) 13:02:22|
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(  ^^)山崎渉はテンプレに居ないようです

83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/13(月) 22:14:20.29 ID:D2eqldk7O
(  ^^)「……」

( ・3・)「……」

(  ^^)「ぬるぽ」

( ・3・)「ガッ」

(  ^^)「……」

( ・3・)「……」

(  ^^)

(  。^^)ブワッ

(;・3・)「ちょ、いきなりどうしたんだYO!?」

(  。^^)「作品に出たい、でも知名度が無い。だからオファーが来ない」

(  。^^)「だから、作品に出るために僕もテンプレに入りたいんですが……」

( ・3・)「残念だけど、それは十中八九無理だろうNEー」

(  。^^)

(  ;;)ブワワッ

(;・3・)「ちょ、山さん!?」

84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/13(月) 22:16:08.76 ID:D2eqldk7O
(  ;;)「どうしてあなたはテンプレ入りしてるのに、僕は入れないんですか?」

(;・3・)「さ、さぁ? 何でだろうね」

(  ;;)「所詮モブとしてまれに出る程度の僕には、そんな資格なんて無いんですかね?」

(;・3・)「悲しいけど、それなら僕もテンプレに居る資格なんて無いんだけどNEー」

(  ;;)「じゃあ、何でなんですかっ!」

(;・3・)「ええと、先人のミス?」

(  ;;)「僕、そんなに影薄いですかあああぁぁぁああ!?」

(;・3・)「少なくとも、VIPでの俺らの知名度は0に近いんじゃないかなー」

(  ;;)「これからは山崎を応援して下さいねぇぇぇえええ!!」

(;・3・)(どうでもいいけど、山さん泣き顔( ><)みたいだYO)



(  ^^)山崎渉はテンプレに居ないようです

85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/13(月) 22:18:04.53 ID:D2eqldk7O
(  ;;)「うう、もっと僕に活躍の機会があれば……」

(;・3・)「有名作者にメインで使って貰える機会があればいいんだけどNE?」

(  ;;)「テンプレ入りしてないAAなんて、その選択肢に入れないでしょう!?」

(;・3・)「ああ、確かにテンプレ見てキャラを決めてる作者にはNEー」

(  ;;)「今回は作者が僕の事を気に入ってるから使われましたが」

( ・3・)「理由:描きやすいから」

(  ;;)「キャラもほとんど知られてない僕が、使われる訳も無いんですよっ!」

(;・3・)「一人の有名作者が長期的に使えば、ちょっとは浸透すんだろうけどNEー」

(  。^^)「でも、今は規制のせいでかなりの読者がブーン系から離れてるかもしれませんし」

(;・3・)「ああ、ホントに広まるかはちょっと怪しいかもNE」

(  。^^)「ああ、僕がもっと魅力的なキャラだったらなぁ」

86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/13(月) 22:20:16.49 ID:D2eqldk7O
          ∧_∧
      ピュー (  ^^ ) <後日
       =〔~∪ ̄ ̄〕
       = ◎――◎


(  ^^)「ねえねえ、ぼるちゃん」

( ・3・)「アルェー、どうしたんだい山さん」

(  ^^)「僕の魅力をどうにかして広めるために、テコ入れ会議を開こうと思うんですg」

( ・3・)「却下」

(; ^^)「え、まだ言い切ってないのに却下ですか?」

(;・3・)「それ、どう考えても某作者の毒舌(゚、゚トソン主演作品のパクリになるC」

(  ^^)「ああ……」





( ^^ )「どうせ無名作者だし、パクリくらい良いんじゃないですか?」

(;・3・)「いや、そんな事言わないで! 確かに成り上がる機会は無いけどNE!?」

88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/13(月) 22:22:06.34 ID:D2eqldk7O
(  ^^)「それにしてもメタ全開ですね」

(;・3・)「まあ楽屋裏な話だし、こんな調子で良いんじゃないかな?」

(  ^^)「それなら、他の楽屋裏に居るAAも参考人として拉致ってきて良いですかね?」

(;-3-)「ご自由にー。多分ここで止めても、最終的に連れてくる流れになるだろうC」

(  ^^)「じゃあ、廊下から適任な人拉致ってきます」

(;・3・)「今何処に居るかなんて描写してないのに、いきなり廊下とか言い出すなYO!」

(  ^^)「ああ、楽屋ですよ楽屋。僕が決めました、今決めました」

(;・3・)「超適当! スムーズで良いけど!」

89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/13(月) 22:24:14.95 ID:D2eqldk7O
(  ^^)「とりあえず一人連行してきました」

(;,^Д^)「引きずられてきました」

( ・3・)「で、なんでタカラくんを呼んだの?」

(  ^^)「理由1:同じ敬語キャラ」

(  ^^)「理由2:テンプレ入りしてるのかしてないのかよく分からないのに人気」

(  ^^)「理由3:ある時期から使われる頻度がかなり上がった」

( ・3・)「一つはちょっとひどいけど、想像してたよりまともな理由だNE」

(  ^^)「理由4:この彼女持ちリア充め」

(;・3・)「折角評価したのに、一撃で叩き落としたぁーっ!」

(;,^Д^)「あ、あのー」

(  ^^)「とりあえず、少しだけお話をお聞かせ頂けないでしょうか」

(;,^Д^)「は、はい? なんでしょうか」

90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/13(月) 22:26:09.34 ID:D2eqldk7O
(  ^^)「まず、空気だったあなたがなんである程度の使用率を得たのかを」

(;,^Д^)「う、少々心にくる質問ですね」

( ・3・)「君が使われだしたのが、だいたい……変な森の後くらいから?」

(  ^^)「あのタカラさんはかわいかったですよ」

(,,^Д^)「じゃあ、問題は知名度だったんでしょうかね……」

(  ^^)「君は僕らとは違ってクセの無いキャラですから、浸透しやすかったのでしょうね」

( ・3・)「僕らには荒らしのイメージがあるから、どうしてもクセが出るんだよNE」

(  ^^)「それに対して、タカラさんは裏の無い純粋でかわいい子」

(,,^Д^)「だからテンプレにきちんと載らずとも、皆の記憶に残れたんですかね」

( ・3・)「後は、(#゚;;-゚)ちゃんとの関係からかな?」

(  ^^)「?」

( ・3・)「不器用なタカラくんと変わった彼女、そのむず痒い関係が中々癖になる」

( ・3・)「まあ、良カップリングが生まれれば、必然的に使われるようになるんだけどNE」

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/13(月) 22:28:09.73 ID:D2eqldk7O
(  ^^)「カップリング、ですか」

(  ^^)「僕の場合、僕の場合……」

(  ^^)「僕×ぼるちゃん?」

(;・3・)「腐った人気はご勘弁だYO!?」

(  ^^)「ぼるちゃん、そういえば今日家には僕しか居ないんですよ」

(;・3・)「オーケー山さん、時に落ち着け。そして君は一人暮らしだ」

(  ^^)「ちょっとセリフの練習したいので、今日家に来てくれませんか?」

(;・3・)「喘ぎ声の練習はお断りするYO!」

(;,^Д^)(この二人ってクセはあるけど、セットで使えば結構扱い易いんじゃないかなー)

(  ^^)「あ、そんな遠回りしてやらなくても、ここでやればいいんだ」

(;・3・)「ちょ、タカラくん助けて!」

(,,^Д^)(帰っていいかなー)

92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/13(月) 22:30:16.91 ID:D2eqldk7O
(,,^Д^)「そんな訳で楽屋を脱出」

<ちょま、絡みつk……いきなり脱ぐなCぃぃぃ!

