ひとくちlw´‐ _‐ノvくりぃむ

ブーン系作品まとめブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

( ・∀・)鏡のようです

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/22(土) 22:59:26.03 ID:oSlvSzpS0
今日、キミはこの部屋を出て行く。
これから僕は、僕の世界はどうなるのだろうか……


( ・∀・)鏡のようです








57:( ・∀・)鏡のようです :2010/05/22(土) 23:00:18.21 ID:oSlvSzpS0
付き合い始めてからは3年、同棲を始めてからは1年。

今思えば、お互いがお互いに依存していたのかも知れない。
そして、お互いがそれをよしとしなかったのかも知れない。


だからなのかは解らないけれど、キミが唐突に切り出してきた別れ話も思いのほかすんなり受け入れる事が出来た。


そして今日、君は僕の家を出て行く。
僕はキミの姿を、その瞳を、目に焼き付けていた。


ζ(゚ー゚*ζ「じゃあ……、そろそろ行くね
       今までありがとう。さよなら」

そうしてキミは、僕の家から出て行った。
そっけなく出て行ったのは、キミなりの最後の気遣いだったのだろうか。

58:( ・∀・)鏡のようです :2010/05/22(土) 23:01:40.64 ID:oSlvSzpS0
そしてドアが閉じると、僕は突然めまいを覚えた。

……あれ?
ここは何処だろう?
僕は一体……?


( ・∀・)「……」


その瞬間、僕の世界はガラリとその色を変えた。
見慣れたはずの自分の部屋も、窓から見える景色も、急に分からなくなってしまった。

僕は、自分自身を見失った。

60:( ・∀・)鏡のようです :2010/05/22(土) 23:02:27.25 ID:oSlvSzpS0
( ・∀・)「……そうか」


この時、僕は初めて気づいた。



キミは、僕の鏡だったんだね。


僕が笑うと、キミも笑った。
僕が怒ると、キミも怒った。

僕が見栄を張ると、キミも見栄を張った。



……その時、僕は微かな違和感を感じた。

61:( ・∀・)鏡のようです :2010/05/22(土) 23:03:41.07 ID:oSlvSzpS0
そうか。
僕はキミの鏡でもあったんだね。

キミが笑うと、僕も笑った。
キミが怒ると、僕も怒った。

キミが僕を愛したから、僕もキミを愛した。



いつから、僕らこんな関係になったのだろうか。
いつから、僕らはお互いを映す鏡になったんだろうか。


本当の僕は、本当のキミは、
今、どんな姿なんだろうか。


それとも僕は、また新しい鏡を求めるのだろうか。

その時、僕は知らず知らずの内に、鏡の迷宮に迷い込んだ。


……本当の僕は、どこに居るの?
……本当の僕は、だれ?


( ・∀・)鏡のようです
スポンサーサイト
  1. 2010/05/23(日) 22:08:55|
  2. 総合作品まとめ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<( ^ω^)は現実的ヒーローのようです 第一回 | ホーム | / ,' 3作家先生はご趣味でご多忙のようです>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://potenta.blog13.fc2.com/tb.php/180-fa709620
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。