ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

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ξ゚⊿゚)ξ星に願いをのようです

252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/12/11(金) 06:08:06.30 ID:za9ZrNNzO



ξ゚⊿゚)ξ星に願いをのようです




253:ξ゚⊿゚)ξ星に願いをのようです :2009/12/11(金) 06:10:26.54 ID:za9ZrNNzO

まっくらな夜に皓皓と輝く月、それにたくさんの星達。
それらすべてを独占するように仰向けで空を見上げる女がいた。

ξ゚⊿゚)ξ「……」

彼女の名はツン。

ツンが寝転ぶそこは広く、見晴らしの良い丘の上。

ξ゚⊿゚)ξ「キレイ…」

星々の瞬きに合わせて瞬く瞳には、月に重ねた恋しい人の影が映る。

ξ-⊿-)ξ「月と重ねる想い人……なんて、ね。
       我ながらロマンチックだこと」

ξ゚⊿゚)ξ「あ、流れ星……」

流星がキラリと夜空を横切る。
ツンは目を閉じ、願いを懸ける。
だが、無情にも流星は消えていた。


254:ξ゚⊿゚)ξ星に願いをのようです :2009/12/11(金) 06:12:23.32 ID:za9ZrNNzO

小さなため息。
本来なら家で、二人でペアのティーカップに彼の好きなダージリンを注いで。
安らかな時間を、楽しんでいた筈なのに。

つまらない事で、つまらない喧嘩をして、飛び出してしまった。
今頃、彼は割れたカップを片付けているのだろうか。
そんな後悔ばかり押し寄せる。

ξ゚⊿゚)ξ「…寒いわね」

もう、熱々だったポットのダージリンは飲めないぐらい苦く、また冷めてしまっただろう。
ペアだったティーカップは割れてしまった。

視界が、涙で揺らぐ。

なぜ、彼の意見に少しでも譲歩出来なかったのか。

ひねくれ者だな、とツンは自嘲した。
また、ため息が出た。


255:ξ゚⊿゚)ξ星に願いをのようです :2009/12/11(金) 06:14:34.91 ID:za9ZrNNzO

( ^ω^)「やっぱりここにいたんだお?」

ξ;゚⊿゚)ξ「!」

ツンは声に驚き、起き上がって後ろを振り向いた。
その視線の先には彼女の恋人、ブーンがいた。

ブーンの手には薄茶の毛布が握られており、彼は毛布を彼女にそっと羽織らせた。

( ^ω^)「ここは風が強くて寒いお?
       家に帰ったらまたお茶を淹れなおすお」

ξ;゚⊿゚)ξ「なんで……」

ここが、という声は彼女の喉から出なかったが、ブーンはその意味を理解していた。


256:ξ゚⊿゚)ξ星に願いをのようです :2009/12/11(金) 06:16:27.78 ID:za9ZrNNzO

( ^ω^)「ツンは昔からここが好きだったお!
      ……それに僕、言い過ぎたお。ごめんだお」

ξ゚‐゚)ξ「……私こそ、言い過ぎたわ」

その先言うべき言葉が出ず、困るツン。
そんな彼女に優しく、ブーンは言った。

( ^ω^)「気にするなお。ツンとは長い付き合いだから、わかるお。
      僕も熱くなり過ぎただけだお
      だから水に流して、早く帰るお」

ξ;⊿;)ξ「ブーン……」

二人の手が重なりそうになった時。

       ドーン!!!!!

爆音と共に何かが二人のいる所に落下した。


257:ξ゚⊿゚)ξ星に願いをのようです :2009/12/11(金) 06:18:39.97 ID:za9ZrNNzO

ξ;゚⊿゚)ξ;^ω^)「!?」

二人がいる所から十メートルぐらい離れた所から、煙がもうもうとあがっていた。
数秒あって、突然の事に思考を停止していた脳が動きだし、あれはなんだ?
そう考え始めた時。

のそりと何かが動いた。
暗くてよく見えないが、丸い生き物のようである。
生き物は二人の所へやってきた。

/ ,' 3「こんばんは、お二人さん」

ξ;゚⊿゚)ξ;^ω^)「喋ったー!!!?」

話しかけて来たそれは、どう見てもアザラシのような生き物だ。
違う所があるとすれば、丸い。かなり。

/ ,' 3 「荒巻と言うのじゃが、ここはガニメデの宴会場ではないのかの?」

(;^ω^)「ガニメデ?」

ξ;゚⊿゚)ξ「知らないわ」


258:ξ゚⊿゚)ξ星に願いをのようです :2009/12/11(金) 06:20:46.56 ID:za9ZrNNzO

/ ,' 3 「また違う星か…ワシも年老いたもんじゃ」

ξ;゚⊿゚)ξ;^ω^)(なんだこいつ……?)

/ ,' 3 「まあ、ここで会ったが百年目じゃ。
    流れ星のワシが願いを叶えてやろう」

ξ;゚⊿゚)ξ「はぁ?」

( ^ω^)「あ、じゃあポテチくださいお
      リッチコンソメ味の」

/ ,' 3 「良かろう。びびでばびでブー!!」


    *``・*。
    |  `*。
  ,。 _∩_  * キラッ☆
 + /,'3 丶*+゚
 `*⊂   |*゚*
  ゚と・+。*・゚ +゚
  ☆ `(ノ′ 。*
  `・+。*・+ ゚


259:ξ゚⊿゚)ξ星に願いをのようです :2009/12/11(金) 06:23:24.44 ID:za9ZrNNzO

荒巻が呪文を唱えるとブーンの目の前にポテトチップスが現われた。

( *^ω^)「おぉ、ポテチだお!
      ありがとうだお!!」

/ ,' 3 「ふぉっふぉっふぉっ。礼には及ばんよ」

ξ*゚⊿゚)ξ「……アタシの願いも、いいかしら?」

/ ,' 3 「あぁ、お嬢ちゃんの願いはもう叶えたよ」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」

/ ,' 3 「今度は間違わぬようにしなされ。
    っと、いかん。仲間から早く来いと電波が来ておる」

ではの、そう言って荒巻はその丸い体を浮かび上がらせて、空へ飛んでいった。

( ^ω^)「ありがとだおー!」バリバリ

ξ゚⊿゚)ξ「結局なんだったのかしらね、あのアザラシ」

(;^ω^)「知らないけどツン酷いお」

ξ゚ー゚)ξ「ま、そんな事より早く帰りましょ!」

二人は嬉しそうに手をつないで帰っていった。


260:ξ゚⊿゚)ξ星に願いをのようです :2009/12/11(金) 06:25:12.52 ID:za9ZrNNzO

/ ,' 3 「さてさて、珍しく簡単な望みだったからの
    ワシも嬉しいぞい」
ガニメデ目指して飛んでゆく荒巻もまた、嬉しそうだ。


( ^ω^)「そう言えばツンは何をお願いしたんだお?」

ξ*゚ー゚)ξ「ふふ、内緒よ」

(;^ω^)「ズルいおー」

ξ*゚⊿゚)ξ(少しは、素直になれますように)


おわり
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  1. 2009/12/11(金) 15:52:34|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<ショボンは、夢を見るようです | ホーム | ('A`)川 ゚ -゚)長ったらしい関係のようです>>

コメント

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  1. 2009/12/13(日) 01:01:51 |
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  3. 名のある名無し #-
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