(;,^Д^)

(;,^Д^)「あの二人、ぼるじょあさんを保護者的な立ち位置にすれば扱い易いと思うんですけど」

(,,^Д^)「でも、残念ながら使われないんですよね。知名度は下の上の下ってところですし」

(,,^Д^)「バルケンさんなんかよりは知名度はあるけど、記憶には残らないレベル」

<彼女紹介してあげるから…… あ、僕に女の知り合いなんて居なかったYO

(,,^Д^)「記憶に残らないからテンプレにも載れない、テンプレに載れない。結果使われない」

(,,^Д^)「見事な悪循環ですね。でも、いつかは流れが変わりますかね?」

(,,^Д^)「まあ、それがいつの話になるかは分かりませんが」

<ちょ、タカラあああぁぁぁああ! 戻ってきて助けてくれYOぉぉぉおお!

(;,^Д^)

(;,^Д^)「と、ともかくこれからも山崎を応援してあげて下さいね」

むりやり おわるよ
  1. 2010/09/14(火) 21:37:36|
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川*` ゥ´)女のニートのようです

58:川*` ゥ´)女のニートのようです :2010/09/13(月) 18:09:14.48 ID:+om22WCh0
  昼間のVIP公園にて

川*` ゥ´) ……

('、`*川 あらヒールじゃない、久しぶりね

川*` ゥ´) ペニスじゃないか!高校以来だな!大学の帰りか!?

('、`*川  サを抜かすんじゃないわよコノヤロー…そう大学の帰り、今日は午前中だけだからね、
      そういうアンタはこんなトコでなにしてんのよ

川*` ゥ´) 考え事だよ

('、`*川 考え事ねぇ…アンタ仕事はどうしたのよ?高校卒業したあと就職しなかったっけ?

川*` ゥ´) これが働いてる人間に見えるか?

('、`*川 あぁニートなの…

59:川*` ゥ´)女のニートのようです :2010/09/13(月) 18:10:49.69 ID:+om22WCh0
川*` ゥ´) ニートって言うな、家事手伝いと言え

('、`*川 どっちも同じよ…で、こんなところで何を考えてたの?

川*` ゥ´) まぁいろいろなことを

('、`*川 いろいろなことって…ホントはなにも考えてないんでしょ?ただボーっとしてるだけでしょ?

川*` ゥ´) 考えてるさ!今日のご飯なんだろうな~とか

('、`*川 アンタさ、働かないで食べるご飯は美味しい?

川*` ゥ´) 旨いよ!当たり前だろ!ママが作る料理は全部旨いに決まってるじゃないか!

('、`*川 ああそう…

川*` д´) なにかい?ペニスはうちのママを侮辱するのかい!?

('、`*川 そういうわけじゃないけどさ、アンタのお母さんも早く自立してほしいって思ってるんじゃないの?

川*´ ゥ`) あたしゃ生まれながらに足腰が弱くて一人じゃ立てないんだよ

61:川*` ゥ´)女のニートのようです :2010/09/13(月) 18:13:33.50 ID:+om22WCh0
('、`*川 いつまでも親に甘えてられないでしょ、早く働きなさいよ

川*` ゥ´) うるさいねぇ、親が勝手に産んだんだからちゃんと最後まで責任持って育てなきゃダメだろ

('、`;川 うわぁひどい発言、よくニートなのにそんな偉そうにしてられるね

川*` ゥ´) 別に偉そうにしてるわけじゃないよ、ただ当たり前のことを言ってるだけ

('、`*川 当たり前ってアンタ、働くのは国民の義務よ、憲法で決められてるのよ

川*` ゥ´) 憲法がなんだってんだい!あたいは憲法改正派だよ!

('、`*川 もしアンタのお母さんが死んだらどうするの?それでも働かないの?

川*` ゥ´) うちのママ45歳だからまだ死なないよ、なに言ってんの?

('、`*川 そんなのわからないじゃない、明日急に死ぬかもしれないしれないでしょ

川*´ ゥ`) もしそうなったら保険金がでるだろ、それで食いつないでいくよ

63:川*` ゥ´)女のニートのようです :2010/09/13(月) 18:15:44.85 ID:+om22WCh0
('、`*川 アンタってホント社会のクズね…ハロワぐらい行きなさいよ…

川*` ゥ´) 今日行こうとしたんだけどさ

('、`*川 行こうとしたけどなに?

川*` ゥ´) ハロワまでの道が遠くて覚えられないんだ

('、`*川 覚えられないってアンタ…道のりをメモすればいいじゃない

川*` ゥ´) めんどくさいもん

('、`;川 めんどくさいってアンタ…

川*` ゥ´) それにさ…

('、`*川 それに?

川*´ ゥ`) ハロワまでの道を覚えられないような人間が仕事覚えられるわけないじゃん

('、`;川 う、たしかに…

川*` ゥ´) ああもうすぐ「相棒」の再放送が始まるから帰るね、バイバイ

('、`;川 ……

   完
  1. 2010/09/14(火) 21:28:07|
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総合短編

431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/11(土) 15:01:28.60 ID:6Yckcl8C0
 私はシューである。
 名前はもう言っただろう。
 どこで生まれたかとんと見当もつかぬ。どこかの町の、どこかの病院の、誰かの母親の腹から生まれた事だけは記憶している。
 私はここで始めて人間というものを見た。

.∧_∧
/     ヽ
|〒ソwvw″ 
lw´‐ _‐ノv 「見ろドクオ。最近流行りの猫耳を生やしてみたぞ」

 随分古い最近だな、と冷め切った視線を送ってくる男の名はドクオ。
 日々を惰性に費やする根っからの駄目人間であり、私の唯一の理解者でもある。
 今現在も休日の日中だと言うのに、私と一緒に自室の布団の上で横になっている有様だ。

('A`)「にしてもよく出来た猫耳だな。本物と変わらん」

 そっと手で触れ、少し引っ張り、蒼ざめるドクオ。

(;'A`)「あ、あの。シュー。ちょっと言いにくいんだけどさ、これってもしかして本物?」

lw´‐ _‐ノv「そんな訳ないだろう。もう少し強く引っ張ってみろ」

 恐る恐る手を伸ばし、私の耳を摘まむ。
 私も初めて蝉の死骸を掴もうとしたときはこんな感じだった。
 しかし一度掴んでしまえば後はどうとでもなる。怖くない事さえ分かれば良いのだ。

