ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

(´・ω・`)はかき氷屋さんのようです。

63:(´・ω・`)はかき氷屋さんのようです。 :2010/06/30(水) 17:17:02.18 ID:5BJn3LoT0
とある夏祭り

(´・ω・`) 「らっしゃいらっしゃい、かき氷一杯300円だよー」

('A`)「おっちゃん、ブルーハワイ一つ」

(´・ω・`) 「あいよー」

店長のショボンが電動かき氷機に紙のカップをセットすると、けたたましいモーター音と共にカップの中が
純白の氷で埋め尽くされ、すぐさまそのキラキラと輝く白い氷は真っ青なシロップで埋め尽くされた。

('A`)「毒々しい、だがそれがいい」

(´・ω・`) 「お、丁度ブルーハワイのシロップがこれで切れたよ。運が良いな。ほらよー」

ドクオは代金と引き換えにかき氷を受け取ると、すぐさまストローで出来たスプーンで氷を口へと運んだ。

(*'A`)「うひょー!つめてー!」

脳天を突く冷たさに片手でおでこを押さえながら嬉しそうに悶えるドクオ。
そんなドクオの横に、いつの間にか一人の少女が立っていた。

(*゚ー゚)「・・・」

(´・ω・`) 「お?お嬢ちゃん、らっしゃい。かき氷食べるのかい?」

(*゚ー゚)「…」

64:(´・ω・`)はかき氷屋さんのようです。 :2010/06/30(水) 17:18:38.44 ID:5BJn3LoT0
(*'A`)「ん?」

かき氷に夢中だったドクオもようやく少女の存在に気付いた。

(*゚ー゚)「風鈴、下さい。」

(´・ω・`) 「風鈴…?」

(*゚ー゚)「うん」

('A`)「…?」

(´・ω・`) 「お嬢ちゃん、すまないけど、ここはかき氷屋だから風鈴は売ってないんだ。」

(*゚ー゚)「…」

('A`)「…」

(*゚ー゚)「…だめ?」

(´・ω・`) 「いや、ダメってわけじゃなくて無いんだ。あるなら売ってあげたいけど無いから売れないんだ。」

(*゚ー゚)「…」

('A`)「シャリ…かき氷おいひ」

65:(´・ω・`)はかき氷屋さんのようです。 :2010/06/30(水) 17:20:27.62 ID:5BJn3LoT0
(´・ω・`) 「…」

(*゚ー゚)「…」

(;´・ω・`) 「…」

(*゚ー゚)「…」

(;´・ω・`) 「わ、わかった!ちょっと待ってなさい!」

(*゚ー゚)「うん!」

('A`)「おぉ…おっちゃん風鈴なんか持ってたんですか?」

(;´・ω・`) 「そんなもの持ってるわけないだろ…えっと…」

そう言うとショボンはかき氷のカップを一つ手にとって裏返し、アイスピックで底の中心に小さな穴をあけた。

('A`)「…」

(´・ω・`)「あとは荷造り用のたこ糸が…あったあった、えーと後は…」

ショボンはブツブツと独り言を洩らしながら底にあけた穴にたこ糸を通した。

(´・ω・`) 「んぅ…後は何か硬いもの…」

辺りをキョロキョロと見渡すと、調理台の上に空になったブルーハワイシロップの瓶と、プラスチックで出来た蓋が置い

てあった。

67:(´・ω・`)はかき氷屋さんのようです。  :2010/06/30(水) 17:22:07.51 ID:5BJn3LoT0
(´・ω・`)「お、いいねぇ」

店長は瓶の蓋を手に取るとカップの底に通したたこ糸に括りつけた。

('A`)「シャリシャリ…なるほど…」

(´・ω・`)「あとは長さを調節すれば…」

瓶の蓋が丁度カップの縁に隠れるほどに長さを調節し、底から突き出た分を丸く輪のように括り持ち手を作った。

(´・ω・`)「はいよ、お嬢ちゃんお待たせー。かき氷屋さん特製風鈴だよー」

(*゚ー゚)「ありがとー!」

ショボンから手渡された手作り風船を少女は嬉しそうに両手で受け取った。

カラカラ…

(*゚ー゚)「…」

(´・ω・`)「…」

('A`)「シャリシャリ…」

紙のコップとプラスチックの蓋で出来た風鈴だ、当然綺麗な音なんて出るわけがない。

カラカラ…

少女が風鈴を揺らす度に乾いた音が聞こえた。

68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/30(水) 17:24:06.99 ID:5BJn3LoT0
(´・ω・`)「お嬢ちゃん、ごめんよ」

(*゚ー゚)「良い匂い」

少女はカラカラと風鈴を鳴らしながら風船に顔を近づけ嬉しそうに笑っていた。
それを見てドクオも思わず風鈴に顔を近づけた。

('A`)「くんくん…お、ブルーハワイ。」

(*゚ー゚)「かき氷屋さんの風鈴は良い匂いがするんだね!」

(´・ω・`)「おうよ!」

(*゚ー゚)「おじさん、ありがとー!」

少女は満面の笑みでお礼を言うと、祭りの中へと消えて行った。

(´・ω・`)「ふぅ…」

('A`)「おっちゃん、男前ー」

(´・ω・`)「だろ?」

('A`)「俺も風鈴欲しい」

(´・ω・`)「300円な」

('A`)「…」

おしまい
スポンサーサイト
  1. 2010/06/30(水) 21:06:08|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<川*` ゥ´)ロケット団のようです(@∀@-) | ホーム | 総合短編>>

コメント

面白かったよ
作者gj
  1. 2010/07/01(木) 20:17:54 |
  2. URL |
  3. 名のある名無し #-
  4. [ 編集 ]

ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
どっくんからは金とるのなw
  1. 2010/07/01(木) 15:27:40 |
  2. URL |
  3. 名のある名無し #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://potenta.blog13.fc2.com/tb.php/241-25772247
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。