(;'A`)「うわあああ! 伸びる! ちょ、伸びる伸びるゥ! なにこれ凄い伸びる!!」

 私の猫耳を引っ張り続け、手を高くあげるドクオ。その眼に映る色は完全に恐怖のそれだった。

432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/11(土) 15:01:59.94 ID:6Yckcl8C0
lw´‐ _‐ノv「落ち着けドクオ、お前の耳だって引っ張れば伸びるだろ」

(;'A`)「そんなレベルじゃねぇだ――うわああキモッ!!」

 兎のそれに匹敵するまで伸びた私の耳はドクオに手放され、へたりと折れ曲がった。
 片方だけ伸ばされはしたが、不思議と左右の重さは変わらない。
 考えれば当然の事だった。見かけがどう変わろうと、質量とは一定に保存されるものだからだ。

lw´‐ _‐ノv「ひどいなドクオ。もう少し優しくしてくれても」

 伸びた耳をさらに伸ばし、ドクオの首に巻きつける。
 ドクオはまるで蛇にでも絡まれたかのように顔面蒼白となり、小刻みに震えている。
 今にも「金ならいくらでも払う! どうか命だけは!」と叫びそうだ。
 そう言った奴が助かったという話を私は知らない。
 何より、私が欲しいのは富でも名声でもない。愛情だ。

lw´‐ _‐ノv「1つ数える間に私への愛を叫べ。そうすれば解放してやろう」

 お前を愛、まで言ったドクオの首を締め上げ、すぐに緩めてやる。

lw´‐ _‐ノv「冗談だ。こういうのは強制されて言うものじゃないからな」

 少々悪乗りが過ぎたか。ドクオは「冗談キツイぜ」と布団の上で大の字になった。
 その横で、まるで巣穴に戻る蛇のように、私の猫耳は頭髪の中へと帰ってゆく。
 
('A`)「それさ、結局お前の耳なの?」

 私の耳が縮んで少し落ち着いたのか、ドクオが聞いてきた。

lw´‐ _‐ノv「すまん。これは実は偽物の耳なんだ。本物の耳はほら、お前と同じ場所にある」

433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/11(土) 15:02:31.81 ID:6Yckcl8C0
 言いながら、目の横から耳を外して手に取り、ドクオに見せる。

lw´‐ _‐ノv「綺麗な耳だろう。お前なら噛んでも良いぞ」

( ゚A゚)「――」

 声にならない声、という表現がよく理解出来なかった私でも一発で理解出来る、そんな表情だった。
 何度も目をこすり、その度に驚愕するドクオは少し面白い。

lw´‐ _‐ノv「ははっ、そんなに驚いてもらえると私もやりがいがあるな」

('A`)「な、何だよ、ほ、本物じゃねえのかよ」

lw´‐ _‐ノv「本物を表に出してる訳ないだろ。本物はこっちだ」

 手をポケットに入れたところでドクオは素早く俯せになり、分かりやすい鼾(いびき)をかき始める。
 その上に覆いかぶさり、
 ドクオの肩に顎を乗せ、
 耳元でそっと呟いた。

lw´‐ _‐ノv「お前の耳はこれかな」

('A`)「うわああああああああああああああああああああああああああああああ」

 突然暴れ出したドクオは私を突き飛ばし、ドアを破るように開けて出ていった。
 とある休日の、午後の話である。


 END
  1. 2010/09/11(土) 20:14:26|
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( ^ω^)は世紀末覇者のようです

182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/08(水) 02:33:11.16 ID:WdV6r5NW0

199X年---

世界は核の炎に包まれなかった!

海は青いし地は豊かだしあらゆる生命体が生命を謳歌していた!

もちろん---

人類も普通に生活していた!!!

( ^ω^)

( ^ω^)コミックバンチ読みに行くか





184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/08(水) 02:35:26.55 ID:WdV6r5NW0
( ^ω^)は世紀末覇者のようです





185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/08(水) 02:36:13.43 ID:WdV6r5NW0

--コンビニ

('A`) ありがとうございましたー

('A`) ふう

('A`) (引きこもり脱却のために始めたこのアルバイトも一ヶ月)

('A`) (マニュアルに従えば大抵なんとかなるもんだな……)

ピンポーン ピンポーン

('A`) いらっしゃいませー

( ^ω^)

('A`)

('A`) (馬に乗ってご来店だと!)

('A`) (どう対応すりゃいい!?)

('A`) (マニュアル……)

('A`) (載ってねえ!)

187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/08(水) 02:36:58.97 ID:WdV6r5NW0

('A`) (くそっ、どうすりゃいい!?)

( ^ω^)ゴリゴリ

('A`) (頭が天井をこすってらっしゃる!)

('A`) (蛍光灯にでも触れたら大変だ!)

('A`) スーッハーッ

('A`) (マニュアルには載ってないが……腹を括れドクオ!)

('A`) あの、お客様

('A`) 大変恐れ入りますが、馬に乗ってのご来店はご遠慮願えますでしょうか

( ^ω^) なに……

('A`) その、他のお客様のご迷惑にもなりますので……

188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/08(水) 02:37:58.51 ID:WdV6r5NW0

('A`)

( ^ω^)

('A`) (しくじったか……!)

( ^ω^)ふむ

( ^ω^)一理、ある

( ^ω^)黒王よ、うぬは外で待っておれ

/ ,' 3 ヒヒーン

('A`) (やった……!)

('A`) (やったよお師さん!←店長)

('A`) (マニュアル外のアクシデントにも対応できたよ!)

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/08(水) 02:38:48.97 ID:WdV6r5NW0

( ^ω^)パラパラ

('A`) (ヒマだ……)

('A`) (外のごみ箱清掃したいけど、あのお客さんが店内にいるし)

( ^ω^)ヨミヨミ

('A`) (それにしてもデカいなあ、しかもマッチョ)

('A`) (俺もあれぐらい強そうな体だったら引きこもりにもならなかっただろうな……)

ピンポーン ピンポーン

('A`) いらっしゃいませー

(*・ー・)

190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/08(水) 02:39:34.91 ID:WdV6r5NW0

(*・ー・) ズンズン

('A`) (一直線にレジにきた……タバコかな)

(*・ー・)y=- チャキ

(*・ー・)y=- カネ

('A`) はい?

(*・ー・)y=- カネを出せといっているのだが

('A`)

('A`) (ああ、強盗か)

195:さるしね :2010/09/08(水) 03:00:48.23 ID:WdV6r5NW0

('A`) (確かマニュアルだと)

('A`) (おとなしくレジのお金を渡せばいいんだよな)

(*・ー・)y=- はやく

('A`) はい、少々お待ちください

('A`) (そんで通報ボタンを、と)ポチ

(#・ー・)y=- はやくするんだが

('A`) すいません、もう少々お待ちください

('A`) (そしてカラーボールを)

('A`) (投げるっ)

('A`)つ =====●ー・*)ベチョ

('A`) (あ)

('A`) (投げるのは犯人が逃げ出す時に、しかも足元にだった)

('A`) (しくった)

197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/08(水) 03:05:50.53 ID:WdV6r5NW0

(#・ー●) ななな

(#・ー●) 何をするんだが!俺はカネをよこせと言ったんだが!

('A`) 大変申し訳ございません!間違えてしまいました!

('A`) こちらのおしぼりをお使いください!

(#・ー∩)フキフキ

(#・ー●) 落ちるわけないのだが!

(#・ー●)y=- もういい!カネを出さないのなら死ねっ

('A`) ひぃ

199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/08(水) 03:09:21.59 ID:WdV6r5NW0

<おい

(#・ー●) なんだ!いまこっちは忙しいのだが!

( ^ω^)さっきから五月蝿いぞ、羽虫風情が

(#・ー●) ななな

(#・ー●) 誰が羽虫だ!いいかよく聞け!俺はブーン系小説覇者けn

( ^ω^)北斗

( ^ω^)剛掌波

( ^ω^)つ≡≡≡≡≡≡●ー・#)


( ^ω^)つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡ へぷぽっ

( ^ω^)少し、黙れ

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/08(水) 03:10:28.74 ID:WdV6r5NW0

('A`) ポカーン

( ^ω^)ふん

( ^ω^)朝まで立ち読みしようと思ったが興が削がれたわ

( ^ω^)おい、店員

('A`) ひゃい

( ^ω^)これをくれ

('A`) (『天の覇王 北斗の拳 ラオウ外伝』全五巻大人買いだと……)

( ^ω^)絵がな

('A`) はい?

( ^ω^)好きなのだ、長田悠幸のな

('A`)

('∀`) 私もです

おしまい
  1. 2010/09/08(水) 04:24:13|
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七夕じゃなくて誕生日の俺たち

47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/07(火) 18:40:51.88 ID:nRquJRqX0


(*´_ゝ`)っφ~~  るーるーるるー♪

~~φ(´<_`*)  るんるんるーん♪


(*´_ゝ`)っφ~~ たなばたのたんざくかき たのしいなおとじゃ!

~~φ(´<_`*) そうだねーあにじゃ!
         サンタさんはおれ達のおねがいきいてくれるかな?

(*´_ゝ`)っφ~~  あはは、いろいろまじってるぞーおとじゃー

49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/07(火) 18:42:01.14 ID:nRquJRqX0


(´<_`*)  うん、かけた!

(*´_ゝ`)  おっ みせろみせろ!

(´<_`*) えっ や、やだよはずかしいもん

(*´_ゝ`) なにがはずかしいんだよーみせろよう


ナァッテバー        □
   (*´_ゝ`)ノ(´<_`*)ノ  ヤーダッテー

キャッキャッ

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/07(火) 18:43:21.40 ID:nRquJRqX0

(´<_`*)  もー、しょーがないな
       ちょっとだけだぞー

(*´_ゝ`)  わーい!どれどれー


(´<_`*)っ□  これだよ


      ↑

   【あにじゃともっとなかよくなれますように】

53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/07(火) 18:44:42.26 ID:nRquJRqX0

(*´_ゝ`)  !

(´<_∩*)  やだもう、はずかしい…

(*´_ゝ`)っ□ なにがはずかしいもんか、おれのもみろおとじゃ!


っ□← 【おとじゃともっとなかよくなれますように】


(´<_`*) !あにじゃ…!


(*´_ゝ`) おれたち、おなじことかんがえてたんだな!

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/07(火) 18:45:18.33 ID:nRquJRqX0 [sage]
(´<_`*) へへ・・・うれしいな、あにじゃ

(*´_ゝ`) ああ・・・おれたちやっぱり


(*´_ゝ`)人(´<_`*)  さすがだよn


    |┃三             
    |┃              ガラリ
    |┃ ≡     、   
____.|ミ\___∬#´_ゝ`)
    |┃=___    \   
    |┃ ≡   )   人 \



Σ( ´_ゝ`)人(´<_` ) ビクッ

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/07(火) 18:46:11.25 ID:nRquJRqX0 [sage]

∬#´_ゝ`) アンタらさっきから何してんねん


( ´_ゝ`) なにって…

(´<_` ) 七夕ごっこだが


∬´_ゝ`)  …今日は何月何日よ


( ´_ゝ`) 9月7日だな

(´<_` ) そうだな

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/07(火) 18:47:01.67 ID:nRquJRqX0 [sage]

∬´_ゝ`)  ……で?

( ´_ゝ`) いやー別に。誕生日なのにだーれも触れてくれないから、
      ヤケになってやってたなんて事は全然ないよ

(´<_` ) そうそう。別に全然すねてなんかないよな。


∬´_ゝ`)  …あんたら何歳よ

( ´_ゝ`)  めでたく36歳になりましたが。

(´<_` )  それがなにか

60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/07(火) 18:48:13.12 ID:nRquJRqX0

∬´_ゝ`)  ここはどこよ

( ´_ゝ`)  姉者のマンションだな

(´<_` )  正確には姉夫婦のマンションだがな

( ´_ゝ`)  あ、姉者今から旦那さんの夕食の準備?俺たち手伝うよ

(´<_` )  ケーキは生クリームにしてくれ


∬´_ゝ`)   ………

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/07(火) 18:49:32.99 ID:nRquJRqX0



( ´_ゝ`)  ・・・・・・追い出されたな

(´<_` )  余裕ってもんがないよな姉者



(*´_ゝ`)  …気を取り直して今度は妹者のマンションに祝ってもらいに行くか!

(´<_`*)  正確には妹夫婦のマンションだがな!


\ケーキクライハゲットデキルトイイナ/ \ツイデニネドコガホシイナ/



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/07(火) 18:52:02.00 ID:nRquJRqX0

七夕じゃなくて誕生日の俺たち       おわり


でした。
間隔空けまくりでサーセン 
お目汚し失礼しました
  1. 2010/09/07(火) 20:18:14|
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(  ∀ )雨は止まないようです

249:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 09:07:58.92 ID:/KxKjMvM0

(  ∀ )「……」

灰色の空から降り注ぐ雨が、

傘もささない、僕の体を冷たく濡らす。

目の前の、ガードレールのふもとには、

死者をいたわる白い花。

僕の心の中にも、同じように雨が降り続いていた。



雨は――止まない――


250:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 09:10:08.50 ID:/KxKjMvM0






             (  ∀ )雨は止まないようです






251:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 09:12:03.33 ID:/KxKjMvM0
――

僕たちの出会いは極々単純なものだった。

ノパ⊿゚)「素直ヒートだあああ! よろしくなあああ!」

(; ・∀・)「あ、ああ、よろしく」(声でけえ……)

高校に入学したとき、隣同士の席になったのが始まり。
どこにでもある、ごく普通の出会いの一つに過ぎなかったね。
この時は、僕は君のことを歓迎しがたい存在だと思っていたっけ。

もっと早く、君と仲良くなっておきたかった、
なんて、今さらに思うんだけどね。

252:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 09:14:07.10 ID:/KxKjMvM0
――

( ・∀・)「あれ? 素直さん、今日の一限古典だよ?
      なんで世界史の教科書だしてんの?」

ノハ;゚⊿゚)「え? マジでか……?
      うおっ! 今日水曜日かよおおおお!」

君はそそっかしいから、よく忘れ物をしていたね。
そして、そのことに気付いた時にはいつもいつもこう言うんだ。

ノハ:-⊿-)人「頼む! 今日一日だけでいい!
        教科書見せてくれないか!」

(; ・∀・)「いや、別に構わないけど……
      こないだも今日一日だけって言ってたような……」

ノハ*゚⊿゚)「すまない! 恩に着るぞおおおおお!」

(; -∀-)「……まあ、いいけどね」

机をくっつけて、一冊の教科書を二人で覗き見るその様を、
周りの友達に、バカップルみたいとからかわれたこともあったね。
君は真っ赤になって否定して、僕はどうしていいかわからず困ってた。

思い返してみると、君のその反応は、
照れ隠しだったのかなあ、なんて思えなくもない。

253:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 09:16:31.83 ID:/KxKjMvM0
――

ノハ*゚⊿゚)「ケータイ買ったぞおおおおお!!」

( ・∀・)「おー、ようやく買ってもらえたんだね」

健全な高校生にとって、いつの間にやら必須となった携帯電話。
君の親御さんは”お前にはまだ早い”なんて言って、
頑なに君が持つことを反対していたんだよね。

それで、ようやく持つことを許されて、
買って一番に僕に見せびらかして、君は言ったね。

ノハ*゚⊿゚)「あどれす!!」

僕に向かって得意気に携帯を突きつけて、使いなれない言葉を言う。
そんな君の様子が、僕はおかしくてたまらなくて、ついつい吹き出してしまったんだ。

254:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 09:19:14.28 ID:/KxKjMvM0
ノハ*゚ぺ)「なんだよー、せっかく私がお前のあどれすを、
      栄えあるケータイメモリーの第一号にしてやろうと思ったのに」

(; ・∀・)「ご、ごめんごめん、ちょっとおかしくて……」

拗ねるような声を出しながらも、君は嬉しそうに僕に真新しい携帯を渡してくれたよね。
それで、赤外線機能で僕の携帯とアドレスを交換してから、
君は携帯のアドレス帳を見て、心底嬉しそうな表情を浮かべて言うんだ。

ノハ*^⊿^)「ありがとう!」

今でも目を瞑れば、あの時の君の笑顔がハッキリと脳裏に浮かぶ。

だって、

あの表情を見た時、

僕は君が好きだと気付いたんだから。

255:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 09:22:01.48 ID:/KxKjMvM0
――

ノパ⊿゚)「――!」

君との出会いから数カ月が過ぎて、
クラスの席替えの話がちらほら出てきた頃、
僕は君を放課後の屋上に呼び出して、自分の気持ちを打ち明けたんだ。

(; ・∀・)「迷惑……かな?」

僕の告白を聞いた後、しばらくの間、君は俯いて黙っていたよね。
何の反応もないことが怖くて、僕は手に汗握りながら、
恐る恐ると聞いたんだ。

君は、そんなことない、って、必死に首を横に振ってから、
顔を上げて言ってくれたよね。

ノハ*;⊿;)「……嬉しい」

そして、涙を流しながら、君は僕に抱きついてきたんだ。
その時の僕にはキスをするなんて度胸はなかったから、
僕の胸に顔を埋める君の頭を、優しくなでることしかできなかったよ。

256:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 09:24:13.81 ID:/KxKjMvM0
それから僕たちは、他愛もない話で笑いあったり、
二人きりでどこかに出かけたり、
恥ずかしがりながらも、手を繋いで歩いたりと、
どこにでもいるような恋人同士として、楽しい日々を過ごしてた。

あの時の僕は、君が隣にいることが当たり前のことになっていて、
僕が歳をとっても、同じように歳をとった君が隣にいると思っていた。

でもそれは――

大きな間違いだったんだ。

257:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 09:26:23.04 ID:/KxKjMvM0
(; ∀ )「はぁ、はぁ、はぁ……」

君が事故に遭った。

信じたくない報せが僕の元へと届き、
僕は、脇目もふらずに君が運ばれたという病院へと急いだ。

(; ・∀・)「す、すみません!
      今さっき、素直ヒートという子がここに運び込まれたって聞いて――」

息を切らせて、病院の受付に駆け込み、
ぐちゃぐちゃになってる頭の中から何とか言葉を絞り出して、
君の居場所を受付の人に尋ねた。

申し訳なさそうな表情で、看護師さんが僕を案内した場所は、
君の体が安置された、霊安室だったんだ。

258:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 10:00:59.96 ID:/KxKjMvM0
( ;∀;)「……」

先に中にいた君の親御さんに促され、
僕は嗚咽をこらえながら、君の顔にかけられた白い布を取った。

ノハ - -)

ベッドの上で物言わぬ体になった君の顔は、
事故に遭ったのが信じられないくらい綺麗だった。

( ;∀;)「ヒート……僕だよ……」

喉の奥から絞り出した声は、酷く情けない声だった。
だけど、君はもう、応えてくれはしない。

( ;∀;)「あ……あああああああああ……」

僕は君の冷たくなった体に、覆いかぶさるように崩折れた。
君がいなくなってしまったことが、僕には耐えられなかったんだ。

( ;∀;)「あああああああああ……!!」

痛いほどの静寂に包まれていた霊安室に、
僕の泣き声だけが響いた。

259:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 10:05:49.36 ID:/KxKjMvM0
――

あれから一年が経った。
世間では、一年は短いと言われるかもしれない。
だけど、僕にとってその一年は、とてつもなく長いものに感じられた。

(  ∀ )「……」

僕は一つ歳をとって、同い年だったはずの君の歳を追い越してしまった。

事故現場に献花をして、君のことを思う。
いつの間にか空が灰色に染まり、雨が降っていた。

だけど、僕はそこを動くことができなかった。

こんな僕の姿を君が見たらどう思うだろう。
きっと、「いつまでもくよくよするな、前を向け!」と、笑顔で背中を張るに違いない。

でも、僕はまだ歩き出せないんだ。

261:(  ∀ )雨は止まないようです :2010/09/04(土) 10:08:17.37 ID:/KxKjMvM0

雲の切れ目から太陽が顔を出し、

雨に濡れた、僕の体を優しく照らす。

目の前の、ガードレールのふもとには、

日を受け輝く白い花。

それでも、僕の心の中には雨が降り続いている。



雨は――止まない――
  1. 2010/09/04(土) 17:52:25|
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物語が終わるようです

214:物語が終わるようです :2010/09/04(土) 03:24:36.81 ID:U83AyvGm0

物語の終末は、切ないほどあっさりしている。

これが小説であったならば、その終わりに満足感を得ることができただろう。
これが劇であったならば、その終わりに幸福感を得ることができただろう。


(´<_` )


けれど、これは現実である。
残ったものは虚無感と憎い男の一部だけだ。


弟者は一人墓標の前にたたずむ。


思い出すのは物語が終わったあの瞬間のことだ。

215:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 03:27:23.80 ID:U83AyvGm0


(,,゚Д゚)「ようやく見つけたぞゴラァ」


屈強な男が睨みつけているのは、細い体をした男だ。


( ゚∀゚)「あー。お前は確か……」

(,,゚Д゚)「てめぇの足の弟だ」


ジョルジュは己の足を見た。


( ゚∀゚)「ああ、これか。
     お前の兄貴の足、すげーぞ」

(,,゚Д゚)「うるさい!」


怒りに任せて一歩踏み出す。
土が蹴り上げられ、ギコの体はジョルジュへと近づいていく。

216:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 03:30:24.28 ID:U83AyvGm0

( ゚∀゚)「お前も速いな」


でも、とジョルジュは薄ら笑いを浮かべながら続ける。


( ゚∀゚)「お前の兄貴の方が速い」


ギコがジョルジュの顎に拳を当てる前に、ジョルジュは先ほどと同じだけの距離をあけて立っていた。
小さく舌打ちをする。

数年前の兄の足に、自分はまだ届いていない。
屈辱を感じると同時に喜びも感じた。

尊敬していた兄は、まだ兄として己の前に存在しているのだ。
忌々しい男の足としてではあるが。


(,,゚Д゚)「ああ、そうだな」


不敵に笑い、ジョルジュの体を見る。
細い体ではあるが、その体は妙なバランスだ。

217:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 03:33:26.37 ID:U83AyvGm0

一瞬だけならば、違和感を持たない。
しかし、観察するようにその体を見れば奇妙な違和感を持つ。

ギコはその違和感の理由を知っていた。


(,,゚Д゚)「また誰かの体を奪ったか」

( ゚∀゚)「あれからもたくさん貰ったし、捨てたさ」


元々、ジョルジュが持っていた体など、心臓しか残っていないだろう。
彼は人の一部を己の体にすることができるのだ。

強い体を求め、今の部位よりも良い性能を持つ者を見つければ殺し、奪う。


( ゚∀゚)「オレもずいぶんと最強に近づいたものだ」

(,,゚Д゚)「己の体を捨てた奴が何を言う」

218:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 03:36:19.85 ID:U83AyvGm0

( ゚∀゚)「ヒャヒャヒャ。そうだな。オレの最強はオレの力じゃねーもんな」


無論、ジョルジュが今の体を鍛えればさらなる強さを得ることもできる。


( ゚∀゚)「でもさ、オレって努力とか嫌いだし」


強くなるための修行や努力がジョルジュは嫌いだった。
怠けものではあったが、強くなりたいという思いが人一倍強かった。

ジョルジュは自分の力を神からのプレゼントだと言う。
力を得たために怠けるようになったのか、怠けていたから力を得たのか。

堂々巡りの疑問にギコは鼻を鳴らす。


(,,゚Д゚)「どーでもいいさ」


目の前にいる憎い男が死ねばそれでいい。
尊敬していた兄を、誰よりもつよいと信じていた兄を殺した男だ。

そいつを殺せばギコの中で全てが解決する。

219:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 03:39:33.24 ID:U83AyvGm0

( ゚∀゚)「来いよ」


挑発に乗り、再びギコが駆け出す。
相手も、次は回避などという面倒なことをする気はないようだ。

剣が抜かれる。
生身の体で剣と戦うというのは無謀にしか見えないが、ギコには絶対の自信があった。

今の自分ならば剣を砕くこともできる。
刃が肉を裂く前に敵の骨を砕くことができる。


できないのであれば、死ねばいい。


その程度の覚悟はとうの昔にしていた。


(,,゚Д゚)「覚悟しろ!」


今まで修行を重ね続けていたギコの目が、一瞬の線を捉えた。
ジョルジュが放った剣筋ではない。
むしろ、線はジョルジュの心臓を狙っている。

222:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 03:42:48.74 ID:U83AyvGm0

( ゚∀゚)「うおっと」


線をあっさりと避ける。
地面には矢が刺さっていた。どうやら、線の正体はこの矢だったようだ。


「流石だな」


( ゚∀゚)「今日は客が多いな」


落ち着いた声が聞こえた。
余裕を見せつけるようにジョルジュはギコから目を離す。

この隙をギコが逃すはずもなく、一瞬で間合いを詰める。
狙うは内臓だ。


( ゚∀゚)「おっと。こっちのお客さんも放っておいたら失礼だよな?」


顔の向きはそのままで、ギコの拳を受け止めていた。

目の前にある現実が信じられなかった。

224:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 03:45:19.25 ID:U83AyvGm0

積み上げられていた自信が崩れていく。
自慢の拳が片手で受け止められてしまった。それも他の者を気にかけながらだ。


(,,゚Д゚)「くそっ……!」

( ゚∀゚)「んで、そちらのお客さんは?」


(´<_` )「…………」


現れたのは細目の男だ。
冷静そうに見えるが、体から抑え切れぬ殺気が溢れている。

おそらくは、彼も身内の体を奪われた者なのだろう。


(,,゚Д゚)「こいつはオレが倒す!」


拳は未だに掴まれたままだが、新たに現れた男へ吼える。
冷たい視線が返された。

227:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 03:49:36.33 ID:U83AyvGm0

(´<_` )「無理だろ。
       たぶん、オレだけでも無理だろうけど」


殺気を放っているわりに、弟者は冷静だった。
淡々と言葉を紡ぎ、矢をジョルジュに向ける。


(´<_` )「だから、協力しようじゃないか」

( ゚∀゚)「おー。怖いねぇ」


弟者の放った矢が、ギコの拳を掴んでいた手へ向かって飛ぶ。
ジョルジュは手を離し、後ろへさがる、その間に弟者はゆっくりとギコの方へと歩み寄った。

細い目の奥にある感情は読めない。だが、ジョルジュへ対する憎悪は同じなのだろう。
心の中で天秤が揺れた。

プライドを取るのならば、弟者の手を払わなければならない。


(,,゚Д゚)「……協力させてもらう」


これまでの自信は脆くも崩れ去った。
残された手段があるのならば、無様に手を伸ばさずにはいられない。

229:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 04:00:06.39 ID:U83AyvGm0

(´<_` )「なら、作戦はこうだ」


男は冷たい言葉で作戦を紡ぐ。
ギコはそれを黙って聞いていた。


(,,゚Д゚)「わかった」

( ゚∀゚)「作戦会議は終わったかー?」

(´<_` )「ああ」


静かに頷く。
ギコが駆けだした。弟者は矢を引く。

繰り出される拳をあっさりと避け、右足でギコの腹を蹴り上げる。
小さなうめき声の向こう側から、風を裂く音が聞こえた。

片足を上げている状態だ。簡単には避けられないだろうと思った。


( ゚∀゚)「よっと」


予想ははずれ、もう片方の足でさらに矢を蹴り砕く。

230:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 04:03:16.42 ID:U83AyvGm0


矢を蹴り砕く際の脚力で宙で一回転する。
地面に着地したジョルジュが見たのは、苦悶の顔をしながらも拳を握っているギコの姿だった。


( ゚∀゚)「うおっ」


始めて一発の攻撃を喰らう。
受けたのは腹でも顔面でもなく、足だった。

バランスを崩し、地面へと近づいていく。
どうにもできなくなった瞬間に、目に映ったのは矢の先端だった。


231:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 04:06:16.74 ID:U83AyvGm0

( ゚∀+)「あー。死ぬんじゃねーの」

(,,゚Д゚)「死ね」

( ゚∀+)「手厳しいねぇ」


ジョルジュの体は最強だった。
最速の足と、豪腕の腕。鋼鉄の体に先読みの瞳。それら多くを持っていた。


(,,゚Д゚)「あいつのおかげさ」


足がギコの兄から奪われたものならば、そこには鋼鉄の防御力などないだろうと告げた。
あの瞳は弟者の兄のものらしい。


(´<_` )「オレはお前の目を兄者の墓前に供えれたらいい」


矢が刺さったまま地面に倒れているジョルジュへと近づく。


( ゚∀+)「手荒な真似はやめてくれよー」

(´<_` )「だが断る」

232:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 04:09:28.45 ID:U83AyvGm0

目に突き刺さっている矢に触れる。
痛みを感じていないのか、ジョルジュはヘラヘラと笑ったままだ。


(,,゚Д゚)「…………」


殺すということにためらいはなかった。
そのために今まで生きてきた。だが、これは望んだ結末ではない。
自分の手で兄の仇をとったわけではない。


(,,゚Д゚)「……こんなんで諦められねえよな」


横目で見た弟者には迷いがなかった。
諦められないのはどちらも同じだ。ここで退いてしまえばすべてが無駄になる。
それが何よりも怖かった。


( ゚∀+)「実はさぁ」


矢が抜かれる。
目があった場所は空洞になり、赤い液体がわずかに流れている。

234:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 04:12:27.03 ID:U83AyvGm0

( ゚∀ )「いつかはこうなるってわかってたんだよな」


望んでいたと言い代えてもいい。
努力することが嫌いだった。努力しなくてもいい力があった。
退屈な時間が過ぎていく。泣きたいくらい何もない時間だ。

弟者はもう片方の目を取ろうと矢を握る。


( ゚∀ )「殺されるときにさ、何か言おうってずっと思ってたんだ」


例えば、呪いの言葉。
例えば、祝福の言葉。
例えば、命乞いの言葉。

( ゚∀ )「だけどさあ」


矢がぷつりと刺さる。


(  ∀ )「台詞は思いつかなかった、本当にゴメン」


両目を失った男は小さく呟いた。

236:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 04:15:19.82 ID:U83AyvGm0

(´<_` )「構わんよ」

(  ∀ )「そうか。それはよかった」


二人の言葉をギコは横で聞いていた。
兄の足を持って帰ろうとは思えない。そのためにここまできたわけではない。

ただ兄の影を追ってきただけだ。
なんとも虚しい結末だ。


(,,゚Д゚)「諦めていれば」


何か変わったのだろうか。
始めの一歩を諦めていればよかった。諦めは人生の毒だと言われるが、ギコはそう思わない。

追ってくるべきではなかったのだろう。
今ならばまだ人生をやり直せる。自分に言い聞かせた。

異常な二人を置いてギコは去って行った。

237:物語が終わるようです ※グロ注意 :2010/09/04(土) 04:17:24.91 ID:U83AyvGm0

物語の終末はあっさりしていた。
何も残らず、何も得ることができなかった。


(´<_` )「ま、取り返せたな」


腐りそうな瞳を見ながら小さく呟いた。
物語は終わってしまった。

何も映さないその瞳と同じ方向を向きながら、物語を閉じた。



  1. 2010/09/04(土) 17:43:39|
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( ゚∀゚)夕凪天下一武闘会のようです

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:09:58.10 ID:aXMzN68W0
  _
( ゚∀゚) 干ばつに苦しむ村の人たちの為に、なんとか天下一武闘会で優勝して
     優勝賞金で水をたらふく買って帰るんだ。オラわくわくしてきたぞ


( ・∀・) へへ。田舎もんが!なにヌカしてやがる!
  _
( ゚∀゚) さて、受付はあっちかな…

( ・∀・) おい田舎もん。おい。ねえ。あの、すいませんちょっと…
  _
( ゚∀゚) トイレ?トイレなら西の方角へ30キロほど行った所にちょうどいい草むらがあるよ

( ;・∀・) トイレじゃねえよ!……もっといい場所あるだろ!!

2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:13:10.16 ID:aXMzN68W0

( ・∀・) 優勝するっつってたなあ。天下一武闘会はそんなに甘い場所じゃないんだぜ
  _
( ゚∀゚) でも僕が勝たないと村の人たちが…

( ・∀・) ハッ!無理なもんは無理だ。諦めな
      優勝はこの俺、ハリケーン疾風ウィンドでおなじみモララー様が頂くのさ!
  _
( ゚∀゚) 風の谷の方ですか?


< ほっほっほ。馬鹿なことを言うのですね
  _
( ゚∀゚) フリーザ!?

( ;・∀・) マジで!?

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:16:00.49 ID:aXMzN68W0

/ ,' 3 ワシじゃよ

( ・∀・) …誰だよ
  _
( ゚∀゚) フリーザじゃなかった

/ ,' 3 ワシを知らんとは、ほっほっほ。どこの田舎から来たのかね

( ;・∀・) なんだと!


/ ,' 3 ワシは前大会優勝者、暁の疾風モラトリアムで名が通っている荒巻じゃ
  _
( ゚∀゚) 疾風が被ってる!

( ;・∀・) ゲェー!熾烈を極めたと言われる前大会の覇者…!

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:18:07.94 ID:aXMzN68W0

/ ,' 3 ハリケーン疾風ウィンド?知らんのお…

( ;・∀・) うるせー!本物の疾風は俺だ!

/ ,' 3 どちらが本物の疾風かどうか、戦ってみればわかるぞい

( ・∀・) ふん。おまえと戦えるのを、楽しみにしておくぜ

/ ,' 3 でかい口叩けるのも今の内じゃて


< 底辺同士でいがみ合うとは。醜い争いだな

/ 。' 3 なんじゃと!誰じゃ!

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:23:53.79 ID:aXMzN68W0

('A`) この無限大の宇宙(そら)の下で、虫けらとして散るがいい…
  _
( ゚∀゚) セリフだけ妙に格好いい!

( ;・∀・) 誰だてめえは!セリフだけ妙に格好いいな!

('A`) クックック…見た目も格好いいだろ?

/ ,' 3 名を名乗れ!

('A`) 俺は紅蓮疾風ダイナマイト疾風ドラゴンのドクオ。第一回大会の優勝者さ
  _
( ゚∀゚) 疾風二個ついてる!

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:26:02.85 ID:aXMzN68W0

('A`) 本物の疾風は俺さ。顔もどことなく疾風って感じだろ

/ ,' 3 むしろそよ風

( ・∀・) 扇風機ですらおこがましい
  _
( ゚∀゚) じめっとした風を感じる

('A`) あ、駄目だ…精神攻められると家に帰りたくなる…
    なんかNHKとか見たくなる……もう帰りてえ……

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:29:26.84 ID:aXMzN68W0


  _
( ゚∀゚) そんなこんなで受付に来たぞ!



('、`;川 うわびっくりした!なによ急に一人言なんて喋って…
       はいこの紙に名前書いて。これから予選が始まるから
  _
( ゚∀゚) 予選ってなにするんですか?

('、`*川 まずは数学と国語と英語。それから歴史・物理・化学・哲学から選択で2教科ね
  _
( ゚∀゚) センターテストみたいですね

10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:32:05.27 ID:aXMzN68W0
  _
( ゚∀゚) さあ予選も終わって大分絞られたぞ。ほとんど解けなかったけど一応受かった
      これから本戦だ。頑張るぞ




(-@∀@) レディィィィィィスエエエエンドサムシング!
       ただいまより、天下一武闘会の本戦を始めます!

   \わーわー!/

(-@∀@) 戦いはトーナメント方式。今からそれをクジで決めたいと思います

12:【小吉】 :2010/09/01(水) 03:37:38.30 ID:aXMzN68W0
  _
( ゚∀゚) やった!シードの権利を得たぞ!



( ・∀・) よう田舎もん
  _
( ゚∀゚) 疾風なんとかさん

( ・∀・) モララーだ。どうやら俺とおまえは2回戦目で戦うみたいだな
  _
( ゚∀゚) よろしくお願いします

/ ,' 3 勝った方がわしと、3回戦目で当たるようじゃ

( ・∀・) ククク。逃げるなら今の内だぜ

('A`) そして、決勝で俺と当たる…てか


  _
( ゚∀゚) 手強そうだが…やるしかない!

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:42:03.49 ID:aXMzN68W0


(-@∀@) さあ1回戦が終わりました!これから2回戦目を始めます!



  _
( ゚∀゚) おっと、僕の番だ。急がないと

ξ゚⊿゚)ξ 私の相手はあんたのようね
  _
( ゚∀゚) あれ?モララーさんは?

ξ゚⊿゚)ξ あの疾風なんとかってやつ?
       一発殴ったら場外まで吹っ飛んで場外負けになったけど…
  _
( ゚∀゚) そうなんだ…僕は負けないよ

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:45:25.31 ID:aXMzN68W0
  _
( ゚∀゚) 激戦の末になんとか倒したぞ
     ツインテールが弱点だと信じて執拗に髪を引っ張ったのが功をそうした



(-@∀@) いいファイトが続きます!それでは3回戦行ってみましょう!
  _
( ゚∀゚) 次も負けないぞ!

|゚ノ ^∀^) 私だって負けないからね
  _
( ゚∀゚) あれ?荒巻さんは?

|゚ノ ^∀^) あの疾風なんとかっておじいちゃん?
      開幕で入れ歯が取れて、入れ歯を取ろうとしてる所にチョップを入れ続けたら
      髪の毛が全部抜けて失神したわ
  _
( ゚∀゚) そうなんだ…僕の髪の毛は抜かせないぞ

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:49:14.20 ID:aXMzN68W0
  _
( ゚∀゚) 危ない所だったけどなんとか勝った
     ジャニーズ好きだと信じて嵐の悪口を言い続けたのがいいカウンターだったらしい



(-@∀@) さあとうとう決勝戦だ!はしょりにはしょった激戦がこれで終わる!


  _
( ゚∀゚) 決勝も頑張るぞ

ミセ*゚ー゚)リ ふふふ。私を甘く見ないことね
  _
( ゚∀゚) あれ?ドクオさんは?

ミセ*゚ー゚)リ あの疾風が2回つく人?蔑んだ視線を送ったら髪の毛が全部抜けて
       場外まで吹っ飛んでそのままNHK観に帰ったわ
  _
( ゚∀゚) そうなんだ…まいんちゃん録画しとくの忘れたのかも

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:53:33.47 ID:aXMzN68W0

ミセ*゚ー゚)リ 私は絶対に負けない。優勝賞金でブランドもののバッグを買うの
  _
( ゚∀゚) 僕も負けないよ。村の人たちが干ばつで苦しんでいるんだ。水を買って帰るのさ

ミセ*゚ー゚)リ 水?水なら水道から汲めばいいじゃない
  _
( ゚∀゚) だから干ばつのせいで…え?水道…え?

ミセ*゚ー゚)リ この街で水を買う人はいないわよ
  _
( ゚∀゚)



(-@∀@) ダウーン!ジョルジュ選手、意識を失っています!これはKOだーーーー!

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:55:28.03 ID:aXMzN68W0

ミセ*゚ー゚)リ やったー!私優勝?

(-@∀@) 優勝です!おめでとう!

ミセ*゚ー゚)リ 賞金は私のものよー!

(-@∀@) 賞金?なにを言っているんですか

ミセ*゚ー゚)リ え?

(-@∀@) 今年から賞金じゃなくて、賞品を送るようになったんですよ
 つ○   はい、どうぞ。優勝賞品のたわしです

ミセ;゚-゚)リ ええぇぇーーーー!!??賞金無いの!?…たわし!!???

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:58:47.88 ID:aXMzN68W0

(-@∀@) それと、優勝者には名誉として通り名が与えられます
       今回優勝したミセリさんには「疾風のケミカルホットケーキ」を名乗って頂きます!

ミセ;゚ー゚)リ たわしよりいらねえ!!賞金よこせぇぇー!



  _
( ゚∀゚) 僕の苦労はなんだったんだ…

(-@∀@) ああ、それから準優勝者には東芝様より、電子レンジが贈呈されます
  _
( ゚∀゚) っっっっしゃあ!!!!




21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/01(水) 03:59:22.24 ID:aXMzN68W0 [sage]
終わり





( ゚∀゚)夕凪天下一武闘会のようです
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1283278198/
  1. 2010/09/01(水) 06:35:23|
  2. 短編まとめ
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